歌野晶午のレビュー一覧

  • ブードゥー・チャイルド

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    あらすじに惹かれて、ほぼ一気読み。
    どうせ煙に巻いたような結末で終わるんでしょと、ひねくれた気持ちで読んだけど、あらら、ちゃんとキレイに終わったではありませんか!
    途中から何となく予測がつく話ではありますが、面白かった。
    探偵役の人物はあまりに出来すぎなキャラで、とっても魅力的なだけに、もっと偶然性を省いた登場だったらよかったのにな。
    それから、殺人のあった家で一人で夜を過ごすのは怖くないんだろうかとすごく不思議だった。
    なんにせよ、面白かったことには変わりない。
    この作者の、若者の言葉遣いは自然で好きだな。

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    2010年01月11日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    本格ミステリ。
    他に2作品収録。
    この2作品の前半の後に、表題作品が挿入され、最後に2作品の結末が置かれるという変わった編集になっている。

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    2009年12月18日
  • 新装版 動く家の殺人

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    ジョージ最後の事件
    徹が助手の域を飛び出しかけたり、ジョージがひどい目にあったり、最後にふさわしいけどさびしいな
    昨今大麻を高らか叫んで嗜好する探偵はやっぱだめかな
    シリーズものでは密室殺人と同じくらい好きなのに

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    2009年11月22日
  • 新装版 白い家の殺人

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    本人が最初に記している通り、若い時に書いた作品なんだなっていうのが分かるような気がしました。
    全体の流れは面白くてのめりこんだけど
    最後の纏め方が、今書けばもっと上手く纏めたんだろうなあっていう印象。
    でも、逆を返すと、やっぱり最初っから
    偉大な作家になるべき人だったんだなあ、と。
    家シリーズ、残るは「動く家の殺人」。

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    2009年10月04日
  • ブードゥー・チャイルド

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    これはいままでの歌野作品のなかでいちばんおもしろかった、というか好み!!
    やっぱりトンデモなキャラの名探偵が出てくるとわくわくする。単に
    御手洗が好きなだけかもしれないが、ジュリアンはかなり気に入った。
    ストーリーのオチは中盤から読めてしまうし、すごい勢いで矛盾な点とか不思議な
    点もあるが、10年前の作品ということと、なにより作者を楽しませようという
    気概がひしひし伝わるのがいい。麻衣ちゃんもいい。主人公だけ立ってないけどな…

    ジュリアンシリーズ読みたい。

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    2009年10月04日
  • 新装版 白い家の殺人

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    大富豪の別荘で起こる3件の殺人事件。どれもが密室性を持っている。謎が解けていくと、第一の殺人が偶然に密室になったがために謎が深まっただけのこと。殺人の理由は、最後まで明かされないが、不幸な過去をもった女の日記が発見されてすべて解決する。こんなのありか・・・という思いもあるが、初期の作品とは言え良く書けている。

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    2009年10月04日
  • ブードゥー・チャイルド

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    最後の最後に驚かされた葉桜と違って、途中で結末の見当はついてしまったのが、ちと残念だけど、まぁまぁ楽しめた。

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    2011年07月15日
  • ブードゥー・チャイルド

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    2007/9/12~9/17
    この本も6年前に出たものだが、ようやく読むことができた。チャーリーという黒人少年の記憶をもつ日本人、日下部晃士。突然、母親が殺人事件の被害者になってしまう。同じ年の義姉、麻衣とその犯人を追いながら、自らの記憶の謎に挑む。そこに天才少年が助っ人となって...と展開される。インターネットが大きな位置を占めているが、今となっては少し古い感じがするのはいたし方ないところ。いつものように詳細は、未読の人がいたら悪いので書けないが、なかなか良く考えられたストーリーだと思う。天才少年の生い立ちが...まあ、このあたりまででやめておこう。

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    2010年03月24日
  • さらわれたい女

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    「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための"狂言誘拐"だというのだ。金に目がくらんだ俺は依頼を引き受けた。完璧なシナリオを練り脅迫を実行、身代金までせしめたが、そこには思わぬ落し穴が待っていた。二転三転、息をもつかせぬ超・誘拐ミステリー。

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    2010年05月24日
  • ブードゥー・チャイルド

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    前世の僕はチャーリーと呼ばれ黒人でした。そしてある雨の晩にバロン・サムディがやってきて、僕のお腹をえぐり、僕は死にました。
    そんな前世の記憶がある日下部晃士・16歳。彼は四年前にきょうだいになった麻衣と麻衣の母・和子、そして彼女(和子)と再婚した血の繋がった父・正隆と4人で平穏な日々を過ごしていた。
    そんなある日、父あてに一本の電話がかかってくる。彼女の名は「堀井キン」彼女は晃士を父・正隆と間違い「あたしたちの子供のことで相談があるの」ととんでもない事を発した。
    父が不倫?そんな思いを抱えたまま、晃士は彼女との待ち合わせ場所へ赴くが、会えなかった。朝帰りした晃士を麻衣は罵り、一旦は自宅を飛び出

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    2010年04月19日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    文体のリズム感が心地よく、物語のテンポが良く引き込まれる。ちょっと斜に構える主人公も魅力的。
    一方、有名な叙述トリックの発想に感心しつつも、「だから何だ」というのが正直な所。無くても成り立つよね。

    物語も、仕掛けもそれぞれが面白いのに、組み合わせる必然性よりも、不自然さが勝つのが惜しい。この文体とキャラクターのままストレートに着地してくれた方が好みだったかも。

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    2026年09月13日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    評判がとても良く、“大どんでん返し”に惹かれて読みました。
    タイトルも好みで電子書籍にしようか紙の本にしようか迷いながらも、一旦電子書籍を購入。読み終えて、これで良かったと実感しました、、、

    私には冒頭からの性描写や、ヤクザの話など苦手な要素が多く、、、そして中盤あたりで、主人公の年齢語られてたっけ?と電子書籍を戻るのも面倒になりChatGPTに聞いたら、まさかのネタバレで目ん玉飛び出そうになりました( д) ゚ ゚
    どんでん返し逃しました、、、(;ω;)

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    2026年09月11日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    散々、ラジオで巨人をこすっていたのには気づけたはず

    種明かしをしてから、怒涛の年を感じる言葉で笑った

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    2026年09月10日
  • 絶望ノート

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    ネタバレ

    序盤の腕の傷で小説のトリックがわかってしまったことと、バツイチ同士というのも登場人物的に先生だろうなと。

    ただ!トリックが割れたからと言って面白くないものではなかった。
    いじめの悲痛や(実際にはいじめはないけど)親への不信感、思春期ならではの苦悩、わかっていても何もできない、苦しみ苦しみ苦しみ、ちょっとした幸せ、裏切り、、、、

    いじめられたことがある人は苦しみ悶えて読むしかないですが、とても心情が伝わってきました。

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    2026年09月09日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    パートナーの本棚で見つけ、タイトルが良い感じだったので読み始めた。タイトルのイメージとはかけ離れた始まりで、(優しい恋愛小説かと思った)読むのを止めようかと思ったが、途中で面白くなり、電車の中、ホテルとずっと読んでいた。ミステリー、ハードボイルドと思えば楽しめる。社会派要素もある。グロテスクなのが苦手な人はやめた方が良い。

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    2026年09月08日
  • 最後の一行 black

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    【収録作品】
    「プカプカ島」 市塔承
    「邪魔者」 歌野晶午
    「雷鳴と稲妻」 麻耶雄嵩
    「そして世界がひっくり返る」 東川篤哉

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    2026年09月08日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    2つのメインになるストーリー展開であちらこちらに散りばめられた伏線もそれの回収も鮮やかだった。

    自分はまんまと先入観で踊らされた側だが、
    後半はスピード感があってよかった
    とはならなかった。

    いい年してまだチャラいことやってんのみたいな不良中年間近のせいぜい30代前半メイン男性の話かと思ったら

    高齢者の応援歌だった。

    今後訪れるかもしれない(個人的にはないと思っているが。)人生100年は怖すぎる。

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    2026年09月06日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    これが叙述トリックか!という感じの作品。
    イニシエーションラブと同じくらい驚きました。

    ただ、個人的にはラストはイマイチかなといった印象でした。。

    理由としては、1番の見せ場である叙述トリックが本筋とあまり関係ないからです。
    確かにかなり驚きはありました。まさか、冒頭のHシーンから伏線だったとは思いませんでしたし、キヨシの高校生設定はずるです。そんなことされると騙されるに決まってる。。

    ただ、トリックが明かされても本筋の問題は解決してません。すごく惜しいなぁと思いました。。

    序、中盤までの話は大変読みやすく、時系列もバラバラで、登場人物もだんだんと増えていき、度々同じ夢を見るというシー

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    2026年09月03日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    話がポンポン飛んで読みづらく感じたが、最後100ページで驚かされた。
    性表現要らないんじゃないかと思ったが、それも勘違いさせるための描写だった。
    最後ちょっとだけ勇気付けられる。

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    2026年08月30日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    いや〜〜騙された!!
    30代位の大人の恋愛だと思ったらまさかの
    登場人物ほとんどがシルバーだとは!!!

    いつからそう思わされたのか読み直してしまった!
    キヨシがずるいわ!!

    でも骨折のシーンとか、故郷をクニと言っていたり、覚醒剤のシーンだったり、
    描写がどこか古かったり、要素はあちこちに散りばめられてたんだなぁ


    節子のシーンをずっとムカムカしながら読んでいたので種明かし後はいや、こいつ、、、となったし、
    バイタリティ溢れる人とは言ったものの節子の良さが1ミリもわからないので、主人公のストライクゾーンの広さには天晴れです

    この本のタイトルである桜について主人公が語るシーンはシルバーだか

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    2026年08月29日