あらすじ
海が見たい――そんな大蛇一家の長男・時太郎の夢をかなえるべく、親友の鷹彦はともに旅に出ようと誘う。
大蛇とミヨの許しを得て、希望に胸を膨らませながら旅の支度を始める二人。
前途洋々に思われたある夜、鷹彦は偶然にも「ある光景」を目撃してしまう。
以来、彼の心にはどこか陰りが生じ始め……。
種族の壁を越えて『家族』になる。異類婚姻譚の新地平、第8巻!
大蛇に嫁ぐってどういうこと!?
いろんな妄想が駆け巡りますが、本当にそっくりそのままのお話です。
「山の主 大蛇様」は、ずっと長い間、山奥で一人(一匹?)っきりで暮らしていたため、
「ミヨ」が嫁いだ初日から、二人でいられることの幸せを感じ始めます。
一方のミヨはというと、1か月以上食事をしなくなった大蛇を心配しながらも、
「このまま●んでくれたら・・・」と、ふと脳裏をよぎる自分自身が恥ずかしくなっていました。
それもそのはず、大蛇様はミヨのことをいつも気にかけ、とても優しく想ってくれるのです。非常に懐の深い大蛇様です。
大蛇ですから、食事はもちろんウサギやタヌキなどの小動物に始まり、もっと大きな動物を食すことも。
そんな人間の生活とは違いすぎて受け入れられない所がありつつも、大蛇様の優しさにミヨの心が少しづつほどけていく様子をどうぞご覧ください。
そして今後の大蛇様との生活は・・・
忘れかけていた日々の小さな幸せと、周りの人達のありがたさにあらためて気付かせてくれる一作です。
※爬虫類が苦手な方はご注意ください。
感情タグBEST3
匿名
山の主である大蛇に供物として捧げられたミヨ。
しかし、喰われることはなく、夫婦として過ごし、双子を授かる。
蛇の姿の時太郎と、鱗を持つ人間の姿のイナは、人間たちと接しながら身も心も少しずつ成長していく。
海が見たいという夢を叶えるため、時太郎は親友の鷹彦と共に旅に出ると決めた。
大蛇とミヨの許しを得て、旅の支度を始める二人だが、ある夜、鷹彦は偶然、大蛇とミヨの情事を目にしてしまう…。
その時から鷹彦はミヨへの想いを自覚し、心の整理ができぬまま、時太郎に八つ当たりを繰り返すことに…。
鷹彦の異変を感じ取った時太郎は、寺へ向かう彼を追いかけるが…!?