歌野晶午のレビュー一覧

  • 死体を買う男

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の同人誌で神
    作中作と本作と、二重構造のミステリー。でありながら、作中作が本当に面白い。特に後半の二転三転する所がたまらない。
    萩原朔太郎と江戸川乱歩を並べた時に、朔太郎の方を探偵にするセンスよ。
    朔ちゃんのカリスマティックな探偵描写(俗っぽく言うと、『メロい』)!乱歩っぽい文体と展開!特に序盤の「始まるぞ!というワクワク感」が最高。トリック自体は単純だが、魅せ方が素晴らしい。
    これだけでも面白いのに、作中作外のストーリーも面白い。文句なし……

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    2026年09月13日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    これぞミステリー!これぞどんでん返し!
    久しぶりに気持ちよく裏切ってもらえて大満足。
    ミステリーって謎は解けたとしてもなんとも後味の悪い苦い結末を迎える事も少なくないし、この作品にもどことなくそんな不穏な雰囲気が漂っていたけど、そんな風に終わってたまるか!好きなようにやらなくてどうするんだよ!!とばかりに全部振り切って軽やかに去っていくような読後感が最高。まさかミステリーを読んでこんなに爽やかな、前向きな気分になるとは思ってなかった。
    何度かオススメされた本だったけど、人に勧めたくなる気持ちがわかる本だった。

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    2026年09月11日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    表紙から単なる恋愛小説だと思ったが、実際はそれ以上に入り組んだ内容でついつい読み耽ってしまった。特にワクワクした点は、筆者の巧みな伏線回収。今まで読んだ本の中で、一番綺麗に纏っていて
    清々しい気持ちで本を読み終えた。また麻宮さくらがあの人物だったとは最後まで気づかなかった。私の勘が鈍いだけかもしれないが、読者に勘付かれないように物語を展開していき、綺麗に帰着した本でとてもお気に入りの一冊である。

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    2026年09月06日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    言葉の節々から生き生きとした青年らを描いているものだと思ったが、最後の方で高齢者だとわかり、何度も戻ってしまった。まんまと引っかかってしまったので、怖いと思う反面、感心してしまった。
    恋愛や成長、趣味などは若者だけでなく、高齢者でもこんなにも楽しめるのもなんだと、少しだけ老後に対する恐怖が和らいだ。
    また、自分のやりたいことにもっと貪欲になってもいいと感じた。いろんなことにチャレンジしていこうと思う!!

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    2026年08月31日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ミステリーなんだけどね…
    最後の最後にとっても勇気づけられるお話し。
    歳を理由にやりたい事を諦めてはいけない!
    って勇気をくれる!背中を後押ししてくれる物語でした。

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    2026年08月26日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    先入観というか、自分の思い込み癖を思い知らされたような読書体験でした。最初の方で感じた違和感も、あーそういうことだったら納得、というふうに最後にいろいろ合点がいくものばかりでした。これはまさに本ならではのトリックかも。そういう意味でも面白かったし、最後はスーパーポジティブなパワーワード炸裂で読んでいて熱いものが込み上げました。
    読んだ後で、タイトルも素敵だなと思いました。

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    2026年08月24日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    本題も表紙も綺麗なのに読み始めが
    「射精した後は動きたくない」から始まる。ちょっと強烈だ‥(-.-;)と思った‥
    挫折して本棚の片隅にあったが読む本がないので再度挑戦

    騙されたと言うか、あっ!そうだったのね‥思えば違和感はあった‥
    先入観と言うか、すっかり勘違いしていた。
    読み終えて他の人の感想も自分と同じだと思い嬉しくなり
    面白しろかった。

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    2026年08月24日
  • そして名探偵は生まれた

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    短編が4編入っており、それぞれのテイストが全然違う作品となっていた。なかなかボリュームのある1冊となっていて、表題作が1番面白かった。

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    2026年08月19日
  • ●●にいたる病

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    どの作品も面白かった。叙述トリック作品がある意味約束される結末になるのはわかっていたのだが、よい意味で裏切られて全部楽しめた。

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    2026年08月02日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネタバレ

    最後が煮え切らない結果でした。
    作中に「このあとすぐ!」はこのあとすぐじゃない、というのがありましたが、章のタイトルもこのあとすぐ!で焦らされたので作者さんの面白さを感じました。

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    2026年05月14日
  • 絶望ノート

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    葉桜より、面白かった。
    気持ちよく裏切られた。
    分厚さを感じずに一気読み。
    伏線には気付けるし、怪しいな、っていうのも分かるんだけど展開は読めなくて楽しかった!!

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    2026年05月14日
  • 春から夏、やがて冬

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    ネタバレ

    うーん、読み終えて苦しくなったというかどういうこと?とすぐに読み返し確認したり。謎解きは読み手側に託されたような形だけれどヒントのように主治医の小瀬木に推理させてやはりそういうことか、と。でも『末永ますみ』の章を読むかぎりはやはり彼女が轢き逃げ犯と確信するに至るのは致し方ないと思う。まさかの偶然も必然と思ってしまい冷静な平田も真実を確認するということもせず犯行に及んでしまった。真相に近づいた小瀬木にしても根拠もなく明らかにすることができない。全てを知るのは読者のみということになる。

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    2026年05月11日
  • それは令和のことでした、

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    8編からなる、令和の殺伐とした空気感や世間の風当たりをリアルに描いた物語。
    毒親、いじめ、SNS、高齢化、同性婚、ヤングケアラーなど、世間で問題になっている事柄をミステリー仕立てで展開し、最後でびっくりさせられる作品。
    ラスト1行で驚かされるものもあり、少し違和感があったのが解消され、うまいなーと感じた。
    つらい終わり方もあったり、どの作品もああ今の時代だなーと思わされる。
    最後の極短編ではそれまでとは異なって、ほんわかする話。

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    2026年05月09日
  • それは令和のことでした、

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    ニュースやネットを賑わせる令和の問題課題がこれでもかとギュッと詰まった短編集。
    キラキラネーム、フェミニスト、小児性愛者、冤罪、ひきこもり、高齢者詐欺、毒親、教育虐待、貧困、不法滞在、性的マイノリティ、未成年喫煙、ヤングケアラー…と本当に盛りだくさん。1話に複数のテーマが盛り込まれている。
    他人事ではない問題にミステリー要素を含めることで読み応えのある1冊になっています。

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    2026年05月05日
  • ●●にいたる病

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     豪華作家陣が集った不朽の名作『殺戮にいたる病』のアンソロジーで、グロテスクだったり人怖だったり社会問題を風刺したものだったりとバラエティーに富んでいて、特に『欲動にいたる病』『怪談にいたる病』が自分好みだった。

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    2026年04月23日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    主人公含む5人のネット友達による推理ゲーム。各々が殺人事件を問題として出題し合う集まりだが、問題となる殺人事件は「出題者本人が犯人」であるという風変わりな作品。

    犯人も分かっている、動機も「面白そうだから」という至極単純な理由。その為全ての事件がハウダニットの形式を取っていた。
    登場人物の名前が風変わりな為、最初は読み進めるのに時間がかかったが、ストーリーが進み核心に近づく内に慣れていき、そこからは面白いようにページを捲る手が止まらなくなっていた。

    まさか頭狂人が最後の事件の犯人、そして身内とは想像できなかった。それどころかコロンボが八田家の子供だと推理していた自分が情けない。

    最後はど

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    2026年04月12日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    不謹慎すぎる作品
    でも…、めちゃ面白かったー˙ᴥ˙

    「葉桜の季節…」が個人的にハマらなかったので、あまり他作品を読んでなかったけど、また読み始めよう。

    ラストは、えっ?
    続編が気になりすぎる

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    2026年04月03日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    チャットに集まったメンバーでリアルの殺人&謎解きゲームが開かれる。

    短編集のようなお題が交代されていき、単純に謎解きするのも楽しく、ストーリーももしかしたらもしかするかも? といった楽しさがあった

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    2026年03月13日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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     衝撃の結末だった前作から続く本作でも悪趣味でありながら知的でもあるリアル殺人ゲームの面白さは健在で、どれもハウダニットに特化していながら一筋縄では行かない謎解きばかり(中にはバカミスっぽいのもあったが)で一つ一つの問題の完成度は本作の方が好みだった。反面、衝撃度は前作の方が上だと感じられた。

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    2026年03月07日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日