歌野晶午のレビュー一覧

  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    オチで最も衝撃を受けた小説。ここまでキレイに騙されるのはなかなか無い。
    ここ最近読んだものの中ではダントツで面白かった。
    序盤からさまざまな違和感がありながらズンズン話は進んでいく、しかし違和感にはスルーしたまま読み進めることができた。
    最後のネタバレでおいおい嘘だろ!?!?となったが、それまでの違和感が解消されて唸った。
    タイトルの意味もここで分かって良かった。(葉桜っていうかもうほぼ枯れてんだろ!というツッコミはありましたが)

    いきなり書き出しで主人公が射精する場面だったり、ヤクザ関係の描写だったり、蓬莱倶楽部が非道すぎること等で、確かに清潔な話ではないけど、それが嫌でないならぜひ読んで

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    2026年06月13日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    これぞまさしくドンデン返し。久しぶりにこんなに面白い作品に出会った。誰もが予想できないであろう衝撃なラストってこういうもの。
    天才、逸材だな、、、。

    読み返すと、登場人物たちの姿がまた違って見えるんだろうな。

    あと、タイトルの意味もしっかり回収していたのが良かった。

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    2026年06月09日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    どんでん返し系の小説ということを知りながら読み始めたが、この書き方をされては、どうしてもミスリードしてしまう。確かに何もそう説明はされていないが、まさか思ったより年齢が上だとは…それもかなり上でこれはさすがにわからない。一応時間軸がおかしいんじゃないかと言うふうな予想をたてることができたがまさかここまでのものとは想像がつかなかった。結末を知ってからまた読んでみると、最初の1ページ冒頭の文でもうすでにミスリードを誘発していたのだなとわかった。

    なんとなく現代的な小説かなと思っていたので、(タイトル含め)良い意味でもそこで裏切られた。非常に面白い小説で前のめりになって読むことができた。

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    2026年06月02日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    叙述トリックを感じるよい小説、さすがの本格ミステリ大賞。最後わかる主人公のマインドにかなり好感を持てる。

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    2026年06月02日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    この本を読む時は、タイトルから味わってほしい。
    『葉桜の季節に君を想うということ』、なんて詩的で美しいタイトルなんでしょうか。

    ミステリなので最後のどんでん返しも素晴らしいですが、読後感は意外にも心を温かくするものです。今はもう葉桜だけど、確かにそこにあった満開の花びらを思わせる色褪せない情熱が、本作を名作中の名作と言わしめる根幹となっていることでしょう。

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    2026年05月27日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    物語を最後まで読んでタイトルを見返してあー美しいなぁと感じた。いつまでも余韻に浸っていたい。
    グロテスクだったり性的な表現もあるので人によっては受け付けないかもしれない。大きなネタバレの後に登場人物達に気持ち悪さを感じる人もいるかもしれないけど、個人的にはとても美しく感じた。
    近所の桜の木、確かに春にしか見に行かないなと思った。これからは季節関係なく通るたびに見てみよう

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    2026年05月26日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    まんまと騙された。先入観に踊らされてしまった。
    作者のミスリードに、簡単に乗ってしまった。ミステリーは読む前に、作者には騙されないぞぉという気持ちで読むのだが、毎回騙されてしまう。
    トリックは、よくあるものなのだが、なぜか毎回騙されてしまう。とても悔しい。しかし、とても面白いのだ。もしかしたら、無意識に自分から騙されにいっているような気もする。

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    2026年05月25日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    時系列の切り替えや、抽象的表現や客観的表現で、読書を思い込ませるテクニックに脱帽です。
    他の作品も読んでみたくなりました。

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    2026年05月25日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    最後が煮え切らない結果でした。
    作中に「このあとすぐ!」はこのあとすぐじゃない、というのがありましたが、章のタイトルもこのあとすぐ!で焦らされたので作者さんの面白さを感じました。

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    2026年05月14日
  • 絶望ノート

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    葉桜より、面白かった。
    気持ちよく裏切られた。
    分厚さを感じずに一気読み。
    伏線には気付けるし、怪しいな、っていうのも分かるんだけど展開は読めなくて楽しかった!!

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    2026年05月14日
  • 春から夏、やがて冬

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    ネタバレ

    うーん、読み終えて苦しくなったというかどういうこと?とすぐに読み返し確認したり。謎解きは読み手側に託されたような形だけれどヒントのように主治医の小瀬木に推理させてやはりそういうことか、と。でも『末永ますみ』の章を読むかぎりはやはり彼女が轢き逃げ犯と確信するに至るのは致し方ないと思う。まさかの偶然も必然と思ってしまい冷静な平田も真実を確認するということもせず犯行に及んでしまった。真相に近づいた小瀬木にしても根拠もなく明らかにすることができない。全てを知るのは読者のみということになる。

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    2026年05月11日
  • それは令和のことでした、

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    8編からなる、令和の殺伐とした空気感や世間の風当たりをリアルに描いた物語。
    毒親、いじめ、SNS、高齢化、同性婚、ヤングケアラーなど、世間で問題になっている事柄をミステリー仕立てで展開し、最後でびっくりさせられる作品。
    ラスト1行で驚かされるものもあり、少し違和感があったのが解消され、うまいなーと感じた。
    つらい終わり方もあったり、どの作品もああ今の時代だなーと思わされる。
    最後の極短編ではそれまでとは異なって、ほんわかする話。

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    2026年05月09日
  • それは令和のことでした、

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    ニュースやネットを賑わせる令和の問題課題がこれでもかとギュッと詰まった短編集。
    キラキラネーム、フェミニスト、小児性愛者、冤罪、ひきこもり、高齢者詐欺、毒親、教育虐待、貧困、不法滞在、性的マイノリティ、未成年喫煙、ヤングケアラー…と本当に盛りだくさん。1話に複数のテーマが盛り込まれている。
    他人事ではない問題にミステリー要素を含めることで読み応えのある1冊になっています。

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    2026年05月05日
  • ●●にいたる病

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     豪華作家陣が集った不朽の名作『殺戮にいたる病』のアンソロジーで、グロテスクだったり人怖だったり社会問題を風刺したものだったりとバラエティーに富んでいて、特に『欲動にいたる病』『怪談にいたる病』が自分好みだった。

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    2026年04月23日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    主人公含む5人のネット友達による推理ゲーム。各々が殺人事件を問題として出題し合う集まりだが、問題となる殺人事件は「出題者本人が犯人」であるという風変わりな作品。

    犯人も分かっている、動機も「面白そうだから」という至極単純な理由。その為全ての事件がハウダニットの形式を取っていた。
    登場人物の名前が風変わりな為、最初は読み進めるのに時間がかかったが、ストーリーが進み核心に近づく内に慣れていき、そこからは面白いようにページを捲る手が止まらなくなっていた。

    まさか頭狂人が最後の事件の犯人、そして身内とは想像できなかった。それどころかコロンボが八田家の子供だと推理していた自分が情けない。

    最後はど

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    2026年04月12日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    不謹慎すぎる作品
    でも…、めちゃ面白かったー˙ᴥ˙

    「葉桜の季節…」が個人的にハマらなかったので、あまり他作品を読んでなかったけど、また読み始めよう。

    ラストは、えっ?
    続編が気になりすぎる

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    2026年04月03日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    チャットに集まったメンバーでリアルの殺人&謎解きゲームが開かれる。

    短編集のようなお題が交代されていき、単純に謎解きするのも楽しく、ストーリーももしかしたらもしかするかも? といった楽しさがあった

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    2026年03月13日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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     衝撃の結末だった前作から続く本作でも悪趣味でありながら知的でもあるリアル殺人ゲームの面白さは健在で、どれもハウダニットに特化していながら一筋縄では行かない謎解きばかり(中にはバカミスっぽいのもあったが)で一つ一つの問題の完成度は本作の方が好みだった。反面、衝撃度は前作の方が上だと感じられた。

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    2026年03月07日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネット上でしか知らない5人が、それぞれ実際に犯した殺人のトリックや共通点を推理し合うというトンデモ設定だが面白い。終盤の2度の衝撃がさらに惹きつけられて一気に読んだ。

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    2026年02月15日