長岡弘樹のレビュー一覧

  • 夏の終わりの時間割

    Posted by ブクログ

    犯罪はあるがミステリー小説というよりは人間ドラマを描いている。知的障害などハンデを抱えた人たちとその周りの人たちの思い込みの隙や違いをミステリ仕立てで書いた短編集。だがこのテンポの展開、書き方がちょっと私にはダメだったようだ。筋道の歩き方がなんとなく合わず、というのは短編だから?

    0
    2022年07月03日
  • 傍聞き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4編共に中々奥深い展開からなされている。最後に大きなどんでん返しはないものの序盤からのちょっとした引っかかりをしっかり回収してくれる展開はさすがだと思う。
    他の作品も読み進めて、もう少しこの作者の事を知っていきたいと思う。

    0
    2022年06月19日
  • にらみ

    Posted by ブクログ

    窃盗の常習犯・保原尚道が仮釈放中に保護司を殺害しようとして逮捕された。取り調べる片平成之は、以前、裁判で保原が供述を翻したりしないよう圧力をかけるべく“にらみ”をしていた。保原は自首しているのだが、片平は納得していない。保原は人を殺めようとするほどの悪人なのか――(表題作)。

    0
    2022年06月07日
  • 陽だまりの偽り

    Posted by ブクログ

    陽だまりの偽り…‥ 記憶が曖昧になりつつある老人と嫁の話。痴呆を隠そうとして、本当に引ったくりにあい、その事で、嫁と心の交流が始まる。
    淡い青のなかに……シングルマザーの葉子は素行の悪さが目立つ息子修児に手を焼いている。万引きで補導された修児を迎えに行った帰り道に人をひいてしまう。母をかばい、無免許の罪を被ろうとする修児と一旦はそれを受け入れながらも、母として思いとどまる。怪我人は実は泥棒だったが、事故を通じて、親子が立ち直る。
    プレイヤー……自殺か事故かで その後の役所内での立場が変わった。その真相は。
    写心……借金苦で、誘拐した子供の母親に、お金を渡すから、子供をそのまま育てて欲しいと頼ま

    0
    2022年06月01日
  • 陽だまりの偽り

    Posted by ブクログ

    デビュー作ということを知らずに読み進めたが、表題がテーマの短編集で日の当たるところから足を踏み外す人の心理に迫る描写はさすが。短編なので、いいところで終ってしまい、もっと内容を掘り下げて色々と知りたくなってしまった。写心が好きな作品かな。
    傍聞きも是非とも読みたい。

    0
    2022年05月02日
  • 教場2

    Posted by ブクログ

    特に最後の話が良かった。一度社会に出た再就職組?も出てくるが、それぞれ背景が違っていて面白い。特に大きな事件はなかったかな、前作の方が風間の鋭さが出ていた気もする。

    0
    2022年04月09日
  • 教場2

    Posted by ブクログ

    警察学校を舞台にした連作短編集、『教場』の続編。
    今回も、警察学校で起こるさまざまな問題が淡々とした筆致で描かれています。

    風間教官の強烈さが際立っていた前作とは少し異なり、今作は学生たちの描写に、より焦点が当たっていたように思います。
    警察学校は優秀な者を育てるところではなく、警察官になるにはふさわしくない者を篩い落とすところだという話が胸に重く残りました。

    0
    2022年04月07日
  • 傍聞き

    Posted by ブクログ

    どの作品も完成度の高いミステリー短編。表題作はもちろん、『迷走』も伏線回収の妙が光る。短編であるからこそ、全ての描写に無駄がない。サラッと読めるがそれ以上の満足感だった。

    0
    2022年04月02日
  • 猫はわかっている

    Posted by ブクログ

    借りた本。自分では絶対選ばなかった本。
    でも、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの話を読んで、ちょっと猫、おもしろい?と思った。
    今まで猫と全く接することがなかったけど、もう少し興味持ってみようかなと思うきっかけにはなったかな。

    0
    2022年02月15日
  • 幕間のモノローグ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    ベテラン俳優の南雲が、生徒、共演者、スタッフの中で起こる事件を解決する話。
    最後全てが繋がるのかとか考えて読んだが、肩透かしを食らった状態だった。でも、読みやすい。

    終始メガネに触れられていたが、答えが出せなかったのが悔しい。
    多様な役者仲間、監督と役者、役者とマネージャーなどの関係が興味深い。ミザンセヌ

    0
    2022年01月29日
  • 猫はわかっている

    Posted by ブクログ

    猫はわかってる
    私も猫のたいていの事はわかってる

    今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

    0
    2022年01月26日
  • 猫はわかっている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」
    猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

    0
    2022年01月17日
  • 傍聞き

    Posted by ブクログ

    期待して読んだせいか自分にはあまり合わない印象で終わった。特殊の職業を垣間見えたという点では面白かったけど想像力が必要で難しい描写もあった。

    0
    2022年01月14日
  • 猫はわかっている

    Posted by ブクログ

    猫モチーフのアンソロ。人と猫の繋がりみたいな話で、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの作品はああこれは猫経験が非常に豊富な作家さんだなと読んで解るが、別の作家の密室仕立ての話とガールズバーでブチ切れる話は猫を小道具に使い書いてみましただけ感が凄い。表題に近い「猫をわかってる」人選はもっとあったんじゃないだろうか。

    0
    2022年01月07日
  • 幕間のモノローグ

    Posted by ブクログ


    教場の著者が描く、芸能界を舞台にした連作短篇ミステリー

    ベテラン俳優の彼、ある日突然、脳梗塞になり、復帰が危ぶまられていたが、マネージャーとともに無事復帰を果たす。何か違和感を感じつつ、周りは彼に接するが……

    芸能界で巻き起こるさまざまな事件やトラブルを、鮮やかに解決、彼にはどうして真実が見えたのか?

    経験に裏打ちされた根拠と、刑事の洞察力がタッグを組めば、次々に罪と罰が明るみに……

    0
    2022年01月04日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

    Posted by ブクログ

    教場シリーズ第三弾
    風間鬼教官誕生の秘密が明かされます
    事件の捜査を通して、新米刑事を教育指導していく短編6作からなります。

    ●第一話 仮面の軌跡
    一方的に別れを告げた交際相手から脅された女は、タクシーの中でその男を刺し殺す

    ●第二話 三枚の画廊の絵
    身元不明の死体、その背後にあったものとは

    ●第三話 ブロンズの墓穴
    いじめが原因で登校拒否になった子供の担任教師を恨んだ女は..
    ●第四話 第四の終章
    劇団仲間が自殺。その現場を目撃した隣室の男

    ●第五話 指輪のレクイエム
    認知症の妻の介護をしていた男は

    ●第六話 毒のある骸
    ここで、風間が隻眼となってしまう事件が起きます

    謎解きがメ

    0
    2022年01月01日
  • 幕間のモノローグ

    Posted by ブクログ

    芸能界で生きるものたちのさまざまな「業」がひしひしと伝わってくる。

    連作短編になっているので、頭を切り替えて読むのにちょっと疲れる感あり。

    現実…かと思われるさまざまな事件やトラブルの波に正直戸惑う。
    南雲は、いったい何者か⁇と感じさせる。
    俳優=心理学者なのか…。

    0
    2021年12月10日
  • 夏の終わりの時間割

    Posted by ブクログ

    自分が最初思っていたものとは違う景色が浮かんでくる短編集。一話一話は短いながらもしっかり作り込まれていて、所々にヒントも提示されているのにも関わらず、話の真の姿が現れてから感心する事が多かったです。『空目虫』『夏の終わりの時間割』が特に良かったです。

    0
    2021年10月30日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

    Posted by ブクログ

    教場シリーズ第3弾!
    といっても、今までより過去、前日譚になるんかな。
    風間さんが、現役バリバリの頃なんやけど、やっぱり見込みのある新人を教えてる。OJT形式で、その名も「風間道場」。
    ほんまは、風間さんも、道場の方が良かったんかもしれんな。あんな事がなければ…でも、教えながら、事件解決できるんか?
    それぞれの教え子毎の短編6作品。
    とにかく、自分で考えろ!って感じの教育。まぁ、義務教育ではないし、国民の命を守る仕事なんで、厳しいのは仕方ないか。
    別に、どの仕事でも、自分で考えない人とペアはしんどい〜
    風間さんは、厳しいけど、実は優しいんやろな。
    でも、最後のは、そんな冷静に…そんなことなって

    0
    2021年10月19日
  • 幕間のモノローグ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アクターズスクールの講師とその生徒たちの連作集。

    構成的には「教場」の舞台を変えた焼き直しと思います。
    いつものように薀蓄が鼻につく感じがありますが、面白く読みやすかったです。
    役者という職業を掘下げた内容を期待していたのですが、全体的には生徒がかかわる事件を扱っていて、軽い感じでした。
    その中でも、「汚れ役の歌」「白紙の応援歌」「ヘッドボイスの行方」は習作だと思います。

    0
    2021年10月13日