長岡弘樹のレビュー一覧

  • 風間教場

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     教場シリーズ第4弾。本作はシリーズ初の長編。シリーズ時系列としては、最後に位置する。内容的には、風間公親の最終章といった印象が強い。
     テレビドラマでは鬼教官の印象が強いが、小説ではそれほど鬼教官の印象は感じない。特に本作では、風間自身も歳をとってきたせいか、鬼というより老獪といった感じが強い。ただ、観察眼の鋭さや分析力の高さは健在。
     長編ではあるが、話はところどころ切り替わるので、それほどの長さは感じずに読むことができる。

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    2023年10月15日
  • 球形の囁き

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    母と娘のコンビで事件解決かと思いきや、ほぼ母の独壇場。娘、さらには孫が成長して母を驚かせるくらいの続編に期待したい。

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    2023年10月14日
  • 球形の囁き

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    新聞記者志望の娘が成長して、新聞記者に。1話目の高校時代のエピソードで出てくる実験は子供の頃に知ってたら、自由研究でやってみたかった!とか、ほのぼのと思っていたら、進むにつれて結構ディープな感じに、、この人たち、メンタル強すぎでは?おもしろかったですけどね。さすが教場の作者さん。

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    2023年10月13日
  • 白衣の嘘

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    捻りが効いた医療ミステリ短編、6編!
    単なる謎解きではなくヒューマンドラマが盛り込まれて、どれも楽しめました。

    ■最後の良薬
    地方の個人病院に勤める内科医。末期がんを患った女性の担当になります。
    しかし、その治療には非協力的。
    そんな彼女の過去の犯罪歴が..
    ラストの驚く真相が..
    これは、びっくり。やられました。

    ■涙の成分比
    大学のバレーボール選手がトンネル事故に遭遇。同乗していた医者の姉は涙を流す彼女のほほにキス。そして、彼女を救いますが、結果、片足切断。
    自暴自棄になった妹は入院先で姉に当たり散らしますが..
    これも、刺さりました。

    ■小医は病を医し
    相部屋になった二人。それぞれ

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    2023年10月08日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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     教場シリーズ第3弾。今回は前2作の前日譚といった趣。シリーズのキーパーソンである風間公親が、警察学校の教官になる前、県警捜査一課強行犯係でキャリアの浅い刑事を実地教育する通称「風間教場」を行っていた頃の話が全6話収録されている。
     風間の、口数は少ないが圧が感じられる雰囲気はここでも変わらず発揮されている。熱さはないが、冷静に判断する眼力と異常なまでの冷徹さは、やはり凄まじささへ感じる。
     最終話では、前2作までの風間にまつわる謎が明かされる。

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    2023年10月03日
  • 傍聞き

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    短編とはいえ、ミステリーの要素だけでなくどの話も人と人との物語もあり短い中にと読み応えのある内容だった。

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    2023年10月02日
  • 球形の囁き

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    「緑色の暗室」
    「球形の囁き」
    「路地裏の菜園」
    「落ちた焦点」
    「黄昏の筋読み」
    五話収録の連作短編集で『緋色の残響』に続くシリーズ第二弾。

    ベテラン刑事・羽角啓子が新聞記者志望の娘・菜月と共に身近で起きる事件を解決していくミステリー。

    前回もそうだが、登場人物が極端に少ないので犯人の目星は簡単につく。
    設定自体は突飛な印象を受けるけれど動機や殺害方法などを推理する楽しさがある。

    シンプルな文章で事件解決もスピーディ、よって読後はスッキリ。

    重厚な物語を期待すると物足りないと思うが気軽にミステリーを楽しみたい方にオススメ。

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    2023年09月24日
  • 教場

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    びっくりするほど登場人物(警察学校の生徒)がクズ揃いで震える。
    こんな警察学校は嫌だ、のオンパレード。
    エンタメとは言え、現実はさすがにこんな状況じゃないと信じたい…。
    とにかく警察候補の適合者と思えない人ばかりだけど、そんな中ふるいにかけられ、矯正され、きちんとした警察として送り出されていく…んだけど、本当に大丈夫なのか謎 笑
    風間さんの判断だから大丈夫なんだろうけども…。
    蟻の回が恐ろしすぎてトラウマレベルです。

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    2023年09月17日
  • 球形の囁き

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    「傍聞き」「緋色の残響」などシングルマザー刑事・圭子とその娘・菜月を主人公にした5篇の連作短編。

    刑事の圭子は仕方ないにしても、今回は菜月の周りの人が事件の関係者であるという確率が高すぎるのは相変わらず。出てきた瞬間に「こいつが犯人だ!」とわかるところもご愛嬌。

    今回は大学で理学部に行った菜月の理系脳推理が冴える。トリックは偶然に頼りすぎていまいちかな。やっぱり長岡さんには犯罪を犯す人間の心の内を描いてほしい。
    そして高校生の菜月が一話ごとに大学生、社会人(新聞記者)、そして小学生の母になるなど時間の経過が早すぎて戸惑う。
    圭子も最終話では定年して再任用、そしてお祖母ちゃんだし、さてはこの

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    2023年09月15日
  • 教場

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    ドラマでやってたので、どんなんだろう?と思い読んでみました。今までになかった初めてのタイプの物語。でも、自分には少し合わなかったかなぁ?全体的にちょっと暗いというか。好みに左右される気がします。続編はどうなんでしょうね。

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    2023年09月04日
  • 殺人者の白い檻

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    ネタバレ

    遺族が犯人の主治医となるミステリー。

    短編では、わざとらしい薀蓄とオチが直結するので鼻白むことがある著者ですが、長編だと薀蓄が伏線やヒントになるのでうざく感じることはありませんでした。
    そのためか、どんでん返しもなく、真相が少しづつ明らかになっていくところは好感が持てました。
    短編のオチらしさっぽいラストの余韻の残し方に著者のいやらしさが透けて見えますが、多少感動させていただきました。

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    2023年08月31日
  • 猫ミス!

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    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。

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    2023年08月07日
  • 緋色の残響

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    黒い遺品
    翳った水槽
    緋色の残響
    暗い聖域
    無色のサファイア

    シングルマザーで刑事として働く啓子が、
    身近で起こった事件を娘の菜月の行動や
    言葉からヒントを得て解き明かしていく
    警察小説。

    お互いを気遣い合う母と娘の強い絆、
    厚い信頼と思いやりの心は、読んでいて
    温かい気持ちにさせてくれます。

    素敵な母と娘の物語でした。

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    2023年07月31日
  • 赤い刻印

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    4つの短編。表題の『赤い刻印』はドラマ化されたとあり帯の賀来千香子がちらつきながら読んだ。巻末の解説にもあるようにどんな内容か読み始めてからもなかなか先が見えない。いじめや介護のような時事問題も絡めて読者の興味を惹きつけることも忘れていない。

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    2023年07月31日
  • 白衣の嘘

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    サクっと読めましたが少々退屈してしまった
    面白いことは面白いが、わかりやすい伏線を回収しました感が拭えない

    病院モノは面白いのが多いのでハードルが上がっってしまったかもしれない
    教場くらいクセが強かったら良かったなあ

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    2023年07月17日
  • 幕間のモノローグ

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    別の本の最後にある紹介ページで見つけた本で、なんとなしに読んでみたけど、長編だと勝手に思い込んで読んでたのでしっくりこなかった。短編集だと理解して読めば、一編一編は面白かった。連作短編集というには分かりにくい気もしたけど。

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    2023年07月08日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    「教場」シリーズの5冊目。
    物語の時系列的に言うと「教場0」と「教場」の間となり、右目が義眼となった後にも続く“風間道場”での6つのお話。

    もはやキムタクの顔を思い浮かべることなく読むことが出来ず、ドラマのほうはやや低調みたいだが、こちらはまずまず面白く読むことが出来た。
    「教場0」の感想に『どのお話も風間が最初から全てお見通しのところがなんだが』と書いたがそこは相変わらず、捜査の進展も証拠が見つかるのもちょっとうまく行き過ぎというところはあるが、撒かれたネタの回収はフェアでそれぞれのお話は良く練られていたとは思う。
    最終話では、みたび平優羽子が登場したり十崎の存在が仄めかされ続けたりで、最

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    2023年06月18日
  • 教場2

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    少しずつ風間のことがわかっていく、
    話に共通しているのは、生徒たちをまっすぐに導いていく教官であること
    時に厳しく、きついけれども、ぶち当たっていくことで強くなる生徒ばかりでした

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    2023年06月17日
  • 群青のタンデム

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    警察学校で優秀だった二人の男と女
    彼らのお話が連作短編で物語れる
    一部、いまいち結論が、ん?ってのがありましたが
    おおむね楽しむことはできました
    短編の名手として人気の著者ならではかと

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    2023年05月12日
  • 傍聞き

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    まさに“現場”で戦う人間のドラマという作品で、どの話もボリューム感とストーリーの重量感が程良かった。ただどのエピソードも同じ世界観の短編集だったため、4つのエピソードを通しての伏線回収を期待しながら読んでしまったのは失敗だった。
    「迷走」が1番好きだった。★5。
    最後の「迷い箱」は伏線の振りが丁寧すぎて話の半分あたりで真相が読めてしまい、もう少し雑にしても良かったのではと感じた。途中から、主人公の勘の悪さがなんだか作者の意図的な感じがしてモヤモヤしてしまった。

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    2023年05月08日