長岡弘樹のレビュー一覧

  • 猫ミス!
    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)
  • 血縁
    「オンブタイ」を読み終えた瞬間、真っ暗な画面の右下に「世にも奇妙な物語」のロゴが浮かぶテレビが見えた気がしたんだ…
  • 白衣の嘘
    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    苦手な縫合の練習のため、シミュレーターに向かう内科医の副島。彼が担当した女性患者はある秘密を抱えていた(「最後の良薬」)。バレーボール日本代表の彩夏と、医者である姉の多佳子。2人は実家に向かう途中でトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。運転席に閉じ込めら...続きを読む
  • 道具箱はささやく
    仕事の休憩時間に気分転換読み。ささやかでちょっと物足りなくもあり、難しいひねりも無い分、読後に「もう少し」と読み進めてあっという間に終わった。
  • 道具箱はささやく
    緻密な伏線、鮮やかな切れ味、驚きと余韻の残る結末…。短編の名手が挑む、原稿用紙たった20枚の世界。ミステリーの醍醐味が味わい尽くせる全18編を収録する

    短編ではなくいわゆる掌編集。これだけ短い話の中にきちんと意外なオチをつけるのだから大したものだと思う。通勤電車で読む身にとっては便利な本だった。
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  • 赤い刻印
    期待通りの短編集

    とにかく見事としか言いようがないオチに感心する。既読が多いんだけれど、何度読んでも良いかも。忘れているからね。情けないけど。
  • 道具箱はささやく
    ショートショートに近いミステリー短編集

    ・声探偵
    ・リバーシブルな秋休み
    ・苦い厨房
    ・風水の紅
    ・ヴィリプラカの微笑
    ・仮面の視線
    ・戦争ごっこ
    ・曇った観覧車
    ・不義の旋律
    ・意中の交差点
    ・色褪せたムンテラ
    ・遠くて近い森
    ・虚飾の闇
    ・レコーディング・ダイエット
    ・父の川
    ・ある冬のジョー...続きを読む
  • 道具箱はささやく
    どんでん返しの短編の名手が更に短い話を18編描いた超短編集。なるほどと思うものもあればちょっと都合がいいかなぁと思うものもあったが全体的には楽しんで読めた。ただ、短いせいもあって多少インパクトには欠けたかも。たまに出てくる南谷刑事はシリーズ化するのだろうか。
  • 道具箱はささやく
    20ページに満たないほどの短編集。チークのおまじないや裏返された服の謎、ジョークが通じない後輩など。いい話っぽいのもあり、後味悪げなのもあり、各種取り揃えてはいるが全体的に物足りないというか、このページ数で捻り過ぎでは?という印象。あとなんかポジティブ変換されてますけど、それよく考えたら後味悪い系で...続きを読む
  • 道具箱はささやく
    【収録作品】声探偵/リバーシブルな秋休み/苦い厨房/風水の紅/ヴィリプラカの微笑/仮面の視線/戦争ごっこ/曇った観覧車/不義の旋律/意中の交差点/色褪せたムンテラ/遠くて近い森/虚飾の闇/レコーディング・ダイエット/父の川/ある冬のジョーク/嫉妬のストラテジー/狩人の日曜日
  • 道具箱はささやく
    ミステリーの星新一

     ミステリーのショートショート。抜群の切れ味とアップテンポな展開が小気味よい。18編だから、細切れ時間活用にと思ったのだが、どうしても一気読みしてしまう麻薬的誘惑が危険な作品だった。
  • 道具箱はささやく
    短篇ミステリーというよりは、気の利いたショートショートという印象の、原稿用紙20枚ほどの作品が18編。
    どれもが小技とひねりが効いた長岡さんらしい作品で、結末は想像できるもの、そうきたかとニヤリとしてしまうもの、ブラックなもの、胸にじんわりくるものとバラエティに富んでいて、うまいな~と思わせる。
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  • 道具箱はささやく
    一遍十数ページ、18編のミステリーを収録。枯渇することを知らない泉のように湧き出るそのアイデアには脱帽。読者として、アイデアが惜しみなく短い短編に注ぎ込まれるのでもったいない感も。さらっと読めてどんでん返しも楽しめる。多少無理のある展開も目をつぶれる。
  • 線の波紋
    表紙の絵が球体人形の女の子なので、ちょっと気味が悪く、怖い物語なのかなと不安な気持ちで読み始めたが、優しい気持ちになる物語でした。誘拐事件や殺人事件も起きるので平和な物語とは言えないのだが、親と子の思いやりだったり、夫婦の絆だったり人と人との繋がりの物語でした。
  • 道具箱はささやく
    18編の短編集。
    短編のミステリーを書かせたら、今一番上手い作家さんだと思うが、今回収められている18編は全て原稿用紙20枚程度。その短さの中に様々なミステリーが完璧に収まっており、本当に「凄い!」としか言いようがない。
    タイトルの「道具箱」はこの本自体のことを示しているのだと、納得の一冊。
  • 陽だまりの偽り
    日常生活の中で、心の弱い部分に触れる短編ミステリー。
    人間の弱さ、ぬくもり、保身、欲望、誰も身に覚えのある心情をたくみに描き出した5編となっています。

    ■陽だまりの偽り
    物忘れが多くなってきた老人が、嫁から預かったお金を紛失。どこで紛失したのか?
    保身のために彼が付いた嘘
    そして明らかになる真実
    ...続きを読む
  • 線の波紋
    ん〜複雑に絡み合いすぎて解りずらい感じでした。渡さんはなんであんな男を好きになってしまったのかなぁ。
    ただ、『線の波紋』という題名には納得です。
  • 猫ミス!
    バラエティ豊かな執筆陣による、ネコをめぐるアンソロジー。新井素子「黒猫ナイトの冒険」、秋吉理香子「呪い」など物語全7編と、そにしけんじのマンガを収録。

    ねこ絡みの短編集。恒川光太郎、長岡弘樹の作品は作者らしさが出ていた。他の作品はテイストがやや甘過ぎるものなどもあったけれども、総じてそこそこ楽しめ...続きを読む
  • 猫ミス!
    猫目線、人目線といろんなジャンルの作品が収められてて、楽しめました。個人的には最後の漫画にほっこり(^^)。
  • 教場0 ~刑事指導官・風間公親~ お試し特別版

    教場0

    ストーリーを読んでとても読みたい本の一冊です。
    今は他の本を読んでいるので必ず読みます。