すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ『断崖』、「おとなだってそうよ。どんな苦しみにあえいでいる時でも、その中で遊戯している、遊戯しないではいられない」が印象深い。
ラストの「夕日は大空を焼き、断崖の岩肌を血の色に染め」と「女の姿は/人形とように可愛らしく」の対比にゾクゾクした。その直後の「つぶらな目は、大空を映して異様に輝いていた」も印象的。毒々しい空の色に目を輝かせるヒロイン……。まだ殺したりなさそう。これも「遊戯」ってやつか。
『屋根裏の散歩者』や『心理試験』も、この「遊戯」的な側面がある気がする。
『目羅博士の不思議な犯罪』の一文「何の動機がなくても、人は殺人の為に殺人を犯すもの」というのも、この「遊戯」とよく似ている -
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ネタバレあらすじ
ビジネスの第一線で成果を出し続ける知見と、トップアスリートを支えてきた本格的なメンタルトレーニングの理論を融合させ、プレッシャーや対人ストレスに負けない「心の調律法」をまとめた実践書。メンタルの強さとは「鋼のように我慢すること」ではなく、「折れそうになったときにしなやかに受け流し、素早く立ち直る柔軟性(レジリエンス)」にあると定義する。焦りや怒り、理不尽な人間関係に直面したとき、自分の感情を客観的に観察する「メタ認知」、思考の偏りを修正する「認知の再構成」、深呼吸や身体動作で自律神経を整える技術など、誰でも日常で即座に使える「1%の小さな工夫」を網羅する。
所感・深掘り
「メンタル -
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ネタバレあらすじ
リーダーが成果を出すために必要なのは、生まれつきのカリスマ性や強烈な統率力ではなく、日々の関わり方に潜む「ほんの少しの工夫(1%のコツ)」であると説くマネジメント実践書。「プレイヤーとして優秀だった人ほど陥るリーダーの罠」を解き明かし、指示命令・面談・会議進行・モチベーション管理・トラブル対応などの現場実務を網羅する。「完璧なリーダーを演じるのをやめ、弱みを見せる」「メンバーの育成は『教える』のではなく『打席に立たせる』」「指示出しは作業ではなく『目的と期限』だけを渡す」など、リーダー自身が疲弊することなく、チーム全体の自発的な推進力と心理的安全性を最大化する具体策を指南する。
所 -
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ネタバレあらすじ
仕事で突き抜けた成果を出し、周囲から絶大な信頼を集める人は、特別な才能や膨大な残業に頼っているのではない。「ほんの少しの視点の転換と行動の工夫(1%のコツ)」を淡々と実践しているに過ぎない――。本書は、報連相・会議・メール・スケジュール管理・人間関係など、日々のあらゆるビジネスシーンに散らばる「小さな差」を徹底的に言語化した実践書。「報連相は結論ではなく『相手の懸念』から入る」「資料は美しさよりも『誰が何を判断するか』を研ぎ澄ます」「メールの件名だけで用件を完結させる」など、余計な摩擦や手戻りを劇的に減らし、自分も周囲もストレスなく動かすための極意を網羅する。
所感・深掘り
「もっ -
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ネタバレ『白昼鬼語』がすごくお気に入り。
園村のキャラクター性にすごく引きつけられた。
読む前は長い話だと思ったが、特に最後は読む手が止まらずスルスル読めた。園村の狂気と知性の絡みあいがいい。展開はほしい物を余すところなく、それでいて無駄なく見せてもらえた感じ。園村が殺められるのが山場だと思うが、ここが案外あっさりしているのは逆にリアル。話者の「私」の戸惑いを考えるとこれくらいで書くのがやっとだろう。
短い中に園村の嘆きや苦しみや解放が詰まり、苦いのに甘やかな味わい。『少年』の山場の艶めかしく美しい蝋燭のぼうっとした光を思いだす。
ストーリーの枠を越えて彼の日々や苦悩や悦びが想像できる。
別の世 -
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この本から学んだこと
・最善の選択ではなく、選択を最善にする。選択はゴールではない。スタートだ。
→あまり深く迷わず、決断してやってみよう。
・選択肢が多すぎると、人は選べない。自分にとって必要な選択肢を、自分の手で絞っていく。
→ある物事に対しての情報は3つまでにしようと思う。
・マキシマイザー…追求者。すべての選択肢を比較して、最善を求めるタイプ。
サティスファイサー…満足者。ある程度のラインを満たせばそこで決めるタイプ。
→今までは正直マキシマイザーだった。サティスファイサーになっていきたい。
・完璧より完了。by facebook社訓
→7.8割の完成をめざしてやっていこう -
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ネタバレいやあ――――こういう本を読みたくて私は近代文学を読んでるんですよ! と言いたくなる1冊。文豪は文章力が巧み。描きだす力が強い。
『富美子の足』すげーー好きでした。谷崎潤一郎作品で一番好き。特に足に対する怒涛の描写が圧巻。元々「脚」は好きだったけど足フェチになった。富美子に甘いときめきを覚えた。
『憎念』も好き。業の深い心理を細かく描写してくれる話好き。
解題も読めてよかった。
表紙イラストもいい。虚無僧の女の子の片方の靴下が投げだされているところも色っぽい。彼女の生々しい足の傍に力なく横たわる靴下が味を出している。履いているほうの靴下も、タコ足が……。いい意味でぞわぞわする。剥きだしの足 -
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ネタバレガリレオシリーズ 第3弾
天才数学者でありながら、心ならずも高校教師をしている石神。
ある日、隣人の花岡 靖子と美里の親子が、暴力をふるいつきまとう、前夫の富樫を殺してしまう。それを知った石神は、二人を救うために完全犯罪を企てる。
論理的思考により真実は隠されていたが、石神のもとに、大学の同期であり親友の湯川が訪れる。
もう何度、映像で見たことか。
もう何度、ラストで泣いたことか。
ガリレオシリーズを読むなら、この本から!と思ってはいたのです。好きだから。
でも、なんとなく読み出せずにいたんです。好きだから。
石神の「献身」は、親子に対する崇拝であり、深い愛情の形なのに、花岡親子に強 -
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「鎌倉殿の13人」をぼーっと見ていて鎌倉幕府の成り立ちと御家人制度、武家社会の始まりなどを何となく分かったつもりだったが、この本を読んで全く分かっていなかったことがよく分かった。とは言え、大河ドラマを見ていたことで大分、登場人物の名前や事件のイメージをつかんでいたのでそれはそれでよかった。
いずれにしても、鎌倉時代と言うと源氏の将軍3代の悲劇的な末路と北条氏のしたたかさのイメージが大分あったが、北条氏が結果的に鎌倉幕府を支えることになり、京都中心の公家政治と本当は融合したかったにも関わらず後鳥羽上皇という強烈な個性と対峙せざるを得ずに承久の乱が勃発したと言う事がよく分かり、日本の歴史に少し明る -
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ネタバレシェイクスピアの『ハムレット』を題材にした中編が収録された、充実の短編集。
クローヂヤスさんは山羊のおじさんかあ。可愛い名前。山羊のおじさん山羊のおじさんって懐いてるハムレットは愛嬌がある。でもこんなホワホワだとオフィリヤちゃん、……。
オフィリヤちゃん、すげぇよかったね。「これからは/考えている事をなんでもぽんぽん言おうと思うの」このセリフすげーーいい。シェイクスピアの『ハムレット』でも、オフィリヤちゃんって自己主張できてない印象あったから。
シェイクスピア作品の日本語訳に携わった翻訳家、松岡和子さんは某所で「シェイクスピア劇の女性はたいてい強い。唯一の例外がオフィリヤ(=オフィーリア)
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