歌野晶午のレビュー一覧

  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    ミステリで読みやすくて面白かったです。
    短編…とはいえ話が繋がってて読み応えもありました。
    家族の関係性がなんか良いですね。
    あと歳三さん好き。

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    2024年12月07日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    歌野晶の短編集。タイトル通り、未来から見れば「令和っぽいねぇ」と言われそうな社会背景に描かれるミステリー。どれもこれも社会提議を問いかけるような背景をもつ。

    のだが、どれもこれも結末が想像を超えてくる。え、そこに着地させるの?という意外性は「葉桜の季節…」の歌野節である。ひっかけられる快感・醍醐味を存分に味わえて楽しい。

    そういう特徴なのでネタバレ回避のため、細かくは書けない。でも騙されたと思って…いや、騙されることが好きな人にこそ是非読んでもらいたい。エエ方向にしか騙されないので。

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    2024年12月01日
  • それは令和のことでした、

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    短編なのに最後にしっかりやられました
    すごく良かったです
    「彼女の煙が晴れるとき」が1番騙された

    タイトルありきの作品か
    後付けのタイトルなのか
    どちらにしてもとにかくセンスいいな〜と思った

    昭和生まれだけど
    令和の時代についていけるよう頑張ります!

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    2024年11月22日
  • それは令和のことでした、

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    *一行を読み逃せば、謎の迷宮から出られない。奇想の歌野ワールド、珠玉の作品集。新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇*

    確かに、この作品は令和ならではのストーリーです。
    巧い!と唸りながらもやるせなく、背中がぞわぞわする展開も相まって、参りました感でいっぱいです。
    いつからこういう時代になってしまったのか…
    やや誇張されていると思いますが、今まさにどこかで起きているようなお話ばかり。
    イヤミスよりもっとおぞましい読後感、さすがです。

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    2024年11月21日
  • 家守

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    ネタバレ

    「家」にまつわる、ミステリーの短編集。
    後味スッキリな話は皆無で、でもイヤミスというほどではない。ギリギリ、読み終わった時にため息一つで済む感じ。

    表題作である「家守」は、一つの殺人事件が解決したと思ったら、殺された主婦に実は秘密があり‥当事者が死んでしまって、あららこの後大変だね〜という感じで終わる。程良いどんでん返し。

    かくれんぼで見つけてもらえず、大きな洋館の中で白骨化してしまった小学生。山の中の村で住民のために働く医者が偽医者だと知り、強請ろうとして返り討ちに遭ってしまう青年。破格のアルバイト料に釣られて、不幸な事故で命を落とす若者。そして不謹慎なんだけど、妻に手の込んだイタズラを

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    2024年11月05日
  • 間宵の母

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    歌野さん大好きで読みました。
    一気に読みました。
    最後とう繋がるのか?一体どう言うこと??
    と、全然読めなくて、謎めいていてホラー感が期待通りでした。
    これに限らず、生い立ちが不幸だと、その不幸が連鎖して行くんだなって、小説を読んでいるといつも思います。

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    2024年11月02日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    彼の名は
    有情無情
    わたしが告発する!
    君は認知障害で
    死にゆく母にできること
    無実が二人を分かつまで
    彼女の煙が晴れるとき
    花火大会

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    2024年10月28日
  • 死体を買う男

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     江戸川乱歩御大の遺稿ではないかと思われる原稿の存在や作中作の江戸川乱歩&荻原朔太郎のコンビの活躍など他に類を見ない形のミステリーでありつつ、随所随所で挟まれるある推理作家と一人の若者のやり取りがどのように繋がるのかも気になりながら読み進め、想像しなかった結末だったと思いきやそれすらも覆るような仕掛けに驚かされた。歌野晶午先生のトリックスターぶりにはいつも翻弄される…

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    2024年10月27日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    だーまーさーれーたー!(笑)
    映画のシックスセンスや、貫井徳郎の「慟哭」読んだ時に味わった やられた感を久々に味わいました。先入観は良くないですね。全てにおいてあらゆる可能性を持って物事は見ないといかんよなと、改めて思い知らされた一冊でした。
    …そんな大層なもんかわかりませんが。
    でも、最後の種明かしだけでなく物語としても普通に面白かった!
    …しかし、この話は映像化絶対無理ですね(笑)

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    2026年05月20日
  • 家守

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    そこはかとなく漂う不気味さにぞーっとしました。

    過去と現在と視点が変わる、あるいは現実と空想(妄想、幻想?)も描かれていて、不気味で、妖しくて、おぞましさ満点。

    トリックなどはちょっと無理があるかな?とは思いましたが、それ以上に物語にひきこまれました。

    文体がなんとなくレトロだし、設定も昭和の作品もあり、そこがまたこのミステリをより魅力的にしているのかなぁと感じました。

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    2024年07月17日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    前回と同じように推理が好きな人がネットで集まり、出題者が実際に殺人を起こし、そのトリックを当て合うというゲームを行われていた。
    この作品は事件が起こる動機や物語よりも、そのトリックに重点がおかれており、淡々と事件が発生し解決していくという他の推理小説ではみられない進み方でとても面白い。
    前作と同じ進み方をするためスムーズに読み進めて行けたが、徐々に前作を読んでるからこそ襲ってくる違和感が、『2.0』というタイトルの意味を浮かび上がらせる。

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    2024年06月26日
  • 新装版 長い家の殺人

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    人間の錯覚と思い込みをうまく利用した、単純である見事なトリックだと思った。
    マリは真梨子のことだと単純に思っていた。
    暗号については、普通はそこまで気がつかないんじゃないかな?

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    2024年06月22日
  • 死体を買う男

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    「白骨鬼」というタイトルで雑誌に素人で作者を隠して連載されていた。
    江戸川乱歩の未発表作品を思わせるような作風で、「夢幻」という作品で
    で一世を風靡したミステリー作家の細見辰時は、
    白骨鬼を読み、作者名がないことが気になり、
    出版社の社長に確認をする。その後、作者と会うことになるのだが・・・。

    作中作で、現実と白骨鬼の作品とが交互に展開していき、
    白骨鬼ではミステリーとして先が気になる展開をしていくなかで、
    現実では、この作品をめぐって作者と細見との間で波乱が巻き起こる。

    作品を読んでいて、単純に江戸川乱歩・風作品として発表しても
    人気が出るのではと思える「白骨鬼」に対して、現実でのやり取

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    2024年05月29日
  • ずっとあなたが好きでした

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    読みやすかったーおもしろかったなぁ
    短編集なんだ。と読みやすく読んでたらまさかのww
    私には新しい展開の著者さんで一気にお気に入りでした。この方、幅が広いわー

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    2024年05月21日
  • 死体を買う男

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    作中作スタイルの本格ミステリです。
    文庫本のあらすじに「二重三重のカラクリ」とありますが、まさにその通りでした。
    これぞ、本格ミステリという内容でした。
    なぜ「白骨鬼」は書かれたのか。
    そのトリックは、鳥肌ものでした。

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    2024年04月14日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    葉桜の季節に君を想うということ

    元私立探偵の成瀬将虎が
    同じフィットネスクラブに通う高校の後輩キヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と悪質な霊感商法の調査を依頼された。
    そんな折、線路への飛び込み自殺を図ろうとしている間宮さくらと出会う。

    前々から気になっていた歌野晶午先生の作品
    桜前線も近づいてきたので読んでみようかなと…(葉桜とは


    序盤から少し違和感を感じながらも
    読み進めていくと あ…やられた。って感じの典型的な叙述トリック
    物語のあらゆるところに鏤めてある伏線の数々を見事に回収していく様に
    終盤は一気に読み進めてしまいました。

    是非、再読したいと思った作品

    #アツい #ドキドキハラハラ #エモい

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    2024年04月06日
  • 間宵の母

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    面白くて一気読みしてしまった。
    最初は取り留めもない文章が続くので、わけわからないストーリーだなと思ったがすべて仕組まれたもので読み進めるうちにつじつまが合っていく。
    虐待、貧困など世代をこえて連鎖する不幸というのは確かに存在するのだろう。
    なぜそうなるのかという部分に深く踏み込んだ結果突拍子もない結論になってしまっているが、常識や知っていることが世の中のすべてではないとしっかり釘をさしているところが秀逸であると感じた。

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    2024年02月24日
  • 絶望ノート

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    そんな話だったの?
    貴方はこの本を読み終わって、そう呟くだろう。
    斜め上を行く結末。
    予想だにしなかった結末。
    今までに味わったことのない読後感。
    それ書いてしまうとネタバレになっちゃうから、書かないけど。

    凄絶ないじめに苦しんでいる中学生が、
    日々の苦しみを日記に記していき、
    それを偶然?発見した両親がとった行動とは?

    2転3転する展開、全く先が読めなかった〜。
    間違いなく、今年1年で一二を争うオススメ本になるだろう。
    それくらい衝撃だった。

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    2024年01月11日
  • 新装版 長い家の殺人

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    ネタバレ

    勢いのある歌野さんのデビュー作。犯人や、トリックを考えながら読み進めるのはとても楽しく、読みやすい一冊だった。プロローグの”マリ”の伏線が面白かった。そう、"マリ"。

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    2023年12月29日
  • 絶望ノート

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    ネタバレ

    犯罪にフォーカスを当てるのではなく、主人公を取り巻く環境、心情が色濃く描かれていてどのページも面白いと思えた。飽きが来なかった。出来事だったり第三者の発言に対して放った言葉ではなく心の中で思ったことがツッコミのような瞬発性のある面白い言葉で描かれていたので新しい面白さを発見した気持ち。にしても歌野さんは言葉で騙すのが上手い、騙されない人なんていないと思う。読み手と本の中の人物の視点のギャップを生かした叙述トリック最高です。殺人云々ではなくて、目に見えない愛の確かめ方、寂しさ、が心に響く作品だった。主人公に対する自分の気持ちがコロコロ変わる展開、すごく不思議な感覚だった。怒りから切なさに変わって

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    2023年12月29日