ブックライブの高評価レビュー

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  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半半分以上は壮絶な生活描写。まったく救いがない。
    後半は家の外の世界へ、そして知るのだ。
    なぜ母親は外へ出てはいけないと言ったのか。
    なぜ母は失踪したのか。
    盲目の彼女が知らなかった母の一面が語られる。
    母がオットさんとよんでいた人の正体。

    家の外に出た彼女の存在が社会に大きな衝撃を与える。
    人生を取り戻すかのように生き直していく時間が美しかった。盲目なのでとわの庭の音が彼女の世界に色を与える描写もいい。
    出会った人たちとの交流や絆もすてきだった。
    不幸な生い立ちだけど良き出会いに支えられて生き直していく。
    人生を受け入れ肯定する強さ。
    地に足をつけて生きていくたくましさ。
    10歳だった盲目の少女が30になり自分を捨てた母親の死を知ったとき何を思い何を語るのか。
    1人の少女の成長の物語。

    ふと水車小屋のネネを思い出した。

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    2026年10月03日
  • 小説

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    ネタバレ

    乱雑に置かれた断片的な話の欠片が最終的に一つにつながっていくような、これまでに読んだどの本とも違う書き口で面白かった。

    最後のページの改行がキマっていて最高だった。

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    2026年10月03日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    良い本だった。
    考えさせられる話。心が沈み込みそう。てか沈んでるわ

    優生保護法というものがあったということは知っていた。ただそれが1996年まであったということは今まで聞き流していた気がする。調べてみると不妊手術をされた最年少は9歳。それがもし1996年であれば、今39歳。昔の事なんかじゃ全然ないな。

    本としては、文体も読み易く、入り込めるような面白さ。ハルの父親以外は皆んな心優しく、上手いこといくなぁと思わないでもないが、そうでもないと最後まで読めなかったかも。桜介や優しい刑事がいてくれて良かった。

    ただ阿久津は...人殺しになり結局優生保護法が正しかったんじゃないかと考えてしまって、そう考えてしまった自分がなんとも醜く感じて吐きそう。

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    2026年10月03日
  • 容疑者Xの献身

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    初めて読んだミステリー小説でしたが、読みやすくて最後まで一気に読んでしまいました。こんなトリック思いつくのは、東野さんしか居ないです。絶対!!!
    感想は、もう本当に、苦しいの一言です。こんなに苦しくなる小説は初めてでした。誰の立場になっても、苦しい。石神の気持ちを考えたら、最後は本当に切ないです。どうしたら良かったのって神様に問いたい。

    生涯一生忘れることの出来ない大切な本になりました。東野さん、本当にありがとうございましたт т

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    2026年10月03日
  • 愛されない花嫁は初夜を一人で過ごす2

    ネタバレ 購入済み

    いよいよ、最低最悪な夫と妹に鉄槌が下ります。
    色々な漫画で復讐劇を見てきましたので、普通に夫の方は殺人未遂とかでも処刑になるのかと思いきや島流しと言うことで・・・少しなんか、勢いにかけるというか。なんと言うか。
    考えてみれば、一瞬の苦痛よりは長引く苦痛の方がよりヨシ、みたいな感じなのかな?

    #ダーク #ドロドロ #スカッとする

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    2026年10月03日
  • 和歌と権力 後嵯峨院時代と勅撰集の政治力学

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    古典とはこれ和歌なり
    承久の乱後の政治と文化
    後嵯峨院政の始動
    後嵯峨院政の平和と古典的公共圏の成立
    ポスト後嵯峨院時代の激動
    後嵯峨院時代の余光

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    2026年10月03日
  • 独占告白 渡辺恒雄 平成編―日本への遺言―

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    巷では渡辺氏の横暴ぶりや舌禍ばかりがクローズアップされていましたが、今こうして改めて読み終えると、彼がいかに我が国を思い、政治に関わり動かすことに情熱を注いでいたのかが理解できます。あっぱれな人生でした。

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    2026年10月03日
  • 夜明けのはざま

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    みんな必ず最後は迎える「死」
    椅子を準備しておくって暖かい表現で良いなと思った。
    最後の繋ぐって意味が分かったような、
    けど説明できるほど分かってないような。
    わたしが主人公なら別の選択をしてたかもしれないけど、悩みぬいて自分に正直な決断をしたラストは素敵だった。

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    2026年10月03日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    ネタバレ

    いやーすごい!!
    【霊媒】とかを信じてなくて興味も無かったから話題になっていたけどスルーしていたの勿体なかったー。

    私みたいな霊媒師とかを小馬鹿にしてる人ほど
    翡翠がインチキ霊媒師だったって事実に驚いてしまうのでは?
    凄いです、ほんとに。

    途中、翡翠のキャラが痛いなー、気持ち悪いなーと思ってしまい(黒猫さんだとか、セーラー服着てるとことかw)ましたが正しかったのね。

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    2026年10月03日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    遭遇したくないシチュエーションだなと。私もこういう女性が職場にいたらすごくしんどいだろうな。なおも共感してもらいたい相手にちょっとだけ裏切られるとか。やだやだ。でもそんなもんだよね。リアルだった。

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    2026年10月03日
  • 楽園

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    またまたしてやられました!最高です!ありがとうございます!
    「方舟」、「十戒」に引き続き期待を裏切らない大どんでん返し!シリーズ化するとどうしても最初の作品を超えられないのではと思ってしまいますが、今回も期待値を超えてきました!
    犯人は前作を読んでいる人は冒頭から気づいているとは思いますが、殺害動機、周囲の欺き方、狂気的な発想の数々が前作に引き続きとても魅力的でした。私の頭の中ではもう清楚系で華奢な黒髪の女性の姿ができあがっちゃってます笑 映像化してほしい、、!!

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    2026年10月03日
  • いい子のあくび

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    主人公性格悪いなー絶対友達にしたくないなーと思いながら読み進めてく内に、あれ、これ、私かな?と怖くなる瞬間が多々あった。いい子でいた方が人生イージーな反面、澱のようなものが心に溜まるよねと、我が人生を振り返った。

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    2026年10月03日
  • ぱったんして

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    絵の具でぱったんするアート絵本。
    っていうことを知らなくて、普通に水彩の色綺麗だなぁって思って読み進めていたら…
    私は突如出てきたうさぎさんにどハマり!可愛すぎるこの本!
    ってそこでぱったんアートというコンセプトに気づく遅さ。一気に一目惚れ?気に入った!!!
    全部可愛いし、1番後ろにぱったんアートのやり方書いてくれてるのも優しい〜〜

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    2026年10月03日
  • 給水塔から見た虹は

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    「私たちが日本の社会に受け入れてもらうために、どんな苦労を乗り越えてきたか、おまえにわかるか?少しずつ積み上げてきたものを同じ国の仲間が蹴り崩していく、そのくやしさがわかるか?」

    様々な国にルーツを持つ人が住む巨大な団地で暮らす、中学2年生の女の子とその母、
    そしてクラスメイトでベトナム人の男の子の物語。

    団地や学校の閉塞感、
    多国籍な環境で過ごす中学生の鬱屈としたままならなさ、外国の人が日本の学校で学んだり働いたりすることを難しくする貧困や差別。

    細やかな描写に、胸が苦しかった…

    国籍の違いはもちろん、
    学びに来ている人、働きに来ている人、
    移民として海を渡った人、
    二世三世として日本で生まれ育った人、
    帰る国がある人ない人。

    「日本に住む外国人」とひとくくりに言っても
    抱えているものは、その人の数だけある。

    分断が深まっていくなかで、
    少しの想像力を働かせて、
    背景や構造を見ることを
    自分はサボっていないか?

    省みずにはいられない本でした。

    今、読む意味のある1冊だと思います。

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    2026年10月03日
  • 蒼洋の城塞6 城塞燃ゆ

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    ネタバレ

    日本の屈服を目論むアメリカが仕掛けるマリアナ諸島攻略作戦と、それを阻止しようとする日本軍による最終決戦が描かれる巻。

    読んでて手に汗握る最終決戦だった。
    鳴り物入りで登場した陸奥と信濃が集中攻撃食らって沈んでしまうのは残念ではあるが、仕方ない。
    あと、長門の活躍ぶりが熱い。大和を完全に食ってしまった。
    講和条件もまた、要求されてた無条件降伏から考えると納得いく内容。
    それにしても、この世界の米海軍、日本海軍との大きな海戦に一度として勝てないんだよなぁ。
    そこを思うと、反発する連中の気持ちもわからなくはないが、しかし史実と比すれば無茶苦茶マシな状況なのには違いない。

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    2026年10月03日
  • アクセス

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    ホラーの要素が入っていて、怖かったし、面白かった。別世界の描き方が人間の欲望と組み合わせられていて、地獄というい世界のイメージを持った。主役かと思った人が死んだりと展開としても、予想を裏切られた。

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    2026年10月03日
  • 流浪の月

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    結びつくべき2人、愛、恋ではなくて側にいてほしい人。
    一緒にいたいのに、事件とされ離された二人。
    15年後にまた出会うことになり、やっぱり一緒にいたいと思う2人。
    新しい愛の形かと。。

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    2026年10月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    もっと有栖川さんを読んでから…そう思ってずっと楽しみに温めていた一冊。
    気付けば33作品読んでたので、そろそろいいかなと解禁。

    ■夕木春央『有栖川有栖嫌いの謎』
    タイトルがすごい。勇気がすごい。引きつける力がすごい。途中でやめられない。

    「なぜ有栖川有栖をそこまで嫌うのか?」が気になって気になって、一気読みで止まらなかった。そしてセリフが強烈すぎて何度も笑った。夕木さんってこういう作品も書くんだ。
    「三部作」と「蓮野シリーズ」の作風の違いにも驚いたけど、この作品でまた違うテイストに驚く。まだまだ引き出しがたくさんありそう。
    そして、これはさすがに有栖川さん怒ってないかなと心配したけど大丈夫そう笑。
    優しい有栖川さんだから、こういう自由な作品も書けるんだろうな。

    ■青崎有吾『縄・綱・ロープ』
    途中で何度か青崎さんの作品だということを忘れてしまった。アリスと火村の性格も、セリフも文体も展開も、すべて見事に完コピされていて楽しかった。

    ■一穂ミチ『クローズド・クローズ』
    普段の火村とアリスなら言わないようなことを言っているのが新鮮だった。
    女子高に少し戸惑っている感じも面白い。
    火村ワールドに一穂さんの個性が出ていて、それもまた良かった。

    ■阿津川辰海『山伏地蔵坊の狼狽』
    火村でも学生アリスでもない、マイナー?な山伏地蔵坊の安楽椅子探偵を使うところがさすが。『ブラジル蝶の謎』も出てきてニヤリ。

    最後にそれぞれの作品を有栖川さんがどう読んだのか、その感想まで読めるのが嬉しい。
    有栖川さんが楽しんで面白がっていて、それを読んでまた温かい気持ちになった。

    最高な企画。またこんな企画があったら嬉しい。ここに出てきた未読の作品も読みたくなった。

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    2026年10月03日
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法

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    キキも思春期ってやつかぁ…って思いながら(笑)
    自分で立ち直っていく姿、新しい事に挑戦する姿なんて頼もしいことでしょう。
    10代でこんな決断ができるのはすごいこと。
    登場してくるものの名前がとても可愛らしくて好きです。

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    2026年10月03日
  • 古本食堂 新装開店

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    おもしろかった!これを読んだら神保町に行きたくなること間違いなし。
    ずーっと昔、行ったきりなので、また行こうかな…
    この本にも書いてあるように、神保町には魅力的な飲食店もたくさんある。
    不思議な魅力のある街の雰囲気が、この本を読むと伝わってきます。

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    2026年10月03日