長岡弘樹のレビュー一覧

  • 猫ミス!

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    猫が出てきて幸せそうならもうなんでもハナマルにしちゃうけど。
    やっぱ長岡弘樹さん作品は良かった!
    知らない作家さんだと、菅野雪虫さんも良かった!
    芦沢央さんと恒川光太郎さんはもともと好きなので…

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    2025年11月29日
  • 新・教場

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    ドラマは、風間が“アレ”過ぎるので見ないのですが、原作本は面白くて読みます。この作品は、映画の原作にもなっている様です。

    いやぁ、そうなんですよ。読んでいると、風間の声が“あの人の声”で脳内再生されちゃうんですよねぇ(苦笑)。困ったもんだ。それだけ演じている俳優のインパクトがあるという事なんでしょう。

    それは良しとして、この作品は、風間が警察学校に赴任してきたときを描いています。教場シリーズの最初では、そのあたりは描かれていなかったのですが、これであきらかになりましたね。っていうか、風間って、始めからこんな強烈だったんだ。

    面白かったです。

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    2025年11月22日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    この本を読んで一番に感じた事は、
    嘘は必ずバレると言うことでした。
    バレていないようでも、分かる人には分かると
    いった具合に表面化していないだけなのだと
    痛感しました。
    やはり、悪い事はするものではないなと改めて思いました。

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    2025年11月14日
  • 新・教場

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    大好きな教場シリーズ。
    風間教官と副教の尾凪教官のペア。
    相変わらず風間教官の観察眼は鋭すぎて怖いくらい。
    生徒一人一人をよく見て、それぞれの適性に合わせて辞めさせたり放置したりする。
    警察のフィルター役みたいな。。。
    教場2もあるので、そちらも楽しみ。

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    2025年11月11日
  • 新・教場2

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    教場新作!相変わらず面白い!
    風間教官が今作もキレッキレ。今作は門下生たちが講師となって、十崎逮捕時の話をしてくれる。全シリーズ読んでいるのに、逮捕されていたこと忘れてたよ。トホホ。
    映画化されるとのことなので、今作のエピソードが使われるのかな。
    書き下ろしのエピローグに続編を匂わす会話あり。楽しみ!

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    2025年11月06日
  • 新・教場2

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    色んなことを よくご存知で。
    一般的に警察学校の退学率が どのくらいかは存じませんが。
    採用担当者は問題有りなのでは。

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    2025年10月29日
  • 新・教場2

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    教場シリーズは全くハズレがない。風間教官の講義や学生感のしがらみ、妬み、嫉みの人間の汚い部分が描かれていて、メチャクチャ読み応えがあります。

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    2025年09月21日
  • 新・教場2

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    警察学校を舞台にした『新教場』の続編。風間公親のすごさが際立つシリーズ。男の嫉妬、男女関係のドロドロ、首席を巡る争い…。伏線を読み解きながらページを繰らないと改めて読み直す羽目になる繊細な展開。それにしても警察官の研修施設でこれだけの不適格者がいるのが恐ろしい。

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    2025年09月18日
  • 新・教場2

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    この巻の内容が映画になると知って早めに読んだ。懐かしい卒業生も登場。例の件のあとのことが書いてある。

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    2025年09月11日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    読んで感じたことを一言で言えば百目鬼巴氏の洞察力と云うか著者の博識またひ企画力と云うかに感心した!但しこんな酷い警察官は実際にはいないよね!と思ってしまう。特にびっくりしたのは最後の 土中の座標だった。いやーしかし星五つだ❗️

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    2025年09月07日
  • 新・教場2

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    長岡弘樹さん作品ファンの一人として安定の面白さ。
    毎度の如く、風間教場で繰り広げられる読み切りタイプ。教場を今までシリーズで読んでいなくても楽しく読めると思う。
    今作も焦点が当たる生徒が一話毎に違うけれども、それぞれのエピソードには風間教官の教え子たちが登場するので、シリーズで読んでいるファンとしては嬉しかった。(これまでの作品を読み返したくなった!)
    誰が警察学校に残り卒業を迎えられるのか、誰が退校の運命になるのか、推理しながら読み進められる。早くまた次回作が読みたい!と期待させられる結末!

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    2025年08月30日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    ネタバレ

     今年4月の刊行を見落としていた、長岡弘樹さんの新シリーズだそうである。警察物ではあるが、キーパーソンは、警察を定年退職し、非常勤で働く交番相談員。百目鬼巴(どうめきともえ)という名前とは裏腹に、見た目は普通で温厚だが…。

     「裏庭のある交番」は珍しいが、交番での警察官の自殺は時々耳にする。最近この手段はあまり聞かなくなった気がするが、その裏の真相とは。正直、百目鬼さんの説には少々無理があるが、それ以上に幕引きに突っ込みたくなったぞ。

     「瞬刻の魔」。ある事故の後、警察学校時代からのライバルが、列車に身を投げた。百目鬼が語った説は、隅々までごもっとも。彼に警察官として何の落ち度もないが、そ

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    2025年08月28日
  • 新・教場2

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    ネタバレ

     長岡弘樹さんの『教場』シリーズ、まだ続くようである。前作同様、帯にでかでかと木村拓哉の名前があるのはともかく、オーソドックスというか、シリーズ初期に原点回帰したような印象を受ける。

     第一話「会意のトンネル」。同期入校してきたある2人の、知られざる関係とは。何だか無理矢理な感があるが、こんな凝ったメッセージに風間はしっかり気づいた。同期に詮索好きがいなければ、とは思うが、彼は退校だけでは済むまい。

     第二話「不作為の鏡」。精神疾患により、鏡の前から離れられないという学生。ある同期が、彼のサポートを申し出た。その裏にある真の目的とは。純粋な正義感のみで入校してくる者ばかりではない現実。風間

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    2025年08月24日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    ネタバレ

    微笑みに死す(三上延)
    晴子さんの覚悟が凄まじい。
    時坂家の血は繋ぎつつも正夫さんの拠り所を否定しないように守った。
    祖父の明太郎さんは正夫さんが晴子さんを死なせたと考えたけど、晴子さんの自殺は正夫さんの為であっても正夫さんのせいではないだろうな。
    でも正夫さん気付いてしまったんですよね。

    名もない男(長岡弘樹)
    頑なに名前が出ないと思ったけどそういう事か。
    姓と名の区切りが重要。
    いくら名前が羨ましかったとしても許されることではないだろうに。
    ただでさえ嫌な思い出しかないのに自分が目指してた俳優になったって聞いて感情がぐちゃぐちゃなところ、地味に上からの許してくれよな。なんて言われたら手が

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    2025年08月12日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    百目鬼巴=どうめきともえ
    が、キーパーソンの連作短編集。
    これは、シリーズ化や、ドラマ化するでしょうか?

    ストーリーの初めに、謎解きのヒントが出てくるが、
    全然、思いつかないでいると、
    ラストで、なるほど~、となる。

    それにしても、カミツキガメの役割には、驚いた。

    正義の味方の警察官の日常と闇の部分が表現されているような?
    その闇を、ズバッと百目鬼さんが、解決!

    「土中の座標」が一番印象深かった。

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    2025年08月12日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    百目鬼巴…すごいインパクトのある名前ですよね。
    名前の強さとは違い、現役を引退して相談員をしているのは初老の穏やかな女性で、彼女の観察眼がお見事です。6話の短編集なのでサラッと読めました。「曲がった残効」は切なかったです。そんな手があるのか!と思ったのは「土中の座標」。
    教場もドラマ化で話題になったけど、まだ読んでないので手に取ってみようかな〜。

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    2025年08月09日
  • 猫はわかっている

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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

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    2025年08月03日
  • 新・教場

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    「教場X」の最後では、風間が警察学校の教官となる経緯が語られ、本巻の最後では、その理由に決着が…。
    でも、そんなことに関係なく1話ごとに風間の生徒たちへの授業や指導が行われていく中での出来事に謎があり、尾凪助教と共に読者が挑んでいくような内容になっている。
    全てを理解し、生徒や助教に対している風間公親にどうにか一矢報いたくなりながら読み進められておもしろかった。尾凪助教も成長していき、風間の心情も最後はどうなったかがわかり、気持ちよく読み終わることができた。

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    2025年08月01日
  • 新・教場

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    ネタバレ

    『教場』(きょうじょう)は、ご存知の方も多いと思うが、長岡弘樹さんによる警察学校を舞台とした日本の警察小説シリーズ。ドラマ化され、主人公の風間教官を木村拓哉が演じたことからも、有名な作品。
    『新・教場』このシリーズの新刊だ。

    今回の『新・教場』は、来年に初の映画化になる原作とのことで読んでみた。頭の中で、キムタクが演技してました(笑)

    面白かった!
    相変わらずのクールで鋭い、時には警察学校の生徒たちにも残酷な仕打ちも平気でする。少しだけネタバレすると、今回も警察学校の生徒たちはたくさん辞めます…
    確かに警察官の不祥事も実際多いから、危険な思想の人物や癖の強すぎる性格の人が警察官になるのもど

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    2025年07月31日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    犯人と刑事の対決だけでなく、刑事指導官の風間が加わることによって違うおもしろさを味わうことができた。犯人と刑事、犯人と風間、刑事と指導官というような関係に謎が絡み、倒叙物による犯人の心情が描かれる。話によって犯人が仕掛けたものや、偶然に起こったことなど謎の種類も様々。いちばんの関心事は、最後の話で風間が警察学校へ行くことになる経緯が描かれる。義眼になったことからここへ繋がるのかと納得。
    教場は、まだ1冊も読んでいないので、「新・教場」「教場」「教場2」「風間教場」と時系列に沿って読んでいこうと思います。8月には、「新・教場2」が刊行されるそうですが、これも最初の「教場」よりも前になるのでしょう

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    2025年07月15日