長岡弘樹のレビュー一覧

  • 本格王2019

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    毎年ノベルスで出ていた『ベスト本格ミステリ』が、装いを変え今回から文庫になった。序文で「手に取り易いようにした」と書かれているが、結局縮小したって事だよね。収録作品も6編しかなく、創刊からずっと読み続けていたのでとても寂しい。
    尤も、6編に絞り込んだとも言えるので、作品の質は高かった。大山誠一郎さんがベスト。短いページの中で多重解決のフーダニットになっていて、それぞれの解答が納得出来てしまうハイ・クオリティ。大好きだ。白井智之さんのグロさも凄いなあ。フナムシ大食い競技の中での殺人なんて、普段何を考えていたら思いつくのだろう?(^-^)

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    2020年01月16日
  • 陽だまりの偽り

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    巻末の解説にもあるように各話どれも完成度が高くてよかったが、
    私は傍聞きを先に読んでからこちらを読んだので、どうしてもこの本の話のどれも傍聞きよりも劣ってしまうなと思ってしまい評価を☆3にしました。

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    2020年01月09日
  • 本格王2019

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    面白かった

    本格とあったから密室とか?とおもったら、シンプルにどんでん返しミステリーだった。既読もあったし、読みづらくパスした作品もあったけど、冒頭2作は面白かった。満足。

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    2019年12月08日
  • 陽だまりの偽り

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    タイトルの「陽だまりの偽り」が個人的に一番好き。
    毎回思うけど、短い話なのにミステリ的要素もさることながら人間ドラマが描かれていて面白い。

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    2019年12月03日
  • 猫ミス!

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    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)

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    2019年11月24日
  • 血縁

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    「オンブタイ」を読み終えた瞬間、真っ暗な画面の右下に「世にも奇妙な物語」のロゴが浮かぶテレビが見えた気がしたんだ…

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    2019年10月16日
  • 白衣の嘘

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    苦手な縫合の練習のため、シミュレーターに向かう内科医の副島。彼が担当した女性患者はある秘密を抱えていた(「最後の良薬」)。バレーボール日本代表の彩夏と、医者である姉の多佳子。2人は実家に向かう途中でトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。運転席に閉じ込められた妹に対して多佳子がとった意外な行動とは(「涙の成分比」)。医療の現場を舞台に描き出す、鮮やかな謎と予想外の結末。名手による傑作ミステリ集。

    短編集。最初の頃は最後の落ちに「お~こりゃ~気がつかんわ」と思ったが、途中から正直飽きてしまった。最後の医者は事故起こして逃げて・・・挙げ句に偽造夫婦に

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    2019年10月01日
  • 道具箱はささやく

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    仕事の休憩時間に気分転換読み。ささやかでちょっと物足りなくもあり、難しいひねりも無い分、読後に「もう少し」と読み進めてあっという間に終わった。

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    2019年07月16日
  • 道具箱はささやく

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    緻密な伏線、鮮やかな切れ味、驚きと余韻の残る結末…。短編の名手が挑む、原稿用紙たった20枚の世界。ミステリーの醍醐味が味わい尽くせる全18編を収録する

    短編ではなくいわゆる掌編集。これだけ短い話の中にきちんと意外なオチをつけるのだから大したものだと思う。通勤電車で読む身にとっては便利な本だった。
    (Ⅽ)

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    2019年06月02日
  • 赤い刻印

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    期待通りの短編集

    とにかく見事としか言いようがないオチに感心する。既読が多いんだけれど、何度読んでも良いかも。忘れているからね。情けないけど。

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    2019年05月28日
  • 道具箱はささやく

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    ネタバレ

    ショートショートに近いミステリー短編集

    ・声探偵
    ・リバーシブルな秋休み
    ・苦い厨房
    ・風水の紅
    ・ヴィリプラカの微笑
    ・仮面の視線
    ・戦争ごっこ
    ・曇った観覧車
    ・不義の旋律
    ・意中の交差点
    ・色褪せたムンテラ
    ・遠くて近い森
    ・虚飾の闇
    ・レコーディング・ダイエット
    ・父の川
    ・ある冬のジョーク
    ・嫉妬のストラテジー
    ・狩人の日曜日
    の18作品収録。
    特筆すべきインパクトのある作品はないですが、気楽に読めて、落ちも「なるほど」から「やっぱり」まであるので、お得な感じはしました。
    個人的にはいくつかの作品に登場する南谷刑事が気になりました。
    心理的に犯人を追い詰めるのも好みですし、登場する

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    2018年12月23日
  • 道具箱はささやく

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    どんでん返しの短編の名手が更に短い話を18編描いた超短編集。なるほどと思うものもあればちょっと都合がいいかなぁと思うものもあったが全体的には楽しんで読めた。ただ、短いせいもあって多少インパクトには欠けたかも。たまに出てくる南谷刑事はシリーズ化するのだろうか。

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    2018年10月23日
  • 道具箱はささやく

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    20ページに満たないほどの短編集。チークのおまじないや裏返された服の謎、ジョークが通じない後輩など。いい話っぽいのもあり、後味悪げなのもあり、各種取り揃えてはいるが全体的に物足りないというか、このページ数で捻り過ぎでは?という印象。あとなんかポジティブ変換されてますけど、それよく考えたら後味悪い系では?私がイヤミスに毒されすぎなのか?と、ちょっと肩透かし感はあった。

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    2018年10月03日
  • 道具箱はささやく

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    【収録作品】声探偵/リバーシブルな秋休み/苦い厨房/風水の紅/ヴィリプラカの微笑/仮面の視線/戦争ごっこ/曇った観覧車/不義の旋律/意中の交差点/色褪せたムンテラ/遠くて近い森/虚飾の闇/レコーディング・ダイエット/父の川/ある冬のジョーク/嫉妬のストラテジー/狩人の日曜日

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    2018年10月02日
  • 道具箱はささやく

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    ミステリーの星新一

     ミステリーのショートショート。抜群の切れ味とアップテンポな展開が小気味よい。18編だから、細切れ時間活用にと思ったのだが、どうしても一気読みしてしまう麻薬的誘惑が危険な作品だった。

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    2018年09月23日
  • 道具箱はささやく

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    ネタバレ

    短篇ミステリーというよりは、気の利いたショートショートという印象の、原稿用紙20枚ほどの作品が18編。
    どれもが小技とひねりが効いた長岡さんらしい作品で、結末は想像できるもの、そうきたかとニヤリとしてしまうもの、ブラックなもの、胸にじんわりくるものとバラエティに富んでいて、うまいな~と思わせる。
    日常の謎的なものも多いのだけど、事件が起こる場面では、要所要所に南谷刑事が出世しながら登場して全体としての統一性もあって楽しめた。
    少年と義父の情を描いた「遠くて近い森」が一番好き。

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    2018年09月14日
  • 道具箱はささやく

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    一遍十数ページ、18編のミステリーを収録。枯渇することを知らない泉のように湧き出るそのアイデアには脱帽。読者として、アイデアが惜しみなく短い短編に注ぎ込まれるのでもったいない感も。さらっと読めてどんでん返しも楽しめる。多少無理のある展開も目をつぶれる。

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    2018年09月01日
  • 線の波紋

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    表紙の絵が球体人形の女の子なので、ちょっと気味が悪く、怖い物語なのかなと不安な気持ちで読み始めたが、優しい気持ちになる物語でした。誘拐事件や殺人事件も起きるので平和な物語とは言えないのだが、親と子の思いやりだったり、夫婦の絆だったり人と人との繋がりの物語でした。

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    2018年06月30日
  • 道具箱はささやく

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    18編の短編集。
    短編のミステリーを書かせたら、今一番上手い作家さんだと思うが、今回収められている18編は全て原稿用紙20枚程度。その短さの中に様々なミステリーが完璧に収まっており、本当に「凄い!」としか言いようがない。
    タイトルの「道具箱」はこの本自体のことを示しているのだと、納得の一冊。

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    2018年06月29日
  • 陽だまりの偽り

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    日常生活の中で、心の弱い部分に触れる短編ミステリー。
    人間の弱さ、ぬくもり、保身、欲望、誰も身に覚えのある心情をたくみに描き出した5編となっています。

    ■陽だまりの偽り
    物忘れが多くなってきた老人が、嫁から預かったお金を紛失。どこで紛失したのか?
    保身のために彼が付いた嘘
    そして明らかになる真実

    といったところで、結果嫁さんの温かい気持ちが最後浮き彫りになり、ほっこりします。

    ■淡い青のなかに
    自宅前でおこしてしまった人身事故。不良のレッテルを貼られている息子は母親の事故の身代わりを画策。
    会社の出世が絡む母親は保身を図りたいが、息子の提案を受け入れるのか?
    どう隠すのか?口裏合わすのか

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    2018年04月07日