すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ十蔵、強い。
のすけ先生は、両親の起こした事件のトラウマから、家族を作ることを拒み、人との間に高い壁を作ってきた。幼い頃から想いを寄せている希理にも、簡単には応えない。
でも犬にはその壁がない。のすけ先生は犬を拒まないし、ちゃんと診て、触れて、向き合う。希理が友人から預かったノーフォーク・テリアのジュジュは、その懐に高速の寄せで滑り込む。知らない人にも飛びついて甘え、顔を近づければペロペロなめる。あの人懐っこさなら、希理との間にあった壁だって自動ドアみたいに開けてしまう。ジュジュがいることで、希理の家にのすけが自然と入り込むようになる。
うちのトイプードルのこむぎも、人懐っこさでは群を抜 -
Posted by ブクログ
2021年に読んでいて、再読。
内容はすっかり忘れてしまっていたのに、
「すごく好きな本」という感覚だけは覚えていた。
約500ページとボリュームはあるけれど、面白くて、電車を待つホームでも続きを読みたくなってしまうくらいで、あっという間に読み終えた。
主人公・都と同年代の今、読み返すと共感しかなかった。
親の病気、恋人との関係、仕事への迷い。どれも他人事じゃなくて、じわじわと自分の中に入り込んでくる感じ。
特に印象に残ったのは、そよかの言葉。
「都さんの迷いの根本は、
自活できる経済力がないことなんじゃないですか。
(略)人にはいろんな事情や背景があって、たとえば家族の介護をしてたり -
Posted by ブクログ
あたしはハルを愛してる
だから彼にもう一度会えて嬉しい。
私は純も好きだ。この本のキャラクターの中で多分1番普通で多彩。彼がいるからイロモノたちが輝く。それでいて脇役じゃないから素晴らしい。5人揃ったエピは純がいたから引き締まった。
フランツ。
絵に描いたような王子様。
王子様であり冷徹なビジネスマンであり、しっかり愛情も持てる人。彼の幼少期のエピソードは、好きというには憚られる内容ではあるがとても良い。
フランツ引退の石の花も良かった。
でも彼のヤキモチを見せつけられたモリーナの役のエピソードが1番好き。
ハルが好きなのか、ハルと関わる彼らが好きなのかよくわからなくなる。
でもやっぱり -
Posted by ブクログ
苦味も、香りも、深みも、のどごしも。全部ビールの個性なら、人生のつまずきだっていつかきっと私たちの一つの風味になる。
一杯のグラスに注がれた多様性が、窮屈な日常を少しだけほどいてくれるような作品。
働き方、性的マイノリティ、ジェンダー、アルコールとの距離感などなど…
日々の何気ない生活のなかで、生きにくさを抱える人々の心の機微が丁寧に描き出されている。
偶然出会った一杯や、そこから広がる人との縁。
好きなビールをきっかけに、世界が好転していく予感がここち良い。
自分らしくいていいのだと、静かに背中を押してくれる感じがします。
クラフトビールの勉強にもなりますし、飲めない人でも楽しめます。 -
ネタバレ 購入済み
この巻だけ読めていなかったので、安くなっている時に購入しましたぁ~
ちょっとずっと気にはなっていたんだよねぇ~
あー、すっきりした!!さすがケンゴウ!男前!
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