長岡弘樹のレビュー一覧

  • 陽だまりの偽り
    『教場』で話題の著者だけれど以前に短編を読んで面白かった記憶があったから安心して読めた。ハズレがなくどれも面白かった。相性がいいようだから他の作品も読んでみたい。『教場』は映像を先に見てしまっているからほとぼりが冷めた頃に読んでみたい。
  • 教場
    読みたいと思っていたところにドラマ化され、主役のタレントさんのイメージが強すぎて敬遠していました(ドラマも見ておりません)。ドラマ続編も放送され、やはり気になってついに手にしました。木村風間がイメージされてしまうものの、ストーリー自体は面白く読めました。ただ、各エピソードともプツっと終わってしまい、...続きを読む
  • 教場
    警察学校を舞台にした短編連作。警察官になりたい者、理由があって警察学校へ来た者、6名の学生にスポットライトが当てられ主人公として物語が展開される。
    様々な思惑が渦巻き、時に悲劇が起きる。時には長年の夢を潰される者も…。警察学校がこんなにドロドロしててたまるかと思うけど、絡み合う人間模様が面白い。
  • 教場X 刑事指導官・風間公親
    今作も楽しめましたが、教場というのは警察学校のクラスのことなので、タイトルと内容が乖離してしまっているのが気になります。
  • 教場
    原作と映像のどちらを先に見るか
    どちらでも良いが、感じ方は様々である。

    本作でいうと、映像でのインパクトが強かった為、原作の流れが淡々とした流れが、読み始めに違和感を感じた。

    しかし、読み進めるにつれ、リズムがわかると慣れてくるもの。

    警察学校は未知の世界であるが、作品を通して少しでも警察官と...続きを読む
  • 新・教場
    犯罪者につけ狙われてるため、警察学校の教官となった風間。自殺やブラジリアン柔術が得意な者、総代候補の女性などの生徒が起こす不正行為を発見する。

    なかなか面白かった。それぞれの生徒の事情、事件、そしてそれに気づく風間。あまり強引さがなくナチュラルに入って来た。
  • 新・教場
    【収録作品】プロローグ/第一話 鋼のモデリング/第二話 次代への短艇/第三話 殺意のデスマスク/第四話 隻眼の解剖医/第五話 冥い追跡/第六話 カリギュラの犠牲/エピローグ

    風間が警察学校に赴任。資質の有無を見抜き、向かない者は容赦なく退校処分。必要な厳しさだとは思うが、警官のなり手がいなくなりそ...続きを読む
  • 白衣の嘘
    短編6作収録
    医療系の短編でしたが警察絡みもあり
    いずれの作品も楽しめました
    ここまで数冊読んでますが人気作家なのもうなずけます
  • 赤い刻印
    短編4作品収録
    傍聞きで登場した女刑事の作品もあり楽しめました
    解説の言葉を借りれば、いずれの作品も社会問題を
    描いておりというのをみて、たしかにそうだなと
    また、やはりいずれの作品も展開がすばらしく
    著者のすごさを感じました
  • 血縁
    オンブタイがお気に入り。題名だけでもなんかいやーな感じがするけど、ぞわぞわして、最後はこわーとなった。
    短編だから、サクサク読めて世にも奇妙な物語的面白さ。
  • 風間教場
    面白かった!
    一日で一気に読んでしまった。
    キムタクとイメージを重ねて読んでいる。
    教場0は捜査現場での指導だったが、被害者がクズ過ぎて、犯人が捕まることに感情移入出来ず、3話の途中で読むのを辞めてしまった。
    やっぱり、このパターンが面白い。
    傑作です♪
  • 新・教場
    やっぱりドラマより小説の方が面白い。
    今回は警察学校が舞台だしね。
    どの章も優秀な生徒とそれほどでもない生徒が出てきて、
    決まって優秀な方が学校を出ていく(退学)する運命に…。
    まっ背景はそれぞれの事情を抱えてのことなんだろうけど。
    最後の(銃口を人に向けたらたとえ弾が入ってなくても、即退学になると...続きを読む
  • 傍聞き
    短編4作品収録
    作品それぞれに職業の異なる人が主人公
    短編だけどいずれも中身の濃い内容で楽しめました
  • 陽だまりの偽り
    短編5作品収録
    いずれの作品も楽しめました
    考えられたストーリー、奥が深いというか
    短編作品の評価は高いらしく、他の作品も
    気になるところです
  • 119

    119

    ――怖がるなとは言わない。だが、恐怖を他人に感染させるな。 消防学校時代の担任教官が、たった一度だけ口にしたそんな言葉がいまでも忘れられない。(「白雲の敗北」より)。ベストセラー『教場』『傍聞き』の短篇の名手が贈る、心震える9つのミステリ短篇。人を救うことはできるのか――和佐見消防署消防官たちの9つ...続きを読む
  • 教場

    時に激しく厳しく、時に優しく生徒を導いていた風間という男の詳細までは語られていなかったけど、今後の話で出てきたりするかな

    警察学校がいかに厳しい場所か、
  • 新・教場
    エピソードを進めるごとに有望な警察学生達が退校していくのが切ない。教場を飛び出したスピンオフ作品もぜひ読みたい。教え子が活躍するのはファンにとっては嬉しい。
  • 教場
    この作品に出てくる風間は観察力に優れていて生徒の本質であったり、抱える問題を見抜き、切り捨てるのではなく、温かく解決に導く理想の上官だと思う。こんな出来た人いないんだろうなぁと思いつつ、一気に読みました。
  • 傍聞き
    短編集の中で、かなり面白いほうだと思いました。展開の予想ができないなか、最後に伏線が回収されていく様はスッキリします。最後はスッキリ、ほっこりした気持ちで読み終えることができる良いお話でした。
  • 教場2
    風間教官のキャラクターはいつ読んでもカッコイイ。退校届を渡し、半引導を渡しつつ、本人に気付かせるように働きかける風間教官の優しい言葉の裏にある強い意志や信念が文章から伝わり、すごく引き込まれて一気に読んだ。