増補版 放浪探偵と七つの殺人

増補版 放浪探偵と七つの殺人

764円 (税込)

3pt

なぜ死体は動いたのか? 殺人者が犯した、たった一つの過ちとは? 「家シリーズ」の名探偵・信濃譲二が奇想天外な難事件の謎を見事な推理で解決する七つの短編に、幻の未収録作品「マルムシ」を加えた試みと驚きに満ちた傑作ミステリー八編。

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増補版 放浪探偵と七つの殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月06日

    歌野晶午の短篇ミステリ作品集『増補版 放浪探偵と七つの殺人』を読みました。
    歌野晶午の作品は昨年4月に読んだ『さらわれたい女』以来なので、ちょうど1年振りですね。

    -----story-------------
    『葉桜の季節に君を想うということ』『密室殺人ゲーム2.0』で本格ミステリ大賞史上初、二...続きを読む

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    購入済み

    信濃譲二の短編集

    2021年12月14日

    型破りな探偵の意外にも地に足が着いた推理が癖になる短編集。
    やっぱり信濃譲二というキャラクターは好きになれないけど、読後は不思議と満足感がある。そんな作品。

    #笑える #エモい #ドキドキハラハラ

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    Posted by ブクログ 2018年02月25日

    トリックや犯人が分かってもまた読みたくなる短編集だなあ、と思った。
    信濃譲二という存在がやけに懐かしく感じる。もう2度とその姿を見ることはないのか…という哀愁かな。

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    Posted by ブクログ 2014年04月27日

    読者挑戦ものの短編集です。純粋な本格ものから倒錯、叙述トリックなど、バラエティーに富んでいてお得感があります。はずれがなくどれも高水準です。
    個人的には【ドア⇔ドア】【有罪としての不在】【水難の夜】が面白かったです。特に【有罪としての不在】は、タイトルの意味、プロット、ロジカルな推理と三拍子揃った傑...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月31日

    名探偵信濃譲二の活躍を描いた短編集。
    どの作品も見事な仕掛けと信濃の推理に唸らされました。
    「有罪としての不在」は特に素晴らしかったです。

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    Posted by ブクログ 2011年07月19日

    8つの短編が入っているが、どれもがミステリーの体裁を整えながらも一捻りある。

    とくに、有罪としての不在は、今までにない感じ。

    家シリーズは、登場人物のキャラクターが薄いことが気になったが、これはその点も満足。

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    Posted by ブクログ 2011年07月01日

    増補版として未収録だった作品を追加しての
    新たなな文庫化。ご本人もあとがきで触れていますが
    この放浪探偵の「信濃譲二」シリーズは今後一切
    書かないとの事で、シリーズとして完全に
    完結しているんですね。その当時に「動く家〜」を
    読んだだけなので、今回改めてこの「信濃譲二」
    シリーズに触れられた事が新鮮...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月24日

    短編集。あの信濃譲二が探偵役。短編集ということで事件も謎解きもそこまで奇抜で意外性のあるものは少なかったけれど「ドア⇄ドア」の犯人の機転とそれ故の失敗の顛末は面白く読めた。他にも「W=mgh」の遺体の状態をリアルに考えるとちょっと笑ってしまうかもしれない。一番気に入ったのは読者への挑戦がいい味出して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月26日

    一つ一つの短編は、昭和の香りがして、また展開も面白く楽しめた。
    ただ、少々強引なオチも。
    しかし、全て読み終わった後に、全話を繋ぐ何かがあるかと勝手に期待したが、無かった。

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    Posted by ブクログ 2015年06月01日

    さすが新本格ミステリーの旗手のひとり、「真っ当」とされるストーリーテリングにトリックにで、シンプルに楽しむことができるそんな中でも、それは本当に情報が足りているか、など思わないでもない作品もあるが、素直に楽しむこともできる。

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