歌野晶午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
8編からなる、パンチの効いた短編集
印象に残ったのは、「彼の名は」「有情無情」
「わたしが告発する!」「無実が二人を分かつまで」
「彼女の煙が晴れるとき」
〈彼の名は〉
第1話目から、最後で、えーーーーーーーっと
なった。‥なるほど、これが聞いていた、
この作家さんのどんでん返しか‥
途中のイジメの描写が結構キツい。
主人公が人を殺めてしまった、という心理は分からないでもないが、その原因となった
名前が‥(太郎)その名前をつけた母親の
思考回路、完全におかしい。
〈有情無情〉
救いようのない話だった。
悪いのは誰だ?老人はただ、親切心から
した事だったのに性犯罪者とされてしまう。
自分が手 -
Posted by ブクログ
「え?え?え〜!」率直な感想と云うより反応!
著書でも出てくる「叙述トリック」まさに完璧にハマってしまう。
特に心に残る?う〜ん印象に残る、短編が
・切断にいたる病
・怪談にいたる病
この我孫子武丸著、「殺戮にいたる病」を読んだ時の様な衝撃を感じる。
この短編2作は「世にも奇妙な物語」的世界観で進行していく不思議な物語。
正直、次の展開が気になり、ついつい一気読み!しかし読後、冒頭の「え?え?え〜!」と反応してしまい、もう一度読み直す、この感覚は非常に良かった!
我孫子武丸ワールドと背筋ワールド、それぞれでも更に読みたくなる!
正直不思議な感想!
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Posted by ブクログ
著名な作家さんが多く、絶対面白い!と思って購入したけど、期待が空回りしてしまった。
冒頭の我孫子武丸さん、自分で自分の作品のアンソロジーに参加しているだけあって一番らしい作品でした。
『●●にいたる病』という題名だけで、あとはテーマを絞らず作者ごとにお任せオファーだったのかな?『殺戮~』ってエログロがテーマだと思っていたんだけど…我孫子さん以外はそれぞれの分野で書いてる。
アンソロジーだからこれでいいのかな?
もう少しテーマ絞った上で、オリジナル作品が読みたかったなとも思った。
個人的には、歌野晶午さんの作品が一番引き込まれて良かったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ首切り島の一夜
オムニバス形式で綴られる短編連作の様な構成。
登場人物其々の学生時代や過去の様子が浮き彫りになり、現代に起きた殺人事件と関わる・・・。
結末まで通しで読んだが置いてきぼりをくらう。
全く持って意味が分からず、頭の中はクエスチョンマークだらけ。仕方がないので、久しぶりにペンとメモ帳を用意し2周目。結末で気になった部分の整理。アナグラムを用いて鳥飼の謎を把握までは出来たがその後の結末にはモヤモヤが残る。
以下ネタバレ含めての僕なりの考察
ラスト、作中作ないで鳥飼が行方不明→現実世界を反映。久我の殺害→殺されたのは冒頭の久我ではない(久我を語っている別人→鳥飼 -
Posted by ブクログ
短編ミステリー5編
「人形師の家で」
山の上にある洋館には近づくな…
大人達に内緒で遊びに行くようになった男児3人がかくれんぼの最中に一人が神隠しに?
「家守」
ある住宅でナイトキャップが顔を塞ぎ窒息し死亡するという事件が…事故か殺人か?
「植生の宿」
認知症の老人と同居し話相手になるだけ?
高額なバイト代に釣られた青年の転末は…
「鄙」ひな
知人に教えられ山の中の集落に旅行にきた兄弟
滞在中に知り合った男が自殺した!?
「転居先不明」
東京の一軒家を激安で購入した夫婦
ある日から妻は視線を感じ追い詰められていくが…
どの話も事件が起こり、捜査というより解説調の謎解きが始まるとい