歌野晶午のレビュー一覧

  • ブードゥー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    大好きだーこういうの。
    子どもが主人公だけど、会話とかも不自然じゃなくてすんなり読めるし、全体的に癖がない。
    「前世の記憶」を「輪廻」の不思議な話で落とすのか「リアル」な理由付けで落とすのか。
    そして現在進行中の殺人事件とどういう風にリンクするのか。
    ドキドキ。
    読み終わった時にはため息。
    素敵過ぎ。
    しばらくこの作家さんにハマッてみます。

    0
    2012年08月01日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった本。大胆なトリックと、読み進めるほどに強まる「嫌〜」な感じ、とても楽しめました。処女短編集とは思えない。
    「逃亡者 大河内清秀」の大どんでん返し、大好きです。

    0
    2012年07月11日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想は巻末の解説とほぼ一緒です。最初は小さな反抗心であるとか、利己心であるとか、そういった小さなことなんだけど、結末に至ればそういった小さなことが大きな過ちにつながる。

    0
    2012年06月11日
  • さらわれたい女

    Posted by ブクログ

    旦那の愛を確かめるべく狂言誘拐をたくらむ女の話。
    章が変わるごとに忙しいくらい物語が二転、三転していきます。
    便利屋のおっさんがたくましいんだか頼りないんだかのところがおもしろかった。

    0
    2012年03月19日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

    Posted by ブクログ

    このテーマをこの時代に設定して、本格ミステリーとして描いたのはすごい。
    初期はいわゆるただ、名探偵が事件を解くという懐かしき本格でしたが、今の歌野晶午に繋がる。
    本格は人間を描けないなんて言説はある意味、意味のないことだと思う。

    0
    2012年01月19日
  • 新装版 動く家の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家シリーズ3作目!
    作者まえがきで「信濃を殺すことにした」とあってかなり落ち込みながらの読み始め。
    日付をまたぎながら時間をかけて読み進めたので夢にまで内容が出てきて色々とうなされました(笑
    作中の「神様はアーティストがお好き」も面白かったです!何となく歌野先生の自画自賛な描写もコミカルでした。

    しかし完全に騙されましたね…もう途中から謎解きなんてどうでもよくなってしまいましたよ!
    葉桜を読んであれだけもう騙されないぞ!と思っていたのに本当に悔しいです…!
    悔しい!悔しいけれど、本当に良かった…
    信濃というより徹の心配をしていたので心底安心しました(笑
    それだけこの作品にハマっていたのだなあ

    0
    2011年06月08日
  • 新装版 白い家の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信濃譲二の家シリーズ第2弾。
    最初読んでいて徹が巻き込まれた過去の事件のお話かと思いましたが違いましたね。今回は信濃がやたらと小綺麗に探偵をしていて何だか信濃じゃないみたいでした(笑

    トリックのまとめ方も好きです。
    最初から最後までムラなく楽しめる本でした。
    被害者も加害者も何となく憎みきれないあたりが魅力的なキャラクター作りに長けた歌野先生らしいですね。
    犯人はヤス!と騒ぐ徹にうるさいよ(笑)と思いつつも、信濃と徹はなかなか良い「探偵と助手」だと思います。

    解説は正直必要無いのでは…。
    ミステリーには様々な種類があり、流行のミステリーというのも存在すると思うのですが、そんなに深く考え

    0
    2011年06月03日
  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信濃譲二シリーズ短編集
    「~家の殺人」に出ていた信濃譲二が学生のときの話

    「ドア⇄ドア」
    同アパートの住人を衝動的に自室で殺害してしまった男が
    証拠隠滅のため死体を被害者宅に運び、玄関のドアを交換する。

    「幽霊病棟」
    廃墟となった病院に死体を隠した男が落とした財布と取りに戻ると
    死体が別の場所に移動しており、学生達が肝試しをしていた。

    「烏勧請」
    ゴミ屋敷に住む主婦がベランダで死体となって、カラスにつつかれ発見される。
    被害者は旦那の浮気が発覚してから、急にゴミを集めはじめたらしい。

    「有罪としての不在」
    学生寮で殺人事件が発生。容疑者は寮内にいた人物と特定された。
    元カノの嫉妬が原因

    0
    2011年06月07日
  • さらわれたい女

    Posted by ブクログ

    歌野氏の作品を読むのは「世界の終り、あるいは始まり」に続いて2作目。
    買ったのは講談社文庫だが、現在は角川文庫より発売している。
    「カオス」というタイトルで映画化(主演:中谷美紀)もされている。
    冒頭の「私を誘拐してください」から面白そうだなと思わせてくれるが
    ただの狂言誘拐というのではなく、エンディングまで二転三転してニヤリとさせられる傑作。

    0
    2010年07月03日
  • ブードゥー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    これは凄い。前世だ悪魔だなんだと出てくるし、タイトルこれだし、てっきりそういう系の話だとばかり思っていたら。見事に合理的解決。まさかあの「悪魔の紋章」までがちゃんと解明されてしまうだなんて! 本当、「悪魔の紋章」の意味に感動した。
    ま、「堀井キン」の謎解き(?)だけは分かったけどね。某人の某作に似たようなのあったっけな。だからってそれしきのこと、どうってことは全然ないけれど。

    0
    2009年12月29日
  • 新装版 動く家の殺人

    Posted by ブクログ

    またやられたよ。
    衝撃的なプロローグから、
    のめりこむように夢中で読みふけった。
    歌野さんのことだから、絶対にひっくり返されるって
    そんなことは、はなからわかっていたのに。
    それでも私の中の可能性という幅は
    歌野さんのそれとは比べ物にならないほど狭かったようです。
    騙され続けてすべてを読んでしまったことを後悔するのは
    いつも読み終わったそのあとで、
    あぁ、これでまた歌野さんの思うつぼだと思うとともに
    尊敬と降参のためいき。
    家シリーズ、読破!!

    0
    2009年12月12日
  • 女王様と私

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々なトリックを畳み掛ける演出はさすが。中盤ちょっと中だるみはあったけど、最後のオチもキレイに決まっていて満足。

    0
    2011年10月14日
  • 女王様と私

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2009/9/26 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2018/2/4〜2/7

    3年ぶりの歌野作品。いやいや、またまたやられました、歌野流の大仕掛に。この作品はどういう仕掛けかと探りながら読み進めるも、解説で杉江松恋さんも書いているように、目前の展開が気になってどんどん読み進めてしまった。うまい!

    0
    2018年02月07日
  • 安達ヶ原の鬼密室

    Posted by ブクログ

    これ、おもしろいですよ!!過去の事件と直感探偵、その助手と現在の事件(もう終わってるからこれも過去なんですが)、そして思わせぶりな青春アメリカ学生恋愛白書事件。直感て・・・いやすごいですよこの人!!理にかなってる直感ってやつは素敵です

    0
    2009年10月04日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物は皆20代だと思って読んでいたら、終盤でまんまとひっくり返されました。電車道のくだりは笑いました。

    ヤクザたちの不審死の真相も、なるほどな、と納得しました。

    年金、社会保険料についての若者の負担感というのは、この作品が刊行された2003年から20年以上経過しても変わっておらず、むしろさらに深刻化しています。蓬莱倶楽部の言い分もまぁ分からなくはないというのが正直な思いです。しかし、人類は皆平等に歳をとる。だからこその年金・社会保険制度であり、社会に属する我々はそれに従うしかない。たとえ自分たちの時にそれが崩壊していようとも。

    そんな中で絶望せずに生きるには、成瀬たちのように歳を取っ

    0
    2026年04月12日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    Posted by ブクログ

    ある事に関しては
    概ね当たったのだけど、
    話の本筋に関しては予想外すぎて、
    タネ明かしされても
    脳が事実を把握できず、
    完全に認識するのに数分を要した

    感覚としては、ブリーチの
    「一体いつから鏡花水月を使って
     いないと錯覚していた?」
    コレに近い

    0
    2026年04月11日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    星4(正直3.5くらい)

    頭狂人が女性であることや、殺した兄=チャット仲間の可能性には途中で気づけたので、そこはちょっと嬉しかった。

    伴道全教授が女子高校生だったのには驚いた。完全に成人男性だと思い込んでいたので、いい意味で裏切られたポイント。

    ただ全体的に会話劇中心で、読むのがややしんどく感じる場面も多かった。トリックやロジックそのものを楽しむタイプの作品で、自分はそこにあまり興味が持てない分、評価は少し伸びなかった。

    結末が明かされないまま続編へ続く構成には驚いたけど、個人的にはこの一冊でしっかり完結してほしかったというのが正直な感想。

    0
    2026年04月11日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんでん返しで知った本だったが、とても勇気づけられる本だった。安定感を求めたり自分の年齢を気にしたりしがちな自分にとって、主人公の言動は刺さるものがあった。自分のやりたいことに全力で向き合っていくべきだと感じた。
    ストーリーについては、終盤の種明かしが始まったあたりからはあっという間に読み切ってしまったが、それまでの部分については少し退屈に感じてしまったので★4とした。
    ただ最後の桜の話については今後も自分の中に残る気がするので、この本に出会えてよかったと思う。

    0
    2026年04月10日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

    Posted by ブクログ

    『間宵の母』の続編でした。けっこう面白かったような記憶はあったけれど、内容忘れてて、あらすじをネットで読んで、なんとなく思い出しながら読みました。
    前作はホラーな印象だったの気がするけど、これは雰囲気全然違う。
    コミカルな雰囲気で、昭和18年生まれの間宵の母と18歳の栢原蒼空のコンビが面白くて楽しめました。ラストはそうきたか!次もある?

    0
    2026年04月10日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    Posted by ブクログ

    なるはど!と思わされるトリック。面白かったけど、あまりに過大評価されすぎてる感も否めないかも。あれもこれも伏線か?と身構えすぎたのもある。

    0
    2026年04月10日