長岡弘樹のレビュー一覧

  • 傍聞き

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    救急隊員、刑事、消防士、更生施設長。身近ではないが、いつも世の中を静かに支えてくれている人たち。そんな人たちも帰れば子供と喧嘩ぐらいするし、恋もする。失敗することだってある。理不尽なことで傷付いたりも。悩みや辛さ、苦しさはそれぞれでも、仕事に家族に真っ直ぐ向き合う姿がかっこいい。誰かの心の支えとなっている4人が羨ましくもある。

    自分の職業に誇りを持つって案外難しかったりする。私もいつ辞めようと思いながら毎日出勤している。大多数の人がそんな風に淡々と日々を乗り越えてるのではないかとも思う。でも、何かもう少し自分に出来ることがないか探してみたくなった。嫌なことがあっても、大きな失敗をしても、筋が

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    2021年07月16日
  • 教場 1

    匿名

    無料版購入済み

    ドラマの時と同じような緊張感のある漫画。
    試し読みだけじゃ物足りないし、続きが見たいってなります。風間の迫力も良い!

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    2022年09月30日
  • 風間教場

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    個人的には
    教場シリーズで1番のヒットだった。
    過去の作品と違い長編。短編ではないが引き込まれてスラスラと読み切った。

    今までの「不要な学生を切り捨てる」からスタンスが変わり、「必要な学生を辞めさせない」。伸びる素質がある学生をいかに気が付かせ残すか。新任の校長の提案から方向性が大きく変わりました。

    ●風間が唯一怖いもの。
    ●風間が庭いじりが好きな理由を校長が予想する場面。「庭師は未来に生きるそうだ」

    この二つが個人的にはとても良かった。

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    2021年06月12日
  • 風間教場

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    ドラマとはまた違った展開で楽しめた。警察学校の生徒を篩にかけて、向いてない生徒は次々にやめていってもらうっていう形をとっていたのに、今回はひとりもやめさせないっていう校長からの命令。
    魅力だった風間公親の得体のしれなさが減ってるのが、残念なところもあった。時の経過とともに変わっていくところもあるから仕方ないのかな。それでもおもしろい。

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    2021年05月30日
  • 風間教場

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    第百二期短期課程の仮入校を控える警察学校で、新任の久光校長が風間公親教官に命じたのは「退校者ゼロ」の教場作りだった。落伍者が出れば、責任者の風間もクビだと言う。刑事指導官時代に現場を共にした平優羽子を助教に、第九十八期の卒業生・宮坂定を現役警察官兼生徒の世話係に迎え、緊迫の新学期が始まった。風間教場では、備品の紛失、生徒の妊娠発覚など問題が頻発する。厳しい指導で生徒を篩にかけ、警察官の資質がないと判断するや即刻はじき出してきた鬼教官の、新たなミッション達成なるか!?

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    2021年05月29日
  • 幕間のモノローグ

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    長岡弘樹の最新作は、風間教場を彷彿とさせる俳優の卵を教える謎多き俳優南雲を主人公に教え子のサイドストーリーの短編8編という内容でした。
    さすがの人間模様を赤裸々に映し出す描写が、どの短編でもいかんなく発揮されており、鋭い洞察力で真相を見抜いていく南雲の姿がなかなか面白かったです!

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    2021年04月26日
  • 幕間のモノローグ

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    ネタバレ

     毎回着眼点に唸らされる、長岡弘樹さんの短編ミステリ。今回の探偵役の職業は、ベテラン俳優。長岡作品としてはひねりがない気もしないでもないが、内容はやはり長岡流ミステリであった。

     スクリプターを探偵役に据えた前作『つながりません スクリプター事件File』と、空気感は似ている。どちらも映像業界を描いているのだから、当然といえば当然だが、裏方と役者で立場が違えば、違う風景が見えてくる。俳優もまた、スクリプターとは違う意味で、観察力が必要な職業ではあるだろう。

     前作同様、トラブルが多い現場ばかりで苦笑するが、ミステリ性は薄いだろうか。本作収録の各編に、明確な解決編はない。探偵役たるベテラン俳

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    2021年03月29日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    教場シリーズの前日譚。
    こういったシリーズではしょうがないのかもしれないが、風間の解決能力が超人的なレベルになっている。
    事件を一瞥して犯人がわかるというような。
    ワトソンが、何らかの理由で問題解決をできないホームズの示唆を得て、事件を解決するという体裁は面白いが、三作目となると中々新鮮味という意味では苦しくなる。

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    2021年03月28日
  • にらみ

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    表題のにらみも含め、おもしろかった。 好き嫌いはありそうだし、読みにくいと感じる人もいるかもしれないが、個人的には好み。 一度目はトリックを楽しみ、二度目は映像を想像しながら読んだ。 長編作品も読んでみたい。

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    2021年03月17日
  • 風間教場

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    前作では警察学校=篩だったのに、この本では教場から退学を出さないという使命に風間教官が立ち向かう。
    それはそれで良かった。
    色々なところに伏線があり、登場人物も行ったり来たりしつつそれぞれにストーリーがあり進行していくので、ちょこちょこ読みでは魅力半減かも。
    風間と平助教のやり取りも良かったが、この二人の過去も気になるところ。

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    2021年03月06日
  • にらみ

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    餞別/遺品の迷い/実況中継/白秋の道標/
    雑草/にらみ/百万に一つの崖

    七つの短編
    全く違う世界、視点、設定、色 ……

    ごちそうさまでした

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    2021年02月20日
  • 教場2

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    「教場」が面白かったので、前作に続きこちらも読んだ。
    最初に読んだほどの新鮮さと衝撃はないけど、こちらも面白かった。
    短編だが繋がりがあり、同じ人物があちこちで登場するので半年間の成長ぶりが感じられる。
    風間のように、人間の本質を見抜く人物がいたら…怖いだろうな。
    でもそういう人こそ警察官には向いているんだろう。
    シリーズの他の作品も読みたい。

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    2021年02月17日
  • 風間教場

    購入済み

    良かった!

    風間教官がだんだん優しく人間味が出て来たな…と思いながら読み進めましたが、ラストで納得。
    ホロリとしました。

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    2021年02月15日
  • 教場2

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    教場第2弾。
    構成は、前作と変わらず、警察学校のある期の学生さん達の卒業までを描く。
    「ごくせん」とか「飛び出せ青春」(古る!)とか学園ものの警察学校版になる?そんなにキラキラしてないけど。
    やっぱり、ミステリーではない気がする。まぁ、面白いからええけど。
    第六話 奉職なんか、グッときたもん。
    風間さん、ええ感じ!
    こんな教官なら、殴られても良いわ!(Mか!笑)

    追伸:
    一度、社会に出てから、再度、警察に転職って多いの?イメージ的には、学校卒業してすぐにってのがあったんやけど。

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    2021年01月26日
  • 教場2

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    前作以来約7年振りに読んだが、2020年、2021年とキムタク主演のドラマを見てたので、そんなに久々って感じはなかった。詳細は覚えてないが、前作の話より陰湿な話が少なくてこっちの方が良かった感じ。相変わらず読み易い。テレビドラマの2とはリンクせず、何作からドラマの1で取り上げられた話だった。いずれにせよ、良作

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    2021年01月20日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    風間道場と呼ばれる風間教官の刑事ストーリー!
    短編集なので読みやすい。
    一瞬で読めた。
    それにしても、風間教官は頭脳明晰過ぎる!
    新人警官の人脈も繋がりがあって面白かった!

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    2021年01月15日
  • 教場 お試し特別版

    購入済み

    放送視ました。

    警察官の教育も難しいと、思いました。

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    2021年01月14日
  • 風間教場

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    短期課程の新入生、新任の校長。命じられたのは退校者ゼロ
    、達成できなければクビ。って適性が無くても警官にしろってこと?う~~ん、それってどうなんでしょうか?
    と思っていたら終盤に…… なるほどでした。

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    2021年01月11日
  • 風間教場

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    先日1月3日、4日フジテレビで放送された
    内容とかなり被っていましたが
    少し放送された脚本と違うところもあり
    TVを観た後でも十分楽しめる一冊でした。

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    2021年01月11日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    ドラマ化続編も話題の警察小説短編集、久々の長岡弘樹。
    警察学校の鬼教官となる前、刑事指導官時代の風間公親と、鬼指導官に新米刑事の活躍を連作短編の形で描いています。
    風間がちょっとホームズ感があり過ぎて・・・ですが、それを差し引いても楽しめる作品でした。ドラマ続編放送前に、次作まで読みたいと思います。

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    2020年12月23日