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Posted by ブクログ
おそらく梅崎春生は、根本的に体力が乏しかったのだろう。蝋燭に例えるなら、芯が細く、強い風や無理が効かない身体。私自身、健康な人と比べれば虚弱な方なので、彼のこの「グダグダな感じの文体」が妙に身体に馴染むというか…刺さる。
梅崎の生活態度は、古代ギリシャのエピクロスが説いた「隠れて、生きよ」、「アタラクシア(心の平穏)」とも重なるように思える。外界の過剰な刺激を遮断し、自分にとっての最小限の快楽を守る姿だ。
彼の「怠惰」は、単なる「サボる」という意味ではなく、虚弱な個体が、生きづらさから自分を守るための、切実な防衛本能だったのだと感じる。
体力のない人が、無理に世間に合わせようとして疲弊し -
Posted by ブクログ
リアル本にて。
コーチャンフォー若葉台店で見かけ、子供たちの将来を考えるために購入。
AIと人間との違いを考えるに辺り、縄文時代が引き合いに出されていたのが面白かった。縄文時代の遺跡から、子供の形見としての子供の足型が出土している。数千年前から、子供のへの愛情は変わらずある。むしろ、現代の方が、手軽に写真を撮れることで、背後にある想いを伝える能力が衰えてしまっているかもしれない。このような周りの気持ちに共感し、意図を汲み取り、課題を見いだし、その解決に向けて共同すること。それこそが人間にしかできないことである、と本書は主張する。
そのために人間が学ぶべきことは、本質を問う「哲学」と、生きること -
Posted by ブクログ
世界はプロジェクションでできているッッ!!
普段は当たり前の現象として捉えていたことを『プロジェクション』という概念を通して理解しようとすることで、これまで気にも留めなかった日常の景色がガラッとかわり、自分の世界が広がった(過言ではない)。
また『推し活』における理解しがたい彼らの行動をなぜ自分が理解し難く感じるのかという点も含めて、彼らにとってはとても重要で意味のある行動であることを会得した。
そして著者を知ってから読むと(今回もゆる言語の動画きっかけ)、文面からの情報の入ってくる感覚がそうでないときと比べて断然よい。プロジェクションを推す熱量が伝わってきた。
続編のイマジナリーネガ -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み宇佐美上等兵の過去がヤバすぎる今巻。
その宇佐美のヤバさが、鯉登と月島の人間らしい葛藤を引き立たせる展開になっているようですごく好きなところです。 -
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匿名
ネタバレ 無料版購入済み谷垣・月島・鯉登out、ヴァシリinな今巻。
敵味方が、パーティーメンバーが入れ替わることによって飽きが来ず展開がダレない作品になっています。
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