すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
小学生中・高学年向けの本を探して。
ジャミラさんの本棚で知って読んでみました。ご紹介ありがとうございます!
私はコントは詳しくないのですが、このシリーズはコントで活躍する芸人たちが書いた「読むコント」だそうです。
本書作者は「シティホテル3号室」のお二人。(私はわからないのですが…)
「我、図書委員なり。」なんてカッコつけながら図書室の整理をしている6年生のミナトは謎の本を拾った。
そこへ現れた仲良しのタクミといっしょに本を見てみたら、表紙は何も書いていなくて、中にはびっしり漢字だらけ。
ん?これ四字熟語じゃないか。「危機一髪。」
その瞬間!本棚が倒れてきた!
危うく助かった二人。「今の危機一髪だよな?」
この本は唱えた四字熟語が現実になる「四次呪文ノ書」だったのだ!
それから二人は四字熟語を使ってみることに。まずは先生に叱られそうになったら「威風堂々」と言い訳する。いいじゃん、これ!
しかし難しい四文字熟語、小学生の二人は使い方を間違えちゃったりして…?
わはははは。
四字熟語の絶大な力なのに、使うのがかくれんぼとか給食の食べ方だとか日常過ぎて可愛いっていうか無駄っていうか、でもこんなしょーもないことに遊び尽くすのが面白いんですよね・笑
コントはうちの子どもが見るのを後ろから眺める程度ですが、見たり聞いたするのも面白いですが、読むとまた違いますね。 -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎さんの作品は今回が初めてです。
事前に少し下調べをして、その時の気分でこの本を選びました。
織田一真のキャラクターやテンポの良い会話はもちろん、藤間さんの課長が語る人生の教訓(ミッキーマウスが手を振り続けるくだり)が特に印象的でした。
2人とも個性的ですが、「こういう人、いるよね」と思わず微笑んでしまうような親しみやすさがあります。多くの登場人物が出てきて、いたるところに伏線が張り巡らされているので、これは確実に「もう一度読むことになる作品」になりそうです。
終盤のボクシングの熱狂は、まるでジェットコースターで一気に駆け抜けるようなスピード感で、気がつけば読み終えていました!
読み飽きない仕掛けがたっぷりと詰まった、大満足の一冊でした。 -
購入済み
ゆるーく楽しく読めるマンガとしてとてもいいですね…
受験生だけど食に邁進していたり噛み合っているようでいなかったり(笑)
しかしいつも読むたび、理由はあれど、受験生の源くんを一人暮らしなんてさせていいのかしら…と思ってしまいます…
あと、新キャラがとても濃かったです -
Posted by ブクログ
井上毅が大久保利通や伊藤博文らに見出され、大日本帝国憲法を作り上げていく物語です。読むまで「いのうえ つよし」と誤読していたほど、井上毅について何も知りませんでしたが、本作を通じてその人物像に引き込まれました。
伊藤博文、大久保利通、岩倉具視、大隈重信、黒田清隆、森有礼、板垣退助など、明治維新後の政治家たちも多数登場します。漠然と否定的な印象を持っていた彼らへの見方が、本作を読んで変わりました。異論にも耳を傾ける余裕があり、立場が上の者にも意見を言える人物がいたからです。
皇室典範を語る際に出てくる「神武以来2600年」という言葉についても、当時から歴史的事実というより神話として認識されていたことを知り、興味深く感じました。それにもかかわらず、その神話を根拠に男子以外の天皇を認めないという考え方が現在にも持ち出されることには、違和感を覚えます。
本作で最も心に残ったのは、憲法を作るためにどれほどの心血が注がれたかということです。
外国の憲法を学び、日本の国体を考え、推敲と議論を重ねて作り上げられていく過程が丁寧に描かれています。
読む前は明治憲法を未熟なものと思っていましたが、それは戦争を止められなかったという結果論にすぎないと気づかされました。
天皇のことだけでなく、国民の義務と権利もしっかり考えて作られた憲法が、その後どのように軽視され、曲解され、色褪せていったのかも指摘されています。
私たちはよく「憲法に守られている」と思いがちですが、結局は人がそれをどう扱うかが重要なのだと、読み終えて強く感じました。
憲法がどんな人々の思いを込めて作られたのかを知ることも大切なことだと思いました。
再読したい一冊です。 -
Posted by ブクログ
駅伝の話も面白かった。
しかし、それ以上に御所グラウンドの話は、読み終えて、スゲー…と唸ってしまった。
ダラダラと続く京都の暑さのごとく、ダラダラと、何故にか草野球大会が展開されていく中、唐突な、一迅の豪速球が物語の沈黙を破る。日常世界から急に非日常なファンタジー世界へと連れ込まれる。
非日常なファンタジー世界でありながら、夢と希望に溢れた類のものではない。我々が今生きている世界と地続きの、かつて存在し、多くの若者たちが生きたくても生きられなかったあの世界である。
時代に翻弄され、己の望まぬ人生を歩み、命を落とすこととなった若者たちを想像すると文字を追う目にじわりと涙が浮かんでくる。
私たちは、確かに、生きているのか。
心に火を灯す物語であった。
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