ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • Toi Toi Toi(2)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

     物凄く分厚くて濃厚…

     吃驚してしまった。多少は、バレエやオペラ、能に狂言、絵画やデザイン、彫刻に陶芸、諸々を鑑賞するし、作品が生み出された社会背景や創造者のメンタリティを撫でもするけれど、今巻を拝読したら、それらがドバァっと押し寄せて来た。総合芸術と言われるバレエが題材なのだから当然なのだろうけれど、改めてバレエの凄さと怖ろしさを感じさせられた。作者様は、どこまで掘り下げ、どこまで広げ、描きゆくのだろう。物語にピッタリな画筆にも感嘆してしまうし、とにかく次巻が待ち遠しい。表紙絵の左足が見切れていて捲ると、キュッと丸まった足趾がおちゃめで笑いつつも、作者様の力量に心底あっぱれ!! と脳が震えた。

    #アツい #深い #タメになる

    0
    2026年04月11日
  • その手をにぎりたい

    Posted by ブクログ

    柚木麻子さんは、とにかく美味しさの言語化が天才的。前半は食テロ恋物語なのかと思わせながら、実はバブル経済期の時代の中で生きる、都会で働く女性の社会的位置と生き方を描いた作品だと感じた。

    各章が寿司ネタになっていて、バブルのピークから崩壊へと進む構成は巧妙で、寿司の一貫一貫が人生の取り返しのつかなさになってる。勘違いだらけのバブル時代の空気感が、そのまま青子の人生を歪めていくところが印象に残った。

    頑張れば頑張るほど、何のために頑張っているのかわからなくなっていく。その感覚が、この作品のいちばんリアルで怖い部分だと思う。

    華やかで一見豊かに見える時代の中の空虚さと意識のズレを寿司というモチ

    0
    2026年04月11日
  • 悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!? 9巻

    Posted by ブクログ

    最後の攻略対象らしきカールメインのストーリー。

    でも、国王の聖獣契約のエピソードが好き。
    実はオチャメだった国王のウキウキ言動とか楽しい。

    0
    2026年04月11日
  • すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    思考には「学ぶ人」と「批判する人」の2タイプがあり、常に人はどちらかに揺れている。自ら「批判する人」でいることに気がつき、「学ぶ人」のルートに戻ることを意識的に実施することの大切さを説く。
    ストーリーはとある会社の幹部が主人公になるが、あらゆる階層の人に共感できる内容になっている。

    0
    2026年04月11日
  • スマホ脳(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     この本は世界中で爆発的に売れているのでその魅力を私が述べる必要はないと感じました。だからあえてコンテンツとしての凄さに着目しました。
     この本の凄さは徹頭徹尾「祖先である原始の人々」が考察の基底をなしていることだと思います。だから、文章が雑多な情報の詰め込み、スマホによる悪影響の羅列に陥ることなく、どれも原理から考えれば簡単に思いつくもので覚えやすかったです。
     決して本質的ではないけれど、祖先の脳がシンプルなシステムで動いていたことを基軸に考えると普段の何気ない行動にまで説明がつきそうに思われます。だから、この説明が蔓延ってしまうこともポピュラーサイエンスに限らず、人文学に何か影響があるの

    1
    2026年04月11日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    マインドフルネス本だと思った。いま、ここに集中することがいかに人生を豊かにするか、気付かされた。

    忙しない毎日、大人になるに連れて、1日1週間1ヶ月1年のスピードは恐ろしく速くなっている。1日1日を愛しく想いながら過ごせているか、と聞かれたら、私はいいえと答えてしまうな。特に仕事の日は、はあ疲れた。それで1週間の大半が終わってる。だから休日は、平日の疲れをなんとかとるために極力省エネ。ぼーっと過ごしている。

    日日是好日、どんな日でも良い日。晴れでも雨でも、よくできた日も上手くいかなかった日も良い日。自分なりの気づきがあればよい日になるんだ。
    筆者がお茶を通じて、日々の変化や物事の捉え方の感

    0
    2026年04月11日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂幸太郎らしさ!
    最後、破魔矢が翔だと分かってもう一度振り返ったら
    泣ける泣ける!
    実は20年経ってましたって、えー!さすが伊坂幸太郎!
    やっぱり上手い。読んでる途中に、あれ?これって…ってなる本もいっぱいあるけど、伊坂さんは最後まで気づかない。でも読み返したら、伏線はたくさんある。
    本当に面白かったー!

    0
    2026年04月11日
  • 乙女ゲームの悪役が、隠しキャラを恋人になんかするもんじゃない(ノベル) 【電子書籍限定特典SS付き】

    購入済み

    両方!

    マンガも面白いし、小説も面白い。小説も良いしマンガも面白い。小説化でもなくマンガ化でもなく、こんなに相性のいい小説とマンガはBL業界ではないんじゃない?最高峰のBL

    #笑える #癒やされる #感動する

    1
    2026年04月11日
  • バーガーキング流 逆襲のマーケティング UNDERDOG MARKETING

    Posted by ブクログ

    日本に上陸しては失敗続きだったバーガーキングを立て直したマーケターの話。
    USJを立て直した森岡穀さんのごとく、限られた予算の中で知恵を出して
    活路を見出す。こういうの大好き!
    ニュースにもなったのは

    私たちの勝チ

    撤退するマクドナルドをねぎらうポスターを縦読みすると、、、
    というやつ。
    賛否両論あったが、話題を集めた。
    それ以外にもスパイファミリーやらゾンビやら、旨い仕掛けでSNSを騒がせ、
    集客に成功している。
    バーガーキングが住まいの近くになければ引っ越してきて、という仕掛けもすごい。
    というか、それに反応してほんとに来た人が700人以上いたとは、、

    知恵。目的はしっかりしていて、

    0
    2026年04月11日
  • ひよ恋 13

    匿名

    購入済み

    おまけ漫画含めて主人公以外の恋愛関係がかなり進んでいく話が多くてラブコメとして良かった。
    体育祭はここまで読んできた事で感動の度合いが大きくなる話で読んできた甲斐があったと思える巻に仕上がってる

    0
    2026年04月11日
  • 人間晩年図巻 1995-99年

    Posted by ブクログ

    昭和をカタルシスをもって描くことで筆者を超える人はいない。著名人とその周囲を晩年の姿から遡る記録。

    シリーズもので、たまたま途中の本書から手に取る。20代今思えば人生の転機に直面していた頃。過去の人と思った人物と同じ時代、同じ空気を吸っていたことに今さら気づかされる。

    山田風太郎「人間臨終図巻」より、主題の人物の生涯を掘り下げた視点。人の一生についてしんみりと考えさせられる。

    0
    2026年04月11日
  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    君は死人のような生き方をしているから、自分が生きているということにさえ、自信がない。私はといえば、両手はからっぽのようだ。しかし、私は自信を持っている。自分について、すべてについて、君より強く、また、私の人生について、来たるべきあの死について。そうだ、私にはこれだけしかない。しかし、少なくとも、この真理が私を捕えていると同じだけ、私はこの真理をしっかり捕えている。

    0
    2026年04月11日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きだった言葉は、「人にどう思われるか気にしていると、発想も縮こまるんだな。」と、「この世に生きる、たくさんの生き物たちの営みの不思議さを感じてほしい。学ぶということの、ふるえるような興奮を感じとってほしい。」の2つである。1つ目は、普段私は周りの目を気にして生きているからドキッとさせられた。知らないうちに発想が縮こまって損してたかもと思うと、今後はあまり周りの目を気にせず自分らしく生きていきたいと思った。2つ目は、成功する人は学ぶときにふるえるような興奮を感じ取っているよねと思った。何かで成功した人の話を聞くときよく感じるのは、この人はこれが本当に大好きで取り組んでいるんだなってことだ。私は

    0
    2026年04月11日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全く前知識なく読んだ方が良いです。
    これは。
    読めば読むほど、そういうこと?!と、
    色々なことが分かっていって、読むのが止まらない。
    本当に止まらなくなります。
    どんどん心の鉛が増えていく感じもあるけど、一生私の中に残り続けるだろうなという印象深いシーンもどんどん出てきて、カズオ・イシグロさんの天才的な表現力を痛感します。

    私の今年に読んで良かった本ベスト10に入ると思います。
    それどころか、もし誰かに「どういう本が好きなの?」と聞かれたら、「土屋政雄訳、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』」とまず答えてしまうかもしれないです。
    それくらい良かった。面白かった。
    本ってすごい。
    バケモノ

    0
    2026年04月11日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    大正十一年、社交の殿堂として丸の内に創業した東京會舘を舞台に、訪れる客や従業員にまつわるお話し。
    時代の背景とともに描かれるエピソードがどれも素晴らしかったです。
    章立てされていますが、少しずつお話が続いていて、それぞれ登場人物のその後も垣間見える内容となっています。特に心に残った作品は『あの日の一夜に寄せて』で、東日本大震災のときの東京會舘の対応に感動しました。辻村さんの作品は重ためな作品が好きですが、さわやかなこの作品も最高でした。

    0
    2026年04月11日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

    Posted by ブクログ

    玄太郎氏の有り様が大好きで、楽しく読ませてもらいました。
     呼びつけられる立場の人間からは煙たがられるでしょうが、自分の身内に欲しいじい様です。

    0
    2026年04月11日
  • 余命わずかの脇役令嬢 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    貴族令嬢カリナ。
    離れて暮らす兄、病弱な妹、わんぱくな弟がいる。
    両親は常にカリナを後回しにし、カリナは幼い頃からずっと我慢を強いられてきた。
    お茶会も誕生日すら祝ってもらえない中、唯一の癒しは絵を描くことだった。
    そんな時、自身が芸術病であると判明する。
    絵を描くことでしか癒されないにも関わらず、絵を描くことが自身の命を削っている…。
    余命1年と宣告され、静かな所で落ち着いて過ごしたいとカリナは婚約者であり、辺境の領主を務める公爵の元へ単身で向かったが…?

    #切ない #ドロドロ

    0
    2026年04月11日
  • 父のコートと母の杖

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて…
    作者さまのご両親に対するラブレターのような作品

    『もう一度、親と出会い直す』

    『今まで私にとって父と母は親であった。でも、父と母は夫婦だったのだ』

    作中、この文章にグッとなった

    歳を重ねた今、あらためて父と母をひとりの人として接していけたらなぁと思ってます
    なかなか現実は厳しいかもですが…(;´∀`)

    0
    2026年04月11日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    映画が最高に面白く、原作を読んでみた。
    映画で描ききれない芝居小屋の役者達の生い立ちがわかり、悪所と呼ばれる中で、役者の矜持を持って誇り高く生きる彼らのバイタリティを感じる。
    武士の論理に縛られる菊之助と作兵衛との対比。
    痛快な結末まで、一気に読めた。
    これぞ直木賞!

    0
    2026年04月11日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 10【電子限定描き下ろし付き】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

     仲直りどこじゃなくて

    間一髪セーフの入れ替わり! お見事!
     黄家と朱家以外の闇が、妃選びの場で一気に面の皮を厚くして、藍家、金家、墨家、どぉ始末を付けるのか? でも一番の責任は、皇家にあるかなぁって思うのだけど、他家に介入できんのは皇家も一緒か…
     次巻はよ。

    #アツい #泣ける #ドキドキハラハラ

    0
    2026年04月11日