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目が 背筋(せすじ) 『近畿地方のある場所について』(KADOKAWA)で2023年にデビュー。同作が『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)国内編第1位を獲得。近著に『穢れた聖地巡礼について』 (KADOKAWA)、『口に関するアンケート』(ポプラ社)など。
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Posted by ブクログ
サイズが小さくページ数も短いので読みやすそうと思い購入しました。 人間の恐ろしさがテーマに描かれた奇々怪界なお話で背筋がゾワッとしました。 結局生きてる人間が恐ろしいのとホラーは苦手であることを再認識しました。 怖かった。
視線をテーマにした作品で、見られている事と見ているもの、自分が放つ視線が怪異を生んだり逆に人間を追い詰めたりと、幽霊や怪異より生きている人間が1番怖いな、と改めて感じさせる作品でした! 視線というシンプルなテーマでここまで話を広げられる背筋さんの文章力の凄さ……次の作品が楽しみです!!
例の部分は怖くてあまり考えないようにしました。 考えないようにしましたが…読み終えても後を引く怖さがあります。 「口に関するアンケート」の方が好みですが、怖いのはこちらですね…。 短い本なのにしっかり仕込みがあり、相変わらず凄いですね。
このシリーズの企画がもう面白い。 出来るだけ想像しながらの冒頭2ページで早くもゾッとした。 やっぱり上手い。
豆本サイズの一冊 読書前はどうしても値段が頭をよぎってしまうのですが(ちなみに650円/税別)、読み終えるとなかなかの満足感 前作『口に関するアンケート』を購入しておいてなお今作も買っているのだから、自分で思っている以上にこのシリーズが好きなのかもしれません (前作やらシリーズやらと書いてますが...続きを読む、物語はそれぞれ独立しています)
代表作の「口に関するアンケート」と同様の小さいサイズの本で比較的すぐ読み切れます。しかし、量に反して内容がとても濃く、考察が捗りました。自分は初見じゃ理解できなかったので2回読みました。
まあまあ面白かった 途中でオチが読めた カバンに入れやすいサイズでさくっとぞくっとできるのが背筋作品の良いところ
ミニ本でページ数が少ないにも関わらずしっかり嫌。 暗闇、隙間、背後などの死角。見られている事への恐怖は誰もが持っていて、分かりやすく怖い。 バラバラに思えた話が重なり合って最後にひとつにまとまるのが好きです。 読む前に裏表紙を見ていたけど、読んでからもう一度見たらちょっと怖くなった。笑
「口に関するアンケート」が映像化されていますが、こちらの方が分かりやすくて、怖かったです。「何か感じる」とは霊感のある人がよく使う言葉ですが、心霊スポットを本当にこういう視線圧などで調べてみるとどうなるのだろうと思いました。見られる側から見る側に変わるというのも、恐ろしく感じました。常に人の視線を気...続きを読むにしている現代人に刺さると思います。
背筋さん著書、『目』。 「見る」という行為を軸に、日常に潜む不可解な現象を描いたホラー作品である。何気ない出来事や言葉が、見る側と見られる側の認識によって異なる意味を持ち始めることで、静かに恐怖が広がっていく。 本作で印象的なのは、ある展開を境に、それまで読んできた内容が恐怖へと変わっていく文章...続きを読む表現である。他人事として捉えて読むのではなく、自分自身に降りかかるものとして意識した瞬間、物語の恐怖が日常にまで侵食してくるような感覚を覚えた。 例えば、記憶の中で「見守っているよ」と言われたとして、それが誰からの言葉なのかを意識しなければ、ただその言葉の意味を考えるだけである。しかし、それを親しい人からの言葉だと認識すれば温かさを感じる一方で、もし非現実的な存在から向けられた言葉だとすれば、同じ言葉であっても恐怖へと変わってしまう。 つまり、恐怖とは対象そのものだけで決まるのではなく、「誰に見られているのか」「何を見ているのか」という認識によっても生まれるのではないだろうか。 第一章「目」では、まさにその感覚を考えさせられる。目で対象を捉えることで、それまで意識していなかったものが認識の中に入り込み、一度意識してしまうことで、何気ないものまで意味を持って見えてくる。その認識の変化が、じわじわとした不安につながっていく。 読み進めるほどに「見る」という行為が単なる視覚ではなく、作品全体を読み解く一つの要素なのではないかと思わされる。 一度読むだけでは、すべてを理解することが難しく、軸となるテーマは感じられるものの、前作の『口に関するアンケート』のような因果と一貫性が分かりやすく描かれているわけではないため、再読することで見えてくるものも多い作品だと感じた。 視線を感じることで、そこに何かが存在すると認識してしまう。そんな人間の認識そのものが生み出す恐怖を味わいたい人におすすめしたい。
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