長岡弘樹のレビュー一覧

  • 教場
    警察官になるという覚悟はあるか。憧れだけで務まる仕事ではない。全ての職業に言えることだが、一般人として見えている景色と、当事者として見える景色は大きく異なる。
  • 教場
    一癖二癖ある巡査たちばかりで気が滅入った。現実はもっといい人が多いと信じてる。とはいえ、風間公親は魅力的だな。ドラマの影響で、風間教官はかっこいいに違いないと確信して読んだからかな。
  • 猫ミス!
    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。
  • 緋色の残響

    黒い遺品
    翳った水槽
    緋色の残響
    暗い聖域
    無色のサファイア

    シングルマザーで刑事として働く啓子が、
    身近で起こった事件を娘の菜月の行動や
    言葉からヒントを得て解き明かしていく
    警察小説。

    お互いを気遣い合う母と娘の強い絆、
    厚い信頼と思いやりの心は、読んでいて
    温かい気持ちにさせてくれます...続きを読む
  • 赤い刻印
    4つの短編。表題の『赤い刻印』はドラマ化されたとあり帯の賀来千香子がちらつきながら読んだ。巻末の解説にもあるようにどんな内容か読み始めてからもなかなか先が見えない。いじめや介護のような時事問題も絡めて読者の興味を惹きつけることも忘れていない。
  • 白衣の嘘
    サクっと読めましたが少々退屈してしまった
    面白いことは面白いが、わかりやすい伏線を回収しました感が拭えない

    病院モノは面白いのが多いのでハードルが上がっってしまったかもしれない
    教場くらいクセが強かったら良かったなあ
  • 教場
    ドラマをみてきっと原作のほうがおもしろいんだろうなとおもい読んでみたが、ドラマの再現度がすごいのか、先にドラマをみたからかわからないが、ほとんどおなじだった
  • 本格王2023
    どれも面白かったけど
    結城真一郎さんの「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」と道尾秀介さんの「ハリガネムシ」が好き!
    特に道尾さんの音声を聞くと「事実」が分かるっていう趣向がすごく面白かった!!
  • 幕間のモノローグ
    別の本の最後にある紹介ページで見つけた本で、なんとなしに読んでみたけど、長編だと勝手に思い込んで読んでたのでしっくりこなかった。短編集だと理解して読めば、一編一編は面白かった。連作短編集というには分かりにくい気もしたけど。
  • 新・教場
    ドラマは、Xと0が描かれていますが、本書はこの後のストーリーが描かれています。千枚通しから一時避難するために警察学校の教官へ異動を命じられ、風間道場がスタートすることに。

    本書は、6話で構成され、助教と共に、僅か半年ではありますが、早速、風間らしさ全開です。最初に受け持った警察学校生もバンバン離脱...続きを読む
  • 教場X 刑事指導官・風間公親
    「教場」シリーズの5冊目。
    物語の時系列的に言うと「教場0」と「教場」の間となり、右目が義眼となった後にも続く“風間道場”での6つのお話。

    もはやキムタクの顔を思い浮かべることなく読むことが出来ず、ドラマのほうはやや低調みたいだが、こちらはまずまず面白く読むことが出来た。
    「教場0」の感想に『どの...続きを読む
  • 教場2
    少しずつ風間のことがわかっていく、
    話に共通しているのは、生徒たちをまっすぐに導いていく教官であること
    時に厳しく、きついけれども、ぶち当たっていくことで強くなる生徒ばかりでした
  • 新・教場
    目を失って、警察学校で教えるようになってからすぐのお話。さっそく、びしばし退校者だす。エピローグで風間道場での教え子たちが十崎が捕まえた。またその話の本でるかな。
  • 教場
    読んだけども、いいシーン!ってとこでブツっと終わって、次のシーンに移ってしまうため、物語に入り込みづらい。読みづらい。
  • 新・教場
    風間教官の鋭い観察力に感服。
    実際こんな人がいたら、隻眼の刑事で、迫力あるのだろうと思う。
    一つ一つのエピソードがグッとくるものあり、引き込まれるように読み終わった。
  • 教場
    警察学校の理不尽さの一端を知れる本
    登場人物が多く、人物像を覚えることが大変
    一話一話が短く纏まっており読みやすく、読む区切りをつけやすい作品
  • 群青のタンデム
    警察学校で優秀だった二人の男と女
    彼らのお話が連作短編で物語れる
    一部、いまいち結論が、ん?ってのがありましたが
    おおむね楽しむことはできました
    短編の名手として人気の著者ならではかと
  • 傍聞き
    まさに“現場”で戦う人間のドラマという作品で、どの話もボリューム感とストーリーの重量感が程良かった。ただどのエピソードも同じ世界観の短編集だったため、4つのエピソードを通しての伏線回収を期待しながら読んでしまったのは失敗だった。
    「迷走」が1番好きだった。★5。
    最後の「迷い箱」は伏線の振りが丁寧す...続きを読む
  • 新・教場
    「鋼のモデリング」
    「次代への短艇」
    「殺意のデスマスク」
    「隻眼の解剖医」
    「冥い追跡」
    「カリギュラの犠牲」
    六話収録の連作短編集。

    『千枚通し』に狙われる鬼刑事・風間公親が教官として、警察学校第九十四期初任科短期課程に赴任。

    警察官を志す生徒達と新米助教・尾凪尊彦の成長譚でもあり、日々起き...続きを読む
  • 教場2
     SPドラマとはだいぶ違った内容が多かった第2弾。前作よりマイルドだが、菱沼と枝元の話など好きな話も多い。いくら情報収集して観察力に長けていても、秦山の得意な体質まで見抜けるだろうか、と風間の超人ぶりに疑問。次作の0は警察学校から離れるっぽいので目先が変わって楽しめそう。