長岡弘樹のレビュー一覧
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捻りが効いた医療ミステリ短編、6編!
単なる謎解きではなくヒューマンドラマが盛り込まれて、どれも楽しめました。
■最後の良薬
地方の個人病院に勤める内科医。末期がんを患った女性の担当になります。
しかし、その治療には非協力的。
そんな彼女の過去の犯罪歴が..
ラストの驚く真相が..
これは、びっくり。やられました。
■涙の成分比
大学のバレーボール選手がトンネル事故に遭遇。同乗していた医者の姉は涙を流す彼女のほほにキス。そして、彼女を救いますが、結果、片足切断。
自暴自棄になった妹は入院先で姉に当たり散らしますが..
これも、刺さりました。
■小医は病を医し
相部屋になった二人。それぞれ -
Posted by ブクログ
「傍聞き」「緋色の残響」などシングルマザー刑事・圭子とその娘・菜月を主人公にした5篇の連作短編。
刑事の圭子は仕方ないにしても、今回は菜月の周りの人が事件の関係者であるという確率が高すぎるのは相変わらず。出てきた瞬間に「こいつが犯人だ!」とわかるところもご愛嬌。
今回は大学で理学部に行った菜月の理系脳推理が冴える。トリックは偶然に頼りすぎていまいちかな。やっぱり長岡さんには犯罪を犯す人間の心の内を描いてほしい。
そして高校生の菜月が一話ごとに大学生、社会人(新聞記者)、そして小学生の母になるなど時間の経過が早すぎて戸惑う。
圭子も最終話では定年して再任用、そしてお祖母ちゃんだし、さてはこの -
Posted by ブクログ
「教場」シリーズの5冊目。
物語の時系列的に言うと「教場0」と「教場」の間となり、右目が義眼となった後にも続く“風間道場”での6つのお話。
もはやキムタクの顔を思い浮かべることなく読むことが出来ず、ドラマのほうはやや低調みたいだが、こちらはまずまず面白く読むことが出来た。
「教場0」の感想に『どのお話も風間が最初から全てお見通しのところがなんだが』と書いたがそこは相変わらず、捜査の進展も証拠が見つかるのもちょっとうまく行き過ぎというところはあるが、撒かれたネタの回収はフェアでそれぞれのお話は良く練られていたとは思う。
最終話では、みたび平優羽子が登場したり十崎の存在が仄めかされ続けたりで、最