長岡弘樹のレビュー一覧

  • 交番相談員 百目鬼巴

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    これはイヤミスの類に分類すべきなんだろうか。
    結末はどれも重い。
    さすがにFAXの件はそんな無茶なとは思ったけども。

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    2025年11月07日
  • 新・教場2

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    新シリーズの2作目。今回の風間もキレッキレで眼光鋭く真相を見抜く。風間の門下生1人ずつ計6名の講義や十崎逮捕の様子も興味深いし、学生たちが切磋琢磨する中で起こす事件や出来事の謎解きも相変わらず面白い。サイコパスの話は本気でぞっとする恐ろしさ。警察を目指していても勝てない誘惑や欲望もあったり人間関係に驚いたり。風間に見抜かれてみんな退所していくけど、本当にこんな人格なのか、半年間でこんなに辞めていくんだろうか…と疑問になる。事件や事故などの蘊蓄なども勉強になるしスパッと問題を解決してくれて今作も面白かった。

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    2025年10月25日
  • 新・教場2

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    さらっと読み終えたが、知らないことが色々学べて興味深かった。
    それにしても、風間の警察教官としての能力の高さが怖かった。
    また、警察官の不適格者が一定数いて、淘汰されてしまうのも前作と同じで、不気味さがあった。
    なんか全体的に暗いんですよね。
    その中で、第6話は風間の優しさも垣間見ることができて良かった。

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    2025年10月19日
  • 線の波紋

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    うーん、やっぱり長岡弘樹さんの物語は読みにくい。
    4編からなる短編連作ストーリ。
    最後、全部がつながり、あぁそうかとなる展開です。

    ■談合
    一人娘の真由が誘拐された母親の千賀。安否不明のまま役場の仕事に復帰しますが、担当の工事の請負業者の入札に先立ち、入札業者の電話を聞いてしまう。
    予定価格が漏れたのか?
    さらに、千賀のもとにかかってくる娘の安否に関する不審な電話。
    誰がかけてきているのか?

    うーん、そんな動機でそんあ不審な電話をかけてくるのかぁ?
    違和感あります。

    ■追悼
    誘拐事件から2か月後、町内の24歳の会社員が死体で発見。殺害されていたにも関わらず表情には笑み。
    なぜ?
    一番の容

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    2025年10月18日
  • 新・教場2

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    【収録作品】プロローグ/会意のトンネル/不作為の鏡/遺恨の経路/黒白の極性/犯意の影法師/金盞花の迷い/エピローグ

    各話に十崎を逮捕した、風間道場門下生たちによる特別講義が入る。

    「会意のトンネル」 文字遊びとトンネル現象。関係者の名前がかなり個性的なので、わかりやすい。特別講義は、隼田聖子。
    「不作為の鏡」 醜形恐怖症とサイコパス。講師は下津木崇人。
    「遺恨の経路」 薬物の摂取方法とアレルギー。講師は大里翔子。
    「黒白の極性」 ギャンブル依存症とひったくり。講師は中込兼児。
    「犯意の影法師」 犯意の推定と毒キノコ。講師は紙谷朋浩。
    「金盞花の迷い」 他人の夢と隠しごと。講師は平優羽子。

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    2025年10月08日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    東野圭吾を読み慣れているせいか、どうやら私の目が肥えすぎているらしい。
    ということで、全体的な評価は3ということで。

    堂上瞬一「手口」
    長岡弘樹「裏庭のある交番」
    今野 敏「ニンジャ」
    は、なかなかよかった。

    あ、6人中3人の作品がよかったってことで、星3なのか(笑)
    なるほど。

    ちなみに、堂上瞬一作品は以前に読んだことがあることも付記しておく。

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    2025年10月01日
  • 新・教場2

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    風間ワールド。毎回退校者でなくてもいいんじゃあ、、、ってくらいストーリーに去っていくものがセットになっている。短編ごとなので、結構な数の退校者が。これから十崎の妹へつながっていくのか?

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    2025年09月28日
  • 新・教場2

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    「会意のトンネル」
    「不作為の鏡」
    「遺恨の経路」
    「黒白の極性」
    「犯意の影法師」
    「金盞花の迷い」
    6話収録の連作短編集。

    本作でも刑事指導官・風間公親の存在感が際立つ。

    類いまれな鋭い洞察力と観察力で学生達の本質を見抜いていく。

    近頃、教師による盗撮のニュースが頻繁に取り沙汰されているが本作でも適材適所という言葉が真っ先に浮かんだ。

    警察官を目指す者とは思えない数々の行動に恐怖すら覚える。

    ひとり、またひとりと退校する学生達。
    彼等が警察官として世に出なくて良かったと心から思う。

    風間公親、恐るべし。
    だが必要不可欠な人間だ。

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    2025年09月25日
  • 波形の声

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    長岡先生の短編集。やや古いものだが、テーマが多岐に渡っていて、この作者はもしや理系?と驚かされる作品(表題の「波形の声」など)もあり、今回も一気読み。(実際は筑波大第一学群社会学類卒なので、文系?)
    まだまだ未読の作品もあるので、非常に楽しみ。

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    2025年09月23日
  • 新・教場2

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    ネタバレ

    教場シリーズ第7弾。

    対象の学生は警察学校第九十五期初任科短期課程。
    はじめての奇数期だと思います。
    風間にとっては2期目の教場ということになりますが、Xや0での風間道場出身者が特別講師となって自分の経験と十﨑逮捕について語るのがポイントですね。
    九十四、九十八、百、百二の期は既に描かれたので、残り4期分しかないというか4期分もあるというか・・・。
    十﨑の妹の謎も残っているので、まだまだ続きそうです。

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    2025年09月21日
  • 緋色の残響

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    刑事の母と中学生の娘の話だが、変にウェットな表現もなく、終始落ち着いたトーンでさらっと読みやすい
    が、ずいぶん治安の悪い学区だな、と冷静に思ってもしまう
    このトーンなら、殺人じゃなくて傷害くらいの方が現実味もあって合うかも

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    2025年09月17日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    読後感が重かった。定年退職した百目鬼 巴。定年退職後は交番相談員をしている。60代の名前とは真逆の、穏やかそうな印象。とはいえ、周りで殺人起こりまくっても、淡々と、真相に到着する。長年の友人が殺されても淡々と、感情の起伏が感じられず、何か怖さがある。

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    2025年09月16日
  • 新・教場2

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    これまでの教場シリーズに登場した風間道場の門下生がストーリーに華を添え、十崎に関して新たな展開を期待させる終わり方も気になります

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    2025年09月11日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    ネタバレ

    短編集なのでサクサク読めたのは満足!ただあんまりどれも刺さらなかった感じ。以外メモ。

    「私を見ないで」
    1話完結ミステリドラマのひとつな雰囲気。

    「微笑みに死す」
    少し不思議ストーリー。「時坂家の嫡男は微笑みながら息を引き取るという。」これは好きなタイプだった。

    「名もない男」
    喫茶店の店主と俳優。

    「死を招く蝶」
    タクシーの中で美女が語るミステリー。これも好きな感じ。

    「薬師川家のあやとり」
    相棒…!て感じ。こんな刑事はいねぇ!なんだけど、キャラが濃いのは面白かった。あとつよつよおばあちゃま。

    「廃墟で◯◯してみた」
    ミステリーというか人怖ホラーじゃないんですか…?ってなった。

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    2025年09月11日
  • 新・教場2

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    面白い小説ではあるのだが、教場シリーズも回を重ねた本作では、全てを見通す超然とし過ぎる風間の発言が教科書的に説教じみて少々鬱陶しかった。
    各章で必ず退校者が出る必要があるのだろうか?
    というような雑念も湧いてしまう説教尽くしの本でした。

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    2025年09月08日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    警察を定年退職し、OGとして非常勤の「交番相談員」として働く百目鬼巴が活躍する短編集。

    みなさんの評価が高い長岡さんの代表作『教場』を読んだことがなく、ドラマも見たことがないので、長岡さんの警察が舞台の作品とはどんなものかと思い手に取った。

    想像していたよりも単純であっさりしていて、ミステリー好きには物足りないと思う。どの短編も読み始めてすぐに先が何となくわかってしまう。ミステリー初心者には良いかもしれないけど。

    シリーズ化されそうだから、これから謎の多い百目鬼さんの過去が明らかになるのかな。でも、次作が出ても読むかどうか悩みそう。

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    2025年09月06日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    読みやすいけどちょっと物足りない。短編集ゆえに伏線があからさまなのが多いからかな。『冬の刻印』と『土中の座標』は意外で良かった。
    日常の謎が多いのかと思ったら、重い話ばっかりだった。フィクションだけど警察はこんなにやばい人ばっかりなのかと不安になる。

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    2025年08月29日
  • 巨鳥の影

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    ミステリ短編集。

    ミステリーなんだけど、ちょっとひねりが効いていて、読んだあと心がすっと冷たくなるような。

    読みやすくあっという間に読めた。

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    2025年08月23日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    【収録作品】
    「私を見ないで」 誉田哲也 …姫川玲子シリーズ
    「微笑みに死す」 三上延
    「名もない男」 長岡弘樹
    「死を招く蝶」 紺野天龍
    「薬師川家のあやとり」 青柳碧人
    「廃墟で○○してみた」 織守きょうや

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    2025年08月23日
  • 交番相談員 百目鬼巴

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    百目鬼さんという交番相談員が事件を解決する短編がまとめられた一冊です。何気ない日常の一部に、犯人を見つける手がかりが隠されていて、推理の答え合わせをしながら読み進められるのが面白いです。よく読めば伏線だらけなので、きっと読みながら犯人を言い当てられるはず。

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    2025年08月15日