歌野晶午のレビュー一覧

  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    何年振りかの読書、最初に出会えたのがこの本で良かった。
    なんとなく抱いていた違和感が徐々に現れてきて。単純な自分はまんまと騙されて。
    みんなの年齢を考えるとなんともいえない場面はあれど、とってもおもしろかったです^_^
    全て分かった上で、もう一度読み返したい。

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    2025年11月29日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    紛れもない最高の名作でした!

    小説のタイトル回収にこんな腑に落ちたのは生まれて初めての経験。

    想像を絶する読後感が待っている…。
    未読な方は体感せよ、この読後感を。

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    2025年11月29日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    飛車角落ち読破済み

    前作同様、奇想天外なトリックに度肝を抜かれる
    見事な推理を披露するがまだ先が!

    一般的なミステリーは
    誰が?何故?どうやって?を推理するが、この小説はどうやって?のみに集中して読者と考えられる。

    ぜひおすすめします!

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    2025年11月24日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    大どんでん返しと聞いていて身構えて読んだけれど、まんまと騙された
    終盤は読む手が止まらなかった
    クライマックスの時、前のページ見返すこと間違いなし

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    2025年11月19日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    完全に騙されてしまった。
    読んでいて思わず「え?」と声が出てしまった笑
    明日からも頑張って生きようと思わせてくれる作品。

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    2025年10月23日
  • それは令和のことでした、

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    歌野晶午さんによる短編集、令和の時代に蔓延る人々の陰湿さや権利主張、対話や協調よりも相手を如何に打ちのめすかの叩きや拒絶などアフアーコロナで浮き彫りになった人々の温かさの欠如、手を取り合わなくなった個の世界が広がっている。どの短編も現状の問題に対する作者なりのアンサーが描かれており、短編を8つではなく幾つもの長編を読んだような心への訴えが感じられた。

    「彼の名は」では親の主義主張に翻弄された子どもの生きづらさや苦心が描かれて、それは最後の一行でより明らかになった。

    「有情無情」では事実の切り取りにより権利や迫害を主張し相手を捩じ伏せようとする最近のネット社会にある人の惨さが、地域社会という

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    2025年10月22日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    タイトルの通りオチが全てバッドエンド。
    先入観で読んでいると最後の数ページで驚かされる。
    読み始めるとどんどん先が気になって直ぐ読めてしまった。

    私の中では「おねえちゃん」が1番怖かった。全ての物語に言えることかもしれないが、人の捉え方次第で善意や悪意のないことでも真逆になったりするんだと人との関わり方は難しいなと感じた一冊だった。

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    2025年09月25日
  • ●●にいたる病

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    良いアンソロジーだった。グロテスクでホラー味が効いた6つの短編。我孫子氏の「切断」は短編でも揺るぎなかったし、お目当ての背筋氏の「怪談」も期待通り。唯一ハマらなかったのは欲動に至る病くらいで満足な一冊。

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    2025年09月23日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    おもしれーー!!!!!えーー!!おもしろい!!!目キラキラさせて「楽しい」に没頭する子供の気持ち。
    物凄くアトラクション感のある作品だった。スピード感、スリリングな展開、帰りたくないと思わせる吸引力。
    共感できる人物はいないのに、何故か嫌いになれない登場人物。
    1作目に始まって、今作ときて最終どうなるか想像もつかない。

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    2025年09月17日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

     甘酸っぱいものやしんどいものまで様々な恋愛を絡めたミステリーが13編収録された短編集で、どれも一筋縄では行かず「そう来たか!」と思わせる話ばかりで意表を突かれ、作中の仕掛けにも大いに驚かされた。

    0
    2025年09月09日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    謎解き、展開、キャラクター造形、全てが絶品。
    2007年にこの作品が発表されていることに改めて驚く。
    現実の地獄化が進み、完全に「社会派」ミステリーになっている。

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    2025年09月04日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネットで知り合った4人。その中の1人が現実で殺人事件を起こし、その他3人が動機やトリックを推理する殺人ゲームを行っている。
    500ページ超の大作にも関わらず、途中で一度も飽きる瞬間を感じさせない圧倒的なシナリオ。
    登場人物の個性が容易に想像できるほど際立っていて、あっと驚く終盤の伏線回収にも効いている。

    0
    2025年08月28日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

    2025.08.21 (木)

    ポイントカードみたいな本だった
    時には、自分にハマらない話もあったけど、コツコツ読み進めてその度にシールを集めて貯めて、最後にカード1枚全部埋まったような
    最初から順を追って最後まで読んだ人にしか味わえないご馳走……

    これが走馬灯……??女 !の最後から、落とした木の実をポツポツ拾っていくような感覚で読んでたたのしい〜〜〜〜歌野晶午だいすき〜〜〜

    記憶消してもっかい読みたいな〜〜〜解説にも載ってた雑誌掲載時の順番で初見で読みたい〜〜

    この本は大和であり、五十嵐であり、弓木であり、板橋継世であり、永嶌であり、DJマイケルであり、大輔であり、馬渡であり、ロレッ

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    2025年08月21日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    すっごく面白かった。
    ぐいぐい話に引き込まれて、早くラストが知りたくてたまらなかった。
    己代子と蒼空の掛け合いが笑える始まりから、1人の女の子と知り合い、話はどんどんシリアスに…それでも己代子と蒼空のやりとりは最後まで楽しかったけど。
    そして驚きのラスト。どうかねたばれなしで読んでほしい。

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    2025年08月11日
  • それは令和のことでした、

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    様々な家族の話。
    すごく胸抉られる話も、自分と重ねてしまう話もあった。
    「君は認知障害で」は、事態の深刻さを微塵もわかっていない本当にアホとしか言いようがない大学生と独自のやり方で息子を守る父親の話。父親の愛に感動してしまった。

    歌野さんの話は、葉桜の季節に…以来の2冊目。
    読みやすい!そして読みやすいだけじゃない!ファンになりました。

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    2025年08月02日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    ネタバレ

    面白かった。
    ハッピーエンドじゃないお話の短編集。
    ハッピーエンドじゃないとわかってて読むから、それ
    以上それ以外のものを期待してしまうけど、裏切られ
    ない。

    『おねえちゃん』
    年齢を考えると、勘違いも許せてしまうんだけど、あれ
    はないわ。怖い。

    『サクラチル』
    最後まで読んだ後すぐに最初から読み返してしまった。

    『天国の兄に一筆啓上』
    手紙。亡くなった兄への心温まる手紙と思いきや…

    『消された15番』
    この母親の悔しい気持ちはよくわかる。何でもないよう
    に見える日常の一コマが誰かの大切な一瞬を奪っている
    こともあるんでしょうね。皮肉な結末です。

    『死面』
    まあ、そうなるよね。

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    2025年07月21日
  • 春から夏、やがて冬

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    完読直後は予想外にアッサリ終わった様に感じた。
    暫くして思い返すと背中がゾクッとした。
    やはりこの作者はただ者ではない!

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    2025年06月25日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    購入済み

    葉桜の季節に君を想うということ

    オチですっかり騙されていたことに気付かされました。内容としても恋愛だったりなどがとても面白かったです。

    #感動する

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    2025年05月11日
  • 絶望ノート

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    息子の机の引き出しで見つけた絶望ノートに書かれたいじめの記録。
    絶望ノートに書かれた内容に全員が振り回されてひとつのストーリーを作っているのが見事。
    いじめをでっち上げ罪のない友人を殺させた結果、その友人の庇護を失いいじめに合い殺されるという、他人を操れる等と思い上がった主人公に相応しい結末だったのかな。

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    2025年04月20日
  • 家守

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    短編なのに、どれもここまで展開できるのかという秀逸な作品ばかり
    どの作品も短編とは思えない濃い〜内容でめちゃくちゃ楽しめました
    歌野晶午さん何者すごい

    どうせまたしばらく経ったら再読しそう

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    2025年02月21日