歌野晶午のレビュー一覧

  • 密室殺人ゲーム2.0

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    設定が特殊なため、好みが分かれる作品だと思うが、自身は多彩なトリックも含めてストーリーとして面白いと思った。特に、登場人物同士が仮説を立て、可能性を排除していったり、そこから新しい発想を生み出したりする様が読んでいてとても面白かった。中には、正解ではないがそのトリックも使えたね、というものもあり出題者自身がそれを肯定しているのも面白かった。

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    2026年09月26日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    最終章あたりを読み始めた時は頭にハテナマークがいくつも浮かび、しばらく理解ができなかったです。ミステリー小説はよく読むのですが、ここまでの予想外の展開はほとんどなかったので本当に面白かった。
    ぶつ切りになっていた章が収束していく感覚がとても良かったです。
    ただ、最後のネタバラシは良かったものの話の着地が少々雑な気もして消化不良な部分もありました。

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    2026年09月26日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

    ずっとあなたが好きでした
    大和
    三回目の万引きで店員に捕まる。高校生と偽り、長田ビッグリーマートの衣料品売り場で働く。

    七瀬三千穂
    大和と同じフロアーで働いている。和田北の二年。

    宗像
    婦人服担当の主任。三十過ぎて独り身。

    宍倉
    衣料品売り場の係長。


    黄泉路より
    五十嵐
    偽名。大手企業で取締役を務めていた。五十五歳。

    仁木智子
    四十過ぎ。ネットの掲示板に一緒に自殺しませんかと呼びかけた。

    中西
    勤めを辞めて家にいると、親が働けとうるさい。両親を殺した。自殺志望者。

    吉田
    自殺志望者。偽名。木村。

    愛奈
    五十嵐の娘。

    フク
    福田和友。愛奈のカレシ。

    写真の仁木智子
    ワンボックスカーの中で首を絞められた痕があり死んでいた。埼玉県鶴ヶ島市在住の二十九歳。



    遠い初恋
    弓木
    五年生。弥生と同じクラスで隣の席。

    有坂弥生
    噂の転校生。四月のクラス替えで弓木と同じクラスになった。

    弥富武晴
    弥生の反対側に座る。お調子者トリオ。

    中川幸太
    弓木の隣の席。

    高橋明美
    弓木の後ろの席。

    菅原圭子
    弓木が給食のパンをかっさらう。

    伊藤志織
    弓木がいつも宿題を写させてもらっている。

    藤岡
    お調子者トリオ。

    寺元
    お調子者トリオ。

    大岩光輝
    有坂の家から三分のところに住む。

    ジョン
    有坂家の飼い犬。

    佐々木
    女子。

    三浦

    渡辺一心
    学級委員長。

    船木

    輿水
    先生。

    樺島美由起
    副委員長。

    大江原
    忘れ物王。

    トラックの運転手



    別れの刃
    鈴乃音鈴鈴子
    新入生オリエンテーションの日、継世の手を取って演劇サークルに勧誘した。付き合っている相手ら早稲田大学の学生で、高校の同級生。

    板橋継世
    多摩大学。大学で演劇サークルに入る。

    天河瀬渡
    演劇サークル〈無限軌道〉副部長。演出。

    ネモトツヨシ

    TETSU

    蝙蝠二郎

    肝腎
    無限軌道の部長。

    渚砂子
    一留している四年生。

    魔蠱
    十二年生。本名は麻子。入部当初は砧生成の名で活動していた。周りに不吉なことばかり起こるから魔子とささやかれるようになり、魔蠱の改名した。



    ドレスと留袖
    永嶌
    総合アパレルメーカー「グロウシス」名古屋支社副支社長。プロジェクトJ推進本部長。

    佐和子
    7584のスクーターに乗った男に追いかけられている。

    梁川

    服部

    加藤

    水野

    リナ

    レミ

    マダム

    ジュニア
    宗尊。現社長の息子で、縁故採用でグロウシスに入社し、社内で女性関係の問題を起こした。

    丹羽
    名古屋支社で最年長クラスの社員。

    杉山
    支社長。

    佐伯
    総務。

    柴田
    佐伯の同僚。

    ハルナ
    春日井に住む佐和子の友人。

    比留間英治
    7584のスクーターの登録者。

    一葉
    永嶌の妻。


    マドンナと王子のキューピッド
    オッチー

    DJマイケル
    ラジオネーム。母親が再婚して広島に来た。中央高校。

    モジー
    下島。

    マルちゃん

    とねっち
    利根。

    ゴン
    関口。

    ヨッシー
    吉井。

    ジンサク

    ハナタレ
    岩垂。ラグビー部。ハナタレ。ラジオに採用されるようにDJマイケルに頼む。星泉女子高校の生徒に心を奪われた。

    岡田愛理
    ハナタレのマドンナ。

    本木光一
    ラジオ番組のスタッフ。



    まどろみ
    大輔
    大学生。

    友里
    大輔の一つ下の彼女。高校を卒業してすぐ社会に出た。

    諒
    大輔の弟。


    幻の女
    馬渡
    仕事終わりに公園で酒を飲んでいた。女の子に駄菓子を一袋渡した。中九宣伝社のアルバイトでチラシを配っているを

    四、五歳の女の子

    警官

    日傘の君
    チャイナドレスの君
    クローシュの君

    日置衛士
    スーツ姿の男。馬渡がチラシを配っていたアパートの住人。不審死。

    初老の女性
    アパートの住人。

    後藤亮
    警官。

    坪井
    警官。

    米崎
    老刑事。

    馬渡実
    馬渡の養父。

    詠子
    日置の妻。



    匿名で恋して
    π
    仙台に住む女性。

    マキシィ

    映研一級

    ロレッタ
    三十歳を過ぎた独身。

    大王烏賊下足

    ZAXON

    少年K

    通りすがリーマン

    中歩危

    宮下祐一(仮)

    郁美
    πの妹。

    律子
    πの妹。



    舞姫
    ジョジョ
    十條。大学の卒業資格は与えてもらえそうだが、就職は決まっていなかった。一度不採用になった会社から特別採用枠への応募の知らせが届き、二次募集に応募。入社条件が半年海外で遊んでこいというもの。フランソワーズの紹介でアジュール・ドールで働く。日本に戻り、商品企画部へ配属が決まる。

    フランソワーズ
    プロのダンサー。半年ほどシジミ・ツカサのモデルを務めていた。リリー・ド・ラ・ヴァリで踊っている。

    ジュン
    北淳一郎。

    ナディーヌ
    アジュール・ドールのスタッフ。

    ルネ
    アジュール・ドールのスタッフ。

    フィリップ
    アジュール・ドールのスタッフ。

    ジャン=ミッシェル
    アジュール・ドールのスタッフ。

    ベルトラン
    アジュール・ドールのスタッフ。

    フェルナン・ルロワ
    アジュール・ドールのスタッフ。

    ヴァンサン
    アジュール・ドールのマネージャー。

    アルベール・ランギーニ
    アジュール・ドールのオーナー。リリー・ド・ラ・ヴァリの常連。

    シジミ・ツカサ
    中年の抽象画家。

    マリー
    ヴァンサンの嫁。

    カナール・アンシェネ
    権力大嫌い。

    ピエール・ジラウディ
    警視。

    ヴァルタン
    刑事。

    十條の母



    女!
    世之介
    十條大輔。『好色一代男』の主人公の名前から渾名をつけられた。

    村田
    以前世之介がアルバイトをしていた先の先輩。コンパの誘いに来た。

    久美子
    コンパの席でお高くとまっていた丸の内の年増OL五人衆の一人。

    友里



    錦の袋はタイムカプセル
    小笠原
    老人デイサービスセンター〈つつじの里〉の施設長。

    久保山
    栄養士。

    西村
    調理長。

    日高

    馬渡
    若いころ、本場フランスで修行していた。弓木大輔。両親が離婚し、大和という母親の旧姓に慣れたところに母親が再婚して十條になった。新しく父親になった人が広島に転勤になって、実力の二ランク上のところに合格したのに、二か月で転校。DJマイケル。一浪で東京の豊多摩大学に入った。大学で芝居のサークルに参加。板橋継世。特別採用枠で松本衣料物産〈グロウシス〉に就職。フランスで恋人ができたが、母親の無遠慮な一言で壊れてしまい、彼女はフランスへ戻ってしまった。三十代前半にパソコン通信でπこと永嶌一葉と知り合い結婚する。養子に入った。どの部署に回されても業績を向上させ、四十七で取締役にまで上り詰めた。五十を過ぎて独立してからは下り一直線。興した会社は倒産、私財までむしり取られ、妻子にも逃げられる嵐の五十代。自虐的に五十嵐を名乗り、集団自殺に参加。一命を取り留め、人生をやり直す。社会の底辺をさまよっていた時、殺人事件に巻き込まれ、他人の戸籍に勝手に入ったことが発覚。生まれ故郷の小樽で一からやり直す。

    高浪辰雄
    つつじの里の利用者。

    高浪美由起。
    旧姓樺島。高浪の家族。



    散る花、咲く花
    佐久間
    花も売ってる文房具店。

    馬渡

    美由起

    高浪辰雄

    ウォンバットちゃん
    小太りの看護師。

    安治川須恵





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    2026年09月24日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    ネット上で行われる推理ゲーム、ただしその犯罪は出題者が実行済み、というお話(?)第2弾。

    前作と同じハンドルネームの5人が犯罪を行い、それぞれの推理を語り合う形は同じ。
    こねくり回しているだけのように感じてしまい、多少のダレ気味感も。

    前作からのつながりで???と思わされるも、中盤でそういうことね、と納得。
    前作のラストの顛末も明らかにはされていたけども、詳細は不明。

    そう簡単には騙されまいと思っていたけど、前作がフリになっていて、盛大に騙されてしまいましたなぁ。

    今作もそんなやつおらへんやろと倫理観バグり集団が、己のトリックを謎にしたいがために滅茶苦茶やっている。

    ラストは一世一代の(?)大謎仕掛け、なかなかにとんでもなかった。

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    2026年09月25日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネット上で行われる推理ゲーム、ただしその犯罪は出題者が実行済み、というお話(?)。

    5人の人間が犯行を行い、互いに出題し合う形。ミッシングリンク、密室トリックやアリバイトリックなど、犯人当てではなく(出題者が犯人のため)、トリック当てがメインとなる。

    自分なりの予想を考えてみるものの、ことごとく外れていた。

    あまりにも殺人が行われすぎていて、倫理観どうなってんの?と現実味が感じられなさすぎた。
    (シミュレーションということで実際には行われていない犯行パターンもいくつかあったが)

    オフ会もせず、お互いの名前も顔も知らない状況なら、、、と思うところがあったが、実際にそういうことが起こり、やはりなぁ、となった。

    ラストはとぅーびーこんてにゅーとなっていて、今作品では完結していなかった。
    3部作?。

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    2026年09月23日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    確かに最後の一行まで心が離されなかった。

    伏線の回収が終わったと思いきや、ヌルりと説教パートに入って終わり。
    タイトルも最後の一行も、かっこいい。

    「説教パート」というのは揶揄してるつもりではなく、ただこういう叙述ミステリーは騙すだけ騙してハイ終わりみたいなものが多いので、それで終わらなかったのが珍しかった。
    むしろ作品的にはトリックそのものよりも、そのトリックを用いて読者に伝えたかったことが主題だったのかなと自分は感じました。

    なのにトリックそのもののほうに触れちゃいますが、これは時代が進むほど効いてくるトリックですね。
    自分もこの時代の日本を生きていたというのに、なんとなく違和感のある部分を、この時はまだそういう時代だったか、で済ませちゃう。もっと若い人なら尚更。

    評価の高い作品なだけあって、久々に面白い叙述ものが読めました。

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    2026年09月17日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    歌野晶午先生のお話はこれで2冊目になる。
    謎がいくつもあり、謎解きの短編集のようだった。知識を要する問題もあるが、登場人物が解説してくれるので、すっきりした。
    他にもこのシリーズがあるようなので、読んでみたい。

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    2026年09月15日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    「自分達が実際に起こした殺人を問題として出し合う」という令和の世においても狂気を孕んだ斬新な設定で、「出題者」=「犯人」という条件が明示されていながらここまで魅力的な謎が創れるのかと感嘆した。

    ネタバレしないように言うのが難しいが、一言で表すなら「トリックの詰め合わせ」とでも言うべき作品だった。短編集に近く比較的サクサクと読み進められるにも関わらず、長編作品のような深みがあって満足感が高かった。

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    2026年09月13日
  • それはそれはよく燃えた

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    積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。

    ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。

    リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。

    特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。

    ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をしている自分ごと、恋そのものに精一杯恋をしているような書きぶりがとても素敵な文章でした。

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    2026年09月11日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    新本格のこれからに乾杯!

    新本格は綾辻行人の『十角館の殺人』から始まるとされる。そこ刊行から30周年を記念して出版されたアンソロジーの文庫版。豪華だった。以下、お気に入り。

    我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」生成AIで探偵を作ったら…まぁホームズがいる世界にはモリアーティがいるからねぇ、と言うのは簡単だけどそれを面白く書くのってプロだよなと。この世界もう来ている気がしてしょうがない。

    歌野晶午「天才少年の見た夢は」才能のある子たちを集めたアカデミーも敵国からの爆撃に晒された。シェルターに逃げ込んだ少年少女たちは全滅したが…名探偵鷺宮藍の正体はなるほど。しかしこれも人工知能でなんかもうそろそろ来そうな世界なんだよな。

    綾辻行人「仮題・ぬえの密室」お祭り作品。登場人物が豪華。寡聞にして知らないのですけど先生方は本当にこんな感じなのだろうか。ラストの人物もすぐ正体がわかった。ぬえの密室が書かれてほしいなぁ、なんて。いっそ2人競作しませんか、なんて。

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    2026年09月06日
  • 密室殺人ゲーム 全3巻合本版

    ネタバレ 購入済み

    主要登場人物は五人。
    その五人はすべて「探偵」であり、そして「犯人」である。ここで語られる殺人はすべて、出題者自らが実行した、現実に起きた殺人なのだった。

    …設定は面白いのだが、倒叙物としてのスリルやサスペンスはない。語られるテーマもハウダニットだのアリバイ崩しといったものが中心となる。

    一話目が長すぎるうえ、ハッキリ言ってそれほど面白くなかったが、我慢して読んでいくと、だんだん慣れてきて読めるようになってくる。星三つか四つか迷ったが…マニアは楽しめるでしょうということで。
    よくこんなの考えるなぁ、それとも没にしたアイデアを生かしているのかな?

    なお、私が楽しんだのは、ストーリーよりもキャラクター同士の会話、関係であった。
    キャラクターが立っていてだんだん楽しめるようになってくるが、最後の方はつらい。というか、衝撃の結果が待ち受けている。

    で、二冊目以降、あれ? あの人(達)は確か遠いところへ行ったのではなかったっけ?という違和感も。しかし…。そこら辺は自分の目で確かめて欲しい。

    最後に、「密室殺人LOVE」な人は、どこ行ったの?! 四作目を出すのなら、あの人もお願いします。

    #ダーク #笑える #怖い

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    2026年09月04日
  • ●●にいたる病

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    いろんな作家さん達の『◯◯にいたる病』アンソロジー

    殺戮にいたる病が凄く良かったので、たまたま見つけたこちら即買いしました

    やっぱり面白い!!
    真梨さんも背筋さんも良かった
    個性溢れるストーリー達

    最後は『いたらぬ病』だったけど(笑)
    ぞわっとするよー

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    2026年08月29日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    前作が衝撃的なラストだったので、どんな続編になるのかと気になって購入。読み始めてすぐに、どういうことだ?過去編?パラレルワールド?

    衝撃のラストの謎は途中であっさり明かされました。そういうことかー。全員HNだしね。

    今回もトリックや謎解きに全振りしたとんがり過ぎてる作品。ゲームとしての殺人を突き詰めるとこうなるのか。

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    2026年08月24日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    ネタバレ

    プレイヤーネームはそのままに、5人によるネット上での殺人事件の推理合戦が再び行われる。
    今回も「誰にも解けないアリバイ工作をしたい」「美しい密室トリックを完成させたい」という知的好奇心のためだけに嬉々として殺人が行われる。そのための犯行が緻密でびっくりするほど手が込んでいて、唖然としてしまう。
    そして、対照的に殺す「命」に対しては、どこまでも軽い。
    彼らにとっては、ただのゲームなのだから。

    だからこそ、このラストになってしまうのかしら。


    『人の命は等しいと片桐は思っている。等しく無価値だと。子供の時からそう思っていた。だから彼は躊躇なく人を殺す。
    「人」とは他人だけを指しているのではない。自分も含む。だから彼は、価値のない自分を守るために全精力を傾けるなど愚かしいと思う』

    『ゲームの中で死ぬことは、ある意味、楽しい経験だというのだ』

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    2026年08月17日
  • 最後の一行 black

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    「最後の一行」というタイトルの通り、終盤のどんでん返しを楽しむ作品。コンセプト故に突飛な展開だと感じる点もある。個人的に前半の2編が好み。

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    2026年08月09日
  • それはそれはよく燃えた

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    読後感の詰め合わせのような1冊。
    多くの作家によるショートショートのため、1本1本が短く読みやすいのはもちろん、普段読まないジャンルにも出会える。ひとつ読み終わったときに爽快な気分になるものもあれば、ザワッとしたり、苦く残ったりもするのが良い。
    そして短いからこそ、好きな気分も苦手な気分もサラッと通り過ぎていくのがまた良い。

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    2026年08月08日
  • ●●にいたる病

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    流石名だたる人達だけあって面白かった。

    「いたる病」っていう大元のテーマがあるのに書く人が変わるだけでこんなにいろんな角度で楽しめる本になるのかと驚いた。

    最後だけ「いたらぬ病」なのはなんでやねん!と思ったけどそれは触れないでおこうと思います。

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    2026年07月31日
  • 絶望ノート

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    ネタバレ

    星3以上4未満。
    話の先は気になるものの、長すぎて疲れてしまう。仕掛けを疑いながら読んだのでどんでん返しに驚きは無かった。
    主人公が嫌なやつすぎて読後感が悪い。日記に振り回された人たちがただ悲しい。

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    2026年07月30日
  • 最後の一行 black

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    白があれば黒もある
    ラストの一文で驚かせるシリーズ第2弾
    blackと言うだけあって前作よりもダーク寄りなお話多めなのかな
    歌野晶午先生の「邪魔者」が特に印象的
    王道的な流れだったけど、疑わさせないような巧妙さが印象深かった

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    2026年07月25日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    我孫子武丸『切断』
    もはや十八番。犯人の男が渦中の女の子自身(もう一つの人格)。ちゃんとどんでん返しとして成立しているし、トップバッターとして良かった。

    神永学『欲動』
    タナトスに魅入られる人、というのはよくあるテーマ。挿入部分が玲子ってことには気づいたけど、担任教師か…ありがちな罠に何度もしてやられる…よくできた話!

    背筋『怪談』
    最後の台詞にゾクッ…!怪談すぎる!
    途中であ〜そんなもんか〜と思わせときつつ、ちゃんとオチてオモロくて狡い!一番◎

    真梨幸子『コンコルド』
    う、うーん暫定最下位かも

    矢樹純『拡散』
    叙述トリックではない…だと…。まあ全部そうでもね、うん、おもんないからさ。

    歌野晶午『しあわせにいたらぬ』
    最後はいたらなくなってもた…旦那じゃなく息子という落としもありつつ、事件そのものもちゃんと一捻りあり。メッセージ性もあり。

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    2026年07月25日