それは令和のことでした、

それは令和のことでした、

2,090円 (税込)

10pt

著者の企みに舌を巻く! 哀しみと可笑しみの令和ミステリー

小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。
平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。
それは僕の名前が太郎だから――(「彼の名は」)

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それは令和のことでした、 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歌野晶午さんによる短編集、令和の時代に蔓延る人々の陰湿さや権利主張、対話や協調よりも相手を如何に打ちのめすかの叩きや拒絶などアフアーコロナで浮き彫りになった人々の温かさの欠如、手を取り合わなくなった個の世界が広がっている。どの短編も現状の問題に対する作者なりのアンサーが描かれており、短編を8つではな

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    様々な家族の話。
    すごく胸抉られる話も、自分と重ねてしまう話もあった。
    「君は認知障害で」は、事態の深刻さを微塵もわかっていない本当にアホとしか言いようがない大学生と独自のやり方で息子を守る父親の話。父親の愛に感動してしまった。

    歌野さんの話は、葉桜の季節に…以来の2冊目。
    読みやすい!そして読み

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    短編なのに最後にしっかりやられました
    すごく良かったです
    「彼女の煙が晴れるとき」が1番騙された

    タイトルありきの作品か
    後付けのタイトルなのか
    どちらにしてもとにかくセンスいいな〜と思った

    昭和生まれだけど
    令和の時代についていけるよう頑張ります!

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    *一行を読み逃せば、謎の迷宮から出られない。奇想の歌野ワールド、珠玉の作品集。新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇*

    確かに、この作品は令和ならではのストーリーです。
    巧い!と唸りながらもやるせなく、背中がぞわぞわする展開も相まって、参りました感でいっぱいです。
    いつからこういう時代になってし

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    昭和、平成とは違った令和の考え方。
    令和だからこそ起こる話を描いた短編小説。
    おもしろかった。
    しっかり読んでおかないとオチがわからなくなる。
    オチが強いものもあれば弱いものもあったけど、面白い話ばかりだった。

    「有情無情」が好きだった。
    昔は近所の子を助けるのが当たり前だったのに、同じようにする

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    タイトルが気になって読んでみましたけれども、割合面白かったですね! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    叙述トリックというんでしょうか、自分はよく分からなかったけれども、物語の最後まで読んでああそうだったのか、みたいな落ち着きが得られるかと思いきや、そうではなく(!)前述したように僕はそのトリ

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    いくつかの短編からなるのだけれど、それぞれのテーマというか設定が、なかなか読んだことのない設定ばかりで新鮮だった。話はそれぞれ、しっかりと小説で、変に奇を衒うものではなく、意外な結末もあり、ホロリとさせる話ありという感じで、面白かった。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    短編なのに読みごたえあり!

    長く楽しみたいから長編の方が好きなんだけど、
    選んでよかった。

    「わたしが告発する!」のわたしって??

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    紙の本ならではの面白さあり!
    すっかり騙されました。笑
    短編集で、最後の一文に毎回痺れる作品集でした。
    気に入ったので、歌野さんの作品を何冊か購入しました。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    違和感を抱きながら読み進めた先の結末はいつも驚かされる。
    想像した世界が一気に反転する歌野マジック。
    さすがでした。
    「葉桜の季節に〜」を読んだときのような反転具合に騙された感とお見事!という気持ちと。
    現代の社会問題に関連した作品が続き、生きづらい世の中だなあってため息が溢れます。
    令和ってこんな

    0
    2025年05月11日

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