歌野晶午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ歌野作品に対してかなりの辛口評価をしてきた私ですが、今作ではそれらの評価を一気に覆す位の衝撃を受けました。この非現実的な見取り図・このユニークな構成・この大胆不敵な超絶トリック!う…歌野先生〜〜〜!!(歓喜)
今作は、表題作の他に二つの短編を収録しています。
第二次大戦下、疎開先から飛び出した少年が辿り着いた奇妙な屋敷で起こった、連続変死事件(安達ヶ原の鬼密室)。
日本の高校をドロップアウトした女子高生が、留学で訪れたアメリカの田舎町で遭遇した連続猟奇殺人(The Ripper with Edouard)。
こうえんで、だいじなたからものを いどのなかにおとしてしまった、こうへいくんとゆみち -
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ネタバレ発想が面白いですよね。悲哀と狂気を含んでいるのに、どこかコミカルと言うか重苦しさを上手く躱していると言うか。
キャラがとんでもなくステレオタイプなのもまた、この作品においては説得力を増すいい材料になっていたかと思います。
最初は口調なんかがいちいち気になっていたんですけど、徐々に「これはこれで正解だな」って感じられるようになりました。
ただ序盤で妄想であると記述してはいるものの、中盤で完全なネタバレをしてしまうのはちょっと早かったかな?
小学生なのに整形も殺しも平気で行う加藤月もぶっ飛んだ母親の知佳も妄想内って事を明かしておかないとさすがに
違和感が出てきてしまうのはその通りですし設定を明 -
Posted by ブクログ
前2作とはちょっとテイストが異なる。
なんせ、最初の2行で探偵役の信濃が死ぬんだから。
主人公も今回は迷探偵の徹ではないしねー。
ただ、最初から違和感がありましたよ。
で、やっぱりそうかと。
この作品がきっと『葉桜~』の基になったんだろう。
ミステリとしてかなり楽しめますが、タイトルはちょっといただけない。
反則でしょーってかんじ。
「きっとこうなんだろうな」
「あー、やっぱり」
「・・・ち、違うのか。。。」
こういうところはさすが歌野さんです。
なんだか良し悪しの混じったレビューになったけど、
全体的には面白かった。
そして、最後の1行が醸し出す余韻は、ミステリにはもったいない。 -
Posted by ブクログ
色々とやらかしてくれる歌野さんの本で、有面なのを選んでみました。
ロリ・オタ・プーの青年が主人公。
人形を妹だと思い込んで、街中でも平気で話しかけたりする、アレな人。
そんな彼が一人の女王様的な少女と出会います。
彼女に振り回されることで、彼は少しづつ変わっていくんですが、途中で事件が発生し……という内容。
導入の粗筋を書いてみたんですが、ネタばれになりそうなので、もうこれ以上は何にも書けません。
ただ、「この後どうなるんだろう?」と夢中になって読んだとだけ書いておきます。
あと巻末の解説で「人間に対する尊厳を踏みにじっている」とあるんですが、確かにそうだなぁと思います。
インモラルな本な -
Posted by ブクログ
ネタバレ期待せずに読んだけど
意外にバラエティに富んでいて、
しかも謎の具合がちょうどよくて
挑戦状タイプもあって、
楽しめた。
信濃譲二ってシリーズキャラクターだったんだ~
このキャラ風変りで、性格悪そうなところが魅力的^^
最後に収められているお話は
名探偵コナンファンの私はタイトルだけで
犯人わかった(汗)コナンでつかわれているトリックが
他の話にも出てきて・・・
どっちが先かとかパクッたとか、そういうの気にしない私は
あ~これこれ、って楽しめました。
密室殺人ゲームシリーズがちょっとキツい私には
これくらいがちょうど良いな・・・。