【感想・ネタバレ】コンテキスト・リーダーシップ 「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まるのレビュー

あらすじ

「任せる上司」と「丸投げ上司」は何が違うのか? あなたの組織は、なぜ成果が上がらないのか? リーダーシップに関して蔓延している「危険な誤解」を解き、「文脈=コンテキスト」という、リーダーシップについて考える新しい視点を提示。27万部のロングセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者によるリーダーシップ論の決定版! コンテキストを「読む力」「編む力」を養うブックガイド付き。

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Posted by ブクログ

同じことをしても、同じようなことを言っても捉え方で結果が異なる、たしかに。
どんな環境か、どんな文脈か、そもそもどんな人間関係かでリーダーの影響力が決まる。世界のリーダーはもとより、日頃のひとつひとつの出来事でも当てはまる。
流れを読む力、そして環境をつくっていく力が大事だなと示唆に富む内容でした、

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

面白い。”コンテキスト”というフレームで、世の管理職が抱える悩みと部下の相関を見せて、進むにつれて世の中の捉え方、それを実用的な知識として捉える流れを解説してくれる。時代の空気感を感じて、自分をアップデートしていくことは大切と分かりながらも、歳を重ねるにつれて、自分が纏う経験くる自分の常識に囚われてしまう難しさを改めて実感。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

世の中で理解されている「リーダーシップ」の概念を覆して、文脈=コンテキストから再構築する著者の着眼点には毎度ながら唸らせられる。数々の実例や書籍からの引用もその幅広さや奥の深さから大いに感化されるところが随所にあり、問題が希少化する時代において教養=リベラル・アーツの重要性を再認識させられる。歴史的コンテキストの中で日本的美徳の価値がより高まるとの見方には思わず共感を覚える。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

毎度著者の物事の観察眼とその言語化能力には感心する。リーダーシップは個人の能力ではなく、環境とのコンテキストで決定されるという視点は、サラリーマンとして中間管理職を担う自分に大変参考になった。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

いわゆるリーダーシップ論の本ですが、本書は今までの巷にあるリーダーシップ論をさらに発展させたものであるといえます。

すなわち、今までは率先垂範して自ら手本を示すのがリーダーであるというところだったのですが、そのスタイルを続けていても、率いる人数が大きくなった時、必ず壁にぶち当たります。

そのため、必要なのはコンテキスト、すなわちビジョン・理由・背景・方向性の共有を伴うリーダーシップであるということです。

本書ではコンテキストの重要性に加え、これからのリーダーに必要とされるコンテキストの示し方、編み方についての示唆も多く記述されています。

私も今まで山本五十六さんの有名な格言「やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」を頭において行動してきましたが、組織が大きく仕事が増え限界を感じていました。

そのような時にこの本に出会ったのは非常に幸運だと言えると思います。

今年、最も感銘を受けた本の一つとなりました。組織がうまくいかないときや迷ったときは、もう一回この本に帰ってこようかと思います。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

副題から、日頃の人材マネジメントの参考にと読み始めたら、良い意味で裏切られた。

リーダーシップとは、どんな意味を持ち、どんな要素で成り立つのか、面白い切り口で思考が深められる。

「コンテキスト・リーダーシップ」とは、複雑な現実を繊細に見抜く読解力と、他人のナラティブを洞察しながら、新しい物語を描く編集力によって成り立つ。

ここには、当人の感受性や美徳、知性が問われていると思う。

リーダーシップはある種アウトプットだが、もっと手前にある、日々の世界との接地面における態度を、自分に問いたくなる。

表面化している事象を短絡的に捉えるだけでは不十分だ。複雑で、曖昧で、わからないことも多い。このような事象に、想像力を働かせて丁寧に掬い上げる態度。

それが、事業や組織をよりよい方向に導く、正しい努力だと思わされた。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

「今」読みたい本だった。こういうのを読みたかった。それは、自分の「実践」を見直す、位置付けることに役に立った。本に呼ばれる体験は、こうして続くのだろう。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

ブックカフェで、まだ50ページしか読んでませんが、備忘録で、、この本は買いたい。何回も読みたい。
山口さん最近ハマってしまった。

〜感想〜

最初から面白い!
いい上司と悪い上司の違いを並べてみると、例えば

いい上司...仕事を任せてくれる
悪い上司...仕事を丸投げする

があるけど、これは受け取り手次第で決まってしまう。
コンテキスト

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

山口周の新著。これまでとはまた違ったアングルである「コンテキスト」をテーマに、著者の豊かなリベラルアーツの知見・洞察を展開していく。リーダーシップが、「行為」という静的・画一的なものではなく、過去から現在に連なる人間関係から表出される動的なものであるという考えは、意外と今まで気づかず、納得感もあった
人間はナラティブをつくるもの、意味付けの過程で「現実」をつくるというのもその通りだと思う。複雑な現代のビジネスにおいてチームを引っ張るリーダーに必読の書。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

リーダーシップとはコンテキストを読み、編む営みであると理解した。確かに、リーダーシップとは〇〇であると端的に語れないことは、即ち文脈によるもの言えるのだろう。ここで言うリーダーシップを他のワードに変えても成立するように思え、そういったものは文脈次第とも言えそうである。幸せとか。こんなこと毎回考えていたら日々の生活が立ち行かない気もするので、放っておくと人は視野が狭くなり、✖️✖️は〇〇と思い込み思考をショートカットするようにできているのかもしれない。などとはたと気づくためにも、本を読むとかして自分の偏りに気づくのは大事かと思う。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的なことで申し訳ないが、昨今の氏の発信(特にXにおける政治に対する発言※)は好きではないのでが、本書は示唆に富む部分があり、上からっぽくて大変恐縮ながら、氏を再評価させていただいた。

本書の帯にもあるとおり、リーダーらしさは、これまでは「行動」として捉えられ・実践されていたものの、行動だけを切り取ってみると、同じものでもポジにもネガにも転ぶものであり、それはコンテキストに依存する。
したがって、どのようなスタイルのリーダーシップ(指示命令、ビジョン、関係重視、民主、率先、育成)を採用したとしても、良いこともあれば悪いこともある。

そして、そのコンテキストには、3つの次元がある、と。
それが、①ミクロ②メソ(組織等のレベル)③マクロ。
①は、ざっくり言えば他者としっかりコミュニケーションを図り、何を求めているか、や、どんな立場か、を推し量るべし、なのだが、ポイントは、ノンバーバルなコミュニケーション、身振りや視線からしか得られない情報もある、ということ。
②は、組織の置かれた状況や時機を捉えて、適切なタイミングで適切なリーダーシップを使い分ける重要性を説く。また、組織の中の一個人として見れば、役職が上がるにつれ、リーダーシップのあり方も変わってくることにも言及している。つまり、役職が上がると現場仕事より管理に寄っていくため、指示命令などが不適切になり、ビジョンや育成的なスタイルへのシフトチェンジが求められる。そして、発揮するリーダーシップ、というか変革をメンバーや組織に落とし込むためのナラティブづくりの方法論にも触れている。
③は、いわゆるPEST的なマクロ環境の変化を察知し、それとアラインするような戦略を採ることを説く。ただ、この③に関してのみ、リーダーシップという文脈からはやや反れているうえ、割と当たり前のことを言っているため、個人的に納得感があまりなく、本書で期待することとはかけ離れているように思われる(併せて、第4章で丸々とマクロコンテキストを説明しているのだが、これは別に本書に要る内容か?と思ってしまう。別に無いよりはあったほうが良いのは確かなのだが、蛇足感と御高説感が気にかかる、、、)

※その内容や対象、思想信条に対しては何らネガティブではないが、発言の仕方などにやや稚拙さが現れているため。あくまで私見です。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

前書きと第一章だけでお腹いっぱいになったが、なるほどたしかにという本質であった。
タイトル通り、まさに「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まることを1冊かけて語り、何がリーダーに重要なのかを解釈している。

従来のリーダーシップ論は、「優れたリーダーは○○をする(傾聴する、任せる等)」という行為が中心だったが、同じ「仕事を任せる」という行為も、文脈次第で「信頼の証」にもなれば「無責任な丸投げ」にもなり得る。
同じ行為でも、文脈=コンテキストに応じて「最高」にも「最低」にもなるということ。

つまりリーダーシップは行為という静的・画一的なものではなく、過去から現在に至る人間関係や、その場の状況から表出する「動的なもの」である。

良い上司と悪い上司の境界線は、受け取り手との「コンテキストの合致」にある。リーダーは、背景・意図・目的を丁寧に言語化し、組織が進むべき方向をナラティブ(物語)として提示することで、ズレを防ぎ、メンバーの納得感を生み出す存在であるべきだと説いている。リーダーに重要なのはコンテキストの理解と再編集である。ミクロ(個人の心理・関係)・メゾ(集団、組織の状況・フェーズ)・マクロ(社会・時代の変化)を把握し、必要に応じて変化させていくことが必要。

そして、優れたリーダーは、一つのスタイルに固執せず、コンテキストに合わせて自分を変化させる。現場の専門性で率いる「前半期」から、ビジョンで組織を動かす「後半期」への脱皮や、「何を言うか」以上に「いつ、どの文脈で言うか」が重要。あえて「待つ」こともリーダーの重要な能力である。

世の中に溢れる最新の経営手法や戦略(飛び道具)は、それ自体が万能なわけではない。どんな手法も、その組織の文脈に合致しなければ機能しないというコンテキストを知らなければいけない。
そしてコンテキスト・リーダーシップにおいては「多様性に関するリテラシーと感性」が重要である。多様性を文脈を豊かに彩るための情報をして感受できるリーダーは、部下のナラティブを捉え、一緒に共有できるコンテキストとして再編集することができる。

コンテキストを理解できる人の多くは、文学に触れていることがあげられ、文学は人生を生きるうえで大きな武器になることも書かれていた。文学を読むことは「他者の物語を借りながら、自分自身の物語を豊かに編み直す行為」である。
現実世界において人を理解し、関係を築き、状況を動かすために最も重要な能力である。文学は単なる娯楽ではなく、むしろ現実を読解し、編集するための強力な訓練場である。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

まさに政治・経済・社会・テクノロジーが乱世のように目まぐるしく状況がかわる現在において、
世界:マクロ
組織:メソ
個人:ミクロ
それぞれがどういう文脈コンテキストによって、
上下のレイヤーや、ステークホルダーたちと関係性を紡ぎ成果や変革へとつなげるのか?
を考えるためのヒントとなる視点を紹介されている。

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2026年04月15日

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