長岡弘樹のレビュー一覧

  • Jミステリー2023~FALL~

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    CL 2024.4.19-2024.4.20
    全編書下ろしのアンソロジー。
    太田愛さん狙いで。やっぱり太田愛さんはいいなー他の社会派長編とは雰囲気が違うけど、読み応えのある一編だった。
    他は、スプリット、最後のひと仕事がよかった。

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    2024年04月20日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    風間が警察学校に異動になる前の殺人事件の短編集。

    被害者は殺されるのも天罰、と思える程の悪人ばかりで、思わず犯人に同情してしまう。
    しかしながら、風間にはそういった雑念は皆無で理路整然と後輩警察官を事件解決へと導いていく。

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    2024年03月31日
  • 球形の囁き

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    これはシリーズ物の3冊目らしい。

    ほかの2冊は面白く読んだのだが、
    こちらは少しトリックが「ほんとかな?」と思うようなもので、もしこれらが本当に実現できるものなら凄い着眼点と感嘆するのだろうが、いかんせん理科的知識が足りず、懐疑的になってしまった。

    また、ミステリーあるあるだが、身の回りに犯罪起こり過ぎ、犯罪者居すぎ。

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    2024年03月21日
  • 教場

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    警察学校って生徒40人程度なんだー。
    教官ってこんなに意地悪なんだー。
    生徒同士もこんなにギクシャク仲悪いんだー。
    小説だからこれが全部現実ではないんだろうけど、近からず遠からずなんだとしたら、あまりにも殺伐とした環境であることにショック。
    警察官ってもっと市民のヒーローであってほしい。憧れの存在であってほしいし、憧れて警察学校に入学して欲しい。憧れて何が悪いんだろ。「憧れて入学したやつは今すぐ退学しろ」って身も蓋もないなー。

    小説の話の展開としては、登場人物や場面がコロコロ変わるから、誰のどんな話に変わったのかついていくのが大変。
    帯に「全てが伏線」ってあるけど、そんなに伏線あったかなー。

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    2024年03月12日
  • 傍聞き

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    ネタバレ

    短編はどの話もサクサク読めた。
    ただ読んでいて、場面が切り替わる時がよく意味がわからないところがいくつかあり、何度か読み返した。
    本の題名にもなってる「傍聞き」は内容も面白かった。
    また本当にそれで終わったのかというゾクゾク感も残る。

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    2024年03月10日
  • 球形の囁き

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    非常に読みやすい。母と娘はまともな人物なのでストレスなく読める。
    しかし作中の流れが早すぎるので寂しくも感じる。
    特に面白かったのは「路地裏の菜園」。

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    2024年03月05日
  • 赤い刻印

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    短編が四つ。
    ・赤い刻印
    ・秘薬
    ・サンクスレター
    ・手に手を

    どれも味わい深い作品です。
    表題の『赤い刻印』は、そこに伏線があったか〜と感心しました。

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    2024年02月23日
  • 球形の囁き

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    ネタバレ

    緑色の暗室
    球形の囁き
    路地裏の菜園
    落ちた焦点
    黄昏の筋読み

    啓子と菜月母子の短編5つ
    うーむ
    「緋色の残像」でも思ったけど
    2人の周りで事件起こりすぎやろ

    なんだろなぁ
    作者が理系の知識を披露したくて
    無理やり小説にしよんやなかろか?
    と思ってしまう

    心理描写も少ないから
    余計にそう思うかなぁ

    普通周りでこんだけ事件起きたら
    メンタルもたんやろう…
    菜月が色々かわいそすぎるやろ

    コナンと思って読めばいいのか?

    「教場」に引き続き
    ドラマ化狙ってるんかなぁ…

    面白くないわけじゃないけど
    なんだか残念な気分
    記憶にも残らない気がする

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    2024年02月13日
  • 球形の囁き

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    ネタバレ

    最終章では啓子が退官、菜月は社会人で一児の母になっていました。
    (菜月の成長、早っ)
    となるとこのシリーズももう終わりでしょうか。
    惜しいですがダラダラ続くよりはいいのかな。

    過去作同様、啓子と菜月の鋭い推理力にテンポ良く話は進んでいきます。
    「球形の囁き」では、理系が苦手な人間としては冒頭の音の説明も「へ~(棒読み)」だったので、真相についてもあまり深くは納得できなかったですが。

    啓子を恨んでいたグループはその後どうなったのか、美樹本は刑事を辞めて菜月とは結婚したのか、その辺りが触れられてなかったのは残念でした。

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    2024年02月08日
  • 球形の囁き

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    ネタバレ

    【収録作品】緑色の暗室/球形の囁き/路地裏の菜園/落ちた焦点/黄昏の筋読み

    シングルマザーの刑事・羽角啓子と一人娘の菜月が主人公の連作短編集第2弾。
    菜月は高校生から大学生、社会人と成長していく。

    「緑色の暗室」「球形の囁き」は、理系の知識がポイントとなっていて、ついていけるか不安になったが、杞憂だった。
    いずれも身近に犯人がいて、解決してもやるせないものが残る。

    菜月のメンタルは強いというのか鈍いというのか、何かが欠けているような気がする…… 菜月視点の話はあるものの、心情にはあまり触れられていないので共感しづらかった。

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    2024年02月13日
  • 教場

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    警察学校の話しではあるが、面白いような面白くないような…微妙な流れが続く。
    なんというか、人間の陰湿な嫌な面が全面に表現され、警察官=清廉潔白 のような私個人の勝手な先入観と矛盾していたからなのか?

    風間教官のなんとも言えない不気味な存在感もまたしても微妙。

    最後の結末が無かったら後味の悪いままに終わってしまったと思うが、全体の陰鬱な雰囲気を一気に吹き飛ばしてしまう爽快感を最後には感じだ。
    だから、次も読んでみる!

    もしや、作者の術中にハマっているのかな!?

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    2024年01月30日
  • 幕間のモノローグ

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    ベテラン俳優南雲草介が、ドラマや俳優学校で起こる事件に挑む。
    …と書くとミステリな感じだけど、どっちかというと人情もの的な内容が強めかも。連作短編集ではあるけど、結構独立した話のイメージ。
    俳優になるのは大変なんだな…

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    2024年01月23日
  • 血縁

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    「血縁」ということからもわかる家族をテーマにした短編集。
    ちょっとした部分に巧妙な細工がある感じがする。
    家族にも親子、兄弟、姉妹…色々ある。
    そして、それに関わる様々な事象。
    血縁関係であるからこその付き合いの難しさがある。
    家族だから…家族なのに…それぞれの色々な立場で感じ方は違ってくるかもしれない。

    2024.1.18

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    2024年01月21日
  • 球形の囁き

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    母娘の推理が痛快ですね。

    前作では中学生の娘が、高校、大学生、社会人、そして新たな生活をスタートすることに。

    理系脳を有する新聞記者、少し毛色が異なるが、母親譲りの推理を交わす。迷宮入りになりそうな事件をいとも簡単に解き明かす様は、読んでいてスッキリしますね。
    只者ではない、母娘が次に挑む事件は…

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    2024年01月12日
  • 教場

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    木村拓哉さんのイメージ強すぎ(笑)
    警察学校ってこんな感じなん?と新鮮な感想。
    でも実際にこんなスーパー講師はおらんやろ。

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    2023年12月29日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    どの話も事件解決に迫るのアプローチがそれぞれ違って面白かった。

    なかでも情に訴えた「指輪のレクイエム」が好き。

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    2023年11月24日
  • 球形の囁き

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    『傍聞き』『緋色の残響』に続く第三弾。

    刑事の仕事に真摯に取り組むシングルマザーの啓子、
    新聞記者を目指してひたむきに努力する娘の菜月。

    善良で誠実な羽角母娘が互いに協力し合い、
    日々丁寧に生活しながら歩む成長と人生の記録。

    娘の菜月が小学生から中学生になり、
    高校を経て大学、社会人になっていく過程で
    次第に変わっていく母娘の関係性は読んでいて
    微笑ましくいですし、お互いに刺激しあって
    絡まった糸を解し、事件を解決の糸口を見つけ
    ていく様子も痛快です。

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    2023年11月15日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    とびきり面白いと思える作品はなかったけど、
    【名探偵名前が適当】は面白かった。
    毎年春と秋に出るこの本、色々楽しめておすすめ

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    2023年11月15日
  • 緋色の残響

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    いやー面白かった
    探偵と刑事の組み合わせはよくあるが
    それにプラスして母と娘のコンビは
    相性が良かった
    娘の些細な言動と行動が物語を少しずつ
    動かす感じが最高だった
    続編を早く見たい

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    2023年11月12日
  • 教場2

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    ネタバレ

    今回も警察学校が舞台で、連作になっているので読みやすく、あっという間に読み終えた。

    ドラマでの印象が強かった、坂根と堂本のエピソード、原作では堂本は男だったのか!という驚き。これはこれで良い。

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    2023年11月09日