歌野晶午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
錚々たる作家陣によるアンソロジー。どれも読み応えあった。
殺戮〜を読んだばかりだったのでどういう系統かは想定できていたけれど、いずれもトリックが面白い。
真梨幸子さんと歌野晶午さんのが特に好きだった。
我孫子武丸「切断にいたる病」
またエログロか!と読んだ瞬間思った。もはやこの人苦手意識芽生え始めてる。ただ話としてはそうきたか、があって面白かった。
神永学「欲動にいたる病」
高校時代心霊探偵八雲読んでた!懐かしい。
最後の部分が最初に繋がる感じは殺戮オマージュなのかなと思った。
背筋「怪談にいたる病」
どうしても近畿地方的な怖さを求めてしまう
アンソロ3人目なのにそういうことか、を懲りず -
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Posted by ブクログ
ネタバレ殺戮にいたる病だと思って借りたら違った。騙された。
でも普通に面白かった。
忘れないように1つずつ軽くメモ。
○切断にいたる病/我孫子武丸
AV作成会社で起こった殺人事件の犯人を見つける物語。
本家の殺戮にいたる病読んでないけど、なんとなくこういう感じの叙述トリックなんだろうなーってわかる話だった。
死体の描写がしっかりグロめですごいなーって感心した。
○欲動にいたる病/神永学
教室で同級生を刺殺した男の子。何があったのか取り調べを交えながら過去について明かされていく。
これ一番好きだった。
最後全てがわかってから読み直したら、たしかに辻褄合っててうまい!ってなった。
○怪談にいたる病/ -
Posted by ブクログ
全ての作品が「それは令和のことでした、」と、昔々みたいなフレーズから始まるということなのか?
さてこの短編集、各作品に仕掛けがあり、最後にほぼ間違いなく、あ〜‥となる。一話ずつは社会的な、しかも令和のことをテーマにしつつ、きっちり各話にまさかの驚きあり。
「彼の名は」子供を自分のポリシーで振り回す母親。彼の人生の最大の枷は母親の付けた彼の名前。
「無実が二人を分かつまで」犯罪の姿は明らかになっている。それでも警察には言えず、裁判で訴えることもできない。その理由は‥
「彼女の煙が晴れるまで」長距離トラック運転手の父と療養中の娘、日常に疲れた彼女の息抜きは将棋と煙草。彼女は‥ええっ??
明るく解決 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3.4
くやぴい
頭狂人の事件、もしかして自分の話なのでは?とおもったけど、被害者家族の妹が発見。という所であーじゃあ違うか。。
とそこで思考をやめてしまった。。
頭狂人が男の可能性を流してしまっていた。。くやぴい。。
まさにザンギャ君の事件のaXe状態。
あ、でもそのあたりでコロンボが出てこなくなったのでこれ事件の被害者じゃね?ってのは気づけた!
なので頭狂人が兄を殺した!ってなって、あれ、でもこれ頭狂人は兄がコロンボだって気づいてなくね?ってなってる期間が発生して楽しかった。
でもコロンボは妹が頭狂人だってのは気づいてそう?そうだったらおもろい。
ラストはめっちゃ面白かったけど、終 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ例に漏れずわたくしも、殺戮にいたる病の、我孫子武丸先生の大変なファンでありますので、見つけた瞬間流れるように素早い動作でレジへ運んだ覚えのある本作ですが、我孫子武丸先生以外は皆初見の先生で、全編我孫子節だと勝手に解釈していたわたしは本を開く前から大きく狼狽えることとなりました。そしてその我孫子武丸先生こそが初手というのもわたしには、まるで寝起きドッキリをくらわされたような気分といいますか。そろそろと、激しく振ってしまった炭酸を開封するかのように慎重にページをめくることとなりました。
が、我孫子先生ごめんなさい、背筋先生のお話が一番好きでした。わたしだって先生へのトリビュート作でこんな思いしたく