歌野晶午のレビュー一覧
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ネタバレ面白かったです。
王手飛車取りの続きが知りたくて読みました。
結局あのオフ会でメンバーはどうなったのかが明かされないまましばらく話が続きます。
1ページ目から最後の最後まで興奮しっぱなしでした。3作目のマニアックスも読みたいです。
以下ネタバレです。
オフ会後の展開について書きます。
王手飛車取りでのオフ会後、頭狂人の死亡とAXEの逮捕が判明しています。負傷したAXEが病院に行って警察の取り調べを受けたためにサークル活動の詳細が世間に流出してしまい、模倣犯が流行ります。作品の途中で同じHNを使用した模倣犯で構成されたサークルであることが明かされ、密室殺人ゲーム2. -
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終盤に信じられない大どんでん返し
なんて読むしかないでしょ!!
となったけど
なんとなくオチが先読みできてしまって残念
でも「これはいじめの物語だ」という簡単な話ではなく
本当にいろいろと絡まりあった大作でないかと思う
あと登場人物全員がまったく好きになれない
タイトル通り、読み始めから読み終わりまで
すべて「絶望」状態で楽しめました
桜葉…は何年か前に読んでたけどこれもすごく面白かったような、
でも私はこちらのほうが面白かった
すごく分厚い本なのにあっという間だった
ちなみに別にジョンレノンは好きではないので
その知識があったらもっと楽しかったのかも
本当にイヤミスもイヤミス
誰も -
購入済み
紙と鉛筆のご準備を
2回読みました。1回目を読み終えた時に色々なことを確認したい衝動に駆られ、2回目は紙と鉛筆を準備して読みました。ミステリーの内容も最高でしたが、歌野さんの読者に対するメッセージ性もあって、読後にあたたかい気持ちになりました。とても素敵な作品でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛の短編集だと思って読み始めて、最後のネタバラシで全てが繋がってそういうこと!と納得しながら読みました。1回だけでなく2回3回読んで色んな伏線に気づくことが出来るんだろうなと思います。
最後の1行でオチをつけてきたり、色んな意味で裏切られることが多くてとてもワクワクしました。
全てのことが繋がると主人公はどうしようもなく惚れっぽいし女が好きな体質なんだなと呆れてクスッと笑ってしまうようなキャラクターでいいなぁと思いました。
個人的に好きだったのは「別れの刃」と「まどろみ」かなあと思います。秘密の関係っぽくて優越感に浸っていたところからフラれて刺されるところまでのちょっとずつ不穏な空気に -
Posted by ブクログ
大好きな歌野晶午さんの作品。
読み始め、面白いんだけどなんだか普通の物語が続く。かと思いきや、やっぱりそれだけではなかった。もちろん最後の解説から読んだのだが、そこにはこれ以上読むとネタバレなので本書を読んだ後に…と注意書きがあったにもかかわらず、ページを捲ってしまうのが私の性分。3行ほどですぐに後悔する羽目になった。だがそれでも面白く読めてしまう歌野さんの筆力たるや。ネタバレがいつくるのかとワクワクするのもスパイスの一つ。分かっていながら読んだのにもう一度読み返してしまう。ページ数が多いけどサクサク読めてしまう。
好色一代男、を読みたくなった。 -
Posted by ブクログ
未読と思って読み始めたが、
以前に読んだ本を加筆・改題したものだった(^ ^;
でもだいぶ手を加えられたのか、
私の記憶力が怪しくなったのか(^ ^;
途中まで既読であることに全く気づかず(^ ^;
三作目の結末まで読んで、ようやく思い出した(^ ^;
確か以前に読んだときは、
「舞田ひとみ11歳、ダンス ときどき探偵」
みたいなタイトルだったような。
で、確か「タイトルになってる割には
舞田ひとみが探偵として活躍しない」
という印象を抱いたような(^ ^;
今作では、タイトルから舞田ひとみが抜けた分、
若い刑事の活躍譚として読めるような。
その謎解きのきっかけとして、ひとみが役立ってい -
購入済み
やっぱり歌野晶午は面白い!
幾重にも張り巡らされたどんでん返し!
イジメの内容に読むのが辛くなりながらも、胸の空く展開があるんだろう、と我慢しながら読み進めたらそれどころではなかった。
何人か、あれ、あの人はあれだけ?と言う登場人物がいなくはないし、ラストに関わってくる人物も少しその関わり方の理由が弱いかな、とは思ったものの、全体的にはとても読みごたえのある裏切られ裏切られ裏切られ、な展開の1冊だった。