すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
白日町(しらびまち)を舞台に、個性豊かすぎる人たちの日常を描いた作品
そこには、田舎町の閉塞的な人間関係、女だから男だからというジェンダーの問題があちこちにあふれていて、いろんな人の視点から話が進んでいく。
ミステリな要素に軽快で皮肉なやりとりが交わされ、サクサク読める。
最後までしぶとく生き残ること。
そんなふうに、生きていきたいと思う
読み終えた後、タイトルの意味をしみじみと噛みしめた。
〝白日(しらび)〟町は、〝白日(はくじつ)〟とも読める。この町の歪な要素がいつか日の光にさらされる日が来るのだろうか。
今回の装画が今までと雰囲気が違うなと思っていたけど、読後はとても愛おしくな -
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Posted by ブクログ
なんでもっと早く読まなかったんだろうと後悔するほど面白かったです。
小中の周りと自分との違いに悩む思春期に大変共感し、女子校の生意気でぐうたらな日常においおい!と笑い、ラストの夢を叶えるために全ての時間と労力を捧げる姿に感動しました。
夢があるならそれに向かって全力疾走するのはとても大切で、どこかで絶対にやらなければいけないことだけど、ずっと走り続けることが正解でもない。そこまで焦る必要もないんだと思いました。さくらももこの、のんびりとした学生生活があるからこそ、あのふにゃふにゃ(?)とした考え方ができて自分の漫画スタイルを確立できたのかなあと思いました。
遠回りは近道だ、ということをこのエ -
Posted by ブクログ
ネタバレ亮と貴彦・優美の別れは、泣いてしまった。
特に優美が亮と生きる中で、血の繋がりとか関係なく、大切に愛情深く育てる姿が描かれていたからこそ、つらかった。
結局、優美と貴彦は、亮と別れたあとは辛い日々を送っていたようで。優美はまだ最後に亮といることがわかって嬉しかったけど、貴彦に関しては行方知らず。
かといって、亮を数年間育てたことが過ちだったかというときっとそんなことはない。
亮はあの二人が危険を冒してでも大切に育ててくれたことを糧に、画家としても人間としても素晴らしいひととなった。
いつかまた、貴彦も含めて3人で暮らせる日を願わずにはいられない。
いくつか疑問に思ってること。
亮の母の -
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Posted by ブクログ
優しい人たちの、優しい物語。
初登場時、女子校生である主人公は、フィクションの世界でもそうそう目にすることができないすごい過去、そして現在の生活を生きている。
しかも、その過去、現在の暮らしはおおむね不幸と結び付けて語られることが多いものだ。
ところが、当の本人はそう感じていない。
あまりにも波乱に満ちた人生で、主人公のメンタルが鍛えられたというのももちろんあるだろう。
しかし、それ以上に大きいのは、主人公の人生を一変する原因となる人たちがみんな優しいことだ。
誰もが主人公のことを愛している。
そんな、優しい世界の、優しい人たちの物語。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔抑うつ状態だったときに読んだ本。懐かしくなってもう一度読んだ。
私も病気の時は早く治さなきゃとずっと焦っていたし、病気になる前って自分てどんな性格だったんだっけ、とわからなくなって余計に落ち込んでしまうことが多かった。
病気だった過去をレッテルにされて、心身共に健康な人が良かったと心無い言葉を言われたり、当時支えてくれた人があんなに自分を犠牲にしたのにと大きな借りのように言われてしまった経験が最近あって、病気になってしまった自分の過去を変えられないと悲しい気持ちになったので、これを読んで、昔の自分に戻らなくていい、病気を乗り越えた新しい今の自分を大切にして成長していけばいいと思えたし、今 -
Posted by ブクログ
ネタバレ誰も住まなくなって汚れ、荒れてしまった家の前に青年は立っている。
家に侵入し、リビングに座り、見えるものをスケッチブックに描く。
家は住んだ人の記憶を刻んでいる。その記憶を少しでも残すために、青年は描く。
自分が子どもの時、この家を建てた建築家の藪さんが住んでいた。ここで彼にスケッチを教えてもらった。
次に住んだのは緑と飼い犬のマルタ。彼女はこの家で塾を開いた。
その次は圭さんと脩さん。夫婦だったと思うのだが…。何やら隙間の空いたような関係性。
それに、藪さんが家を建てる時の記憶。左官屋さんや大工さんと一緒に作業をしている。
それぞれのタイミングにそれぞれの生き方がある。
同じ家を見ていて -
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