歌野晶午のレビュー一覧

  • ハッピーエンドにさよならを

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    タイトルの通りオチが全てバッドエンド。
    先入観で読んでいると最後の数ページで驚かされる。
    読み始めるとどんどん先が気になって直ぐ読めてしまった。

    私の中では「おねえちゃん」が1番怖かった。全ての物語に言えることかもしれないが、人の捉え方次第で善意や悪意のないことでも真逆になったりするんだと人との関わり方は難しいなと感じた一冊だった。

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    2025年09月25日
  • 密室殺人ゲーム2.0

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    おもしれーー!!!!!えーー!!おもしろい!!!目キラキラさせて「楽しい」に没頭する子供の気持ち。
    物凄くアトラクション感のある作品だった。スピード感、スリリングな展開、帰りたくないと思わせる吸引力。
    共感できる人物はいないのに、何故か嫌いになれない登場人物。
    1作目に始まって、今作ときて最終どうなるか想像もつかない。

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    2025年09月17日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

     甘酸っぱいものやしんどいものまで様々な恋愛を絡めたミステリーが13編収録された短編集で、どれも一筋縄では行かず「そう来たか!」と思わせる話ばかりで意表を突かれ、作中の仕掛けにも大いに驚かされた。

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    2025年09月09日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    謎解き、展開、キャラクター造形、全てが絶品。
    2007年にこの作品が発表されていることに改めて驚く。
    現実の地獄化が進み、完全に「社会派」ミステリーになっている。

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    2025年09月04日
  • 密室殺人ゲーム王手飛車取り

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    ネットで知り合った4人。その中の1人が現実で殺人事件を起こし、その他3人が動機やトリックを推理する殺人ゲームを行っている。
    500ページ超の大作にも関わらず、途中で一度も飽きる瞬間を感じさせない圧倒的なシナリオ。
    登場人物の個性が容易に想像できるほど際立っていて、あっと驚く終盤の伏線回収にも効いている。

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    2025年08月28日
  • ずっとあなたが好きでした

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    ネタバレ

    2025.08.21 (木)

    ポイントカードみたいな本だった
    時には、自分にハマらない話もあったけど、コツコツ読み進めてその度にシールを集めて貯めて、最後にカード1枚全部埋まったような
    最初から順を追って最後まで読んだ人にしか味わえないご馳走……

    これが走馬灯……??女 !の最後から、落とした木の実をポツポツ拾っていくような感覚で読んでたたのしい〜〜〜〜歌野晶午だいすき〜〜〜

    記憶消してもっかい読みたいな〜〜〜解説にも載ってた雑誌掲載時の順番で初見で読みたい〜〜

    この本は大和であり、五十嵐であり、弓木であり、板橋継世であり、永嶌であり、DJマイケルであり、大輔であり、馬渡であり、ロレッ

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    2025年08月21日
  • 中にいる、おまえの中にいる。

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    すっごく面白かった。
    ぐいぐい話に引き込まれて、早くラストが知りたくてたまらなかった。
    己代子と蒼空の掛け合いが笑える始まりから、1人の女の子と知り合い、話はどんどんシリアスに…それでも己代子と蒼空のやりとりは最後まで楽しかったけど。
    そして驚きのラスト。どうかねたばれなしで読んでほしい。

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    2025年08月11日
  • それは令和のことでした、

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    様々な家族の話。
    すごく胸抉られる話も、自分と重ねてしまう話もあった。
    「君は認知障害で」は、事態の深刻さを微塵もわかっていない本当にアホとしか言いようがない大学生と独自のやり方で息子を守る父親の話。父親の愛に感動してしまった。

    歌野さんの話は、葉桜の季節に…以来の2冊目。
    読みやすい!そして読みやすいだけじゃない!ファンになりました。

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    2025年08月02日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    ネタバレ

    面白かった。
    ハッピーエンドじゃないお話の短編集。
    ハッピーエンドじゃないとわかってて読むから、それ
    以上それ以外のものを期待してしまうけど、裏切られ
    ない。

    『おねえちゃん』
    年齢を考えると、勘違いも許せてしまうんだけど、あれ
    はないわ。怖い。

    『サクラチル』
    最後まで読んだ後すぐに最初から読み返してしまった。

    『天国の兄に一筆啓上』
    手紙。亡くなった兄への心温まる手紙と思いきや…

    『消された15番』
    この母親の悔しい気持ちはよくわかる。何でもないよう
    に見える日常の一コマが誰かの大切な一瞬を奪っている
    こともあるんでしょうね。皮肉な結末です。

    『死面』
    まあ、そうなるよね。

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    2025年07月21日
  • 春から夏、やがて冬

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    完読直後は予想外にアッサリ終わった様に感じた。
    暫くして思い返すと背中がゾクッとした。
    やはりこの作者はただ者ではない!

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    2025年06月25日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    購入済み

    葉桜の季節に君を想うということ

    オチですっかり騙されていたことに気付かされました。内容としても恋愛だったりなどがとても面白かったです。

    #感動する

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    2025年05月11日
  • 絶望ノート

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    息子の机の引き出しで見つけた絶望ノートに書かれたいじめの記録。
    絶望ノートに書かれた内容に全員が振り回されてひとつのストーリーを作っているのが見事。
    いじめをでっち上げ罪のない友人を殺させた結果、その友人の庇護を失いいじめに合い殺されるという、他人を操れる等と思い上がった主人公に相応しい結末だったのかな。

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    2025年04月20日
  • 家守

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    短編なのに、どれもここまで展開できるのかという秀逸な作品ばかり
    どの作品も短編とは思えない濃い〜内容でめちゃくちゃ楽しめました
    歌野晶午さん何者すごい

    どうせまたしばらく経ったら再読しそう

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    2025年02月21日
  • ハッピーエンドにさよならを

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    ネタバレ

    ホームレスは男だという先入観が強すぎる
    脳をそろそろアップデートしないと

    行為に夢中で焼け死んだカップル
    哀れすぎるけど幸せの中逝ったのか

    ほどよくよくない後味
    節が効いていた

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    2025年02月16日
  • 家守

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    面白かった。いずれも家に関するミステリー短編。どれも後味が妙に悪く、良いことになるとは到底思えない(ミステリーって大体そうだと思うけど)
    どれもその後の展開が気になるような終わりになっていて、それぞれどんな生活を送ることになるのか、すこし妄想が捗るなと思った。

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    2025年02月04日
  • 死体を買う男

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    『昭和八年、作品を書きあぐねていた江戸川乱歩は三段壁の突端から身を投げようと、紀州の白浜を訪れていた。恐怖を感じつつも、死が間近に迫る中で、とある美青年に自殺を止められる。「死にたくないのに死んでしまう人間もいるんですよ」と言い残して去っていく。その命の恩人が首をくくって死んだ、と乱歩は女中から聞かされる。自殺を止めた彼は、何故、自殺をしたのか。本当に自殺なのだろうか。乱歩と親交ある萩原朔太郎と事件を追うが』

     平成に入って、突然こんな内容の『没後の未発表作』と銘打たれた作者名の欠落した「白骨鬼」と題された作品が雑誌に載った。これは乱歩の未発表の原稿か、それとも誰か別の人物が書いたものなのか

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    2025年01月16日
  • 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート

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    ミステリで読みやすくて面白かったです。
    短編…とはいえ話が繋がってて読み応えもありました。
    家族の関係性がなんか良いですね。
    あと歳三さん好き。

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    2024年12月07日
  • それは令和のことでした、

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    ネタバレ

    歌野晶の短編集。タイトル通り、未来から見れば「令和っぽいねぇ」と言われそうな社会背景に描かれるミステリー。どれもこれも社会提議を問いかけるような背景をもつ。

    のだが、どれもこれも結末が想像を超えてくる。え、そこに着地させるの?という意外性は「葉桜の季節…」の歌野節である。ひっかけられる快感・醍醐味を存分に味わえて楽しい。

    そういう特徴なのでネタバレ回避のため、細かくは書けない。でも騙されたと思って…いや、騙されることが好きな人にこそ是非読んでもらいたい。エエ方向にしか騙されないので。

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    2024年12月01日
  • それは令和のことでした、

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    短編なのに最後にしっかりやられました
    すごく良かったです
    「彼女の煙が晴れるとき」が1番騙された

    タイトルありきの作品か
    後付けのタイトルなのか
    どちらにしてもとにかくセンスいいな〜と思った

    昭和生まれだけど
    令和の時代についていけるよう頑張ります!

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    2024年11月22日
  • それは令和のことでした、

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    *一行を読み逃せば、謎の迷宮から出られない。奇想の歌野ワールド、珠玉の作品集。新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇*

    確かに、この作品は令和ならではのストーリーです。
    巧い!と唸りながらもやるせなく、背中がぞわぞわする展開も相まって、参りました感でいっぱいです。
    いつからこういう時代になってしまったのか…
    やや誇張されていると思いますが、今まさにどこかで起きているようなお話ばかり。
    イヤミスよりもっとおぞましい読後感、さすがです。

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    2024年11月21日