歌野晶午のレビュー一覧

  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    瀕死の重症を負った栢木に寄生した間闇己代子は機代の殺人者だった。

    死んでも他人の人格に寄生できる存在となった間闇と、栢木悪事を重ねる栢木という設定が面白い。
    さながら二重人格のように間闇に振り回される栢木の不甲斐なさが、最後に寄生される条件を見つけたことで一気に物語は栢木が主導してゆき、そして物語は最後に痛快な結末を迎える。
    面白かった。

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    2025年08月18日
  • 首切り島の一夜

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    あっという間に読めてしまいました。引き込まれる文章でした。しかし、最後の方にみうしなってしまいました。再読が必要かもしれません。私には難解であったのかもしれません。

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    2025年08月17日
  • 春から夏、やがて冬

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    ネタバレ

    スーパーの保安責任者である主人公は万引き犯の女性を捕まえた。しかし、女性が交通事故で死んだ娘と同じ年の生まれだと知り、赦してしまう。娘と重ねてその女性に手を焼いているうちに段々と情が移ってしまう。ある日、女性の携帯を見た主人公は娘を轢いたのはその女性だと知り、殺害してしまう。しかし、それは女性が主人公の怨みを晴らすための嘘だった。

    最初から最後までずっと惹き込まれる文章だった。しかし、結末で全てが明かされる訳ではなく、若干の読者の思案が要求される。

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    2025年08月14日
  • 絶望ノート

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    ネットで購入したため、書籍の分厚さに驚きました(笑)ですが、主人公の少年の日記、母親、刑事、さまざまな視点から描かれているので、飽きずに楽しめます。作者から仕掛けられたトリックを色々と想像しつつ、最後まで楽しめました!
    歌野先生の作品は読みやすくて、他にはないような叙述トリックが面白いです。

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    2025年08月08日
  • さらわれたい女

    購入済み

    面白かった!

    殺人事件でありながらも軽快なタッチでストーリーも分かりやすくサラサラと読めた!
    登場人物も皆個性的で、結末も大どんでん返しとまではいかないまでも工夫されていて面白かった!
    また別作品も読んでみたいと思う!

    #シュール

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    2025年07月26日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    ハッピーエンドではない作品の方が興味を唆られます。
    そういったきっかけでこの本を購入し暫く積読していました。
    短編集なのでいざ読み始めたら読み終わるまですぐでした。
    一編それぞれが読みやすく、どの話も不穏な空気を感じながらも予測できない結末で驚きもありました。
    「防疫」「玉川上死」が特に印象深かったです。

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    2025年07月26日
  • ずっとあなたが好きでした

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    歌野さん…だよな?って疑いながら甘酸っぱかったり少し心を痛めたりしながら恋愛連作を楽しんでいたが、途中からの違和感になるほど…と仕掛けにニッコリ。楽しませてもらいました!違和感の塩梅が流石の絶妙

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    2025年07月12日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    歌野晶午さん、気になっていたもののこれで初めましての作品。

    短編集とは思えないほど読み応えがあった。
    後からひっくり返る展開も無理がなく、途中で察せられるものもあったけど、驚くものもあり、面白かった。

    特に2作目の、老齢男性と地域の子どもとの関係性については、主人公目線の気持ちと、幼い子を持つ母としての気持ちが真逆になるので、心にズシンと来てしんどかった。

    読後嫌な気持ちになる作品も多かったけど、7作目は気持ち良かったな。

    他の歌野晶午さん作品も読みたいと思った。

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    2025年06月17日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    アンハッピーエンドを集めた短編集。ただハッピーエンドでないというだけでなく、小気味良いオチが全作についている。
    各作品、タイトルとの繋がりもわかりやすく面白い。
    読みやすさはあるが、個人的には短すぎる作品もいくつかあった。

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    2025年06月16日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    しっかりオチのついた短編集でした。全てハッピーエンドではないと知っているのにこのあとどうなるんだろうと読み進めてしまう。

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    2025年06月13日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    ネタバレ

     全く趣の異なる3つの短編と中編が収録されていて「一体何のことだろう?」と訝しげに読み進め、奇想天外なトリックは勿論最後の最後に明かされる共通点を目にして、まるでパズルのピースが全てはまったような感覚に支配された。

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    2025年05月25日
  • ハッピーエンドにさよならを

    購入済み

    一捻りあるぞ!

    基本的にはあまり短編は読まないのですが、この作品はどれも面白かった!
    読み手の想像の上をいく感じでした。
    読者を上手く別の方向に思い込ませて、驚かす作品なんかがあり、私的には十分に楽しめた!

    #シュール

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    2025年05月23日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    基本的に短編はほとんど読まないけど、これはどの話も一捻りあって結構面白かった!
    読み手の想像を上手く裏切ってくれたなぁ笑

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    2025年05月23日
  • 魔王城殺人事件

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    小学生達が主人公。トリックは単純だが面白く、子供向けなのかサクサク読めます。子供視点ならではのもどかしさもあり楽しめました。

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    2025年05月11日
  • それは令和のことでした、

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    違和感を抱きながら読み進めた先の結末はいつも驚かされる。
    想像した世界が一気に反転する歌野マジック。
    さすがでした。
    「葉桜の季節に〜」を読んだときのような反転具合に騙された感とお見事!という気持ちと。
    現代の社会問題に関連した作品が続き、生きづらい世の中だなあってため息が溢れます。
    令和ってこんな時代なのか。

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    2025年05月11日
  • それは令和のことでした、

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    「葉桜の季節に君を想うということ」が面白かったので、著者の最新作を読んでみた。毎回の話に惹き込まれたが、短編集なのであっさり終わってしまう感じが物足りなかった。今度は長編に手を出そう。

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    2025年05月08日
  • 死体を買う男

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    グイグイと話に引き込まれました。
    昔と今との時点で書き上げてる。読んだあとに他の人感想知りたくて、色々調べました。
    なるほどー、タイトルにもそんな事が!

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    2025年04月30日
  • 明日なき暴走

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    初めて歌野さんの本を読んだが、こういう作風の方なのかと。
    この話に関しては登場人物たちがダークな感じで、気持ちよく読める感じではなかったが、ストーリーは面白かった。
    別の作品も読んでみたい。

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    2025年04月06日
  • 誘拐リフレイン 舞田ひとみの推理ノート

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    幼児虐待疑惑から連続誘拐事件へと発展し、その誘拐事件の犯人や動機について何度もどんでん返しが起こる良くできたミステリー。それに加えて高校生になったひとみちゃんは、複雑な育ちの影響を受けたヘンテコな少女から地に足がついて格好いい女性へと成長してきており、1冊で2度美味しい作品でした。
    続編が上梓されていないようですが、いつか大人になったひとみさんの活躍を読んでみたい。

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    2025年03月22日
  • さらわれたい女

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    再読感想。「私を誘拐してください」美しい人妻が便利屋に依頼した狂言誘拐のはずが…事態は思わぬ方向へ。
    シンプルな作品ではあるがハラハラしながら先が気になり一気読みしてしまう良作!
    中田秀夫監督により映像化もされており、人妻を中谷美紀演じておりこちらも良かったぜ!

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    2025年03月21日