長岡弘樹のレビュー一覧

  • 猫はわかっている

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    猫はわかってる
    私も猫のたいていの事はわかってる

    今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

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    2022年01月26日
  • 猫はわかっている

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    ネタバレ

    【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」
    猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

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    2022年01月17日
  • 傍聞き

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    期待して読んだせいか自分にはあまり合わない印象で終わった。特殊の職業を垣間見えたという点では面白かったけど想像力が必要で難しい描写もあった。

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    2022年01月14日
  • 猫はわかっている

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    猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる」人選はもっとあったんじゃないだろうか。

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    2022年01月07日
  • 幕間のモノローグ

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    教場の著者が描く、芸能界を舞台にした連作短篇ミステリー

    ベテラン俳優の彼、ある日突然、脳梗塞になり、復帰が危ぶまられていたが、マネージャーとともに無事復帰を果たす。何か違和感を感じつつ、周りは彼に接するが……

    芸能界で巻き起こるさまざまな事件やトラブルを、鮮やかに解決、彼にはどうして真実が見えたのか?

    経験に裏打ちされた根拠と、刑事の洞察力がタッグを組めば、次々に罪と罰が明るみに……

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    2022年01月04日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    教場シリーズ第三弾
    風間鬼教官誕生の秘密が明かされます
    事件の捜査を通して、新米刑事を教育指導していく短編6作からなります。

    ●第一話 仮面の軌跡
    一方的に別れを告げた交際相手から脅された女は、タクシーの中でその男を刺し殺す

    ●第二話 三枚の画廊の絵
    身元不明の死体、その背後にあったものとは

    ●第三話 ブロンズの墓穴
    いじめが原因で登校拒否になった子供の担任教師を恨んだ女は..
    ●第四話 第四の終章
    劇団仲間が自殺。その現場を目撃した隣室の男

    ●第五話 指輪のレクイエム
    認知症の妻の介護をしていた男は

    ●第六話 毒のある骸
    ここで、風間が隻眼となってしまう事件が起きます

    謎解きがメ

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    2022年01月01日
  • 幕間のモノローグ

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    芸能界で生きるものたちのさまざまな「業」がひしひしと伝わってくる。

    連作短編になっているので、頭を切り替えて読むのにちょっと疲れる感あり。

    現実…かと思われるさまざまな事件やトラブルの波に正直戸惑う。
    南雲は、いったい何者か⁇と感じさせる。
    俳優=心理学者なのか…。

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    2021年12月10日
  • 夏の終わりの時間割

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    自分が最初思っていたものとは違う景色が浮かんでくる短編集。一話一話は短いながらもしっかり作り込まれていて、所々にヒントも提示されているのにも関わらず、話の真の姿が現れてから感心する事が多かったです。『空目虫』『夏の終わりの時間割』が特に良かったです。

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    2021年10月30日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    教場シリーズ第3弾!
    といっても、今までより過去、前日譚になるんかな。
    風間さんが、現役バリバリの頃なんやけど、やっぱり見込みのある新人を教えてる。OJT形式で、その名も「風間道場」。
    ほんまは、風間さんも、道場の方が良かったんかもしれんな。あんな事がなければ…でも、教えながら、事件解決できるんか?
    それぞれの教え子毎の短編6作品。
    とにかく、自分で考えろ!って感じの教育。まぁ、義務教育ではないし、国民の命を守る仕事なんで、厳しいのは仕方ないか。
    別に、どの仕事でも、自分で考えない人とペアはしんどい〜
    風間さんは、厳しいけど、実は優しいんやろな。
    でも、最後のは、そんな冷静に…そんなことなって

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    2021年10月19日
  • 幕間のモノローグ

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    ネタバレ

    アクターズスクールの講師とその生徒たちの連作集。

    構成的には「教場」の舞台を変えた焼き直しと思います。
    いつものように薀蓄が鼻につく感じがありますが、面白く読みやすかったです。
    役者という職業を掘下げた内容を期待していたのですが、全体的には生徒がかかわる事件を扱っていて、軽い感じでした。
    その中でも、「汚れ役の歌」「白紙の応援歌」「ヘッドボイスの行方」は習作だと思います。

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    2021年10月13日
  • 猫はわかっている

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    ――

     猫にもいろいろ居るように。


     アリス目当てで珍しく猫短編集など読んでみたけれど(『猫は見ていた』に収録のエア・キャットを他で読んで気に入ったのもある)、猫好きにもいろいろ居ますなぁ。


     にしても短編というのはどうにも、良いところも悪いところもはっきり出ちゃうよね。いまいちかなぁと思っていた作家さんのはやはりいまいちだし、反対に思わぬ出会いもあったりで、まぁほんとに肌が合うかどうかなんだけど…
     そうねぇ。結局のところキャラクタ、或いは物語そのものにさえ、生命性を感じてしまうタイプなのよね。極端に云うなら作家の仕事は、生まれてきた物語を伸びやかに世に放ってあげるブリーダー的なも

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    2021年10月10日
  • 幕間のモノローグ

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    俳優養成所を舞台にした8編からなる連作短編集。
    ベテラン俳優でもあり、養成所の講師も勤める南雲草介が養成所で出会った若手俳優たちの身近な謎を解決していく。
    他の方のレビューにもあるように、完全に「教場」の俳優版。
    しかし、南雲に風間のようなカリスマ性もなく、全編通して、中途半端な設定のような気がした。
    普段の短編がいつも秀逸なだけに、ちょっと残念。

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    2021年09月30日
  • 幕間のモノローグ

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    ネタバレ

    ベテラン俳優でアクターズスクールの講師も務める南雲草介と、元警察官という異色の経歴を持つマネージャー・友寄栄支のコンビが謎を解く、8章の連作短編集。


    カメラの前でいくつもの顔を演じるには、人間の生々しい感情の動きと、無意識に取る身体の動きを知って演技に活かす能力が必要なのだろう。
    マネージャーで元警察官の友寄が推理担当、謎解きの答えをアウトプットするのは表現に長けた南雲が担当というのも面白い。
    コンビ誕生のきっかけが脳梗塞で、高性能眼鏡を通して手がかりを得るというのは、ちと無理やりな気もするけれど…

    「殺陣の向こう側」「汚れ役の歌」「黒い代役」「白紙の応援歌」が良かった。

    『つながりま

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    2021年09月28日
  • 道具箱はささやく

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    これもフォローしてる方の推薦。教場のコワモテ風の長岡氏とは違い、ショートショートで色んな「長岡」を打ち出している。楽しく想像の世界で心を遊ばせてくれる。

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    2021年09月23日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    風間が警察学校で教官になる前の、刑事指導官としての様子が描かれています。
    一話一話が短いので、犯人の目処がつきやすいですが、風間の鋭さが強調されています。
    また、風間が義眼を使用するようになった理由も描かれているので、教場シリーズを読み進めたい人は必見です。

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    2021年08月25日
  • 教場2

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    面白かった
    教場第二弾
    6作からなる短編連作ミステリー
    第一弾はちょっといまいちでしたが、こっちはよかった。特に奉職はぐっと来ました。

    ■創傷
    医師から警察官に転職した桐沢を退校させようとした真相
    ■心眼
    備品の盗難の裏側に隠されていた理由
    ■罰則
    においは記憶に残る、記憶を呼び起こす
    ■敬慕
    容姿端麗の羽津希。引き立て役に選んだ友人は実は..
    ■机上
    殺人捜査の模擬実習で本当に生徒に伝えたかった事
    ■奉職
    美浦の過去、そして、風間が教員を続ける理由

    これで卒業してしまったので、続編はないのかな..

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    2021年08月21日
  • 白衣の嘘

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    ネタバレ

    *苦手な縫合の練習のため、シミュレーターに向かう内科医の副島。彼が担当した女性患者はある秘密を抱えていた(「最後の良薬」)。バレーボール日本代表の彩夏と、医者である姉の多佳子。2人は実家に向かう途中でトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。運転席に閉じ込められた妹に対して多佳子がとった意外な行動とは(「涙の成分比」)。医療の現場を舞台に描き出す、鮮やかな謎と予想外の結末。名手による傑作ミステリ集*

    一話一話が無駄なく引き締まった医療もの短編集。
    医療ものですが、そこまで重たくならず、どことなく清涼感の残る読後感。

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    2021年08月16日
  • 波形の声

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    短編集。「波形の声」、「宿敵」、「わけありの街」、「暗闇の蚊(モスキート)」、「黒白の暦」、「準備室」、「ハガニアの霧」の7編。

    どの作品にも謎があり、最後にはそれが解明されるのだけれど、謎自体よりもそこに至るまでのストーリーが面白いかな。

    「波形の声」と「黒白の暦」はトリックがこの辺だろうなと少しわかってしまいながら読んだけれど、それでも先が気になるので楽しんで読めた。
    「わけありの街」はあまりぴんと来なかった。なぜ日記が入ってくるのかよくわからなかったし。
    「黒白の暦」、動機の部分でちょっと現実味がないように思ったけどどうかな。当事者になったらそうしようって思うんだろうか。
    「ハガニア

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    2021年08月14日
  • 本格王2019

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    2021/07/28 08:10
    よく読んでたベスト本格ミステリーの2019年の文庫版なんだな。
    前のノベルズはもっと収録されてる本数が多かったから、面白いのに当たる可能性も高いし、逆に趣味に合わないものに会う確率も高いのだけれど、これは文庫版になって6篇だけになったから、さてどうかなと思ったが、とびきりのものはひとつもなかったけれど、5篇はそこそこ、ちびまんとジャンボという話だけ、ミステリとしては多分面白いのだろうけど、カメムシを食うだのゲロだの、読んでて気分悪くなる話だったので残念だった。
    中で1篇、時代劇のミステリがあるが、宮部みゆきも、まぁ、あれはミステリとは言わないのかもだが、書いて

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    2021年07月28日
  • 道具箱はささやく

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    ★2・8 昔に読んだ星新一のショートショートを思い出す。私の読解力では何度も読み返しが必要で疲れた。

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    2021年07月20日