ミステリに分類したが、人は死なない系なので正直ここに分類していいのか迷う。
ただ、小さなミスリードによって、ラストに小さな驚きのようなものを毎回与えてくれる作者だという認識でいる。
長岡弘樹の本は『傍聞き』から入ったが、こちらも同じテイストであった。
日常の中の人々のちょっとの不思議を描いている。
...続きを読む個人的には表題作である『陽だまりの偽り』の本当に温かい雰囲気が好きだった。
大きな驚きなどは期待しない方がいいが、ちょっとした時間に開きたくなる作品だと思う。
個人的には好きな作風のため、他にも読んでみたい。