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Posted by ブクログ 2023年04月06日
歌野晶午の短篇ミステリ作品集『増補版 放浪探偵と七つの殺人』を読みました。
歌野晶午の作品は昨年4月に読んだ『さらわれたい女』以来なので、ちょうど1年振りですね。
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『葉桜の季節に君を想うということ』『密室殺人ゲーム2.0』で本格ミステリ大賞史上初、二...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月27日
読者挑戦ものの短編集です。純粋な本格ものから倒錯、叙述トリックなど、バラエティーに富んでいてお得感があります。はずれがなくどれも高水準です。
個人的には【ドア⇔ドア】【有罪としての不在】【水難の夜】が面白かったです。特に【有罪としての不在】は、タイトルの意味、プロット、ロジカルな推理と三拍子揃った傑...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月01日
増補版として未収録だった作品を追加しての
新たなな文庫化。ご本人もあとがきで触れていますが
この放浪探偵の「信濃譲二」シリーズは今後一切
書かないとの事で、シリーズとして完全に
完結しているんですね。その当時に「動く家〜」を
読んだだけなので、今回改めてこの「信濃譲二」
シリーズに触れられた事が新鮮...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月24日
短編集。あの信濃譲二が探偵役。短編集ということで事件も謎解きもそこまで奇抜で意外性のあるものは少なかったけれど「ドア⇄ドア」の犯人の機転とそれ故の失敗の顛末は面白く読めた。他にも「W=mgh」の遺体の状態をリアルに考えるとちょっと笑ってしまうかもしれない。一番気に入ったのは読者への挑戦がいい味出して...続きを読む
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