感情タグBEST3
Posted by ブクログ
青春ミステリで短編集。面白い。
初めの事件の鮮やかな謎解きが特に気持ちよかった。それで心を掴まれた。
若さって、軽さと(いい意味で)、時にとてつもない不穏な
何かを内包している感じが、ミステリーと合ってるなあと。
Posted by ブクログ
前作では、歳三の推理のきっかけを与えるに過ぎなかったが、本作では、ひとみ自身が推理するようになった。不可解な出来事を、限られた情報をもとに推理していく様はまさに名探偵。
Posted by ブクログ
いやいやまだまだ。
これはシリーズとしてもっと育ってほしい。
ミステリー感は前作よりも高まりつつありますよね。それはそのまま、ひとみの成長を表している。
次も楽しみです♪
Posted by ブクログ
前作の主人公舞田ひとみが他校の仲間たちと交流を深めながら様々な事件の謎に立ち向かう物語。
前作に比べて短編集としての色が強い。章同士の繋がりが薄いと感じた。
前作では推理の主体は叔父さんの歳三であり、ひとみの言動からヒントを得て事件を解決するというものだった。これに対して、今作ではひとみが中心となって、仲間たちや叔父さんの力を借りながら事件の謎を推理する。この点、小学生だったときからの成長?が伺えて面白い。
ひとみたちがケンカするみたいなシリアス展開は苦手だが、そういうのもなく雰囲気がいい。軽く読めるのが良いところ。大きな驚きはなかったが、どの謎も一定のクオリティを保っている。
一番好きなシーンは誘拐された男の子が電話でメッセージを伝えようとした場面。賢いなあと関心してしまった。