歌野晶午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025.08.21 (木)
ポイントカードみたいな本だった
時には、自分にハマらない話もあったけど、コツコツ読み進めてその度にシールを集めて貯めて、最後にカード1枚全部埋まったような
最初から順を追って最後まで読んだ人にしか味わえないご馳走……
これが走馬灯……??女 !の最後から、落とした木の実をポツポツ拾っていくような感覚で読んでたたのしい〜〜〜〜歌野晶午だいすき〜〜〜
記憶消してもっかい読みたいな〜〜〜解説にも載ってた雑誌掲載時の順番で初見で読みたい〜〜
この本は大和であり、五十嵐であり、弓木であり、板橋継世であり、永嶌であり、DJマイケルであり、大輔であり、馬渡であり、ロレッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
ハッピーエンドじゃないお話の短編集。
ハッピーエンドじゃないとわかってて読むから、それ
以上それ以外のものを期待してしまうけど、裏切られ
ない。
『おねえちゃん』
年齢を考えると、勘違いも許せてしまうんだけど、あれ
はないわ。怖い。
『サクラチル』
最後まで読んだ後すぐに最初から読み返してしまった。
『天国の兄に一筆啓上』
手紙。亡くなった兄への心温まる手紙と思いきや…
『消された15番』
この母親の悔しい気持ちはよくわかる。何でもないよう
に見える日常の一コマが誰かの大切な一瞬を奪っている
こともあるんでしょうね。皮肉な結末です。
『死面』
まあ、そうなるよね。
『 -
Posted by ブクログ
『昭和八年、作品を書きあぐねていた江戸川乱歩は三段壁の突端から身を投げようと、紀州の白浜を訪れていた。恐怖を感じつつも、死が間近に迫る中で、とある美青年に自殺を止められる。「死にたくないのに死んでしまう人間もいるんですよ」と言い残して去っていく。その命の恩人が首をくくって死んだ、と乱歩は女中から聞かされる。自殺を止めた彼は、何故、自殺をしたのか。本当に自殺なのだろうか。乱歩と親交ある萩原朔太郎と事件を追うが』
平成に入って、突然こんな内容の『没後の未発表作』と銘打たれた作者名の欠落した「白骨鬼」と題された作品が雑誌に載った。これは乱歩の未発表の原稿か、それとも誰か別の人物が書いたものなのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ「家」にまつわる、ミステリーの短編集。
後味スッキリな話は皆無で、でもイヤミスというほどではない。ギリギリ、読み終わった時にため息一つで済む感じ。
表題作である「家守」は、一つの殺人事件が解決したと思ったら、殺された主婦に実は秘密があり‥当事者が死んでしまって、あららこの後大変だね〜という感じで終わる。程良いどんでん返し。
かくれんぼで見つけてもらえず、大きな洋館の中で白骨化してしまった小学生。山の中の村で住民のために働く医者が偽医者だと知り、強請ろうとして返り討ちに遭ってしまう青年。破格のアルバイト料に釣られて、不幸な事故で命を落とす若者。そして不謹慎なんだけど、妻に手の込んだイタズラを