歌野晶午のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
終盤に信じられない大どんでん返し
なんて読むしかないでしょ!!
となったけど
なんとなくオチが先読みできてしまって残念
でも「これはいじめの物語だ」という簡単な話ではなく
本当にいろいろと絡まりあった大作でないかと思う
あと登場人物全員がまったく好きになれない
タイトル通り、読み始めから読み終わりまで
すべて「絶望」状態で楽しめました
桜葉…は何年か前に読んでたけどこれもすごく面白かったような、
でも私はこちらのほうが面白かった
すごく分厚い本なのにあっという間だった
ちなみに別にジョンレノンは好きではないので
その知識があったらもっと楽しかったのかも
本当にイヤミスもイヤミス
誰も救われない希望がない話
でも大好き(笑) -
購入済み
紙と鉛筆のご準備を
2回読みました。1回目を読み終えた時に色々なことを確認したい衝動に駆られ、2回目は紙と鉛筆を準備して読みました。ミステリーの内容も最高でしたが、歌野さんの読者に対するメッセージ性もあって、読後にあたたかい気持ちになりました。とても素敵な作品でした。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛の短編集だと思って読み始めて、最後のネタバラシで全てが繋がってそういうこと!と納得しながら読みました。1回だけでなく2回3回読んで色んな伏線に気づくことが出来るんだろうなと思います。
最後の1行でオチをつけてきたり、色んな意味で裏切られることが多くてとてもワクワクしました。
全てのことが繋がると主人公はどうしようもなく惚れっぽいし女が好きな体質なんだなと呆れてクスッと笑ってしまうようなキャラクターでいいなぁと思いました。
個人的に好きだったのは「別れの刃」と「まどろみ」かなあと思います。秘密の関係っぽくて優越感に浸っていたところからフラれて刺されるところまでのちょっとずつ不穏な空気になっていって最後に衝撃が来る感じや、なんでもない日常に幸せを感じながらも今後のことについての不安があり、しかしなんとなく焦りながらも怠惰に過ごしてしまう感じの雰囲気が好きだと感じました。
これから時系列順に2回目を読んで伏線を見つけていきたいと思います。
-
Posted by ブクログ
大好きな歌野晶午さんの作品。
読み始め、面白いんだけどなんだか普通の物語が続く。かと思いきや、やっぱりそれだけではなかった。もちろん最後の解説から読んだのだが、そこにはこれ以上読むとネタバレなので本書を読んだ後に…と注意書きがあったにもかかわらず、ページを捲ってしまうのが私の性分。3行ほどですぐに後悔する羽目になった。だがそれでも面白く読めてしまう歌野さんの筆力たるや。ネタバレがいつくるのかとワクワクするのもスパイスの一つ。分かっていながら読んだのにもう一度読み返してしまう。ページ数が多いけどサクサク読めてしまう。
好色一代男、を読みたくなった。 -
Posted by ブクログ
未読と思って読み始めたが、
以前に読んだ本を加筆・改題したものだった(^ ^;
でもだいぶ手を加えられたのか、
私の記憶力が怪しくなったのか(^ ^;
途中まで既読であることに全く気づかず(^ ^;
三作目の結末まで読んで、ようやく思い出した(^ ^;
確か以前に読んだときは、
「舞田ひとみ11歳、ダンス ときどき探偵」
みたいなタイトルだったような。
で、確か「タイトルになってる割には
舞田ひとみが探偵として活躍しない」
という印象を抱いたような(^ ^;
今作では、タイトルから舞田ひとみが抜けた分、
若い刑事の活躍譚として読めるような。
その謎解きのきっかけとして、ひとみが役立っている。
時に何の説明もなく出てくる近しい(らしい)
登場人物がいるが...最後の最後に関係性が分かる。
分かると、あ、この「続編」にあたるあれに出てきた
あの人か、とつながってスッキリする(^ ^
...もしや普通の記憶力を持っている人ならば(^ ^;
もっと早くに気づくのだろうか(^ ^;
でも「続編」を読んでない人には、
やはり誰だかわからないように書いてるよなぁ...(^ ^;
とにかく既読だろうがお初だろうが、
楽しく読めることは間違いない(^ ^
やや牽強付会の感は無きにしも非ずだが、
毎度の「どんでん返し」は快感である(^ ^ -
購入済み
やっぱり歌野晶午は面白い!
幾重にも張り巡らされたどんでん返し!
イジメの内容に読むのが辛くなりながらも、胸の空く展開があるんだろう、と我慢しながら読み進めたらそれどころではなかった。
何人か、あれ、あの人はあれだけ?と言う登場人物がいなくはないし、ラストに関わってくる人物も少しその関わり方の理由が弱いかな、とは思ったものの、全体的にはとても読みごたえのある裏切られ裏切られ裏切られ、な展開の1冊だった。
-
購入済み
普通の恋愛小説としても十分楽しめましたが、このような仕掛けがあったとは!!
最後のほうで気が付くのですが、途中で分かる人はほとんどいないと思いますよ。
最初のお話から順番に読んでください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新本格30周年の記念アンソロジー。
新本格に夢中になってたのが20年前くらいなので、思えば自分も年をとったものだなあと。あと、出産~育児で読書から離れていたのもあり、これで久しぶりに読んだ作者も結構いたりして懐かしくなった。
全体を通して、ストレートな本格の割合が低くて、結構意外だった。全員の個性が良く出ているというか。意外とみんなゴリゴリの本格というわけではないんだねえ、なんて思った。でもそれがつまらないわけでは無くて、それもとても楽しめた!!
○「水曜日と金曜日が嫌いー大鏡家殺人事件―」
麻耶雄嵩らしい。「7人の名探偵」と言われてメルカトル出してくるのがすごいと思ってしまった。でもやっぱりデビュー作の探偵だものね。個性がすごい。
day to dayの企画の作品で、「諸事情で家を焼け出され」みたいな記述があり、何かしらの事件に巻き込まれたりしたのかな、不運っぽいしな、と思っていたら、この、最後にとってつけたような一文で大笑いしてしまった。ひどい……。
○「独饅頭怖い 推理の一問題」
山口雅也ものすごく久しぶりに読んだ。面白かったけど、うーん。なんとなく「7人の名探偵」に私が求める物とは違うというか。
○プロジェクト:シャーロック
我孫子武丸も久しぶり。これ面白かった。我孫子武丸らしい、という感じがするけど、久しぶりに読んだので、そこらへんは最近はどうなのかな。違うのかも。私が読んでいた頃の我孫子武丸っぽさ。こういうガジェット的な物を取り込んでいくのがやっぱりうまいんだと思う。
短くスッキリまとまってて、新本格30周年の探偵の世界とは?って思ったりした。
○船長が死んだ夜
ストレートな本格。「カナダ金貨」で先に読んでいたけど、読み返してもやっぱり端正な文章で好きだなあと思う。
○あべこべの遺書
こちらもストレートなミステリ。法月綸太郎も久しぶり……。分かりやすい文章で好きだな。
法月綸太郎はやっぱり短篇が好き~。
完全に最後まで事件を見届けられないところが法月綸太郎のキャラクターとしての限度なのかな。警視とその一般人の息子というコンビだと……。
○天才少年の見た夢は
面白かったけど、ネタかぶりが……。読んでるうちに、「あ、これは……」ってわかってしまうものね。でもすごく面白かった。全く別の短編集とかだったらすごくよかったのに……。
実は歌野晶午は初めてだったので、このあといくつか読んでみたいなって思った。読もう!
○仮題・ぬえの密室
これはミステリ……なのか?笑
ちょうどウロボロスシリーズ、しかも基礎論を読んだばかりなのもあり、またしても実名小説!みたいな気持ちになりながら楽しめた。しかも、ウロボロスだとかなりメイン人物扱いの綾辻先生視点の……。ってまた現実と小説がごっちゃになってしまう。
有栖川ファンはドキドキしちゃったねえ……。