歌野晶午のレビュー一覧

  • 女王様と私

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    オタクとそのオタクをけなしてけなしまくる女王様のお話。そして相当な分厚さの小説を頑張って読んだ結果、何が残ったんだろう。。。と自分を反省してしまう小説である。
    ハマる人にはハマるとは思うし、ここまで読ませる作者の力量も認めざる得ない。なかなか類をみないとも言える。そういう意味では一読の価値はある。
    序盤は叙述トリックが怒涛の勢いで押し寄せるのも他にはないかな。
    ただし人に堂々と勧めることはしないと思う、人を選ぶ小説である。

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    2025年11月26日
  • 新装版 白い家の殺人

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    ネタバレ

    最初の事件は良かったと思いますがだんだん面白味のない事件になっていく感じが・・・。市之瀬君の存在がそう思わせたのでしょうか・・・。最後の日記のところは良かった(笑)

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    2025年11月25日
  • 首切り島の一夜

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    ネタバレ

    登場人物のバックグラウンドがわかっていく展開は好きだけど、それが全部個人の回想なのが、じゃあ今クローズドサークルである意味ないですやん…な感じがして私としては微妙だった。一晩動けない中でお互い監視しあってるからできることが考え事だけなのはわかるけど…からのそれらが全部実質無意味なのもガッカリ…同窓会には行かなくていいかな、と思う本。笑

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    2025年11月23日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    タイトル通り、体をこの世に執着する女性に乗っ取られるストーリー。
    よくこんな展開思いつくなぁと思うが、ちゃんと主人公と主人公の中の別人のセリフがわかるように、行間も工夫されている。
    想像よりもブラックユーモア色が強かった。

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    2025年11月22日
  • 7人の名探偵

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    最近日本酒の飲み比べセットを楽しむ機会があった。思わず舌がでてしまう辛口のものから甘ったるくて眉を顰めるもの、華やかなフルーティさが口の中に広がるもの。私は結局にごり酒を購入した。それからしばらくにごり酒を目にするととりあえず買って飲んでみることにしている。本作品集を読んで、ふとそれと似ているなと思った次第であります。

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    2025年11月20日
  • ●●にいたる病

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    人が犯罪を犯す理由。

    生まれながら犯罪者としての血が流れているのか。

    事件が起きるまでや、起きた後、色んな視点で書かれてるので面白かった。


    もし、不慮な事故を目撃し、人の死が美しいと思ってしまったら。。。

    もう見れないとわかっていても、また見たいと思ってしまう。
    自分は異常かもしれないと思いながらも倫理と欲望に揺れ葛藤する。

    その時私だったらどうするのだろうと考えずにはいられなかった。

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    2025年11月19日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    前作の話をだいぶ忘れているのだけど、巳代子がだいぶマイルドになっている気がしないでもない。
    前作の感想がイヤミス感満載ぽかったので、今回もそういうのを期待したけど、意外に最後はちょっとしてやったりな結末だったかな。

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    2025年11月18日
  • ●●にいたる病

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    我孫子先生の35周年祝いアンソロジー。
    全体的には面白い。ただ全ての作家さんのイヤ度を知ってるとかなり易しい気がした。
    もっと厭で陰鬱で胸糞で後味悪くていいんですよ…!と。まぁ導入には丁度いいのかな。

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    2025年11月17日
  • それは令和のことでした、

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    8編からなる、パンチの効いた短編集

    印象に残ったのは、「彼の名は」「有情無情」
    「わたしが告発する!」「無実が二人を分かつまで」
    「彼女の煙が晴れるとき」

    〈彼の名は〉
    第1話目から、最後で、えーーーーーーーっと
    なった。‥なるほど、これが聞いていた、
    この作家さんのどんでん返しか‥
    途中のイジメの描写が結構キツい。
    主人公が人を殺めてしまった、という心理は分からないでもないが、その原因となった
    名前が‥(太郎)その名前をつけた母親の
    思考回路、完全におかしい。
    〈有情無情〉
    救いようのない話だった。
    悪いのは誰だ?老人はただ、親切心から
    した事だったのに性犯罪者とされてしまう。
    自分が手

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    2025年11月13日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    3.5

    SNSでお薦めされているのを見て手に取った。読み終わってから、葉桜の〜の著者だと知り、それを知らずに手にとり、読み終わってから事実を知った自分に1番衝撃を受けた。

    正直内容的には、ん〜。なんていうか、推理してる人達の話をただただ読んでる感じで、そこまで入っていけなかった。終わり方が終わり方なだけに続編は気になるが、買うかは迷うところ。

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    2025年11月11日
  • ●●にいたる病

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    「え?え?え〜!」率直な感想と云うより反応!
    著書でも出てくる「叙述トリック」まさに完璧にハマってしまう。
    特に心に残る?う〜ん印象に残る、短編が
    ・切断にいたる病
    ・怪談にいたる病
    この我孫子武丸著、「殺戮にいたる病」を読んだ時の様な衝撃を感じる。
    この短編2作は「世にも奇妙な物語」的世界観で進行していく不思議な物語。
    正直、次の展開が気になり、ついつい一気読み!しかし読後、冒頭の「え?え?え〜!」と反応してしまい、もう一度読み直す、この感覚は非常に良かった!
    我孫子武丸ワールドと背筋ワールド、それぞれでも更に読みたくなる!
    正直不思議な感想!

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    2025年10月29日
  • それは令和のことでした、

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    ひとつひとつが、かなり読み応えのある短編集でした。どんでん返しがあったり、名前のひっかけがあったり、感動しちゃう話があったり。色とりどりで、飽きさせません。

    しかも一話が短いから、隙間時間に読めるのも良かったかな。すこーしだけ残念なのは、前半あたりまでが面白くて、後半は少し失速した印象だったことです。

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    2025年10月27日
  • 新装版 長い家の殺人

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    解説シーンは読みやすく、一気読みだった。昔の作品なので、その時に読んだらすごい新鮮なトリックだと思う。

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    2025年10月27日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    企画がオマージュではなくインスパイアなので、どの作品も"殺戮にいたる病"みたっぷり!というわけではないが、歌野氏はかなり寄せてきたなーと思った。こういうのばっかり入ってると思ってたから少々肩透かし。
    とはいえ、背筋氏はホラーとして完成度を高めながら最後にあのオチ、神谷氏は耽美な変態み、真梨氏は叙述をネタにした懐かし本格ミステリみと、作者によって、「殺戮に至る病」の解釈("我孫子武丸"の解釈?)が違ってそうなのが楽しい。
    ただ矢樹氏だけは、イマイチ「殺戮に至る病」感がありませんでした…

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    2025年10月26日
  • ●●にいたる病

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    著名な作家さんが多く、絶対面白い!と思って購入したけど、期待が空回りしてしまった。

    冒頭の我孫子武丸さん、自分で自分の作品のアンソロジーに参加しているだけあって一番らしい作品でした。

    『●●にいたる病』という題名だけで、あとはテーマを絞らず作者ごとにお任せオファーだったのかな?『殺戮~』ってエログロがテーマだと思っていたんだけど…我孫子さん以外はそれぞれの分野で書いてる。
    アンソロジーだからこれでいいのかな?
    もう少しテーマ絞った上で、オリジナル作品が読みたかったなとも思った。

    個人的には、歌野晶午さんの作品が一番引き込まれて良かったです。

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    2025年10月23日
  • 首切り島の一夜

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    結構ミステリー小説は読んできましたが、かなり尖った作品だなあと思いました。
    謎に向かって皆んなで推理をして解決を目指すが、その間に新たな犠牲者が、、といういわゆる王道系ではありません。
    事件自体は数ページで解決しますが、そこに行き着くまでの間で、それぞれの人間性が明かされていく。。
    結局、犯人以外もそれぞれ悪い人間性を持っている事を突きつけられ、犯人を探すだけがミステリー小説では無いのかなと少し考えさせられました。
    少し変わったミステリー小説を読んでみたいかも、と思う方にはオススメの作品かもしれません。

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    2025年10月20日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    ネタバレ

    楽しく読めたけど、王手飛車取りの続編ゆえの驚く展開を期待しちゃってたからこれで終わりかぁと思ってしまった。

    王手飛車取りで中身を知ったせいで解きづらくなってる事件やオリジナルのキャラクターを上手く真似て起こしてる事件があってそれは結構楽しめた。

    最後は伴道全教授だけは生き残ってて、またどこかでこのゲームが開催されてるよって事なのかな?

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    2025年10月19日
  • 首切り島の一夜

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    ネタバレ

    首切り島の一夜
    オムニバス形式で綴られる短編連作の様な構成。
    登場人物其々の学生時代や過去の様子が浮き彫りになり、現代に起きた殺人事件と関わる・・・。
    結末まで通しで読んだが置いてきぼりをくらう。
    全く持って意味が分からず、頭の中はクエスチョンマークだらけ。仕方がないので、久しぶりにペンとメモ帳を用意し2周目。結末で気になった部分の整理。アナグラムを用いて鳥飼の謎を把握までは出来たがその後の結末にはモヤモヤが残る。

    以下ネタバレ含めての僕なりの考察











    ラスト、作中作ないで鳥飼が行方不明→現実世界を反映。久我の殺害→殺されたのは冒頭の久我ではない(久我を語っている別人→鳥飼

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    2025年10月15日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    ネタバレ

    想定外のオチだった。設定は非常に面白く、これは前作があるのかな、と思ったらやはりそうらしい。
    もっと続きが読みたくなった。でもミヨコが出てこないと面白くないので復活させて欲しい。アオの頭脳では大したことはできないし。

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    2025年10月15日
  • 家守

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    短編ミステリー5編

    「人形師の家で」
    山の上にある洋館には近づくな…
    大人達に内緒で遊びに行くようになった男児3人がかくれんぼの最中に一人が神隠しに?

    「家守」
    ある住宅でナイトキャップが顔を塞ぎ窒息し死亡するという事件が…事故か殺人か?

    「植生の宿」
    認知症の老人と同居し話相手になるだけ?
    高額なバイト代に釣られた青年の転末は…

    「鄙」ひな
    知人に教えられ山の中の集落に旅行にきた兄弟
    滞在中に知り合った男が自殺した!?

    「転居先不明」
    東京の一軒家を激安で購入した夫婦
    ある日から妻は視線を感じ追い詰められていくが…


    どの話も事件が起こり、捜査というより解説調の謎解きが始まるとい

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    2025年10月13日