歌野晶午のレビュー一覧

  • 絶望ノート

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    他の方の感想を読んで。登場人物の誰も好きになれない。ほんまや!わたしも!
    じゃあ何にぐいぐい引っ張られてあっという間に読み終わったんだろう。しかも再読で、(ずいぶん前で細部は忘れていたけど)どんでん返しの中身は分かっていたのに。
    照音の文章力かな。中身は胸糞だけど、あの量、臨場感、構成、中学生が日記であれ書いてたら化け物やん。それをあんな動機で物しちゃうからヤバイんで、上手にフィクションに落としこめるように周りの大人が道筋を付けてあげられれば…。
    あ、周りの大人も全員ヤバかった。絶望。

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    2021年12月05日
  • 絶望ノート

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    ネタバレ

    これがどんでん返しか‥
    前半はもしこんな中学生が現代にいたらと絶望を覚えていたが、最後まで読むと全てが繋がって納得できてしまった。
    モヤモヤは残るが、作品として結末が読めないハラハラした作品だった。

    現実では神や親、友達を頼りすぎず自分で問題解決する力がないと、上手に生きてはいけない。

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    2021年11月11日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    昔読んだものを再読。やっぱり最後の3作(「美神崩壊」「プラットホームのカオス」「正月十一日、鏡殺し」)のイヤミス感がたまらない…。歌野さんのイヤミス好き。あとは「逃亡者 大河内清秀」も好き。どっちが主体の話なのか分からない感じなのも。

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    2021年09月27日
  • 世界の終わり、あるいは始まり

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    ネタバレ

    あーーー歌野ワールド全開。
    裏表紙のあらすじにあるように、まさに
    「既存のミステリの枠を超越」している。

    未来の選択肢としては"悲劇"しか提示されていないのに、それでも主人公の修はその中から「きぼう」を見出す。
    そんなはずはないのに、なぜか「大丈夫、何とかなるだろう」とこちらも思ってしまう。

    自分の好きなタイプの作品ではないのだが、こういうのもアリかもなと思ってしまった。
    もしかしたら、"歌野晶午の作品"というバイアスがかかっているのかもしれない。

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    2021年08月15日
  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    ネタバレ

    短編のそれぞれの意外な真相に驚かされる。

    そのうえで、
    ときどき登場する野々島愛って誰だろう?馴れ馴れしいけれど、歳三の彼女ではなさそう。本筋には関係ないが気になって読み進めていると、最後に衝撃の真相。
    この後が気になる。

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    2021年08月10日
  • 絶望ノート

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    胸糞だったなぁ〜
    絶望ノートって、読んでる読者も絶望させるのを狙ってなのかな?
    読んでて気分悪いな〜とか思いつつも、しっかり読み終えてしまった




    あと、作品単体の感想じゃなくなるけど、これを読み終わって、嫌気持ちいい感じを蓄積させて、家族愛な作品を楽しんだら、マイナスからプラスへの振り幅が大きくてめちゃくちゃ爽快だった

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    2021年08月21日
  • ブードゥー・チャイルド

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    ネタバレ

    うんうん隠れた名作って感じ。
    前世の記憶を持つ少年という魅力的な謎に始まり、中学生という微妙な年齢の二人がハードボイルドさながらに捜査、推理を進めていき、自らの変わった出生を語る天才少年に出会い...

    中弛みせず、まさにノンストップ。

    代理出産というのが本書の主を担う真相となっているが、個人的には 
    ホリー・キンデス→堀井キンです という聞き間違いや、晃士という文字を悪魔と十字架に見間違えてしまうというトリックがとても面白かった。
    しかもトリックを知ってから目次の裏の絵を見ると「晃士」に見えてくるのが不思議...

    ネットを使って論議をしたりネットで知り合った人と実際に会ったり、という今作

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    2021年07月13日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    ネタバレ

    若い時に書いたんだな、と思わせる粗さはあるが、面白い。文章が特別上手いというわけではないのだが、(下手と言われているのをよく見かける)歌野晶午の文章の雰囲気が好き。

    個人的にはベストは「逃亡者 大河内清秀」
    かなり悪く言うなら夢オチと言えてしまう部分もあるが、
    偽物大河内→本物大河内、と思わせて偽物の推測→本物の大河内の夢だった
    という転がされる感じは面白い。謎の女、香絵の不思議な行動がキッチリと説明されるところも良い。

    「美神崩壊」も印象的。グサっとくる。

    『長い家の殺人』などの物理トリックを使った王道本格から、徐々に『密室殺人ゲーム』や『葉桜の季節に君を想うということ』のような王道か

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    2021年07月09日
  • 春から夏、やがて冬

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    ネタバレ

    哀しかった。この作者は初めてでしたが色んな
    評にどんでん返し的なお話が特徴とあったので
    読み始めましたが直木賞候補になるだけあり
    1人娘を持つ者としては考えさせられるような
    お話でした。ラストのますみの告白(?)は
    真偽がどうであれ誰も救われないという所があり
    切ないものでした。ただ事の真相を調べる医師が
    ますみは殺される事を覚悟であのメールを書いた
    と有りましたが、首を絞められていた時のますみの
    目には「どうして」という驚きがあったと文中に
    有り、真相は結局何も分からないまま終わります。
    もしメールが虚偽ならばますみに死を覚悟させて
    まで告白文を作らせた動機は一体何だったのでしょうか?考えれ

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    2021年06月25日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    前作と比較して、ストーリー・扱われるトリックetc.が(頭狂人も自分の出題回で言ってるように)「鬼畜」とでもいうか「…え、そこまでやる?」とでもいうか、な方向に進んだなあという印象で若干読む人を選ぶ空気が生まれた感がある。でも基本的な構成の軸がしっかりしているから面白く読めた

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    2021年06月20日
  • 新装版 白い家の殺人

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    ネタバレ

    振り子にロープウェイ。
    今となっては、あまり驚かないが、当時はなかなか突飛なアイデアだっただろう。

    「意図せずに偶然起こった」というのの使い方も面白い。
    ラストで明かされる真実も驚き。

    王道ともいえる、悪くない作品だった。

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    2021年06月05日
  • 世界の終わり、あるいは始まり

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    ネタバレ

    葉桜の季節で気になった歌野晶午さんの作品。

    構成がものすごく独特で、前半1/4くらいは事件の事実とそれに関わる人達の感情を描くことで、その人達の個性と特徴を示唆してる。

    後半は父親の妄想編。前半で示された事実から、パラレルワールドのように真相が明かされては妄想でした、が繰り返される。
    妄想の結末は全て悲劇で、ある一家にとっての世界が終わるという結末になる。しかしその度に妄想を打ち消し、始まりに戻る。
    結局事件の真相はわからない、というミステリー小説としては変態な部類の終わり方。

    賛否両論あるかもだけど、読みやすいし没入して一気に読めた

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    2021年05月25日
  • 死体を買う男

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    ネタバレ

    読み易い
    二転三転するし面白かったけど求めてるどんでん返しのゾクゾクはなかった
    先が読めたとゆうか双子の設定で似たようなの読んだことある気がする(笑)気がするだけかも知らんけど(笑)

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    2021年05月16日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    購入済み

    作品紹介も何も読まず予備知識なしで読み始めたので、冒頭は推理小説とさえ気付かず、作品の雰囲気や話がよく飛ぶなという印象。
    終盤、こういう読者のミスリードの仕方は好きじゃないなと少し嫌な気分になりましたが、最後の主人公の語りは力強く引き込まれました。

    #アガる

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    2021年05月02日
  • 新装版 長い家の殺人

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    評価は低い人が多いみたいだが、そんなに悪くない作品だと思う。
    自分は、信濃が「二つともどん詰まりの部屋」と言うまで気づかなかったが、気づいても、ペンキ、鍵、人魂などの伏線は見事だと思った。歌に込められた暗号も面白い。
    冒頭の"マリ"にもまんまと引っかかった。
    デビュー作から持ち味を出してるな、という感じ。

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    2021年04月28日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    購入済み

    後半、えっ?えっ~って感じでした。最初に人物のイメージを頭の中で設定してしまったので最後ものすごい違和感でした。なので、内容をわかったうえで人物イメージを設定しなおして2回目よみました。
    題名からして、もっと穏やかな内容かなと思ったのですが…
    けっこうハラハラドキドキな内容で とても読みごたえあり、騙されました。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年04月26日
  • そして名探偵は生まれた

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    どれも平均以上で、とても面白かった。

    「そして名探偵は生まれた」
    "名探偵"という存在そのものに焦点を当て、そして密室トリックも混ぜ込んだ作品。
    この探偵シリーズ化してほしいな...

    「生存者、一名」
    教団に裏切られ、無人島に閉じ込められてしまう5人を描いた作品。色々な意味で予想できない結末はとても良かった。

    「館という名の楽園で」
    見事なトリック。まんまと騙された。
    個人的にはこの作品が一番良かった。

    「夏の雪、冬のサンバ」
    叙述トリックには気づいたが、お金の隠し場所は面白かった。後から考えると、生卵が伏線だったのか...

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    2021年04月06日
  • 春から夏、やがて冬

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    初めての歌野晶午作品

    「春から夏、やがて冬」
    題名も意味深で、読む順番としては合ってたのか?

    登場人物ー平田誠は自分の名前平田の「平」は平凡の「平」だと自負していた、
    スーパーの保安担当、ある日万引きした末永ますみを二度としないというところで許してしまった、
    彼女は同居人から酷いDVを受けている、そこから始まっていく〜

    末永ますみの語り口がいやだった。いかにも今時かもしれないが
    「サーセンシタ」ーすみませんでした
    「アリアタッシタ」ーありがとうございました。
    主人公平田は高校2年生の娘を交通事故でなくしている、犯人は不明のまま。
    そして妻も自死 

    とかく世の中は皮肉にできている
    平田と

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    2021年03月17日
  • Dの殺人事件、まことに恐ろしきは

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    どの作品もどんでん返しがあって面白かった。「陰獣幻想」が一番インパクトあった。流石歌野晶午。短編集は読みやすい。

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    2021年02月28日
  • 7人の名探偵

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    どの作者名を見ても、ミステリ好きなら知らない者はいないと言ってよい作家ばかりで、その人たちの個性が感じられるアンソロジーなのである。
    7人の名探偵とは、とりもなおさず作者達自身のことであり、この名探偵達の生み出す世界にゆったりとひたるのがよい。
    とはいえ、一つ一つは決して長くないので、どんどん読み進めることができる。

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    2021年02月28日