歌野晶午のレビュー一覧

  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    まだ続編あるからか微妙な終わりだった。確かに殺人犯が自分の犯した殺人を推理ゲームとして出題するというテーマは斬新ですが、主要なトリックはわりかし王道で面白くはないです。

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    2025年07月12日
  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    ネタバレ

    面白かった。
    んだけど、浜倉市で起きている一連の事件が、最後に1つの原因に収束してめっちゃ納得できるのかな?って思いながら(期待しながら)読んでたから、最後が肩透かしだった。
    「最近、なんでこんなに物騒なの」って愛さんが言う理由がそれなのかな~って思ってたから…。
    だから、「え?理由ってそっち側??」ってなりました。
    推理としては、歳三が突然ピーンと線と線がつながってバタバタ解説に入ってしまうので、一緒に推理しながら読みたい時には合わないかも。

    これこれこういう事件がありました⇒主人公ピーンときた⇒いきなり解説

    というショートショートの連続でその背景で主人公家族の群像劇が少々という感じだっ

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    2025年06月27日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    『葉桜の~』以外の作品も読んでみたかったので。
    序盤はあまりのめり込めず、最後まではしんどいなぁ…なんて思っていたけど
    徐々にキャラやテンポも掴めてきて面白さが分かってきた感じ。内容的にはけっこう残虐なのに、個性的なキャラのおかげでそれを感じさせない。
    とても不思議な感じ。
    最後、色んな意味で驚かされたけど、まさかあんないい所で終わるとは…続編があるようだけど、気が進めばいつか読むのかも。
    なんだかんだで、あのメンバーに愛着が沸いてしまっているのは確か。

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    2025年06月14日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    あぁ、そういうオチかぁという感じ。そこそこの長編だと思うが、オチらしいオチかと言われると読後の爽快感はあまりない。叙述トリックとしてどうかという点はおいといて。

    結果的に登場してた人たちの共通項は年齢だったわけだが、そこに見え隠れしたジェンダー感というか人物像に少しネガティブな印象があったのは、その年齢設定ゆえかもしれない。それはつまるところ、ある意味正しく(というとそれもまたバイアスなんだけども…)、今それを読むとムズムズする違和感というか世代的なギャップも感じてしまう。

    話が途中でよくわからなくなって読み返したせいか、そのギャップが際立ってしまった。一気に読むほうがいいかもしれない作品

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    2025年11月05日
  • 絶望ノート

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    ネタバレ

    胸糞悪い終わり方でびっくりした。
    分厚いし読めるかなと思ったけど、思ったよりあっという間に読めてしまった。
    ラストは驚きが多いけど…家族で話す時間が少しでもなかったのだろうかと悲しくなった。
    みんな救われないし読んでて辛い。
    爽快感もないので読む時のタイミングでは引きずってしまいそう

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    2025年06月08日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    5人の殺人鬼達の犯罪クイズ形式のような短編集。
    ビデオチャットという設定も面白いし、ネットの繋がりだからこそできる終盤のどんでん返しは驚いた。
    しかも二回転。

    ただ、小説内でも書かれてたが各問題の犯人が=出題者で、なぜ起こしたのかという動機はなく、トリック崩し(アリバイ崩しと密室崩し)が問題のキモなので、前提条件を理解するまででダルくなって読み進めるのが遅くなってしまった。

    2024.0608.29

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    2025年06月08日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    とにかくトリックはなんだ!?って言う、
    ミステリー好きには大好物な感じ…なの?
    なんか、その辺はちょっと私的には前半、あんまり進まない感じだった。
    謎が解けても、あーそーなんだ、くらいで。
    後半は、ちょっと引き込まれて、
    あれ!びっくり!もあったけど、なんか総じて私の中では盛り上がりに欠けたかな。
    ラストも、ん?コレで終わりか?と。

    いろいろ読み取れない私がダメなんかなぁ、

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    2025年06月03日
  • 死体を買う男

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    江戸川乱歩の未発表小説が発見された!?

    帯にあったこの一言を見て即買い
    小学生の頃に江戸川乱歩にハマり完読した私にとって、歯間からよだれが漏れ出るほどそそられた

    2重3重で仕掛けられるトリックについていくのがやっとでした

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    2025年05月31日
  • 死体を買う男

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    なかなか面白かった
    タイトルの意味が、ネタバレを見てなるほどと思わされた
    トリックなどはある程度予想は出来たものの、ラストまでしっかり楽しめた

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    2025年05月23日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    読み始めてすぐに、こういう展開じゃないと面白くないし、そうなるだろうなと思って読み始めた。

    結果そうなった。
    それが少し残念だった。

    性別の判断はつかなかったが、展開的にはそうじゃないと面白くならないように感じた。

    その伏線を用いる為に前半部分から後半途中まで伏線を巡らせていたが、これが退屈でならなかった。

    犯人が分かっている謎解き。
    トリックの解明は読者目線では、そんなに楽しさを感じなかった。

    個人的にはやはりミステリーは犯人に驚かされたい。

    ただ、後半はその伏線回収もあって面白くなってくるが終わり方が不完全燃焼...

    展開が読めてしまったので、少し残念な結果となった。

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    2025年05月05日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    7編の短編と1編のショートショート。
    イヤミスでスタートし徐々に暗くやりきれない話題ばかりが続くが最後の叙述トリック物の「彼女の煙が晴れるとき」で気分が逆転する構成はよかった。
    だがどれも令和ならではの話題とは言えず本の題名とのつながりはよくわからない。

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    2025年05月02日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    人が簡単に死にすぎ!探偵役たちがウダウダと言い訳しすぎ!わかんないわかんないとうるさすぎ!と普段天才VS天才のミステリーを読みすぎてモヤモヤした序盤だった。
    後半やっと面白くなってきたー!となるもオチにんん???となってます。

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    2025年04月22日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    犯罪者たちが自慢げに語る事件の推理ゲーム。
    こいつらに何にも感情移入はできないけど、
    謎解きも解けるレベルだったり、ストーリーとしてもちゃんとサスペンスしててよかったかと。
    でもじぶんの期待よりは驚きが物足りなかったかな〜 続編みてよければこれも評価あがるかも?

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    2025年04月06日
  • それは令和のことでした、

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    『葉桜の季節に君を想うということ』以来のファンです。
    小説ならではの死角トリックというか、ものすごく文章が上手いのだと思う。
    なんの違和感も抱かせずにミスリードされています。
    どのキャラクターもいきいきとしていて、話も面白く、ひきこまれているうちに、アッと驚かされ、舌を巻きます。
    短編では勿体無いようなキャラがたくさんいて、面白かったです。

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    2025年03月27日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    面白かった。
    ネットの友人と推理ゲームをするが、そのゲームで使う事件は実際に自分達で起こすという話。
    みんなで順番に事件を起こしていって自分達で推理をするというのが斬新。
    残虐な事件のはずなのにみんなが当たり前のようにしていて感覚が狂う。
    みんなの会話が本当に友達と話してる感じで面白い。ただの仲良しじゃなくて議論している感じも良かった。
    1個1個の事件が短いから短編集のような感覚で読める。
    屋根裏に1ヶ月潜伏していたトリックの事件が1番面白かった。
    続きが気になる終わり方だったからシリーズ全部読みたい。
    面白かった。

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    2025年03月23日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    前評判を聞いて期待値が高まり過ぎていたのか、少し物足りなさを感じた。構造上whyとwhoには触れられないことが原因か(最後はwhoの要素があったが、前振りが丁寧なのでよめる)。
    設定は面白いし、他作品と差別化はできているので良作ではある。
    続編はまた気が向いたときに。

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    2025年03月09日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    主に叙述トリックメインの短編集。

    今の時代だからこその生きづらさ、窮屈さの描写がすごくリアルだった。
    引きこもり、外国人の不法滞在、ブラックバイト、ヤングケアラーなど題材も令和の世の中を反映している。
    本来は悪くないはずの人間がいつの間にか当事者になり追い詰められていく様は見ていて苦しい…。

    どの話も、最後まで読めばそういうことだったかと納得できるオチがあるのですっきりする。
    とはいえ後味が悪いというか、善人が善人でいられないのが令和の時代なのかな…暗い話が多くて気持ちは沈む。

    「花火大会」だけは、え?それだけ?と拍子抜け。
    わざわざこの短編集のラストにあるのは何か意味があるのでしょうか

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    2025年02月13日
  • 死体を買う男

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    江戸川乱歩と萩原朔太郎が探偵役、と聞いて気になり、読んでみました。
    登場人物が双子にありがちなトリックとオチかと思っていたら、二重、三重に罠が仕掛けられていて、なるほど!と思いました。
    タイトルの意味は分からず、検索して理解しました。
    そこにも仕掛けてたか〜とびっくりです。

    江戸川乱歩より、萩原朔太郎がノリノリで面白かったです。


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    2025年02月12日
  • 7人の名探偵

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    2017年。アンソロジー。
    「水曜日と金曜日が嫌い」これは既読。麻耶さんの首にへびが巻いてあるのは何故?
    「毒饅頭怖い」山口雅也。パンク探偵、完読できなかったんだよなぁ。
    「プロジェクト・シャーロック」我孫子さんは初読。もうゲーム界にいるのかな。
    「船長が死んだ夜」火村さん&アリス。これはせつないね。
    「あべこべの遺書」のりりん。
    「天才少年の見た夢は」歌野さん。
    「仮題・ぬえの密室」トリは綾辻さん。のりりん、我孫子さんと集まり、自宅で嫁とともに語らう。京都ってミステリー好きがいっぱいいていいね。

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    2025年02月05日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    歌野さんの作品を読むのは2冊目ですが、こちらも面白かったです。短編集ですがどれも読みやすくまとまっています。表題作が一番好みでした。

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    2025年01月30日