荒木あかねのレビュー一覧
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わぁい、王道のクローズド・サークル!
でも、切り口は手を変えて。
第一部では、復讐のために
同行する全員を孤島で殺そうとしている
青年の視点で物語が進むのだが
なんと、彼が手を下す前に
ひとり…またひとり…殺されていく。
しかも、殺人の第一発見者が
次に殺されるという謎のループ!
青年は最後に真犯人と対峙する。
第二部は視点が変わって、それから3年後。
意識不明で救出された青年が
孤島の大量殺人犯として知れ渡っている。
ところが、ここにきて第一発見者が
数珠繋ぎのように殺される事件が発生。
模倣犯なのか? 真犯人が動き出しのか?
贅沢に、ふたつの事件のトリックが違う。
一部は本格っぽく、 -
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お目当ては米澤穂信さん!
また、『火のないところに煙は』が面白かった芦沢央さんも期待大でした。
他の御三方はお初でしたが……まあ、さもありなんですねぇ(^^;
さて、はじめましての方丈貴恵さん「メゾン・イニシェの怪」は、白衣の専門官が主人公かと思いきや、「エレベーターで異界に行く方法」を試すオカルトマニアも出てきて、何だか面白かったです。笑
そして先日『可燃物』を読んだばかりの私にとって、穂信先生の「お見通し」はなんとも嬉しい一編。
「葛さん、カフェオレと菓子パンだけじゃ体壊しますよ!」と感想に書きましたが、なんと本作では雰囲気のいい小料理屋(その名も〈りん常〉!)で、信頼する同僚と -
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小惑星が地球めがけて飛んでくる。
半年後には人類滅亡。
あー、残念無念ご愁傷様
ちゃんちゃん
と簡単にはいかない。
待ち受けるのは、混乱、暴動、闘争、自殺に殺人。
想像を絶する地獄絵図が容易に想像できる。
自分が生き残るためのみならず、愛するものを守るために他人を傷つけ物資を奪い合う。食べるものを求める。
小惑星の衝突が発表された「不幸な水曜日」以降、人類が長い時代をかけて築いてきた社会は一変する。
水、電気、ガス…ライフラインが断ち切られた時、私たちが生きてゆくことは可能なのか。
今、明るい電灯の下で暖かいコーヒーを片手に、ふと部屋を見上げてゾッとする。
飢え死にするなら…暴動に巻 -
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ネタバレ2026.01.22 (木)
短編で手に取りやすく読んだことのない作家さんも多い中、読みやすかった。
金子玲介目当てで購入したけど、いくつか気に入った作品があって嬉しかった。
岡崎隼人 「パルス、またたき、脳挫傷」
砥上裕將 「母の箪笥」
五十嵐律人 「累犯家族」
荒木あかね 「重政の電池」
金子玲介 「恋文」
背筋 「こわくてキモくてかわいい、それ」
多崎礼 「海に還る」
柾木政宗 「切れたミサンガ」
夕木春央 「擲たれた手紙」
麻耶雄嵩 「探偵ですから」
この作品たちが好きだった。なかでも 「重政の電池」が1番良かったかも。余韻も好きだった。