荒木あかねのレビュー一覧

  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    最初はありがちな離島での連続殺人だと思って読み進めたが、事件後のその後の展開なども含めたストーリーとなっている。夜読んでいたこともあり、離島での殺人はリアルに怖さを感じた。
    ただ、話がどんどん広がっており、どう伏線回収されるのか?が気になっていたが、最後はうまくまとめられていたと思う。面白かった。

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    2025年11月09日
  • 此の世の果ての殺人

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    「もうすぐ地球は滅びる」という設定にどーーしても惹かれてしまうので読んでみた。
    あと3ヶ月で滅びるというのに自動車教習所に通う主人公。
    もうすぐどうせ命は尽きるのに、連続殺人事件勃発。
    …「どうせもうすぐ」の気持ちがすぐに出てくるし、そういう気持ちで生きてる主人公だけど、彼女が関わり始める人たちは、結構そういうことを考えてない。めいいっぱい生きるとかそういう感じでもないけど。ロードムービー的な場面のほうが長い気もするけど、ちゃんとミステリでもある。

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    2025年11月02日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    孤島で次々に殺人事件が起こる。
    仲間内で、人が殺されていく…緊張感でヒリヒリ。
    段々と緊張感が高まり、意外な形で第一部の幕が下りる。

    第二部は、数年後の話。
    全く別の話のように切り替わりつつ
    端々に過去の事件が見え隠れして、
    隠れていた真実が見えてくる…

    この二部構成は、なかなか面白かったです。
    色々、グロい感じも、イヤな感じも、含んでいますが
    ミステリーとしても人間の描写としても、力作だと感じました。(なんか偉そうかな?)

    この作家さん、私はこれからも注目していきたいなと思います!

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    2025年10月08日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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     これはスゴい!まるで2つの物語を読んでいるかのようだった。

     まずは徒島という離島で殺人事件が起こる。主人公(この時には主人公だと思っていた)の樋藤清嗣を含む男女8人の友人たちで泊まることになった海上コテージ。
     樋藤は、この仲間たちを殺そうと思ってこの旅行に参加した。翌朝、仲間のうちの1人が殺されていた。そして、また翌朝に1人。1人ずつ殺されていく。この殺し方が変わっていて、第一発見者が殺されるという法則性を持っていた。そして、死体は決まって舌を切られていた。
     ただ、一番の問題は、犯人であるべきの樋藤以外の人物が犯人だということ。

     誰が殺したんだ?と思っているうちに、最後の1人にな

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    2025年07月09日
  • 此の世の果ての殺人

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    ずいぶん前に買ったきりだった作品。ずっと積んでいないでもっと早く読めばよかった。
    地球が終わる。絶望的で無秩序な社会を舞台にしている。秩序が保たれていた頃の人間関係や各人に潜む欲・倫理によって登場人物たちは行動を決めていく。
    伏線が特に気持ちよく、情報が揃った途端犯人がピンとくるようになっていた。また、世界観と犯罪がよくマッチしていてのめり込むように読めた。
    ぜひ他の作品も読んでみたい。

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    2025年06月22日
  • 此の世の果ての殺人

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    荒木あかねさんの作品、初読みです。2025年初作家35人目です。特殊設定ミステリです。小惑星が2ヶ月後に地球にぶつかり、ほとんどの人は助からないらしいという設定。暴動や、自殺とかでたくさんの人が地球滅亡前に死んでる中、連続殺人事件が起こってそれを主人公のハルと教習所のイサガワ先生と捜査をする。
    予想外の展開で面白かったです。

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    2025年06月19日
  • 此の世の果ての殺人

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    あと数ヶ月で小惑星が地球に墜落し、世界が滅びるとわかっている中で複数の殺人事件が起きる。主人公はある目的のために自動車教習所に通っており、元刑事の教官の先生と事件を解決していくというのが面白い。

    ほっといても皆死ぬのに犯人何してくれてんの?という状況。警察も頼りになりません。

    教習車を乗り回しながら、いろんな人を巻き込みながら事件を解決していくのですが、わりと推理はしやすいミステリーかも。個人的には「イサガワ」先生の漢字を知りたかったー

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    2025年06月14日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ☆4.0

    第一部ではクローズドサークルでの息詰まるサスペンス、第二部では連続殺人に巻き込まれた!?から始まる捜査行。
    豪華二本立て!と囃し立てたくなっちゃうくらい盛り盛り。
    第二部は特に読者が想像しながら読む楽しみが強く感じられて良きでした。

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    2025年06月13日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    途中なんとなく犯人が分かりましたが、動機が無差別殺人系で、少し萎えた。最後の犯人とのバトルは凄かった。最後、結局死ぬんじゃんと一抹の寂しさがありました。

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    2025年06月07日
  • 此の世の果ての殺人

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    面白かった〜!まさかこの手の作品で感動させられるとは思ってませんでした。犯人も意外だったし、展開も良かった。時系列はちょっと分かりにくかったなぁ…数日のうちにいろんなことが起きてるとは思えない情報量でした。
    もし数ヶ月後に人類が滅びるとしたら、私はそれを受け入れるだろうけど、変わり果てた世界で人間らしさを保つことはできないだろうなぁ…警察がまだ少し機能してるとか、信じられないし。この作品は、自分だったら諦めちゃうなぁという状況に抗う人達を教訓とか啓蒙っぽく推してくるんじゃなくてナチュラルに抗ってる様を見せてくれて、それがすごく良かった。

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    2025年05月31日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編なのでサクサク読めた。
    今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
    誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
    アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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    ↓読んだ中で印象に残ったもの。

    ●良い話
    砥上裕將『母の箪笥』
    金子玲介『恋文』

    ●じわじわ来る系
    潮谷験『無理解』
    五十嵐律人『累犯家族』
    背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』

    ●設定の世界観が独特
    黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
    舞城王太郎『食パンと右肘』
    多崎礼『海に還

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    2025年05月31日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という1文から始まるショートストーリー集。このシリーズは全て読んでいるが、毎回色んな作家さんの作品が読めるので楽しみ。今回のもバラエティに富んでいて面白かった。
    「パルス、またたき、脳挫傷」岡崎隼人
    「海に還る」多崎礼
    「探偵ですから」麻耶雄嵩
    この3編が特に意外性があって良かった。

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    2025年05月19日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    もし映画化するとしたら、イサガワ先生は桜井ユキさん、ハルちゃんは山田杏奈ちゃんがいいなぁと思いました。

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    2025年05月17日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    粗を探せば沢山あるが、主人公の小春とイサガワ先生、暁人と光が、どうか幸せな結末を迎えて欲しいと祈りながら一気に読んだ。光が無惨に殺されてしまったのは残念だが、もうすぐ終わりを迎える世界に咲いた小春とイサガワ先生の友情に目頭が熱くなった。作者が若いというのを知っているせいか、小説全体から若さ、瑞々しさを感じた。

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    2025年04月17日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色んな短編があって面白かった。
    ちょっと理解できない話や良く分からなかった話もあったけど、個人的には「母の箪笥」「海に還る」が好きだった。

    こわくてキモくてかわいい、それ 一体何だったのだろう…??

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    2025年04月13日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    “あと数ヶ月で世界が終わるのに連続殺人が起きた”というあらすじが面白くないわけがない。
    案の定、一気読み。

    いくつかのレビューで犯人はすぐわかると書かれていて、たしかに「あ〜この人っぽいかも」と感じてたが、それ以上に事件を追うごとに深まる謎や主人公・小春の弟のこと、捜査する中で出会う人たちとのいざこざから目が離せないので、すぐにわかったとしても最後まで充分に楽しめるミステリーだと思う。

    ただ、最後、真犯人の市村と対峙して光が死んでしまったのはかなりショックだった。
    とても良い人だったし、亡くなる前に暁人とはちゃんと仲直りせずにままだったから…泣

    全てが解決した後、暁人と七菜子は中国に渡る

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    2025年04月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    不穏な話は少なめ。金子玲介さん『恋文』、舞城王太郎さん『食パンと右肘』、多崎礼さん『海に還る』、麻耶雄嵩さん『探偵ですから』が特に好き。

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    2025年04月01日
  • 此の世の果ての殺人

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    江戸川乱歩賞受賞作。
    途中若干中だるみしていた気がするが最後まで楽しく読めました。
    終盤の犯人との対峙シーンは非常に生々しく映像として浮かんでくるほどでした。
    終末期にいろいろなコミューンができるのも非常にリアルでした。
    衝撃的なラストとかではありませんが、これぞSFミステリーという感じでした。
    次回作も読んでみたいと思います。

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    2025年03月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    すべて「だから捨ててと言ったのに」から始まる、複数作家の短編集。
    同じセリフから始まるのに、こうも多様な物語になるのかと驚きました。
    ちょっとよくわからないなという話もありましたが、おおむね読みやすく、飽きずに最後まで楽しめました。

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    2025年03月16日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    まさかの二部構成。
    第一部は孤島での連続殺人。これは本格推理として成り立っている。その連続殺人を引き継ぐのが第二部。共通するのは第一発見者が次の殺人事件の被害者になってしまうこと。
    第一部は「そして誰もいなくなった」のような展開。もっともらしい推理がひっくり返ったりと面白い。
    第二部はそこまでスリリングではないが狙われているという緊迫感と犯人に迫っていく推理が楽しい。
    二部にする必要性は微妙ではあるが面白かったよ

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    2025年02月16日