荒木あかねのレビュー一覧

  • おむこさんは殺人鬼

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    楽しみにしていた荒木あかねさんの最新作!短編が5篇収録されたミステリです。

    「この謎はわたしを強くする」と帯に記載されている通り、読者をエンパワメントしてくれるような作品たちでした。
    シスターフッド物としてもとても良かったです。女性たちの連帯に胸がギュッとなりました。

    特に好きだったのは表題作です。
    『強盗のおむこさん』というグリム童話が出てきます。その内容は本作を読んでほしいのですが、「望まない結婚を回避することこそがめでたしめでたしの条件」というところが、とても痛快で素敵なお話だなぁと思いました。更に、「もしかしたら、「結婚しないこと」すらゴールではないのかもしれない。強盗のおむこさん

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    2026年07月16日
  • 此の世の果ての殺人

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    満足のいく読書体験だった。
    謎部分も気になる展開が続いたが、それ以上に、もうすぐ世界が終わる時の人々の行動が興味深かった。
    最期まで善性のある人間は立派だと思うし、そうありたい。

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    2026年07月14日
  • おむこさんは殺人鬼

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    この作品達を長編で読んでみたいと思う気持ちが強く残りました。
    もちろんそれぞれの短編は良かったのですが、更に先の展開をもっとどんでん返しの形を繰り返して読んでみたいと思いました。
    荒木先生の作品は読みやすい作品ばかりです。だからこそ期待感も大きくなる著者様です。

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    2026年07月13日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤 穂信、方丈 貴恵、荒木 あかね、松嶋 智左、芦沢 央
    5人の人気作家によるミステリ短編集
    帯書きの「裏切り!衝撃!どんでん返し!!5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー」に惹かれて読みましたが・・・
    松嶋 智左の作品は警察小説?
    芦沢 央に至っては退職した刑事が探偵となって活躍・・・ま、面白かったけど(^_^;)
    重い話もありますが、概ね楽しめます。

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    2026年07月12日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家による警察小説アンソロジー。この手の本は面白くないのが相場で、本作は珍しく、米澤氏と芦沢氏の作品が面白かった。両作ともそうくるかという良い意味での裏切りが秀逸。特に芦沢作品は刑事をやめた探偵ものだが、終盤までどこに着地するのか全く読めず、久しぶりに面白い短編を読んだ感じ(先日読んだ芦沢作品短編集は今一つだったが)。松嶋氏の「ヤギノメ」シリーズは面白いのだが、本作は今一つ。

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    2026年07月06日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    寝る前に読み始めたら止まらなくてとりあえず一部まで一気読みし、次の日仕事中も続きが気になってそわそわした本。
    この作者の話は二作目だけど、設定がとにかく面白い!!!
    息をつかせぬ展開がかなり好み。有栖川有栖に憧れている作者ってすっごい多いよね。改めて偉大な作家だ。ただ有栖川作品と違って登場人物誰のことも好きになれないのはなんでだ(笑)それだけ人間の汚いところをよく描写できてるってことなんかな? しいて言うなら無残に殺された六人たちのことを好きになりかけた。ひどい過去を持っているやつらなのにね。
    個人的には一部がものすっごくよかったから、二部はふうんって感じだった。でも真実が暴かれたのはよかった

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    2026年07月01日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。

    このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。


    米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識している

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    2026年06月24日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    最年少江戸川乱歩賞を受賞した荒木あかねさんの、本格ミステリ小説
    前作は奇抜な設定が光る内容でしたが、今回はクローズドサークルというよくある設定ですが、非常に作り込まれた内容で、ページをめくる手が止まりませんでした。
    結構ボリュームがありますが、本格ミステリとして唸らされる展開も多く、非常に面白かったです。

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    2026年06月21日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    二部構成でボリューミーな小説だったけど、読む手が止まらなかった。
    第一部でなぜその結論に清嗣が辿り着けたのかは謎だけど、二部と話が繋がっていて面白かった。
    たまにミステリー小説を読むのもいいな。

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    2026年06月21日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木さん目当てで購入。
    米澤さんも方丈さんもいるし豪華な一冊。
    初読み作家さんもいて、そちらも面白かった。

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    2026年06月17日
  • 此の世の果ての殺人

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    普段ミステリーは読まないけど、設定に惹かれて読んでみた。
    終始、展開が変わっていくので一気に読んでしまった。
    謎解きよりも世界観やキャラクターが魅力的でよかった。終末の世界がリアルに感じられて好きな世界観だった

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    2026年06月15日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    本格派でとてもおもしろかった。あえて言うと、謎を解いて行く人が全ての真相を見抜けた必然性にやや難があるような気も。

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    2026年06月14日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    『ちぎれた鎖と光の切れ端』がど真ん中にハマった、荒木あかねさんの短編!と、いう事で読む。

    5作どれも『個性豊か(すぎる)な捜査のプロ』だらけ。
    短編なのに、どれも読み応えがあった。
    私的には、みんな違ってみんな良かった。
    帯の、裏切り!衝撃!は、少し煽り過ぎ感。

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    2026年06月13日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    今年22作目。
    地球を壊滅させるほどの小惑星が、数ヶ月後に日本に落ちる、そんな状況で起きた連続殺人事件。どうせみんな死ぬのに、なぜ犯人は人を殺さねばならなかったのか。
    世界観が面白くて、ぐいぐい惹き込まれた。

    自動車教習所に通ったり、110番するシーンがあるんだけど、この状態でも法の秩序を守ろうとするところがシュールで面白い。

    隕石が落ちるのでハッピーエンドとはならずビターエンド、それは確定路線。
    もし自分がこのような状況に置かれていたら、最後の数ヶ月、最後の日はどのように過ごすのか、考えてしまう。

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    2026年06月11日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    ものすっごい面白かった……!!!滅亡を控えた地球っていう奇想天外な設定なのにそれを読ませる筆力がすごい。最初とっかかりにくくてかなり寝かせてたんだけど、車の中から死体が出てきた瞬間からドはまり。これからどうなっていくんだろうってわくわくしてた。
    登場人物が少ない分犯人は早い段階でわかるんだけど、この話はフーダニットが重要ではないのでいいです。むしろ犯人が分かってからの怒涛の展開が面白かった。アクション映画見ているみたいで。
    初めから終わりがある世界で、最後まで懸命に生きる人たちの物語、というにはきれいすぎるか。秩序が破綻した世界でも良心がある……? うーん、うまく言語化できない。とにかく読み切

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    2026年06月11日
  • 此の世の果ての殺人

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    地球に隕石が衝突し、人類滅亡まで残り半年。そんな極限状態を舞台にしていますが、本作は「あなたなら最後に何をしますか?」という情緒的な問いかけで終わる物語ではありません。

    ​世界が終わるまで残り二ヶ月半、誰もが死を免れないと分かっている絶望的な状況下で、あろうことか九州で連続殺人事件が発生します。

    「全員死ぬのが分かっているのに、なぜ今殺人を犯すのか?」
    「全員死ぬのに、なぜその犯人を追う必要があるのか?」

    そんな根源的な問いを突きつけられながら、物語は驚くほどテンポよく、サクサクと進んでいきます。

    ​世界滅亡というSF設定でありながら、もし現実にそんな時が来たら「確かにこういうことも起

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    2026年06月10日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    550ページのボリュームがあっという間に感じる大作。よくある孤島で犯人探しをするクローズド・サークルもの、でもあり、殺意を抱いていた語り手の「私」の知らないところで連続殺人が発生する犯人探しミステリーものでもある。そして、物語の半ばで早々に解決し、第二部へ
    第一作同様、キャラがたっていて読みやすく、第二部の真莉愛と如子や兄とのやりとりに魅了される。
    ミステリーとしても、人間ドラマとしても楽しめる。世界レベルのミステリの書き手と有栖川有栖氏からも絶賛される技巧派本格ミステリ。550ページに臆せず読み始めて欲しい。止まらなくなること間違いなし。

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    2026年06月02日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    思ったよりもずっしりしたミステリーで、過去のレジェンド作を取り込みつつ、新しいものが作り上げられていると思う。序盤からバリバリのミステリーが展開されるが、何故か展開がやたら早く、中盤でクライマックスを迎えた時にはこの先どうなることかと思った。その後はその後で、これは何がどうなってるのか、と戸惑い続けた。最後にはきっちり締めていてすごいな、と思う一方で、もっとアクロバティックなものを欲しがっていた気持ちはある。そういう意味で、ずっしりしている感が残った。

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    2026年05月31日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    屍人荘系の「今さら殺人事件の解決なんてどうでも良くない?」な話。
    残り50ページくらいまでは「どういう結末になるんだろう」とワクワクした。そこから先はちょっと物足りなかったな。
    先生の過去とか行動原理をもう少し掘り下げてほしかった。
    とはいえ全体的には面白い作品。
    作者が23歳でこれを書いたと言うのが凄い。今後もこの作者に注目したい。

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    2026年05月29日