荒木あかねのレビュー一覧

  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    二部構成や、設定がクリスティのそして誰もいなくなった、オリエント急行殺人事件やABC殺人事件のよう。
    人を殺そうと離島にやって来て、第一発見者が殺されるというストーリー

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    2025年11月29日
  • 此の世の果ての殺人

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    世界滅亡で、日本、九州から人が消えた中での殺人。
    究極の状態でのミステリー作品。
    クライマックスの怒涛のアクション展開にハラハラさせられた

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    2025年08月12日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    凄く面白かったです。
    一部のクローズドサークルで起きる事件はミステリファンからしたらワクワクしましたし、誰が誰を殺したのか犯人は一人なのか複数なのか、どうやって殺したのか、顔を潰した理由は何なのか考えながら読むと2時間3時間あっという間に経ってました。
    二部は登場人物達が一部の誰と繋がっているのか考えながら読んでました。
    作者さんの次回作、待ち望んでます。
    ありがとうございました。

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    2025年06月30日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    前々からTikTokでの紹介動画を見て気になっていたので今回読んだ。
    第一部の事件は最初犯人は2人いるんじゃないかなと思って読み進めていたけど、1人で全て犯行を実行していたと分かって悔しいけど、面白かった。
    密室は仕方なくなってしまったのではないかという推理は当たっていたが、船を使っていたことには気づけなかった、、船を隠すところがあるという時点で考えるべきだった。服が違うのは人物が違うからという理由もわからず悔しい。

    第2部の事件は第一部の真相をこっちが知っているからどんどん第一部の事件と繋がっていくのは怖かった。

    やっぱり、警察が捜査する話よりは、事件に巻き込まれた人が捜査していく方が緊

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    2025年06月22日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    徒島という無人島での殺害計画を練っていた樋藤。だが樋藤が殺す前に次々と殺人が起こる。その死体は舌が切り取られていた。そして3年後再び舌が切り取られる殺人事件が起こる。
    第一部を読んで、最近よくあるミステリだなと思っていたが、第二部の違う事件で深い背景までわかるというのが良かった。最後の方の推理がちょっと見事すぎるきらいはあるように思うが、面白いと思う。

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    2025年06月16日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    これはいい。
    前半での孤島連続殺人からの後半の事件からあるところでのぞくっと来る瞬間含めてよかった。

    2890冊
    今年118冊目

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    2025年04月29日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編集で、ふっと笑えるものから結構シリアスなものまで。
    同じフレーズを使って、作家さんによってここまで幅が出るのが面白い。

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    2025年03月04日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    江戸川乱歩賞を最年少で受賞したという方の本。地球が終わっていく終末世界で淡々と生きていた主人公の周りで殺人事件が起きてしまう。もうすぐ死んじゃうのにどうして殺人なんかするの?という疑問から始まるミステリで、割とグロい世界に対して、慣れきってるのか主人公はだいぶ冷めた反応をしている。そしてその隣には風変わりな教習所の先生。最終的に先生と犯人は似た者同士なんだな、って感想になった。たぶん巡り合わせが悪かったら、先生も犯人みたいな性格になってそう。でもそれを止めることができたのは、他ならぬ主人公がいたからで、そこのバディ感がすごく良かった。

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    2025年02月26日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    いやはや…もう、改めてすんごい才能を感じました!!
    物語は二部構成になってます。
    第一部は、ミステリで有りがちな「孤島での連続殺人」モノ的展開。ベタに始まりベタに終わり、「ん!?」と思った所で第二部へ。
    第一部とは全く無関係な始まりながら、徐々に繋がりが見えてきて唖然…

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    2024年12月03日
  • 此の世の果ての殺人

    購入済み

    最高の満足感

    めちゃめちゃ面白かった!!ハラハラドキドキであっという間に読むことができました。作者さんはまだ23歳ということなので、これからの活躍が楽しみです。最高でした。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2023年03月18日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    第1部で起きた無人島での事件
    謎が残る

    その穴埋めをするように付け足されていく第2部

    まったくちがう話しかと思うほど内容や書き方が変わっていたように感じる。

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    2025年12月13日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    人類滅亡が2カ月後に迫っている時に自動車教習所に通うハルとその教官のイサガワは連続殺人事件のことを知る。
    此の世の終わりに人を殺める理由は何なのか。
    警察、司法が機能していない状態で2人は犯人を追うというなんとも特殊な設定。
    ミステリーとしてはとても面白いと思った

    ヒューマンドラマの面で言うと、
    ハルは弟が犯人とずっと疑っていたが、弟が自分の罪を悔いて誰かを守って死んだと知って少し救われたのだろうと思う。
    ヒカルも兄を守るために殺人犯に立ち向かって結果命を落としてしまったが、それまで自暴自棄だったアキトが少しでも生き残るための選択をするようになった。
    世界が終わるその瞬間に、人の本質がさらけ

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    2025年12月09日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    最初はありがちな離島での連続殺人だと思って読み進めたが、事件後のその後の展開なども含めたストーリーとなっている。夜読んでいたこともあり、離島での殺人はリアルに怖さを感じた。
    ただ、話がどんどん広がっており、どう伏線回収されるのか?が気になっていたが、最後はうまくまとめられていたと思う。面白かった。

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    2025年11月09日
  • 此の世の果ての殺人

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    「もうすぐ地球は滅びる」という設定にどーーしても惹かれてしまうので読んでみた。
    あと3ヶ月で滅びるというのに自動車教習所に通う主人公。
    もうすぐどうせ命は尽きるのに、連続殺人事件勃発。
    …「どうせもうすぐ」の気持ちがすぐに出てくるし、そういう気持ちで生きてる主人公だけど、彼女が関わり始める人たちは、結構そういうことを考えてない。めいいっぱい生きるとかそういう感じでもないけど。ロードムービー的な場面のほうが長い気もするけど、ちゃんとミステリでもある。

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    2025年11月02日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    孤島で次々に殺人事件が起こる。
    仲間内で、人が殺されていく…緊張感でヒリヒリ。
    段々と緊張感が高まり、意外な形で第一部の幕が下りる。

    第二部は、数年後の話。
    全く別の話のように切り替わりつつ
    端々に過去の事件が見え隠れして、
    隠れていた真実が見えてくる…

    この二部構成は、なかなか面白かったです。
    色々、グロい感じも、イヤな感じも、含んでいますが
    ミステリーとしても人間の描写としても、力作だと感じました。(なんか偉そうかな?)

    この作家さん、私はこれからも注目していきたいなと思います!

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    2025年10月08日
  • 此の世の果ての殺人

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    面白かったです。
    小惑星が日本に衝突することが発表され、人類が滅亡に向かっていく中での連続殺人。

    キャラクターは魅力的(犯人以外)で飽きさせないストーリー展開、伏線回収も分かりやすく、グイグイ引き込まれました。

    著者は23年の人生経験でこれを書き上げたなんて‥その知識と技量・力強さに感心させられます。今後の作品が楽しみで仕方がない!

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    2025年08月07日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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     これはスゴい!まるで2つの物語を読んでいるかのようだった。

     まずは徒島という離島で殺人事件が起こる。主人公(この時には主人公だと思っていた)の樋藤清嗣を含む男女8人の友人たちで泊まることになった海上コテージ。
     樋藤は、この仲間たちを殺そうと思ってこの旅行に参加した。翌朝、仲間のうちの1人が殺されていた。そして、また翌朝に1人。1人ずつ殺されていく。この殺し方が変わっていて、第一発見者が殺されるという法則性を持っていた。そして、死体は決まって舌を切られていた。
     ただ、一番の問題は、犯人であるべきの樋藤以外の人物が犯人だということ。

     誰が殺したんだ?と思っているうちに、最後の1人にな

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    2025年07月09日
  • 此の世の果ての殺人

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    ずいぶん前に買ったきりだった作品。ずっと積んでいないでもっと早く読めばよかった。
    地球が終わる。絶望的で無秩序な社会を舞台にしている。秩序が保たれていた頃の人間関係や各人に潜む欲・倫理によって登場人物たちは行動を決めていく。
    伏線が特に気持ちよく、情報が揃った途端犯人がピンとくるようになっていた。また、世界観と犯罪がよくマッチしていてのめり込むように読めた。
    ぜひ他の作品も読んでみたい。

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    2025年06月22日
  • 此の世の果ての殺人

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    荒木あかねさんの作品、初読みです。2025年初作家35人目です。特殊設定ミステリです。小惑星が2ヶ月後に地球にぶつかり、ほとんどの人は助からないらしいという設定。暴動や、自殺とかでたくさんの人が地球滅亡前に死んでる中、連続殺人事件が起こってそれを主人公のハルと教習所のイサガワ先生と捜査をする。
    予想外の展開で面白かったです。

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    2025年06月19日