歌野晶午のレビュー一覧

  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    ネタバレ

    信濃譲二シリーズ短編集
    「~家の殺人」に出ていた信濃譲二が学生のときの話

    「ドア⇄ドア」
    同アパートの住人を衝動的に自室で殺害してしまった男が
    証拠隠滅のため死体を被害者宅に運び、玄関のドアを交換する。

    「幽霊病棟」
    廃墟となった病院に死体を隠した男が落とした財布と取りに戻ると
    死体が別の場所に移動しており、学生達が肝試しをしていた。

    「烏勧請」
    ゴミ屋敷に住む主婦がベランダで死体となって、カラスにつつかれ発見される。
    被害者は旦那の浮気が発覚してから、急にゴミを集めはじめたらしい。

    「有罪としての不在」
    学生寮で殺人事件が発生。容疑者は寮内にいた人物と特定された。
    元カノの嫉妬が原因

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    2011年06月07日
  • さらわれたい女

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    歌野氏の作品を読むのは「世界の終り、あるいは始まり」に続いて2作目。
    買ったのは講談社文庫だが、現在は角川文庫より発売している。
    「カオス」というタイトルで映画化(主演:中谷美紀)もされている。
    冒頭の「私を誘拐してください」から面白そうだなと思わせてくれるが
    ただの狂言誘拐というのではなく、エンディングまで二転三転してニヤリとさせられる傑作。

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    2010年07月03日
  • ブードゥー・チャイルド

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    これは凄い。前世だ悪魔だなんだと出てくるし、タイトルこれだし、てっきりそういう系の話だとばかり思っていたら。見事に合理的解決。まさかあの「悪魔の紋章」までがちゃんと解明されてしまうだなんて! 本当、「悪魔の紋章」の意味に感動した。
    ま、「堀井キン」の謎解き(?)だけは分かったけどね。某人の某作に似たようなのあったっけな。だからってそれしきのこと、どうってことは全然ないけれど。

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    2009年12月29日
  • 新装版 動く家の殺人

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    またやられたよ。
    衝撃的なプロローグから、
    のめりこむように夢中で読みふけった。
    歌野さんのことだから、絶対にひっくり返されるって
    そんなことは、はなからわかっていたのに。
    それでも私の中の可能性という幅は
    歌野さんのそれとは比べ物にならないほど狭かったようです。
    騙され続けてすべてを読んでしまったことを後悔するのは
    いつも読み終わったそのあとで、
    あぁ、これでまた歌野さんの思うつぼだと思うとともに
    尊敬と降参のためいき。
    家シリーズ、読破!!

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    2009年12月12日
  • 女王様と私

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    ネタバレ

    様々なトリックを畳み掛ける演出はさすが。中盤ちょっと中だるみはあったけど、最後のオチもキレイに決まっていて満足。

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    2011年10月14日
  • 女王様と私

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    ネタバレ

    2009/9/26 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2018/2/4〜2/7

    3年ぶりの歌野作品。いやいや、またまたやられました、歌野流の大仕掛に。この作品はどういう仕掛けかと探りながら読み進めるも、解説で杉江松恋さんも書いているように、目前の展開が気になってどんどん読み進めてしまった。うまい!

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    2018年02月07日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    これ、おもしろいですよ!!過去の事件と直感探偵、その助手と現在の事件(もう終わってるからこれも過去なんですが)、そして思わせぶりな青春アメリカ学生恋愛白書事件。直感て・・・いやすごいですよこの人!!理にかなってる直感ってやつは素敵です

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    2009年10月04日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    騙された〜!
    読み終わってなるほどって感じだけど、これは2度読みたくなるわなるわ、納得。
    読み手の先入観とか固定概念とかこうであるだろうみたいなものが覆されるし、無意識に自分がそういう読み方をしてたんだと気付かされる。
    この手のトリックは初めてだから、途中までどこがミステリ?って思ってたけどそういうトリックですかと、してやられました。

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    2026年04月30日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    ネタバレ厳禁、読み返したくなるとあったのでトリックを探し探し読んでいましたが気がつけず。キヨシは高校生、自分は7つ年上という記述に刷り込みをされてしまいました!
    恋愛小説を思わせるタイトルですが少しハードボイルドな香りのするミステリー、最後はじんわりと心が温かくなりました。
    桜が満開の季節に読み終えると余韻を長く楽しめるかなと思います。満開から葉桜へと移り変わる桜の姿に想いを馳せられますね。

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    2026年04月29日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    主人公が老人ってネタバレを
    喰らってしまって読むのを躊躇してたけど、
    面白かった!
    他にも騙される要因があるし、
    物語も楽しく読めた
    読後は前向きになれる気持ちでスッキリ

    でもやっぱりネタバレなしで
    読みたかったな〜という気持ち

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    2026年04月26日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    ネタバレ

    読み終えてから「間宵の母」とやらの続編と知る。
    タイトルや表紙だけで選んでいる弊害が出てしまった結果だ。
    しかし間宵巳代子と栢山蒼空とのやりとりの中でおおまかな過去がわかるのでこちらから読んでも特段不便は無いかも。
    孫娘への角膜移植をきっかけにその人物の乗っ取りに成功した昭和18年生まれの巳代子。
    火災によって孫娘が亡くなる時に18歳の少年、蒼空の身体に入りこむ。
    本来なら早くて半年でその人物の完全な乗っ取りに成功しており、身体は器でしかなかった。
    しかし蒼空の身体は一筋縄では行かない。
    頭の中から聞こえてくる巳代子との共同生活の中出会った、毒親に虐げられている少女リアナ。
    虐待の末施設育ちの

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    2026年04月24日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    どんでん返しの押しが強くて読んでみたけど、「大どんでん返し!!」と言うよりは「え、そういうこと?」ってじわじわとした驚きがある感じで面白かった。
    どういう展開で覆されるのか最後まで分からなかったけどきっと読み返したらここも実はそうだった…みたいなのが見つかるのかも>⩊<

    個人的には主人公の生き方に惹かれた✩︎⡱
    1行目からインパクトある入りで生々しい部分、人間味のある部分も多かったけど最後は終わり方が綺麗だと感じた。思い込みがポイントになるすごく素敵な作品でした!

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    2026年04月22日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    物語の景色が一変!
    身構えながら読み進めていたのに、意表を突いた叙述トリックにはまんまと騙された。
    先入観を覆す真実に頭の中が真っ白になり、脳が追いつかない。

     読後に物語の全容を振り返ると、認めたくない事実にもしっかり説明がつくのは流石すぎる。人物のやりとりにも違和感を感じさせないで、読者を欺く作者の技量が凄まじい。バラバラだった場面や事柄が最後に繋がるのは気持ちいい!

     シンプルに物語の内容も面白くて、自称「何でもやってやろう屋」の成瀬将虎が悪事や真実を暴くために、果敢に挑む姿には読んでいてスリルを味わいながら楽しめた。そして、とにかく深すぎる物語だった!

    好き嫌いが分かれるのも納得

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    2026年04月22日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    見事な叙述トリックにやられた。
    全員老人ってのがストーリーの本質に影響を及ぼさない叙述トリックだから賛否はありそうだけど、ストーリーも叙述トリックもそれぞれ独立して面白かったので満足感がある。
    ヤクザ抗争の章が必要なのは、将虎の「自殺者を2人見てる」ってフレーズが、なぜか死んでる両親の自殺なんだろうなと想像させ、両親の老衰死の線を追わせないためのブラフであり、実は自殺者は士郎と京の2人だったということを描くために必要だったってことね。

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    2026年04月21日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    悪徳商法を行う会社による保険金殺人の調査の依頼を受けた何でも屋の主人公。調査を進めるにつれ、その疑惑は確信へと変わっていく。

    本筋とは別に主人公の過去の出来事と、別の登場人物目線の話が展開されるので、最初は繋がりが分からずモヤモヤしていたが終盤のどんでん返しで一気にスッキリして面白かった。あとタイトルの意味が素敵すぎた。

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    2026年04月20日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    いやタイトルおしゃれやな〜!
    見事な叙述トリックに騙された^_^
    タイトルからは想像つかないノワール小説

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    2026年04月20日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    葉桜の季節なので読みました。タイトルからしてラブストーリーなのかなと思いきや、探偵役の主人公が高齢者に悪徳商売をする組織の闇を暴いていく方が本筋。暴いていくというと大袈裟だけど、最終的に自首して犯人も訴える、というところに落ち着いていたはず。主人公の成瀬高虎は、自分のことを「なんでも屋」だと認識しており、過去には探偵事務所で働いていたり、ヤクザをやっていたり、ガードマンをやっていたりなどの多様な経験を持っている。現在と同時並行で過去の話が小出しに出てきて、まあ数年前くらいの話が現在につながってくるのかなくらいで読み進めると、最後10ページで衝撃の事実が明かされる。推理シーンの情報量の多いこと。

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    2026年04月18日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    終盤で一気に景色が変わる衝撃!ハードボイルドな探偵劇を追っていたはずが、見事な叙述トリックに足元がひっくり返るような驚きを味わった。タイトルの本当の意味が明かされた時の、切なく温かい余韻が素晴らしい。

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    2026年04月17日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ☆4.0
    おもしろい、どんでん返しがあると聞いていたから期待値が高すぎたのかも?

    ずっと気にしながら読んでたけどまったく想像つかず、主人公トラちゃんが気づくまで私も気づけなかった…
    p.380でさくらが関わってそうやなぁってのは思ったけど、みんなの年齢がそんな高齢だとは思わず…
    最終的にはぜんぜん及ばんかった。
    叙述トリックにまんまとハマってしまったよ〜

    また読み返す本やね

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    2026年04月16日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    生々しい小説。
    全く関係の無さそうな話が最後に繋がるのが面白かったです。叙述トリックのおかげで脳がバクりました。
    人と恋愛は切っても切り離せないなって感じました。

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    2026年04月15日