歌野晶午のレビュー一覧
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ネタバレ信濃譲二シリーズ短編集
「~家の殺人」に出ていた信濃譲二が学生のときの話
「ドア⇄ドア」
同アパートの住人を衝動的に自室で殺害してしまった男が
証拠隠滅のため死体を被害者宅に運び、玄関のドアを交換する。
「幽霊病棟」
廃墟となった病院に死体を隠した男が落とした財布と取りに戻ると
死体が別の場所に移動しており、学生達が肝試しをしていた。
「烏勧請」
ゴミ屋敷に住む主婦がベランダで死体となって、カラスにつつかれ発見される。
被害者は旦那の浮気が発覚してから、急にゴミを集めはじめたらしい。
「有罪としての不在」
学生寮で殺人事件が発生。容疑者は寮内にいた人物と特定された。
元カノの嫉妬が原因 -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。
ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。
リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。
特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。
ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をし -
Posted by ブクログ
ネタバレ新本格のこれからに乾杯!
新本格は綾辻行人の『十角館の殺人』から始まるとされる。そこ刊行から30周年を記念して出版されたアンソロジーの文庫版。豪華だった。以下、お気に入り。
我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」生成AIで探偵を作ったら…まぁホームズがいる世界にはモリアーティがいるからねぇ、と言うのは簡単だけどそれを面白く書くのってプロだよなと。この世界もう来ている気がしてしょうがない。
歌野晶午「天才少年の見た夢は」才能のある子たちを集めたアカデミーも敵国からの爆撃に晒された。シェルターに逃げ込んだ少年少女たちは全滅したが…名探偵鷺宮藍の正体はなるほど。しかしこれも人工知能でなんかも -
ネタバレ 購入済み
主要登場人物は五人。
その五人はすべて「探偵」であり、そして「犯人」である。ここで語られる殺人はすべて、出題者自らが実行した、現実に起きた殺人なのだった。
…設定は面白いのだが、倒叙物としてのスリルやサスペンスはない。語られるテーマもハウダニットだのアリバイ崩しといったものが中心となる。
一話目が長すぎるうえ、ハッキリ言ってそれほど面白くなかったが、我慢して読んでいくと、だんだん慣れてきて読めるようになってくる。星三つか四つか迷ったが…マニアは楽しめるでしょうということで。
よくこんなの考えるなぁ、それとも没にしたアイデアを生かしているのかな?
なお、私が楽しんだのは、ストーリーよりもキ