歌野晶午のレビュー一覧
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結果から言えば、面白かった。
ただし、そう思えたのは本当に最後の数十ページに入ってからだった。
読む前に「名作」「傑作ミステリ」といった評判をかなり目にしていたので期待して読み始めたのだが、中盤までは正直なところ、「これ、このまま終わったらまた期待外れのやつだな」と思いながら読んでいた。
物語そのものに強く引き込まれたわけでもなく、「次のページが気になって仕方がない」という感覚もあまりなかった。むしろ、どこか安っぽいストーリーを淡々と追いかけているような感じが続いた。
特に気になったのが、主人公の語り口。少しハードボイルドを意識したような言い回しや振る舞いが、自分には格好良いというより、 -
Posted by ブクログ
恋愛ミステリ?として名高い作品
参考にしている本紹介の動画などでもよく名前が挙がるので、期待値高めに読みました
仕掛けは確かに気が付かなかったけれど、系統だけならば読めなくもない…気がする?
意外性という意味ではかなりのものですが、真相が判明してから作中の描写の大半がおぞましいものに見えてしまいました
個人差はあると思いますが、登場人物に共感できる人は少ないのではないかと思うので、そういった観点で読書をする方にはオススメできません
単純に仕掛けを楽しみたい方にはオススメです
あとは、冒頭の雰囲気から合わないと判断した方は道中に耐え切れないかも…
同著者の「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」の方が -
Posted by ブクログ
2026.07.28
このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。
お気に入りは3作。
市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。
横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。
河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした -
Posted by ブクログ
少年を誘拐して身代金200万を要求され、なぜそんな中途半端な金額なんだろう?と皆が思いつつも、とりあえず指定通りに身代金をゴミ箱へ入れると、たまたまそこら辺で暮らしていたホームレスが拾ってしまい、犯人を捕まえることはできなかった。
その後、少年を見つけることはできたものの、身代金の受け渡し前に既に殺されていたことが判明。
そのような似た事件が続く中、息子・雄介がなぜか、それら被害者家族らの名刺を持っているのを発見し、まさか息子が事件に関わっているのでは?と父親がこっそり調べていく&想像する話。
途中までは面白かったが、そこまで発覚した上で色んな想像パターンを読ませておいて、なんだこの終わり -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「最後の一行 white」よりもこちらの方が最後の一行のインパクトが強かった。
◆市塔承「プカプカ塔」
伝染病を治す特効薬として、鳥の卵を求めにとある島に辿り着いた3人の男。
島には先住民がいて、捉えられてしまったが、先住民の話す言葉がオノマトペで構築されているのは、新逸だった。全くわからない言葉ではないから、考えたら分かりそうなもどかしさがあった。
結局、完璧に意思疎通はできず、最終的には自分たちの行いのせいで目的は達成できず、言葉の意味を取り違えたせいでバッドエンドになったが、「なるほどそういうことか!」とページを戻ってしまった。
ネタバレしない範囲で、知ってても問題ない単語
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