すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
チーズ=富、成功
迷路=仕事、苦難
チーズを手に入れれば幸せになれるのか?
ねぇ、ヘム。物事は変わることがあるし、決して同じことにならない。あのころと一緒だよ、ヘム。それが人生だ!人生は進んでいく。ぼくらも進まなくてはならない。
が。印象に残った。
変わらなければ、破滅することになる。
もし恐怖が、なかったら何をするだろう。
遅れをとっても、何もしないよりいい。
新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる。
恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる。
まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる。自分を想像すればそれが実現する。
古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しい -
Posted by ブクログ
もはや死語かもしれないが、「エモい」、そう思った。
こんなにガチじゃないにせよ、自分も高校からベースを触り始めた人間で、初演奏の際の緊張や昂りを思い起こさせてくれたし、同じくガチじゃないにせよ、自分の才能に見切りをつけて離れていった寂しさも。
文体として、演奏と同期して主人公の感情や演奏に関する挙動が走っていく、その臨場感がたまらない。特にラスト、狂おしいほどにバンドへの愛、今ここの輝きを失いたくない(けれども失わなければならない)未練がこれでもかと生々しくも描かれる。
ここまでは主人公側に感情移入した立場での感動だけれども、一方で、私は残されたバンドメンバー、特に朝顔側も、ある種で空虚なも -
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Posted by ブクログ
たくさんの悪意と恐怖がぐるぐるぐるぐるとひとつの鍋で醸成されている感じ
恐怖が人の本心を顕にして生々しい
事件に巻き込まれた人たちがそれぞれの目線で経験する恐怖、逃げ惑う様、加害者側の心理も妙にもリアル
恐怖から逃げ遂せても、生き延びたことから始まる心の浸食もなおリアル
さらに、当事者の恐怖とは裏腹に第三者の世間も、悪意に溢れている
事件は客席から見る物語、当事者たちは登場人物、物語は改変される。と主人公が表現しているけど、
自分の生きている現実世界はまさにそういう一面があり、これは事実だなと痛感させられた
とダーク、リアルに包まれていますが、純粋に謎解きも楽しいですし、読後のスッキリ -
Posted by ブクログ
時々、思う。
記憶に名前をつけられないから
人は匂いで覚えるのかもしれないと。
嗅覚の記憶は永遠だから。
『燻る骨の香り』 / 千早茜
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熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――
京都・瑞雲堂に生まれた真奈。
天才的な香の才を持つ妹・丹穂が遺したのは、
火葬場に満ちた“伽羅”の香りという謎。
やがて現れる二人の来訪者――
「伽羅の骨」を求める男・新城と、
丹穂との約束を果たしに来た若き調香師・朔。
香りに導かれる、シリーズ3部作最後の前日譚。
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『透明な夜の香り』を読んで千早先生にどハマり。
小説もエッセイも片っ端から読み漁った。
『赤い月の香り』が発売され -
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Posted by ブクログ
実践としての哲学入門書。
筆者が〈子ども〉のころから抱いた二つの問いである「なぜ〈ぼく〉は存在するのか」「なぜ悪いことをしてはいけないのか」について、筆者の施策の筋道が語られている。
哲学者の引用も少しあるが、そういう前提知識を必要とせず、とにかく筆者が考えを深めていく過程が書かれている。比較的平易な単語を使っており、難しい書き方で読者を煙に巻くようなこともない(それでも難しいところはあるが)。
そして筆者は言う、「哲学は、哲学なんてぜんぜん知らないうちから、なんのお手本もなしに、自分ひとりではじめるものでなければ、けっしてはじめることができないものだ。つまり、哲学の勉強をしてしまったら、 -
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