荒木あかねのレビュー一覧

  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    めちゃくちゃ良かった!
    デビュー作も読まねば。

    アガサ・クリスティ感もあるんだけど、他にも、ジェンダー的な視点もあり、ミステリに女性がこんなに自然とマッチするんだ!という嬉しさもある。
    いやー、すごい書き手さんです。今後も楽しみすぎる。

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    2026年05月17日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    主人公が犯人モノかと思ったが、主人公の知らない殺人が起こっていくストーリーに引き込まれた。
    一気に読んだ。

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    2026年05月15日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    面白い!
    めっちゃ読み応えあり。これが長編二作目なの恐ろしいな。第一部、クローズドサークルでのクリスティ風の連鎖殺人がまずクオリティが高いのにこれだけで終わらせない気概がいい。
    そしてクローズドサークルというミステリの中でもフィクションレベルの高い状況の中で起きた事件と似た事件が、フィクションレベルの下がった普通の都市で起こる。クローズドサークルというミステリにおけるおとぎ話的な世界が日常に侵食して来る感じがゾクゾクした。

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    2026年05月14日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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     周囲三キロ弱の小さな無人島、徒島。旅行に訪れた七人は友人同士だが、その中のひとり樋藤はこの旅行中、友人たち全員を殺す、という殺害計画を練っていた。復讐のために。しかし樋藤が計画を実行する前に友人のひとりが殺されてしまう。舌を切り取られた状態で。それは彼らの過去にとって重要な意味を持つものだった。やがてひとり、またひとり、と……。

     ということで本作は、『そして誰もいなくなった』や『十角館の殺人』のオマージュ的にはじまり、途中で大きく色を変えていく作品です。ちょっと変わる程度ではなく、まったく別の作品を読んでいるのではと思うほど変わります。前作の『此の世の果ての殺人』の時も感じたのですが、ど

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    2026年05月14日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    孤島で発生した殺人事件、持ち物や人物像からこれがヒントになるのかと慎重に読み進めて、謎解きが始まるとそういうことか!と点と点が繋がる。とてもよく考えられている。凄く綺麗なミステリー。最初から最後までかと思いきや2部が始まるのも、また違って面白い。

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    2026年05月13日
  • 此の世の果ての殺人

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     直径七・七キロメートルを超える小惑星が熊本県阿蘇郡に衝突する。それはこの世界では確定事項となっています。衝突によって三十億人が死ぬとされ、仮に生き残ったとしても気象・環境への多大な影響により、結局、人類は滅亡するという予測が立てられていて、留まるも地獄、逃げるも地獄、という状態です。暴動、逃亡、悲観……混沌とした世界の中で、小春は自動車教習所に通っている。ある時、小春は車のトランクの中から他殺体を発見する。自殺するひとはめずらしくない。だけどどうせもうすぐみんな死ぬのに、どうして今殺したのだろう。

     ということで本書は間もなく死ぬことが分かっている状況で、なぜ殺人が起こったのか、という魅力

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    2026年05月11日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    二部構成になっており、それぞれ別の場所が舞台になっており雰囲気も全く違います。解決に向かう中で一部との繋がりが緻密に練られており、ミステリー小説2冊分を読んだくらいに読み応えがありました。

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    2026年05月10日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    久し振りに読み応えある作品が読めて、満足度高いゴールデンウィークを過ごせました!

    ■勝手に予告編
    無人島へ向かう船に揺られた男女7人の仲間たち、そのうちの1人は殺意を抱えている。

    島に着いた彼らは、次々と何者かの手によって命を落としていく。殺意を抱えた者の手ではなく…。

    唯一のヒントは『第一発見者である』繋がり。
    その意味を知った時、それは偶然か必然か、あなたの目にはどう映るのか?

    小さな切れ端をかき集め、数年にわたる謎に光を差すのは誰なのか?

    ■読後の感想
    面白かったの一言に尽きますが、どう面白かったのかと問われたら、太田愛さんの『犯罪者』、乃南アサさんの『音道貴子シリーズ』、そし

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    2026年05月09日
  • 此の世の果ての殺人

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    ずっと読むのを楽しみにしてて、じっくりゆっくり楽しむつもりが面白すぎて一気に読んでしまった…!
    伏線回収もバッチリで大満足の1冊

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    2026年05月05日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • おむこさんは殺人鬼

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    ネタバレ

    楽しみにしていた荒木さんの新作!
    長編好きな私としては、短編なのはちょっと残念だったけど読み始めたら止まらなく、とても面白かった!
    どれも面白いんだけど、表題の「おむこさんは殺人鬼」が良かった。
    あー殺人鬼じゃなくて良かったねぇと思いきや、予想外の展開になってスカッとした。

    一番好きだったのは、新幹線のワゴン販売の話だった。謎も気になるし、綺麗にまとまっていて良い

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    2026年07月19日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    裏切りの捜査線
    警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。

    お見通し 米澤穂信
    有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
    警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
     何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。

    メゾン・イ

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    2026年07月18日
  • おむこさんは殺人鬼

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    楽しみにしていた荒木あかねさんの最新作!短編が5篇収録されたミステリです。

    「この謎はわたしを強くする」と帯に記載されている通り、読者をエンパワメントしてくれるような作品たちでした。
    シスターフッド物としてもとても良かったです。女性たちの連帯に胸がギュッとなりました。

    特に好きだったのは表題作です。
    『強盗のおむこさん』というグリム童話が出てきます。その内容は本作を読んでほしいのですが、「望まない結婚を回避することこそがめでたしめでたしの条件」というところが、とても痛快で素敵なお話だなぁと思いました。更に、「もしかしたら、「結婚しないこと」すらゴールではないのかもしれない。強盗のおむこさん

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    2026年07月16日
  • 此の世の果ての殺人

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    満足のいく読書体験だった。
    謎部分も気になる展開が続いたが、それ以上に、もうすぐ世界が終わる時の人々の行動が興味深かった。
    最期まで善性のある人間は立派だと思うし、そうありたい。

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    2026年07月14日
  • おむこさんは殺人鬼

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    この作品達を長編で読んでみたいと思う気持ちが強く残りました。
    もちろんそれぞれの短編は良かったのですが、更に先の展開をもっとどんでん返しの形を繰り返して読んでみたいと思いました。
    荒木先生の作品は読みやすい作品ばかりです。だからこそ期待感も大きくなる著者様です。

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    2026年07月13日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤 穂信、方丈 貴恵、荒木 あかね、松嶋 智左、芦沢 央
    5人の人気作家によるミステリ短編集
    帯書きの「裏切り!衝撃!どんでん返し!!5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー」に惹かれて読みましたが・・・
    松嶋 智左の作品は警察小説?
    芦沢 央に至っては退職した刑事が探偵となって活躍・・・ま、面白かったけど(^_^;)
    重い話もありますが、概ね楽しめます。

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    2026年07月12日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家による警察小説アンソロジー。この手の本は面白くないのが相場で、本作は珍しく、米澤氏と芦沢氏の作品が面白かった。両作ともそうくるかという良い意味での裏切りが秀逸。特に芦沢作品は刑事をやめた探偵ものだが、終盤までどこに着地するのか全く読めず、久しぶりに面白い短編を読んだ感じ(先日読んだ芦沢作品短編集は今一つだったが)。松嶋氏の「ヤギノメ」シリーズは面白いのだが、本作は今一つ。

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    2026年07月06日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    ネタバレ

    寝る前に読み始めたら止まらなくてとりあえず一部まで一気読みし、次の日仕事中も続きが気になってそわそわした本。
    この作者の話は二作目だけど、設定がとにかく面白い!!!
    息をつかせぬ展開がかなり好み。有栖川有栖に憧れている作者ってすっごい多いよね。改めて偉大な作家だ。ただ有栖川作品と違って登場人物誰のことも好きになれないのはなんでだ(笑)それだけ人間の汚いところをよく描写できてるってことなんかな? しいて言うなら無残に殺された六人たちのことを好きになりかけた。ひどい過去を持っているやつらなのにね。
    個人的には一部がものすっごくよかったから、二部はふうんって感じだった。でも真実が暴かれたのはよかった

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    2026年07月01日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。

    このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。


    米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識している

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    2026年06月24日