長岡弘樹のレビュー一覧
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第一声
「風間教官!何か丸なったんちゃう???」
構成が、1、2とは違うな。
前は、一人一人の生徒を短編でやってたけど、今回はそんな感じにはなってない。長編です!
校長先生は、いけずな奴…全員卒業させよ!あかん場合は、風間教官も辞めよ!と。
そんなん引き受けんでも良いのに…
毎年、何人も辞めてんのに…
この学校が向き不向きを判断する最後の場所やのに…
不向きな人が警察官やると死に直結するのに…
縦社会の警察組織がそうさせるのか、風間教官が、丸くなったのか…一応、校長先生の意向を呑んだ感じなんかな?
ゼロミッションが、成功しようとしまいと、あまり賛同はせんな。
とは言え、生徒、教官の深い -
Posted by ブクログ
長岡弘樹『夏の終わりの時間割』講談社文庫。
6編収録のミステリー短編集。『救済 SAVE』の改題作というだけに、困難に直面した様々な境遇の人びとへの“救い”をテーマにした短編が並ぶ。
長岡弘樹の短編ミステリーは余り多く詳細を描かない割りには、状況が急展開するケースが多い。そのため、読者にしてみれば置いてけ堀を食った感じになり、もう一度前半を読み返して、初めて納得する場合が多くなる。本作の場合は、割りとしっかりした伏線があり、理解出来ないのはそれを見逃した読者側に否があるということになるだろう。そう言う自分も、何度も伏線を見逃して、読み返しているので余り大きなことは言えない。
『三色の貌』 -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎回着眼点に唸らされる、長岡弘樹さんの短編ミステリ。今回の探偵役の職業は、ベテラン俳優。長岡作品としてはひねりがない気もしないでもないが、内容はやはり長岡流ミステリであった。
スクリプターを探偵役に据えた前作『つながりません スクリプター事件File』と、空気感は似ている。どちらも映像業界を描いているのだから、当然といえば当然だが、裏方と役者で立場が違えば、違う風景が見えてくる。俳優もまた、スクリプターとは違う意味で、観察力が必要な職業ではあるだろう。
前作同様、トラブルが多い現場ばかりで苦笑するが、ミステリ性は薄いだろうか。本作収録の各編に、明確な解決編はない。探偵役たるベテラン俳