長岡弘樹のレビュー一覧
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ネタバレ表題作のほか「淡い青の中に」「プレイヤー」「写心」「思い扉が」の5編からなる、「偽り---嘘」をテーマにした短編集。
傍聞きの時と同様、ミステリータッチに進めながら、ちょっとした見栄や、人生のかかった大事な時に、簡単な嘘を重ねてしまい、誰もが隠したくなるようなことを描き、その偽りから生み出される人の温かさを表現する。
嘘からはじまるストーリーは、悲劇が描かれることが多いが、この作品は最後に人の温かさや前を向いて歩いて行けるようなポジティブさを描いてくれていて、なんとなく清々しい気持ちにさせてくれた。
ただ、結末の弱さや、登場人物への共感、魅力といったものが足りないと感じられた。
とはい -
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ネタバレ警察学校という、これまで自分がまったく知り得なかった世界を舞台にしているという点では、非常に興味深く読むことができた。
特に面白かったのは、警察官になるために警察学校でどのようなことを学び、どのような訓練を受けるのかが細かく描かれているところ。職務質問、取り調べ、拳銃や運転、警察官としての規律など、普段の生活ではまず知ることのない世界が描かれており、かなり細かく取材や下調べをして書いているのだろうと感じた。
一方で、登場する生徒たちはかなり癖が強い。
もちろん小説なので仕方がないのだが、実際の警察学校にこれほど問題や秘密を抱えた生徒ばかりが集まるわけではないだろう。「こんな人が本当に警察 -
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アンソロジー作品『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』を読みました。
警察小説ばかりを収録したアンソロジー作品です。
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今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!
入れ墨の男とのトラブルが呼ぶ悲劇、若き警官が追う連続窃盗犯、動機のつかめない放火魔、30年前に解決したはずの事件に自首してきた男、突然駐在所勤務を希望した警官の真意、若き警視が挑む滅多刺し死体遺棄事件、スパイ容疑のかかったロシア人武官の追跡。人気作家7名が、それぞれに趣向を凝らした珠玉の警察ミステリー。
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2024年(令和6年 -
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警察学校を出たばかりの新人刑事が、風間公親と現場を回る「風間道場」が軸の短編集です。
事件を解く物語というより、刑事という仕事の覚悟を一つずつ叩き込まれていく感覚でした。
風間の言葉は相変わらず容赦がなく、甘さを見抜かれるたびに読んでいるこちらまでゾッとしました。
推理の組み立ても端正で、1話ごとにきれいに着地するのはさすがです。
まだ“教官になる前”の風間が刑事として現場に立ち続けている姿を見ると、この人物がなぜあの鬼教官になったのかが少しずつ見えてきます。
読み終える頃には、教場シリーズの時間の流れまで静かに繋がっていく一冊でした。 -
Posted by ブクログ
警察小説についていろいろ調べる中で知った作家さん。本作はドラマ化したのは知っていましたが未見のため、まっさらな状態で読み始めました。
いやあ、普段ミステリしか読まない私ですが、たまに別ジャンルの本を読んでみると楽しいですね〜。
連作短編という形も読みやすく、数時間でサクサク読み終えることができました。
読みながらずっと頭にあったのは、「警察官になるって、こんなに大変なんだな……」と、その一心。
移動の際も4歩目からは駆け足で、など規律の細かさに驚愕。また、他のレビューには「警察官になりたい人がこんなに陰湿だなんて……」とショックを受けている方も多々見受けられましたが、私個人はまあこんなものだ