歌野晶午のレビュー一覧

  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    …いやあ〜、なるほど。
    恐れ入った。w

    ちょうど去年のこの時期、『火車/宮部みゆき著』を読んでいたと思うけど、なんかそれっぽい重めのミステリーかなあ、というのが最初の印象。
    読み進めていくと、話が過去に行ったり現在に戻ったり、それに伴って登場人物が変わるし増えるし…、この人たちがどう繋がって来るのかと、途中から整理がつかなくなってきたが、終盤でそれが集約された時、アハ体験をしたような感覚を覚えた。w
    いや、うまいこと読者の先入観を利用させられたなあw。
    これは映像化は難しいだろうなあ。『文章』だからこそのトリックかも知れない。
    序盤と終盤で、登場人物たち(主人公の将虎)が見ていた視点が自分た

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    2026年03月20日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    チャットに集まったメンバーでリアルの殺人&謎解きゲームが開かれる。

    短編集のようなお題が交代されていき、単純に謎解きするのも楽しく、ストーリーももしかしたらもしかするかも? といった楽しさがあった

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    2026年03月13日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    やられた!
    悔しい!
    先入観!
    決めつけ!
    勝手な願望!

    「小説を読めば想像力がつく」というのは、こういう予想外の展開を予想したくなるからでは。騙された経験が想像力になる。まあ、身につくのはそういう範囲に限られるだろうけど。

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    2026年03月11日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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     衝撃の結末だった前作から続く本作でも悪趣味でありながら知的でもあるリアル殺人ゲームの面白さは健在で、どれもハウダニットに特化していながら一筋縄では行かない謎解きばかり(中にはバカミスっぽいのもあったが)で一つ一つの問題の完成度は本作の方が好みだった。反面、衝撃度は前作の方が上だと感じられた。

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    2026年03月07日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    全然騙された。でも華麗にミスリードされるくらいが1番楽しめるよね。

    少しだけもったいなかったこと。
    おすすめされたはいいものの小説の始まり方と最初の数章が全然はまらなくて半年くらい置きっぱ。そんな中で久しぶりに読み始めると全然登場人物とか覚えておらず、途中から物語が進んだように読んでしまった。その結果、そもそも主人公の名前が全く分かってなかった。最後の家での面談(対決?)の際に必要以上にわからなかった自分がいる。もったいなさすぎる。

    登場人物が若いと考えるのは偏見?いやそう狙われてたのだししょうがないよね。でも元気な高齢者がいたっていいし、事実そのようだというのはとても学びだった。
    いつ恋

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    2026年03月06日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    最後まで騙されたーーー!!てか見抜くのは無理!!
    タイトル回収も秀逸で、年齢や時間を言い訳に諦めないことの大切さを痛感

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    2026年03月04日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    嘘が明らかになる度に、想像と真相の乖離が大きくなっていく。人間不信になりそう笑。小説だからできるトリックなんだろうなぁ。ちゃんとデータも提示してあり、現実離れしてない真相であったことにも驚いた。ちょっと将来に希望が持てたかな?

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    2026年03月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネット上でしか知らない5人が、それぞれ実際に犯した殺人のトリックや共通点を推理し合うというトンデモ設定だが面白い。終盤の2度の衝撃がさらに惹きつけられて一気に読んだ。

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    2026年02月15日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    特に面白かった話を紹介

    【切断にいたる病】:我孫子武丸
    殺人鬼:鬼頭樹=AV女優:南野楓花がラストのトリック
    【欲動にいたる病】:神永学
    登場人物
    比嘉直哉(15)秋本弘之(15)
    平井玲子(15)※と思わせておいておそらく30代後半
    さらに教師で主人公、中西浩太の中学時代の先輩

    【怪談にいたる病】:背筋
    相談者Aさんは35歳※とみせて精神病患者で実年齢は20歳
    「旨いか?」の一言がゾワッとする

    【コンコルドにいたる病】
    コンコルド効果:
    それまでの労力の損切りが出来ず、泥沼にハマること
    コントのような展開。
    担当編集者と作家の話

    【しあわせにいたらぬ病】
    平山比佐子(81)
    夫は良治

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    2026年01月25日
  • ●●にいたる病

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    【殺戮にいたる病】のインスパイア作品集。そうそうたる作家さんが書いたという事でどれも面白かったです。

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    2026年01月04日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 首切り島の一夜

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    ネタバレ

    妙にリズミカルに、サクサク読める。

    各章で挟まる登場人物の過去話が、事件と全然関係なくて草という感じだが、意外に面白い。
    妙に人間臭く、リアル。
    事件は全然おもんない。というか触れられない。半分ほど読み進めても、分かるのは死体発見場所と簡単な遺体の状況、外部からの侵入者の痕跡なしという点のみ。誰か推理してやれよ…
    しかし登場人物が面白い。
    これは推理小説ではない。
    事件は読者を最後まで引っ張って行くためのスパイス。

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    2025年12月29日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    面白い設定!様々なトリックを一度に楽しめます。しかも、後半に明かされる真相にそのトリックも関わっており、うっすら予想できていても驚きました。新感覚ミステリーを味わうことかできました。

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    2025年12月13日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    飛車角落ち読破済み

    前作同様、奇想天外なトリックに度肝を抜かれる
    見事な推理を披露するがまだ先が!

    一般的なミステリーは
    誰が?何故?どうやって?を推理するが、この小説はどうやって?のみに集中して読者と考えられる。

    ぜひおすすめします!

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    2025年11月24日
  • それは令和のことでした、

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    歌野晶午さんによる短編集、令和の時代に蔓延る人々の陰湿さや権利主張、対話や協調よりも相手を如何に打ちのめすかの叩きや拒絶などアフアーコロナで浮き彫りになった人々の温かさの欠如、手を取り合わなくなった個の世界が広がっている。どの短編も現状の問題に対する作者なりのアンサーが描かれており、短編を8つではなく幾つもの長編を読んだような心への訴えが感じられた。

    「彼の名は」では親の主義主張に翻弄された子どもの生きづらさや苦心が描かれて、それは最後の一行でより明らかになった。

    「有情無情」では事実の切り取りにより権利や迫害を主張し相手を捩じ伏せようとする最近のネット社会にある人の惨さが、地域社会という

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    2025年10月22日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    タイトルの通りオチが全てバッドエンド。
    先入観で読んでいると最後の数ページで驚かされる。
    読み始めるとどんどん先が気になって直ぐ読めてしまった。

    私の中では「おねえちゃん」が1番怖かった。全ての物語に言えることかもしれないが、人の捉え方次第で善意や悪意のないことでも真逆になったりするんだと人との関わり方は難しいなと感じた一冊だった。

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    2025年09月25日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    おもしれーー!!!!!えーー!!おもしろい!!!目キラキラさせて「楽しい」に没頭する子供の気持ち。
    物凄くアトラクション感のある作品だった。スピード感、スリリングな展開、帰りたくないと思わせる吸引力。
    共感できる人物はいないのに、何故か嫌いになれない登場人物。
    1作目に始まって、今作ときて最終どうなるか想像もつかない。

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    2025年09月17日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

     甘酸っぱいものやしんどいものまで様々な恋愛を絡めたミステリーが13編収録された短編集で、どれも一筋縄では行かず「そう来たか!」と思わせる話ばかりで意表を突かれ、作中の仕掛けにも大いに驚かされた。

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    2025年09月09日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    謎解き、展開、キャラクター造形、全てが絶品。
    2007年にこの作品が発表されていることに改めて驚く。
    現実の地獄化が進み、完全に「社会派」ミステリーになっている。

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    2025年09月04日