長岡弘樹のレビュー一覧

  • 赤い刻印

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    4つの短編。表題の『赤い刻印』はドラマ化されたとあり帯の賀来千香子がちらつきながら読んだ。巻末の解説にもあるようにどんな内容か読み始めてからもなかなか先が見えない。いじめや介護のような時事問題も絡めて読者の興味を惹きつけることも忘れていない。

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    2023年07月31日
  • 白衣の嘘

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    サクっと読めましたが少々退屈してしまった
    面白いことは面白いが、わかりやすい伏線を回収しました感が拭えない

    病院モノは面白いのが多いのでハードルが上がっってしまったかもしれない
    教場くらいクセが強かったら良かったなあ

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    2023年07月17日
  • 教場

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    ドラマをみてきっと原作のほうがおもしろいんだろうなとおもい読んでみたが、ドラマの再現度がすごいのか、先にドラマをみたからかわからないが、ほとんどおなじだった

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    2023年07月14日
  • 幕間のモノローグ

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    別の本の最後にある紹介ページで見つけた本で、なんとなしに読んでみたけど、長編だと勝手に思い込んで読んでたのでしっくりこなかった。短編集だと理解して読めば、一編一編は面白かった。連作短編集というには分かりにくい気もしたけど。

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    2023年07月08日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    「教場」シリーズの5冊目。
    物語の時系列的に言うと「教場0」と「教場」の間となり、右目が義眼となった後にも続く“風間道場”での6つのお話。

    もはやキムタクの顔を思い浮かべることなく読むことが出来ず、ドラマのほうはやや低調みたいだが、こちらはまずまず面白く読むことが出来た。
    「教場0」の感想に『どのお話も風間が最初から全てお見通しのところがなんだが』と書いたがそこは相変わらず、捜査の進展も証拠が見つかるのもちょっとうまく行き過ぎというところはあるが、撒かれたネタの回収はフェアでそれぞれのお話は良く練られていたとは思う。
    最終話では、みたび平優羽子が登場したり十崎の存在が仄めかされ続けたりで、最

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    2023年06月18日
  • 教場2

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    少しずつ風間のことがわかっていく、
    話に共通しているのは、生徒たちをまっすぐに導いていく教官であること
    時に厳しく、きついけれども、ぶち当たっていくことで強くなる生徒ばかりでした

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    2023年06月17日
  • 教場

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    読んだけども、いいシーン!ってとこでブツっと終わって、次のシーンに移ってしまうため、物語に入り込みづらい。読みづらい。

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    2023年05月27日
  • 教場

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    警察学校の理不尽さの一端を知れる本
    登場人物が多く、人物像を覚えることが大変
    一話一話が短く纏まっており読みやすく、読む区切りをつけやすい作品

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    2023年05月23日
  • 群青のタンデム

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    警察学校で優秀だった二人の男と女
    彼らのお話が連作短編で物語れる
    一部、いまいち結論が、ん?ってのがありましたが
    おおむね楽しむことはできました
    短編の名手として人気の著者ならではかと

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    2023年05月12日
  • 傍聞き

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    まさに“現場”で戦う人間のドラマという作品で、どの話もボリューム感とストーリーの重量感が程良かった。ただどのエピソードも同じ世界観の短編集だったため、4つのエピソードを通しての伏線回収を期待しながら読んでしまったのは失敗だった。
    「迷走」が1番好きだった。★5。
    最後の「迷い箱」は伏線の振りが丁寧すぎて話の半分あたりで真相が読めてしまい、もう少し雑にしても良かったのではと感じた。途中から、主人公の勘の悪さがなんだか作者の意図的な感じがしてモヤモヤしてしまった。

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    2023年05月08日
  • 教場2

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     SPドラマとはだいぶ違った内容が多かった第2弾。前作よりマイルドだが、菱沼と枝元の話など好きな話も多い。いくら情報収集して観察力に長けていても、秦山の得意な体質まで見抜けるだろうか、と風間の超人ぶりに疑問。次作の0は警察学校から離れるっぽいので目先が変わって楽しめそう。

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    2023年04月20日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    月9ドラマになっていたので読んでみました。
    1.2をドラマでみていたため、風間刑事がキムタクに脳内変換してしまい『キムタク渋いな』って読んでました(*^_^*)
     
    感想は、風間刑事と相棒の右京さんを引きあわせてみたい!ですかね。

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    2023年04月18日
  • 傍聞き

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    今まで読んできた短編の中でもかなり面白い部類に入りました。
    最小限のページ数なのに伏線が綺麗に回収されまくっていて、読んでいて気持ちよかったです。

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    2023年04月17日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    警察学校教官になる前、刑事指導官・風間公親。
    新人刑事の指導にあたる風間。
    風間は新人刑事にヒントを与えるだけ。
    わからなければ、『交番勤務に戻るか』と。
    新人刑事が事件の謎をとき、犯人を追い詰めていく。

    厳しくも、常に新人刑事に寄り添う風間。

    『硝薬の裁き』娘を苦しめている相手を刑務所におくってやりたい。娘のアレルギーの原因は…

    『盲信の果て』不純物の一致で証明するカンニングの法則盲信は命取り。それくらいのことで…
    だろうなと…

    『橋上の残影』犯罪の現場での予想外のハプニング。そんなことある?被害者が…

    『孤独の胎衣』産まれたばかりの赤ちゃんに火傷痕が。そんなタイミングで…

    『闇

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    2023年04月17日
  • 猫はわかっている

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    「世界を取り戻す」雑誌編集者の九美が取材で行った動物病院で出会ったのは。
    「50万の猫と7センチ」野良猫ニャアとのドタバタ生活。
    この2つが一番好き。

    「猫とビデオテープ」十年ぶりに見た旧友の名に思い出がよみがえって。
    権田が「私」に渡したかった中身に笑ったー。美しいよし子こさん見てみたい。

    「幸せなシモベ」妊娠した姉から「王子様」ミャオを預かることに。
    人見知りで不愛想なのといじけて愛想がないのは別、という言葉にハっとなった。確かにそうだ。自分を偽らずに自分でいる。猫からの教え。

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    2023年03月30日
  • 風間教場

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    ネタバレ

    教場シリーズ初の長編ということでどのような展開になるのか読み進める。
    新任の校長から退校者を出した場合に風間も責任をとって辞めなければならない。警察官の適性を図るために篩をかけてきた風間がどのように相対するのか楽しみであった。
    蓋を開けてみれば、風間の信念を曲げることなく、全生徒を導いたのは見事であった。ここまでは淡々とストーリーが進んで来た印象だったが、最後の15ページで驚きの展開が待っていた。確かにすべてが伏線であり、この結末は予期していなかった。

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    2023年03月25日
  • 傍聞き

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    ミステリー短編4話
    どの話も最後はほっこりした気持ちで終われる
    イヤじゃないミステリー

    特に「傍聞き」は、短い話なのに、いくつも謎ポイントが出てきて、最後には全部すっきり回収される
    仕事人間の母とだいぶしっかりした娘のキャラクターとその2人の関係性も好き

    読みやすいのに軽すぎない
    暗い気持ちにもならない
    安心して読める一冊でした

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    2023年03月25日
  • 殺人者の白い檻

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    初読みの作家さんです。
    まことさんのレビューから読みたいと思い、順番待ちしていました。

    読み始めてすぐに引き込まれ、先へ先へと急ぎたくなるストーリー展開。
    脳外科医の尾木敦也と、妹で看護師の菜々穂は、同じ病院に勤務している。
    二人の距離感にちょっと戸惑いを感じたが、6年前に両親を失う事件があったので、同じ悲しみを持つ者同士なのでしょう。

    クモ膜下出血で運び込まれた患者は、冤罪を主張する死刑囚。
    執刀するのは、主人公の尾木敦也。
    手術後のリハビリ担当である理学療法士の村主と共に、無言のまま目をギラギラさせ、リハビリに打ち込む死刑囚。
    この様子はなんとも不気味で恐ろしい。

    読み進めるうちに次

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    2023年02月28日
  • 風間教場

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    「教場」シリーズの4冊目。で、にして初の長編。
    とは言え、37名の学生の内、名前が振られているのは5名だけで、話の作りはあまり変化なし。

    第102期短期過程の学生を迎える中、新任校長の久光から風間が命じられたのは「退校者ゼロ」の教場を作ることで、一人でも落伍者が出れば責任者の風間もクビだという。
    これまで警察官として見込みのない者を容赦なく篩にかけてきた風間だが、さあ、どうなる?というお話。

    洞察力に優れ数歩先を見据えて学生たちを導いていく姿はこれまで同様。授業や面談の場で次々と小ネタが披露され、それぞれが結構面白いのでサクサクと読める。
    が、あまり深みはなく、実は私が一番印象に残ったのは

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    2023年02月23日
  • 教場2

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    晴れて警察官人生の始まりとなるのか、はたまた終わりの始まりとなるのか・・・。
    不適正・不必要な人材は容赦なくふるい落としていく。警察学校その壮絶さたるや。
    風間教官の風貌はいつもキムタクを想像しながら読んでます(ドラマの影響)

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    2023年02月22日