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ワーカホリック気味の独身刑事・舞田歳三は、高利貸しの女が被害者となった放火殺人を捜査することに。 債務者や商売敵など容疑者は浮上するものの、決定的な証拠が見つからない。 だが、歳三は11歳の姪・ひとみの言葉をきっかけに、事件の盲点に気付く。 そして明らかになったのは、全てをひっくり返す驚きの真相だった! 叔父と姪の微笑ましい日常に張り巡らされた巧妙な伏線。どんでん返し満載の6編を収録した連作ミステリ。
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Posted by ブクログ
未読と思って読み始めたが、 以前に読んだ本を加筆・改題したものだった(^ ^; でもだいぶ手を加えられたのか、 私の記憶力が怪しくなったのか(^ ^; 途中まで既読であることに全く気づかず(^ ^; 三作目の結末まで読んで、ようやく思い出した(^ ^; 確か以前に読んだときは、 「舞田ひとみ11...続きを読む歳、ダンス ときどき探偵」 みたいなタイトルだったような。 で、確か「タイトルになってる割には 舞田ひとみが探偵として活躍しない」 という印象を抱いたような(^ ^; 今作では、タイトルから舞田ひとみが抜けた分、 若い刑事の活躍譚として読めるような。 その謎解きのきっかけとして、ひとみが役立っている。 時に何の説明もなく出てくる近しい(らしい) 登場人物がいるが...最後の最後に関係性が分かる。 分かると、あ、この「続編」にあたるあれに出てきた あの人か、とつながってスッキリする(^ ^ ...もしや普通の記憶力を持っている人ならば(^ ^; もっと早くに気づくのだろうか(^ ^; でも「続編」を読んでない人には、 やはり誰だかわからないように書いてるよなぁ...(^ ^; とにかく既読だろうがお初だろうが、 楽しく読めることは間違いない(^ ^ やや牽強付会の感は無きにしも非ずだが、 毎度の「どんでん返し」は快感である(^ ^
「五十音順の作者を読む」第3冊目「う」。 刑事である舞田歳三(まいだ としみ)が、姪のひとみの言葉をヒントに事件を解決していく、という内容でした。 正直、ひとみがもっと主体的に事件を解決するのかと思っていましたが、そうではありませんでした。 ただストーリー自体は面白く、最後の章でひとみの母親につ...続きを読むいての言及があったのは驚きました。 続編も発売されているので「一味違った推理ものが読みたい」という方にオススメの作品です。
久しぶりの著者。 同じ町で立て続けに起きた事件について 小学生の姪や兄と会話することで 真相に気付くストーリー。 前の事件が次の事件にも少なからず 影響を与える展開は好きでしたね。 続きを読まなきゃ。
この作者にしては文章が平易 時折会話文ばかりになって低年齢を意識してるようにも思える 内容は割とオーソドックスな推理物
安楽椅子探偵のひとみとおじさんの歳三のコンビで事件を解決する短編集と思っていたが、ひとみは全然推理しないことに驚いた。このシリーズを初めて読んだので続編は違うのかもしれないけど。 それぞれの話の結末はそこまで面白いというわけではないが、前の話と関連性のある事件や、最後に明かされる母親の話とか、連作短...続きを読む編らしいところはとてもよかった。
歌野晶午のミステリ連作短編集 殺人事件を捜査する独身捜査官が、姪(小学生!)との会話にヒントを得て、事件の謎を解いていく連作短編ミステリです。伏線と謎解きの絶妙さが「いかにも歌野ミステリ」なのですが・・・ サブタイトルの「舞田ひとみの推理ノート」に偽りアリ! ネタバレになるのでこれ以上は言えませんが...続きを読む・・(^_^;)
舞田ひとみ高校生のから入ったので、たぶん最大のびっくりポイントでびっくりできなかった…… それはそれとして、とても読みやすい1冊だったなぁ
短編のそれぞれの意外な真相に驚かされる。 そのうえで、 ときどき登場する野々島愛って誰だろう?馴れ馴れしいけれど、歳三の彼女ではなさそう。本筋には関係ないが気になって読み進めていると、最後に衝撃の真相。 この後が気になる。
ストーリーの最後に To be continued と書かれているような(笑) もちろん次作も手元に置いてある。 作者の筆力から言えば、まだまだ。 この作品自体、この後に続く作品たちの伏線でしかないのではないか?そう心の中で思っている。 もう何度も作者には騙されてきたからね。 最後に来る種明か...続きを読むしひとつくらいで終わるはずがない。 さて。続けて読むとしよう。
以前読んだ「誘拐リフレイン」で高校生だったひとみが小学五年生になってて、前作の過去話なのかと思ったのですが、本作の方が先に出ていたんですね。「誘拐リフレイン」と同じノリで、ひとみがいろんなことに頭を突っ込んでいくような話を想定していたら、ほとんど歳三の活躍を描いた内容だったので、ちょっと期待と違った...続きを読む感があります。 前作の印象から「舞田ひとみシリーズ」は、ひとみの無茶な(けれど事件の核心に繋がる)行動が特徴のシリーズだと思っていました。なのでそれがない本作には、最後の最後で何か驚きの仕掛けがあるのかも、という期待をどうしても抱いてしまいます(「葉桜の季節に~」の印象も未だ残ってるので……)。その結果、ここでも肩透かしを喰らった気分に。 「誘拐リフレイン」よりこちらの方が先に出ていたら、そのような印象を抱かなかったのでは?と思うので、何で本作を後から出したのか、その意図の方が気になってしまった読後でした。
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