歌野晶午のレビュー一覧

  • ブードゥー・チャイルド

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    2007/9/12~9/17
    この本も6年前に出たものだが、ようやく読むことができた。チャーリーという黒人少年の記憶をもつ日本人、日下部晃士。突然、母親が殺人事件の被害者になってしまう。同じ年の義姉、麻衣とその犯人を追いながら、自らの記憶の謎に挑む。そこに天才少年が助っ人となって...と展開される。インターネットが大きな位置を占めているが、今となっては少し古い感じがするのはいたし方ないところ。いつものように詳細は、未読の人がいたら悪いので書けないが、なかなか良く考えられたストーリーだと思う。天才少年の生い立ちが...まあ、このあたりまででやめておこう。

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    2010年03月24日
  • さらわれたい女

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    「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための"狂言誘拐"だというのだ。金に目がくらんだ俺は依頼を引き受けた。完璧なシナリオを練り脅迫を実行、身代金までせしめたが、そこには思わぬ落し穴が待っていた。二転三転、息をもつかせぬ超・誘拐ミステリー。

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    2010年05月24日
  • ブードゥー・チャイルド

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    前世の僕はチャーリーと呼ばれ黒人でした。そしてある雨の晩にバロン・サムディがやってきて、僕のお腹をえぐり、僕は死にました。
    そんな前世の記憶がある日下部晃士・16歳。彼は四年前にきょうだいになった麻衣と麻衣の母・和子、そして彼女(和子)と再婚した血の繋がった父・正隆と4人で平穏な日々を過ごしていた。
    そんなある日、父あてに一本の電話がかかってくる。彼女の名は「堀井キン」彼女は晃士を父・正隆と間違い「あたしたちの子供のことで相談があるの」ととんでもない事を発した。
    父が不倫?そんな思いを抱えたまま、晃士は彼女との待ち合わせ場所へ赴くが、会えなかった。朝帰りした晃士を麻衣は罵り、一旦は自宅を飛び出

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    2010年04月19日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    ほどよく面白く読みやすい、ここ伏線なんだなと想像しやすい、時系列もわかりやすい、ただ麻宮さくらが不快、というのが所感でした。

    例に漏れず自分も鏡花水月にかかりました。物語の出だしですでに手中に落ちてた。なんならタイトルで2,30代くらいの若い男の回想すら思い浮かべていたからうまくミスリードされました。主人公が若いフリーターにしてはだいぶお年寄り向けのものをやってるんだなと思ってたから気づいた時にはなるほどなと。

    麻宮さくらに再会した時蓬莱倶楽部の名前を出して流された時から関係者だと勘付いて、疑ってかかってたから、伏線や大筋は解けた分、

    後半はもう年齢のミスリードは解けているので畳み掛ける

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    2026年04月13日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    どんでん返し小説と聞いていたので、勝手に疑いのすぎて文章から想像を膨らませすぎないようにしてしまった。
    一文でどんでん返されるというよりは、終盤でヒントが沢山出てきて、最後に種明かしというふうな作品だったので、驚きはしなかった。
    バイタリティーを持ち続けたい。

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    2026年04月10日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    ネタバレ

    シリーズ続き。前のゲーム参加者は居ない。前作主人公はしっかり死んでいて安心した。
    今回のやつらは前にも増して胸糞悪い感じだけれど、前回の参加者に憧れて、というところが何となく小物感。何となく前回のメンバーの方がまだ可愛げがあった気もする。
    メンバーが変わっているのは途中まで気づけないのは面白い。
    トリックは相変わらずさすが。

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    2026年04月07日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    出題である事件は家にあらかじめ潜んでいたという犯行が一番びっくりした。あれが兄だったとは……。
    最後、みんなで会ってたシーンは良かったけど、主人公が自殺したいなら一人で死ねと思う。
    全体的にモラル欠如している会話。

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    2026年04月07日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    冒頭セックスの話が続いていて、すっかり騙された。そういえば登場人物の見た目が全く見えなくて、シーンごとに色んな姿を想像しながら読んでいた。
    やはり通販とかの怪しいものに引っかかってはいけない。
    主人公:トラと妹:綾乃はいつまでも若く、好奇心旺盛でバイタリティ溢れる生き方が素敵。

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    2026年04月07日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    自称「何でもやってやろう屋」の元探偵成瀬が、同じ事務仲間の久高愛子の事故で無くなった家族の死の真相を巡って悪徳商法の蓬莱倶楽部を探っていくミステリー。

    以前から読みたいと思っていたけれど、これは桜の咲く季節に読みたいと思ってとっておいた本。

    「人生の黄金期は老いていく将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず」
    ラストに掲載されたこのメッセージを体感できる1冊だった。

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    2026年04月04日
  • ●●にいたる病

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    錚々たる作家陣によるアンソロジー。どれも読み応えあった。
    殺戮〜を読んだばかりだったのでどういう系統かは想定できていたけれど、いずれもトリックが面白い。
    真梨幸子さんと歌野晶午さんのが特に好きだった。

    我孫子武丸「切断にいたる病」
    またエログロか!と読んだ瞬間思った。もはやこの人苦手意識芽生え始めてる。ただ話としてはそうきたか、があって面白かった。

    神永学「欲動にいたる病」
    高校時代心霊探偵八雲読んでた!懐かしい。
    最後の部分が最初に繋がる感じは殺戮オマージュなのかなと思った。

    背筋「怪談にいたる病」
    どうしても近畿地方的な怖さを求めてしまう
    アンソロ3人目なのにそういうことか、を懲りず

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    2026年04月03日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    叙述トリックにやられた。
    けどなんかもやっとする騙され方というか、確かに騙されたんだけど、その判明した事実がちょっと残念だった。

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    2026年04月02日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    「どんでん返し」が表に出されてオススメされていたので期待していたが、ハードルを上げすぎていた。

    分厚いが、文章が読みやすく話も面白いので、サクサク読める。
    だが、終わり方は不完全燃焼感が否めない。

    続編があり、全部で3部作あるようなので、そちらも手に取ってみたい。

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    2026年03月30日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    表紙のイメージだと切ない系なのかなぁ思っていたら1ページ目から衝撃的な始まり方でした笑
    なんとなく時代背景が古いのかな?と思ったり、キャラたちがちょっとひねくれてる感じだったりで読み進めていたら、トリックを知った瞬間納得です。
    相手の呼び方や、順当に経歴がいったらおかしい部分だったり、先入観を上手く使われました。
    種明かしされてスっと納得できるトリックでその結末はなかなか他にないかなと。
    所々笑えるようなところもあったりして最後は桜にちなんですごく綺麗なまとまり方で、最初の方とギャップがありました!いい意味です笑
    人生やりかたいことが多すぎて目眩してみたいですね笑

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    2026年03月30日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    2.6
    欲動と怪談が好きでした。どちらも最後の1行で綺麗に落としてきてゾックゾクしました!怪談の方に関しては自分勝手に評価するだけの観る側の読者たちの核心を付かれて焦りました。拡散はホラー要素強くて結構怯えながら読んでいたけど「◼️◼️◼️◼️が広まるべ」は考えても感が鈍すぎて分かりませんでした。誰か天才が書いた感想で答え合わせしようと思います。

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    2026年03月22日
  • 7人の名探偵

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    本格ミステリを確立した7人の作家によるアンソロジー。7人中3人は読んだことのない作家さんだったので、それぞれの特徴を知れて面白かった。この中では「毒饅頭怖い」が好みで古典な雰囲気や途中数学の問題で見たかのような推理が印象的でした。また綾辻さんの「仮題・ぬえの密室」は、他の作品と比べるとかなり特殊であり、我孫子さん、法月さん、小野不由美さんとの会話が、まるでエッセイを読んでいるかのようで興味深かったです。

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    2026年03月15日
  • ●●にいたる病

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    我孫子武丸と神永学の作品はつまらなかったけど、それ以降は面白かった
    何が違うんだろう、唐突感なのかな
    上記二人の展開に違和感がある
    どんでん返しありきの作品と、作品の構成が面白くてどんでん返しが最後におまけとしてある作品
    後者のほうが好き

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    2026年03月14日
  • それはそれはよく燃えた

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    メフィストに掲載されている短編集。冒頭はすべて、それはそれはよく燃えた…で始まる。アンソロジーは、どうしても好みの作品と、それほどでも…な作品が出てきちゃうよねー。

    で、やっぱり穂信が別格で好き。可愛らしい恋の炎が燃えた話しだと思ったのに…ね?そうそう、そうだよねーって。
    歌野晶午の作品もよかった。葉桜…早く読まなくちゃ。

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    2026年03月13日
  • それはそれはよく燃えた

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    いろんなものが燃えてたなぁ笑
    「比翼」はなかなかショッキングだったけど、一緒に棺に入れるんじゃダメだったかいな…私ならそうしてる…

    皆川博子節はさすが

    ただ短編はやっぱちょっとアッサリしてて好みじゃないかもー

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    2026年03月12日
  • ●●にいたる病

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    お題に合うように創作するのは難しそう。最後の『しあわせにいたらぬ病』が好みだった。他人の家のことなんて所詮わからないし、かと言って自分の家のことが理解できているとも限らない。

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    2026年03月09日
  • 絶望ノート

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    日記でいじめ描写書いてるところと、そのあと真実が明らかになるところ、どちらもスイスイと読めて、文章力が高いというか読ませる力のある作家だと思った。
    ショーンの動機が自分勝手すぎるなと思うし、あまり共感できない。ショーンのために動く登場人物たちの気持ちも共感できるものではなかった。
    いじめ日記の部分はリアリティがあってすごい楽しかったので、もっといいオチにしてほしかった。

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    2026年03月08日