長岡弘樹のレビュー一覧

  • 線の波紋

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    誰かのことを想うということをいろいろな視点で書かれている。とってもいいと思いました!この著者の作品はやっぱりいい!

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    2012年12月29日
  • 陽だまりの偽り

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    孫への送金用現金を紛失した老人が嫁に物忘れが酷くなってきたことをを気づかれまいと画策する表題作、非行で警察の厄介になった息子を迎えにいった母が帰り道に人をはねてしまう一編、市役所の人事と不審な転落死が絡む一編、借金返済のため幼児誘拐を謀る犯人と母親の一編。四本から成る短編集。
    構成に無駄がないのもさることながら、犯罪そのものより、誰もが陥る可能性がありそう、と思わせる心理描写、とくに「魔がさす」瞬間を切り取るのが巧い。
    長編で是非、キャラクターを追いかけながら読みたい作者。

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    2012年12月15日
  • 陽だまりの偽り

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    ネタバレ

    表題作のほか「淡い青の中に」「プレイヤー」「写心」「思い扉が」の5編からなる、「偽り---嘘」をテーマにした短編集。

    傍聞きの時と同様、ミステリータッチに進めながら、ちょっとした見栄や、人生のかかった大事な時に、簡単な嘘を重ねてしまい、誰もが隠したくなるようなことを描き、その偽りから生み出される人の温かさを表現する。

    嘘からはじまるストーリーは、悲劇が描かれることが多いが、この作品は最後に人の温かさや前を向いて歩いて行けるようなポジティブさを描いてくれていて、なんとなく清々しい気持ちにさせてくれた。

    ただ、結末の弱さや、登場人物への共感、魅力といったものが足りないと感じられた。

    とはい

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    2012年11月18日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    ネタバレ

    長岡さんの作品は警官が犯人のケースが多い
    今回の6つの短編中4つ、犯罪でこそないが
    きっかけが警官とか・・・後味悪いぜ

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    2026年08月20日
  • 教場

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    ネタバレ

    警察学校という、これまで自分がまったく知り得なかった世界を舞台にしているという点では、非常に興味深く読むことができた。

    特に面白かったのは、警察官になるために警察学校でどのようなことを学び、どのような訓練を受けるのかが細かく描かれているところ。職務質問、取り調べ、拳銃や運転、警察官としての規律など、普段の生活ではまず知ることのない世界が描かれており、かなり細かく取材や下調べをして書いているのだろうと感じた。

    一方で、登場する生徒たちはかなり癖が強い。

    もちろん小説なので仕方がないのだが、実際の警察学校にこれほど問題や秘密を抱えた生徒ばかりが集まるわけではないだろう。「こんな人が本当に警察

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    2026年08月15日
  • 傍聞き

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    教場の作風そのままに、個性豊かな登場人物が織りなす4編の人物劇。
    時に厳しくも人間味のある、風間教官に通じるキャラクターがそれぞれの短編に重みを加えていた。

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    2026年08月11日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジー作品『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』を読みました。
    警察小説ばかりを収録したアンソロジー作品です。

    -----story-------------
    今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!

    入れ墨の男とのトラブルが呼ぶ悲劇、若き警官が追う連続窃盗犯、動機のつかめない放火魔、30年前に解決したはずの事件に自首してきた男、突然駐在所勤務を希望した警官の真意、若き警視が挑む滅多刺し死体遺棄事件、スパイ容疑のかかったロシア人武官の追跡。人気作家7名が、それぞれに趣向を凝らした珠玉の警察ミステリー。
    ----------------------

    2024年(令和6年

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    2026年08月08日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    警察学校を出たばかりの新人刑事が、風間公親と現場を回る「風間道場」が軸の短編集です。
    事件を解く物語というより、刑事という仕事の覚悟を一つずつ叩き込まれていく感覚でした。
    風間の言葉は相変わらず容赦がなく、甘さを見抜かれるたびに読んでいるこちらまでゾッとしました。
    推理の組み立ても端正で、1話ごとにきれいに着地するのはさすがです。
    まだ“教官になる前”の風間が刑事として現場に立ち続けている姿を見ると、この人物がなぜあの鬼教官になったのかが少しずつ見えてきます。
    読み終える頃には、教場シリーズの時間の流れまで静かに繋がっていく一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    鬼教官、風間公親が
    教場に立つ前の話

    古畑任三郎の形式で
    進む短編のストーリー形式

    教場、教場2の
    無骨な感じをしつかり踏襲し、
    味わいある作品に

    #教場0
    #刑事指導官・風間公親
    #小学館

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    2026年07月26日
  • 教場Ω 刑事・風間公親

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    ネタバレ

    シリーズ8弾目。

    風間が新人刑事だった頃の話で十﨑との出会いの話でもある。
    シリーズの時系列では一番最初になる話。
    一つの事件を追う長編は初めてのスタイルかも。
    視点が所轄の先輩刑事だったのも読みやすかったです。
    蘊蓄も鼻につかなくていい感じでした。

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    2026年07月11日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    おそらく…ですが、作者は
    「「教場」シリーズのような作品を」
    とオーダーされて製作されたのでは?と推測されます。
    学校を交番に、鬼教官を正体不明の警察OGに、それぞれ置き換えている感じです

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    2026年07月06日
  • 本格王2026

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    『死に際のアレの問題』はちょっと合わないかな。
    『カフェオレ色の恋をした』はちょっとわかりづらいかな。

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    2026年07月02日
  • 猫はわかっている

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     有栖川有栖が含まれていたので読んだ。学生アリスのねこの話は、今の時代にはのんびりとしている。『幻坂』の「口縄坂」がいいと思う。 
     阿部智里の「50万の猫と7センチ」がよかった。メス猫の保護者として心を傾けるお父さんも、猫をからかってしまうお母さんもいい。八咫烏シリーズの作者なんだ。読んでみよう。

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    2026年08月13日
  • 教場

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    ネタバレ

    警察学校の教官の話です。
    警察学校の闇というか、陰湿な描写が多いなという印象でした。
    風間教官を軸にした短編集ですが、どの話もあまりハッピーエンドではなく、それでもそこまでモヤモヤが残らない描写は素晴らしいと思いました。
    続編も読みたいと思います。

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    2026年06月19日
  • 巨鳥の影

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    『教場』に次ぐ、長岡弘樹さん2冊目です。
    いずれも40ページほどの短さでさくさく読め、それでいてプロットも整っている。はっきり明示されないものの、ひやりとする展開が今作にもありました。
    ただ、ストーリーとして破綻はないものの、ややひねりすぎでは?と感じる点もありました。鏡に水を垂らしたら文字が浮かぶ……のか??

    それにしても、『教場』のイヤーマフの話といい、昆虫嫌いにはちょっと相性の悪い作家さんかもしれませんね……。

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    2026年06月17日
  • 教場

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    警察小説についていろいろ調べる中で知った作家さん。本作はドラマ化したのは知っていましたが未見のため、まっさらな状態で読み始めました。
    いやあ、普段ミステリしか読まない私ですが、たまに別ジャンルの本を読んでみると楽しいですね〜。
    連作短編という形も読みやすく、数時間でサクサク読み終えることができました。

    読みながらずっと頭にあったのは、「警察官になるって、こんなに大変なんだな……」と、その一心。
    移動の際も4歩目からは駆け足で、など規律の細かさに驚愕。また、他のレビューには「警察官になりたい人がこんなに陰湿だなんて……」とショックを受けている方も多々見受けられましたが、私個人はまあこんなものだ

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    2026年06月14日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    警察官を退官し、交番相談員になった百目鬼巴が関わる事件が短編集として。
    にしても、警察官って裏ありすぎな話ばかり…
    百目鬼さんの洞察力と推理力もすごい!長編として読んでみたいな。

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    2026年06月14日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    ネタバレ

    定年退職した警察官で非常勤の交番相談員の百目鬼巴のミステリー短編集

    ・裏庭のある交番
    ・瞬刻の魔
    ・曲がった残効
    ・冬の刻印
    ・噛みついた沼
    ・土中の座標
    の6編収録。
    教場の刑事指導官の交番警官指導バージョンという感じですね。
    蘊蓄のネタは尽きないようで、各話警官が犯人なのだが、百目鬼は真相を指摘するのみで、後の判断は犯人に託されるところが優しいのか残酷なのか。
    嘱託みたいな形だし、派遣場所も期間もまちまちなので、教場以上に自由な感じで、続編もいくらでもできそうな感じです。

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    2026年06月13日
  • 教場Ω 刑事・風間公親

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    風間教官が刑事だった頃の話。
    そしてアイスピックで目を突かれる原因となった事件にフォーカスを当ててます。
    主人公は、T県警富派署の石貫刑事ですが、新人刑事の風間公親と組み、尖った凶器で女性を刺し殺す事件を追います。
    風間刑事の聡明さや観察眼、幅広い知識をこの巻でもよく感じられます。
    ただ、そこ説明いる?のシーンなども多く(伏線なのかな。。)、ページ数を盛ろうとしているかのような気配も感じられました。

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    2026年06月07日
  • 教場Ω 刑事・風間公親

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    恐ろしいほどの切れ者の登場にゾワッと寒気を感じた。

    教場卒業後、異例のスピードで県警捜査一課の刑事となった風間。持ち前の洞察力で事件の類似性を洗い出す。

    風間と十崎の長い長い因縁の始まり。本当のエピソード0ではないか。

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    2026年05月30日