歌野晶午のレビュー一覧
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購入済み
紙と鉛筆のご準備を
2回読みました。1回目を読み終えた時に色々なことを確認したい衝動に駆られ、2回目は紙と鉛筆を準備して読みました。ミステリーの内容も最高でしたが、歌野さんの読者に対するメッセージ性もあって、読後にあたたかい気持ちになりました。とても素敵な作品でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛の短編集だと思って読み始めて、最後のネタバラシで全てが繋がってそういうこと!と納得しながら読みました。1回だけでなく2回3回読んで色んな伏線に気づくことが出来るんだろうなと思います。
最後の1行でオチをつけてきたり、色んな意味で裏切られることが多くてとてもワクワクしました。
全てのことが繋がると主人公はどうしようもなく惚れっぽいし女が好きな体質なんだなと呆れてクスッと笑ってしまうようなキャラクターでいいなぁと思いました。
個人的に好きだったのは「別れの刃」と「まどろみ」かなあと思います。秘密の関係っぽくて優越感に浸っていたところからフラれて刺されるところまでのちょっとずつ不穏な空気に -
Posted by ブクログ
大好きな歌野晶午さんの作品。
読み始め、面白いんだけどなんだか普通の物語が続く。かと思いきや、やっぱりそれだけではなかった。もちろん最後の解説から読んだのだが、そこにはこれ以上読むとネタバレなので本書を読んだ後に…と注意書きがあったにもかかわらず、ページを捲ってしまうのが私の性分。3行ほどですぐに後悔する羽目になった。だがそれでも面白く読めてしまう歌野さんの筆力たるや。ネタバレがいつくるのかとワクワクするのもスパイスの一つ。分かっていながら読んだのにもう一度読み返してしまう。ページ数が多いけどサクサク読めてしまう。
好色一代男、を読みたくなった。 -
Posted by ブクログ
未読と思って読み始めたが、
以前に読んだ本を加筆・改題したものだった(^ ^;
でもだいぶ手を加えられたのか、
私の記憶力が怪しくなったのか(^ ^;
途中まで既読であることに全く気づかず(^ ^;
三作目の結末まで読んで、ようやく思い出した(^ ^;
確か以前に読んだときは、
「舞田ひとみ11歳、ダンス ときどき探偵」
みたいなタイトルだったような。
で、確か「タイトルになってる割には
舞田ひとみが探偵として活躍しない」
という印象を抱いたような(^ ^;
今作では、タイトルから舞田ひとみが抜けた分、
若い刑事の活躍譚として読めるような。
その謎解きのきっかけとして、ひとみが役立ってい -
購入済み
やっぱり歌野晶午は面白い!
幾重にも張り巡らされたどんでん返し!
イジメの内容に読むのが辛くなりながらも、胸の空く展開があるんだろう、と我慢しながら読み進めたらそれどころではなかった。
何人か、あれ、あの人はあれだけ?と言う登場人物がいなくはないし、ラストに関わってくる人物も少しその関わり方の理由が弱いかな、とは思ったものの、全体的にはとても読みごたえのある裏切られ裏切られ裏切られ、な展開の1冊だった。
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購入済み
普通の恋愛小説としても十分楽しめましたが、このような仕掛けがあったとは!!
最後のほうで気が付くのですが、途中で分かる人はほとんどいないと思いますよ。
最初のお話から順番に読んでください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新本格30周年の記念アンソロジー。
新本格に夢中になってたのが20年前くらいなので、思えば自分も年をとったものだなあと。あと、出産~育児で読書から離れていたのもあり、これで久しぶりに読んだ作者も結構いたりして懐かしくなった。
全体を通して、ストレートな本格の割合が低くて、結構意外だった。全員の個性が良く出ているというか。意外とみんなゴリゴリの本格というわけではないんだねえ、なんて思った。でもそれがつまらないわけでは無くて、それもとても楽しめた!!
○「水曜日と金曜日が嫌いー大鏡家殺人事件―」
麻耶雄嵩らしい。「7人の名探偵」と言われてメルカトル出してくるのがすごいと思ってしまった。でもやっぱ -
Posted by ブクログ
ネタバレ”ミステリとは、トリックの奇抜さや、謎解きの秀逸さや、結末の意外性だけで評価されるべきものではない。人の心の不可解さ、人間存在の不思議さと神秘さの追求こそが最大のミステリを規定するものであろう
その意味において本書は、最大最高のミステリと言えるのである”
-巻末の解説より
スーパーで保安責任者として働きこの本の主人公である平田。
平田が働くスーパーで万引きをした末永ますみ。
平田は最初普通のサラリーマンとして描かれていくが、末永との出会いによって話が
進んでいく毎に彼のもつ様々な事情が明らかになっていく。
末永ますみは、自分の境遇はとても悲惨で、
自分でも言っているように終始"バカ