歌野晶午のレビュー一覧

  • 間宵の母

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    面白かった。一気に読んだ。でも最後のオチに期待しすぎてしまった。そして帯にあるような「最恐」ではない。スリルは楽しめた。

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    2023年09月29日
  • さらわれたい女

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    すらすら読めて読みやすかった
    ただ内容は薄く感じたかも
    先も割と読めてしまった
    でも面白くないわけでもなく個人的に普通?

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    2023年09月28日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    続編なりの楽しさは前作との絡みやキャラクターへの愛着が面白さを増す要素でミステリー的には落ちると思っていたがその逆。それぞれのミステリーは前作よりクオリティ高く楽しめるが、関連性が大したことなく残念。続編として読まず先にこれを読んだ方がまだ面白いかもしれない。

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    2023年09月24日
  • 新装版 長い家の殺人

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    タイトルの場所だけでなく、別の場所でも殺人がおきる。
    これは1回目が原因なのだが、結局わからなかった。
    なかなか面白い作品です。ただ、それにも増して作者のデビューのことが載っている解説が興味深い。


    消失死体がまた元に戻る!?  完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇――。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賛。この恐るべき謎を、あなたは解けるか?  大型新人として注目を浴びた鮮烈なデビュー作。

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    2023年09月17日
  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    「五十音順の作者を読む」第3冊目「う」。

    刑事である舞田歳三(まいだ としみ)が、姪のひとみの言葉をヒントに事件を解決していく、という内容でした。

    正直、ひとみがもっと主体的に事件を解決するのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
    ただストーリー自体は面白く、最後の章でひとみの母親についての言及があったのは驚きました。

    続編も発売されているので「一味違った推理ものが読みたい」という方にオススメの作品です。

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    2023年07月19日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    おもしろかったけど、1冊目の方がおもしろかった。
    1冊目がおもしろすぎて期待値が上がっちゃった感じはする。

    三つの閂はちょっと難しすぎた笑
    図にしてもらわないとわからない…笑

    1番好きなのは「次は誰が殺しますか?」

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    2023年07月10日
  • 魔王城殺人事件

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    小学生3人組が空き家(デオドロス城)?に探検しに行き女子2人を加えてデオドロス城を冒険する中で殺人事件が‼️ちゃんとした?トリックもあり文章も読みやすく面白い一冊。

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    2023年06月25日
  • Dの殺人事件、まことに恐ろしきは

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    翻案小説という言葉を初めて知りました。
    江戸川乱歩の作品を読んだことがないのですが、あらすじは書いてあるので、イメージは掴めました。
    どれも現代的に書かれてるので、すっと入ってきましたが、それにしても気味が悪いというか、ぞっとする話が多い。
    ジャンルはホラーになるのかな。
    ずっと避けてたジャンルですが、やはり苦手。
    原作も読んだ方が楽しめるものなんだと思いますが、ちょっと読む勇気はないかも。

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    2023年06月14日
  • 死体を買う男

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    「白骨鬼」
     江戸川乱歩の未発表作品がある文芸誌に掲載される。 江戸川乱歩と萩原朔太郎の2人の作家が探偵役を努めるその作品にはある秘密が隠されていて・・・。 作中作と現実パート、そしてミステリの遊び心光る技巧派作品。

    がっつり作中作を取り込み、しかも江戸川乱歩の文体の寄せる徹底ぶり。 現実パートに仕組まれた仕掛けに驚嘆。 

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    2023年06月04日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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     前作があり、今作を読み始め、最初に感じるのは、やはりなぜ彼らがここにいるのかという事。前作のラストは?結末があったはずだが?と疑問を持ちながらも読み進める。
     相変わらずの殺人事件と残虐なのに軽い作風は何か機会的だが、所々登場人物達に違和感を感じてしまう。
     今作もトリックなどは決して大量生産の為ではなくそれぞれの登場人物が、それぞれで実行した魅力的なものが多い。
     結末を持って、まあ、納得かなぁと思える作品だが、何故か物足りない感じもしてしまう。
     歌野晶午で最初に手に取ったシリーズがこんなにもイカれているとは(笑)。しかもシリーズ化されており誰よりも筆者に恐怖を覚えた。

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    2023年05月24日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    前作の衝撃的な終わり方をしたのに、なぜか引き続きチャットをしているいつものメンバー。まぁ、その謎も物語進んでいくうちに明らかにされていくわけだが。
    密室トリックの見事さよりも、そこまでやんのかっていう異常性のほうが際立つ。

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    2023年05月20日
  • 新装版 長い家の殺人

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    ネタバレ

    トリック自体はすぐに見抜け、犯人も早い段階で分かってしまった。特に、第二の殺人が、あまりにも第一の殺人の舞台に似ていて、トリックがほとんど丸出し状態だった。

    それでも、とても楽しめた。デビュー作ならではの荒削りな感じや、トリックを完全に隠しきれていないところなども含めてよかった。
    わたしはミステリ作家では、島田荘司が一番好きなのだが、その島田先生が太鼓判を押した作品というだけあって、斜め屋敷や占星術にみるような大胆なトリックが何よりも好みだった。

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    2023年04月28日
  • 家守

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    「家」にまつわる5篇からなる短編集。

    「人形師の家で」
    「家守」
    「埴生の宿」
    「鄙」
    「転居先不明」

    短編ながらもしっかりとしたプロット、大胆なトリックもあったりで、各話ともそれなりに楽しめましたが、「読者の予想を必ず裏切る、衝撃のミステリ!」っていう謳い文句に、期待値が上がり過ぎてしまった感が否めません。

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    2023年04月25日
  • 絶望ノート

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    中学生の照音は、いじめっ子を殺して下さいと、神様にお願いする。そうすると、実際にいじめっ子が死亡して…。
    終盤、真相が明かされたときは「そっか、期待しすぎたかな…」と思ったけど…、そこからがすごかった。
    どんでん返しにつぐどんでん返しで、ラスト100頁は、ずっとどんでん返しだった。

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    2023年04月03日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。


    「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
    「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
    ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。

    個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ

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    2023年03月30日
  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    久しぶりの著者。

    同じ町で立て続けに起きた事件について
    小学生の姪や兄と会話することで
    真相に気付くストーリー。

    前の事件が次の事件にも少なからず
    影響を与える展開は好きでしたね。

    続きを読まなきゃ。

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    2023年03月24日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    「どんでん返し おすすめ」とかで検索するとヒットする作品で、前から気になっていたので購入。

    「そうきたか!」と唸ってしまうようなどんでん返し、かといえばそうじゃなかった。ラストの数行でこちらの予想をある程度裏切ってくれるのだけど、自分の期待値は越えていなかったかな。

    とはいえ、一定以上のクオリティは間違いなくあると思うので、買って失敗ということにはならないとはず。

    可もなく不可もなくということで☆3つ。

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    2023年03月03日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    おみごとです!
    表題でおおかたの想像はつくのですが、その期待を裏切らないアンハッピーエンドの11連発。

    あ…と軽いものから、おお!…と周到なものや、嗚呼…とやるせないものまでいろんなイヤミスが盛りだくさん。
    短編集なので、通勤通学にいかがでしょう!と言いたいところですが、1日のスタートにこの世界観に浸ればどんよりすること請け合い。
    「おはよう!」と声をかけてくれた友人や同僚に引き攣った笑顔を見せることになるやもしれません。

    11話もあるのに、読後に各目次を振り返るとどれもストーリーをしっかり思い出せるインパクトある短編集になっていると思います。

    個人的には
    「サクラチル」
    「消された15

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    2023年02月06日
  • ずっとあなたが好きでした

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    正確に書くと星3.4。
    短編集で、どんでん返しとはいかないまでも最後にビックリの仕掛けがあった。
    短編集の内容は恋愛に絡んだものだった。

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    2023年01月27日
  • 新装版 長い家の殺人

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    連続歌野晶午。デビュー作ミステリ、すごいまともで驚いた。バンドを舞台にしてたり、曲の蘊蓄がチラついたり、オチに向かう部分なんかも若さを感じる。作者の解説にもあるように、確かに直したくなるかもな、とも思える。島田荘司のあとがきが面白い。

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    2023年01月15日