すべての高評価レビュー
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購入済み
ゲームのお供に
ゲームクリアするだけなら本書は必要ありませんが、それでは本作の魅力を十分に楽しめません。ランドメイクシステムにより自由度がある本作ですが独特の勧善懲悪ではない哲学的シナリオ、イベントを全て出現、体験するには本書があったほうがいいです。攻略サイトでも十分ですが公式本である本書のほうが情報が整理され、データも細かく、イラストも豪華で見ごたえがあります。どうせゲームするなら本書をお供にするのをお勧めします。
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購入済み
ゲーム買ったら本書は必要
FFXII自体が「オリジナル」→「インターナショナル」→「ゾディアックエイジ」と新規要素を追加され発売されたため、「シナリオアルティマニア」、「バトルアルティマニア」、「あるきかた」、「アルティマニアΩ」→「インターナショナル ゾディアックジョブシステム アルティマニア」→「ゾディアック エイジ アルティマニア」と多くの公式本が出ている中、本作が完全版になります。
ライセンス、ガンビット、交易品と従来のRPGから何世代も進化したシステムが活気的な本作ですが、初心者は理解が追いつかず魅力がわからないと思います。本書はこれらのシステムを詳細に丁寧に、かつ漏れなく網羅されており本書を通じて本作の魅力を十分に理解できると思います。ゲームを買ったならマストアイテムです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレプロット、登場人物の行動原理の辻褄、キャラクター性、すべてが美しい
倒叙スタートから連続殺人が起こり、主人公は犯人→助手→探偵へと。名探偵は名犯人へとジョブチェンジをし、物語の前提も1段階ずつ深い階層に降りていく。
そんな目まぐるしい動きをするのに、登場人物の行動原理は崩れていない。
むしろキャラクター性が突出していき、没入した。
執事やメイドがこんな異常行動するかななど細かな点の不自然さはあった。真実を知れば、その不自然さこそが自然。この回収も美しい。
最後のダークハッピーエンドもシニカルで良かった。
ガラスの塔の美しさに負けないほどに、この物語は美しかった。 -
Posted by ブクログ
ねこさんのレビューを読んで。
ねこさんと同じく、近くにいるしんどそうな人に読んでもらいたくて、まずは自分が読んでみました。
しんどそうな人がどう感じているか、しんどそうな人にどんな言葉をかけるのが適切か、とても勉強になったと思います。とは言っても、やっぱりトンチンカンな対応をしてしうんだろうなぁ、私は……。
結局言葉をかけるよりは受け止めることが大事なんだろうな、と思いました。
しんどい人はありのままの自分を受け入れることがなかなかできない。だったら身近にいる人だけでも、ありのままのその人を、まるっと受け入れてあげることから始めたらいいのかな?と思いました。
以下、忘れないためのメモ。
「しんどい」は、サボっているわけでも、怠けているわけでも、やる気がないわけでも、甘えているわけでも、逃げているわけでもありません。
むしろその逆で、真面目で頑張り屋さんで、誰かのことがつい気になってしまう優しい人が感じる気持ちです。
だから本来は「しんどい」と感じている時点で、あなたはもう十分に頑張っているし、これ以上頑張れなくて当然だし、今すぐ誰かに頼ったり休んだりしていいのです。
読めて良かった本。
ねこさん、ありがとうございました(*ˊ˘ˋ*) -
Posted by ブクログ
騎士道物語にハマったアラフィフの郷士キハーダが“遍歴の騎士”となり
近所の農夫サンチョを従士として冒険の旅に出る話……かな?
予想を上回る読みやすさ。そして面白さ。400年も読み継がれているだけある
笑えないレベルでドン・キホーテとサンチョがボコボコにされるんだけど(笑)いやもう、「そりゃそうだよな……」って流れだし、むしろ二人に遭遇した人たちに同情しがち(笑)
でもたまにめちゃくちゃいいこと言い出すから気が抜けない(元々郷士でたくさん本読んでたからか知識人なんだろうな)
サンチョがまたいい味出してるんだよなぁ……昔の漫画に絶対いるキャラ(笑)前歯出てそう(失礼)
一巻ではまだ二人は無名(むしろサンチョが合流するのが135ページ目と意外と遅め)なので、完全に頓珍漢なヤベェ奴らなんだけど、これからどう変わるのかが楽しみ!全六巻、のんびり読んでいく〜。 -
Posted by ブクログ
川上未映子さんの、妊娠〜お子さんが一歳になるまでを描いたエッセイ。
妊娠中に購入して、妊娠週数や月齢に合わせて
読んで行った。そうする事で、「あぁ、苦しんでるの
私だけじゃないんだなぁ…」と思える精神安定にもなったし、なかなか人に会えないから川上さんとお話してるような気分にもなれた。
最後の章、一歳を迎えたお子さんとの日々を振り返っている文章で涙腺が決壊した。
本当に妊娠・出産って『大変』で、しんどくて、
でも嬉しい事もある、かけがえのない出来事だなと思えた作品でした。初めての妊娠・出産だったのでたくさん支えられました。
明日から仕事復帰。頑張るぞ〜! -
Posted by ブクログ
〈本から〉
じっさいに短歌を作るには、自分の内部に短歌の音楽(リズム)を育てなければいけません。そのためには暗唱が一番です。頭脳だけではなく、\肉体で短歌を感じ、体験する。何日かかけて、五十首ぐらいは暗唱してほしい。五十首暗唱すれば、短歌の音楽があなたの肉体に住みつき始めたといえます。
たはむれに母を背負ひて
そのあまりの軽きに泣きて
三歩あゆまず
石川啄木
短歌の三大転機
1 正岡子規の「歌よみに与ふる書」
2 塚本邦雄の「水葬物語」
3 俵万智の「サラダ記念日」
短歌 奈良時代から
俳句 江戸時代から
五音と七音でできている日本の定型詩
人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天
永田紅
「句切れ」は、いったん意味や内容が終わる切れ目
字余りでも字足らずでもOK
定型の句切れを崩す「句またがり」「句割れ」
短歌の文字の数え方
記号は数えないのが基本
「ココアでも飲む?」といふ声聞こえて夜を明かすらし姉と弟 花山多佳子
カギカッコは音として数えない
記号は音として数えない
「ココアでも飲む?」→七音
「!」「・・・・・」「ー」も数えない
小さな文字の数え方
【促音】詰まる音。「っ」は一音として数える
例・・・キック(三音)
【拗音】ねじれる音。「きゅ」「しゅ」「ちゃ」
「ゅ」「ゃ」は一音として数えない。
例・・・チャレンジ(四音)
【長音】・・・伸ばす音は一音として数える
例・・・サーカス(四音)
【撥音】「ん」は一音として数える
例・・・大根(四音)
短歌の書き方
基本の書き方 縦一行でスペースなし
変則的な書き方 句ごとに一字空ける
三行書きにする
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
石川啄木『一握の砂』
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 俵万智『サラダ記念日』
障子からのぞいて見ればちらちらと雪のふる日に鶯がなく 佐佐木信綱
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 若山牧水
作家の心構え
独自の視点を大切にする
何を詠むか=素材
どう詠むか=技術
対象をじっくり観察する
五感を大切にする
短歌の技法
比喩ー直喩・暗喩・擬人法を使う
早起きはどん百姓の得意技午前三時をともえ投げする 高辻郷子
みちのくの体ぶつとく貫いてあをき脈打つ阿武隈川は 本田一弘
会話体ーセリフをそのまま使う
のぼり坂のペダル踏みつつ子は叫ぶ「まっすぐ?」、そうだ、どんどんのぼれ 佐佐木幸綱
「飲み過ぎではないかメールがうつスラと酔つてゐたで」と友書きてきぬ 梅原ひろみ
体言止めー 一首を名詞や代名詞で終える
わが仕事この酔ひし人を安全に送り届けて忘れられること 高山邦男
助動詞ーほかの語に接続して意味を添える
き・けり・・・ 過去の助動詞
つ・ぬ・たり・り・・完了の助動詞
む〈ん〉・らむ・けむ・・推量の助動詞
なり・・・・ 断定の助動詞
ダイレクトに言わないのが短歌
(略)短歌の面白さは、この美しいものを「美しい」と言わないところにあります。どのように美しいのかを丁寧に表現しなければ、第三者には伝わりません。
「助詞」は言葉と言葉の関係を示したり、意味を添えたりするものです。「てにをは」とも呼ばれ、音数の限られた短歌においては重要な働きをします。(略)
定型に収めるために助詞を省略することもありますが、それがなくては意味が通じないものは、字余りになっても省略してはいけません。
「わたくしが生きているかぎり先生はお元気でゐて診てくださいね」 長嶺元久
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まじよき
まじいいから無料で見たい!無料で見させてくれ…
ユハンとユン理事のラブラブがもっとみたいね
どうやってお互いの正体に気付くかが見もの! -
Posted by ブクログ
稟議とかについて、誰から先に話そうかとか、資料の体裁はどの人向きに作ろうとか、誰でも20年位会社にいれば経験的に行っていることが、実は「政治」の一部だったということに気づかされました。
いわゆるビジネス本のような「カン」や「経験則」ではなくて、学術的な研究成果に支えられているのでかなり信頼性が高いです。学術論文に慣れていない人にはちょっとハードルが高いかも。
管理職にもうすぐなれそうな人から、管理職になりたての人にお勧めの本です。私もその頃にこういう本に出会っていればもう少し出世できたかも…
それから、人間だけでなく、今後は生成AIもこういった方面の知識とスキルを持つと、さらに使い勝手が良くなりそうに感じました。最後の方の倫理観のDIT(defining issues test)という心理アセスメントは、なんかも受けさせたいです。最近の報道では、知識はあるけどモラルの発達段階が低そうに見えるので。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの(4)でも、来店している歴史上の人物たちが、これまた、クセ強め。
歴史の教科書に名前は太字で書かれているけど、英傑や異人たちと比べると、目立っている訳でもなく、微妙な立ち位置。
そんな彼らの生き様を貶したり、嘲笑ったりするのではなく、一つの選択や視野の狭さが、得られたモノを得られず、また、手離す結果になった、とシニカルに説いている。
何度も書いているが、この辺りの、ブラックユーモアのセンスは勉強にさせて貰っている。
来店している客のチョイスも良い塩梅だが、この(4)では、店側にも新キャラが登場している。
まず、別荘の管理を任されている根広さん。『真・女神転生』好きにはお馴染みのネビロスなのは間違いないだろう。これからも、ちょいちょい、出番があると嬉しい。
そして、ジュリーがねがいと同じ高校に通い出したので、新たなスタッフとして呼び出されたのが、『FGO』であれば、アサシンのクラスになるであろう、「殺しの天使」を異名を持つ、シャルロット・コルデー。
世のためにならぬ者を殺したがるってヤバい一面を持っているが、どうも、それは、短剣を持っている時だけのようで、基本的には、聡明で穏やかな性格の様子。ある意味、ギャップが萌える新キャラだ。
このコルデーが、ねがい達に、どのような影響を与え、逆に、どのように変化していくのか、は楽しみだ。
ねがいと葛西の仲も、トラブルを経る度に深まっていくので、この二人がどうなっていくのか、そこも関心が大きい。
この台詞を引用に選んだのは、一理あるな、と思えるものだったので。
人の幸せになりたい、不幸になりたくないって気持ちに優しく寄り添い、堕落させていく悪魔のトップクラスが言うからこその説得力だろう。
不運な人の境遇に胸を痛める、その優しさ自体は悪い事じゃない。
ただ、負い目から、自分が幸せになる事に抵抗を抱くのは、少し違う。
どんな生まれであろうと、基本的に、人は幸せになっていい。
生まれで、幸せ、不幸せは決まったりしない。
生まれてからの生き方で、人間は勝手に、幸せにも、不幸せにもなる。
自分の出来る事、やりたい事で、人間は自分だけの幸せを掴んでいるに過ぎない。
幸せになりたいなら、不幸せになりたくないなら、他人に必要以上に気を遣わず、ガムシャラに正しく生きていくしかないんだろう。
「ン~、フフフ、そりゃあ、もう、幸せになることに遠慮などいりまセン。生物とは皆、多かれ少なかれ、他者を犠牲にして生きているものデス。その中で、多少、貧乏クジを引くくらい、どうということないはずでショウ。幸せも不幸せも、人間にとっては余計なものに過ぎまセン。その程度の価値しかないのデス。幸せだから、不幸せだから、と負い目を感じる必要はありまセン。それより、自分にできることをやるほうが、ずっと有意義デス」(by明日太郎)
こちらも似たような感じの説得力を感じたので、紹介させて欲しい。
明日太郎の持論に対し、ミカエルが一定の理解は示しながらも、真っ向から、対極の意見をぶつけているのも、また興味深い。
天使、そのトップであろうとも、全ての人を救えるわけではないし、救おうとしてはいけない、と考えている。
歴史が大きく変わってしまえば、人と言う種そのものに致命的な影響が出かねないから、接触は最低限以下にしなければならない、と。
一方で、力はあるのに、人を救えない無力さも、ミカエルは痛感しており、どこか、人間臭さも滲み出ているのが良い。
「これ以上、歴史に干渉することをおやめなさい。今は微修正で済んでいますが、あなたたちのしてることは、危険な火遊びです」
「では、あなたが彼を『救って』みますカ?彼のために何かできることがあるト?
ン~フフフ、できるわけありまセンよねぇ?無理なのデス。幸福も不幸も、人間が勝手に自分の中だけで生み出す幻デス。ある幸福は他社の不幸を呼び、ある不幸は他人の幸福となりマス。公平・平等を口にしている者が手出しできる話ではありまセン」
「ですから、人は『立ち向かう力』、『変えようとする姿勢』のほうが大切なのです。力の及ぶところでのみ働けばいい。己の力の及ばぬところまで動かそうとするから歪むのです」(by明日太郎、ミカエル)
この台詞もまた、印象的だ。
神の忠実な使い、として存在しながらも、誰よりも、自分と神の無力さを痛感し、そして、人がいつまでも自分達に縋る現状に歯がゆさを感じている。
もうちょい、肩の力を抜いて生きられたら楽だろうにな。
「『もみの木』の童話は、今、そこにあるもので満足するように説いた説話ですが・・・人がもし、ただ、そこにいる、それだけで満足できるようになったら・・・神は不要になるでしょう」(byミカエル) -
Posted by ブクログ
僕は「ドルチェ」に登場する魚住は「嫌い」で、「ドンナビアンカ」に登場する魚住は毒気の無い、物足りない人物に見えていた。
今作「マリスアングル」については、姫川と魚住の邂逅と謳われているが、実際、魚住のキャラクターが姫川に及ばない、せめて菊田や日下、井岡に次ぐ程度の登場人物、合流になるだろうと捉えていた。
しかし、まさか魚住を用いる事によってこんなに劇的に作品の雰囲気が変わるなんて。今作に登場する「魚住」は正しく僕の期待した通りの役回りであり、だからこそ彼女が主人公の二つの作品はとても残念だし、三作目を是非とも現在の時間軸で発表して欲しいと思う。
事件は男性の監禁、殺人事件であり、とある家から発見された身元不明の死体と同時期に病院に運び込まれた交通事故にあった重体患者について姫川班が捜査する事になっている。
姫川が武見といつのまにか深い仲になっている事に驚いたが、武見は相変わらず飄々としており、いまだにつかみどころがない様に見える。
今作は登場人物の読ませ方がとても上手で、姫川、魚住それぞれの役回りがとてもわかりやすく割り振られている。また、脇役の使い方も上手で、菊田、日下や小幡、井岡は勿論の事、若い初登場の警察官達も姫川魚住との関わりが読み取り安くなっている。今作の犯人に比べれば可愛いものだが、ガンテツがわざわざ魚住に忠告する為に現れたのも印象的だ。井岡とガンテツはある種のスパイスになっていて、特に井岡は毎回どこで登場するのかが楽しみになってしまっている(笑)今回も活躍はしており、もう少し評価されてもいいのになぁと思う(笑)
魚住が姫川班に入った事で殺伐とした今までの作品よりも少しマイルドになった印象。姫川が魚住の言葉を受けて自分を許し、幸せになるストーリーもあるかと思うし、更なる逆境に向かう可能性もある。
魚住が犯人に向き合う場面は実物だが、一方で今回の黒幕的な嫌な人物と相対したらどの様にするのか見てみたい。
完全に玲子と久江は対になる形で描かれていて、それぞれの長所、短所の組み合わせが見事に調和している。今後もシリーズが楽しみである。
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