歌野晶午のレビュー一覧
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それは令和のことであった短編集、8篇
「彼の名は」小説NON2023年3月
2025年の戸籍法改正施行を見込んでの創作なんでしょうね
なかなかの令和のことでした
「有情無情」
幼児をターゲットにした犯罪は、昔から後を絶たない。ただ、令和を迎えて、幼児に対しても身体を触るなど本人に不快感を持たせる行動に犯罪として意識が高くなりなました
なるほど令和のことでした
「わたしが告白する」
いつの時代にも多少はあったと思われる
引きこもりが、長期化して80-50問題などと言われ始めたのは 令和になってからだろうか
長年潜伏していた問題が、令和で限界に達した
気づけば令和のことでした
「君は認知障 -
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ネタバレ読み終えてから「間宵の母」とやらの続編と知る。
タイトルや表紙だけで選んでいる弊害が出てしまった結果だ。
しかし間宵巳代子と栢山蒼空とのやりとりの中でおおまかな過去がわかるのでこちらから読んでも特段不便は無いかも。
孫娘への角膜移植をきっかけにその人物の乗っ取りに成功した昭和18年生まれの巳代子。
火災によって孫娘が亡くなる時に18歳の少年、蒼空の身体に入りこむ。
本来なら早くて半年でその人物の完全な乗っ取りに成功しており、身体は器でしかなかった。
しかし蒼空の身体は一筋縄では行かない。
頭の中から聞こえてくる巳代子との共同生活の中出会った、毒親に虐げられている少女リアナ。
虐待の末施設育ちの -
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虚構からの現実への侵食。そのゲームの真意とは
密室殺人ゲームシリーズの続編はここでは語れないネタバレの要素がたくさんあるためぜひ実際に手に取って読んでほしい。今作も五人のハンドルネームプレイヤーによ
るインターネット上での殺人ゲームの謎解きは「誰が殺したか」は明白、出題者ということで「どうやって殺したか?」といった古典的な謎解きに集中することができる。
と思ったらそれはまた違く、衝撃的な展開やトリックに驚き、そこには「なぜ殺したか」や人間関係といった背景や動機の要素も加わるといった何層もの構造が実物であった。
特に「意外性のある被害者」、「意外性のある加害者」、そして一つの殺人のために行 -
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ミステリ短編集、全8編
七つの殺人というタイトルですが、増補版という事で8つの短編が収録されています
お得
以下抜粋して雑感
『烏勧請』
偶然の要素とか、それは犯人がそう考えたんでしょうでまとめられてしまうところとか、ちょっと気になるところはあるにはあります
が、納得してしまいます、説得力が凄い
収録作で2番目に好き
『有罪としての不在』
読者への挑戦付きの一作
探偵役の信濃譲二が語る「推理とはそういうものだ」という理論が印象的
そしてこの結末、いやー、やられました
収録作で1番好き、というか、これまでに読んできた短編ミステリの中でもかなり上位、とても記憶に残るお話でした
『マルムシ』