すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「鉄ちゃん」という鉄道ファンへの呼称は、自分の世代がブルートレインの撮影に熱狂したあたりから出てきたように思います。「鉄ちゃん」まで至らなくても、鉄道に心動くものは誰もが持っているようです。先日も海外に住んでいる友達が東欧の蒸気機関車の旅の動画を送ってくれました。でも我々世代の鉄道への眼差しには鉄路が日本の隅々まで行き渡っている時代が終わっていくノスタルジーのフィルターがかかっているような気もします。この本棚にも入っている「廃線だけ 昭和の棄景」「廃線だけ 平成・令和の棄景」はそんな気分の写真集です。だけど本書は明治5年に初めて日本の国土を走り始めた鉄道の成長期、そして青春時代を明らかにします。それは構造線と火山、峠と盆地、半島と海峡という日本の地形との戦いであったことがわかります。二次元の地図にしてしまうと単なる線になってしまう鉄路がこんなにダイナミックなものであったのか、と驚くばかりです。近代化に突き進む日本の熱い物語です。頻出する地図の本線に併記された検討線の物語が鉄道だけでなく日本の歴史のIFを想像させます。それにしても路線検討には軍事という観点がここまで反映されていたことにも驚きを感じました。なぜ今、リニアがあの路線を選ぶのか、というのも150年の積み重ねがあることがわかります。また静岡での反対運動についても鉄道が国土に及ぼすインパクトの歴史の一端なのでしょう。最近の激甚災害で変わる地形の画像を見ると鉄道は永遠のインフラではなくてフレキシブルな手段なのだとも思います。だからと言って日本が新幹線だけの国になるのにも疑問があります。近代化を超えた成熟日本、あるいは衰退日本。これからの鉄道のデザインと日本のデザインについての著者の見解を知りたくなりました。この本、決して「鉄ちゃん」的な人のためだけに、あるのでは無いと思います。
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Posted by ブクログ
心身ともに長く元気でいるための方法が書かれています。
季節ごとに意識したり、ちょっと疲れてるかも、なんとなく上手くいかないかも、という時に読み直したい本。
おわりに、の堀江さんの言葉がすごく良かった。
ざっくりこんなことをおっしゃっていました。
「統計とは違って、そのひと個人にとっての可能性は常にフィフティフィフティ
なんでも意味を捉え直して肯定したらいい
一度きりの人生、肯定しなくてどうするんだと
そのために、物事を探求していくこと、知ることに意味がある
閉経や更年期も前向きなもの
そもそも、せっかくなら良い意味で物事を見たほうが人生絶対にお得
意外と人間はシンプル
元気だったら気持ちも明るいし、ものごとが前向きに受け取れ考えられる
だったら絶対に元気なほうがいい
そんなことをまるっと伝えたくてこの本を書いた」
これからの人生、さらに楽しもう!という気持ちにさせてくれました。
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Posted by ブクログ
ウイスキー好きなので、書店でタイトルが気になって手に取ってみると、ブレンダーである著者は同郷の方だったので迷わず購入。
故郷の山梨には白州蒸溜所があり、現在のサントリー主席ブレンダーは同じく山梨出身の輿石さん。山梨はウイスキーとの縁が深い。
私は自身を味音痴と自覚するが、ウイスキーは明らかに違いがわかる。
サントリー角や響といったものは原酒を組み合わせているもので、その配合をブレンダーの方々が作り上げているのだ。
本書ではお店で買えるウイスキーは商用品なので一部のマニア向けではなく、一般に受け入れられるものを作っていると言っている。
計り知れない苦労はあるだろうが、憧れを感じる職業だ。
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Posted by ブクログ
【この本は結局何を伝えたいのか】
子育てに「絶対的な正解」はない。
大切なのは、親の思い通りに子供を変えることではなく、その子に合った環境をつくり、その子らしく成長することを支えること。
子供を変えようとする前に、まず親の考え方・接し方を変える。
「どうすれば子供が良くなるか」ではなく、**「どうすれば今を楽しく過ごせるか」**を考えることが、子供の自主性や自己肯定感につながる。
【各章の要点】
第1原則:子育てに正解はない
子供の性格・才能・家庭環境によって、合う方法は違う。
育児情報は「正解」ではなく「選択肢」として捉え、子供に合う方法を試していく。
第2原則:行動より先に心を変える
指示・命令・説得では子供は動きにくい。
褒めるよりも「認める」ことを意識し、親自身が楽しむことで、子供にもその雰囲気が伝わる。
第3原則:親が変われば子供も変わる
子供の行動が変わらないときは、子供ではなく自分のアプローチを見直す。
反抗も「今までとは違う対応をしてほしい」というメッセージとして捉える。
第4原則:上からではなく水平目線で接する
子供を一人の人間として尊重する。
親が選択肢を示し、最終的な決定は子供に任せることで、自主性と責任感を育てる。
第5原則:「良くする」より「楽しくする」
「もっと良くなってほしい」という思いが強すぎると、親子ともに苦しくなる。
他人と比較して矯正するのではなく、その子が楽しく取り組める環境を考える。
第6原則:今日の子供には二度と会えない
子供が言うことを聞かないことより、親がイライラしてしまうことが問題。
「この子なら大丈夫」と信頼し、今この瞬間の子供を一人の人間として尊重する。
親自身も自分の人生を大切にする
子供の幸せは、子供がその子らしく生きられること。
親が無理をせず、自分の人生を楽しみ、感謝できる状態でいることも大切。
【実務で使えるポイント】
・「〜しなさい」ではなく、まず子供の気持ちを考える
・褒めるより「できたね」「そう感じたんだね」と承認する
・子供が動かないときは、子供ではなく自分の接し方を変えてみる
・選択肢を示し、できるだけ子供自身に選ばせる
・「どうすれば良くなる?」ではなく「どうすれば楽しくなる?」と考える
・他の子と比較せず、その子自身の変化を見る
・「この子は大丈夫」と信頼する
・子供だけでなく、自分自身の人生も楽しむ
【まとめ】
子育ては「子供を正しく育てること」ではなく、その子が自分らしく育っていける環境をつくること。
植物を育てるように、親は才能の芽を無理に引っ張るのではなく、水・空気・温度・光を整える。
子供を変えようとするのではなく、親が変わる。
「良くする」より「楽しくする」。
そして、子供を信頼して見守る。
この3つが、この本の大きなメッセージだと感じた。
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