長岡弘樹のレビュー一覧

  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    刑事指導官時代の風間公親
    刑事になって間もない警察官に、事件の主要な部分を任せる手法は風間道場と呼ばれる。

    犯人も、学生、妊婦、元大学教授など多岐にわたる。全てに共通するのは風間が右目を失う原因になった千枚通しによる無差別犯による犯行。これが次回作への伏線の予感。
    最終話で風間と優羽子が飲みにいく場面がありますが、厳しい風間からは想像できない。ただ、風間の優羽子へのもう教えることはないという言葉は、何だか寂しくもあり。

    なんとなく、風間=キムタクのイメージ。
    4月からのドラマも見るのだろうなと思います。

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    2023年01月11日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    シリーズ5冊目。時系列でいうと2番目。うまくパズルが完成した。
    新しいシリーズも出るみたいで楽しみ。2023年4月からのドラマも楽しみ。

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    2023年01月09日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    ネタバレ

    風間さんがいれば、
    未解決事件などなくなるのではと
    思わせるぐらいの万能さ。

    ただし、完全な通り魔的な犯行は、
    難しいのかな?



    本書から、警察学校編に
    繋がっていくんですね。

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    2022年12月18日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    最初に犯人が明かされている状態で風間道場に選ばれた新人刑事が犯人に迫る。ずっと木村くんで脳内再生。来年のドラマが楽しみ。十崎は捕まるのか?

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    2022年12月15日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    風間公親が、警察学校になる前の話。

    教場シリーズだからこそ、
    面白い作品だと思った。

    ミステリとして事件を解決するというより、
    風間公親が部下に考えさせて、結果を出させる。

    それこそ教場シリーズだなと感じました。

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    2022年12月13日
  • 風間教場

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    「退校者0」校長から与えられたミッション。一癖ある学生たちを相手に風間教官の厳しく思慮深い指導。
    読んでいる間、風間教官はずっと木村くん、宮坂さんは工藤阿須加くんだった。ドラマ楽しみ。

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    2022年12月11日
  • 傍聞き

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    ネタバレ

    4つの短編で構成されるミステリー。どの作品にも僅かな謎や違和感が散りばめられており、それらの要素を回収しながら、でも終わりでは(イヤミスのようではなく)少しほっとさせてくれるストーリー。

    【迷走】
    救急隊員隊長の室伏と、同じチームの隊員蓮井が主人公。蓮井の婚約相手かつ室伏の娘を車で撥ねた加害者の元検察官が刺傷を負い、彼を病院に搬送するというのが全体の流れだが、室伏の謎の言動と行動により、なかなか病院に送り届けることができない。ここまでで「私怨に取りつかれた救急隊員」という嫌な筋書きを最初は想像したが、「携帯電話を耳にあてながらサイレン音を鳴らし続ける」という行動から室伏の狙いとオチが少し読め

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    2022年10月19日
  • 殺人者の白い檻

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    作者さんには珍しい長編。刑務所の隣にある病院へクモ膜下出血死刑囚定永が搬送される。主治医はその死刑囚に父母を殺された主人公である脳外科医尾木だった…。因縁のある患者とどう向き合うのか、定永は冤罪なのか?事件の真相は?

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    2022年09月19日
  • 血縁

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    父の本棚から拝借した一冊。
    長岡さんの作品は恐らく初めて読みますが、教場の作者と知りなるほど納得。

    短編集は久しぶりでしたが、ゾクリとする人の怖さを描いたもの、ほっこりと心が温かくなるもの、それぞれにレベルが高く、全体のバランスもよいと思います。

    文体も好きだったので、他の作品も読んでみたいです。

    2020年17冊目。

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    2022年09月09日
  • 殺人者の白い檻

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    長岡さんにしては珍しい長編。

    真犯人はすぐに予想できちゃうんだけど、なかなか読ませてくれるので楽しめたw

    いや…設定はハード過ぎるけどね?www

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    2022年09月05日
  • 殺人者の白い檻

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    長岡弘樹の最新作ですが、物語の設定が良くて楽しめました!主人公の脳外科医の医師が、かつて自分の両親を殺害した死刑囚の脳手術を担当することになり、医師としての立場と被害者家族としての立場から、この死刑囚との向き合い方に葛藤しているところ、もしかしたら冤罪かもしれないとの疑念も入り、混乱しつつも、最後は両親殺害の真実にたどり着いた先に待ち受けていたものとは?という展開でした!
    さすがの人間描写に、先の展開が気になって、結構一気読みに近くなってしまいました。

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    2022年09月03日
  • 殺人者の白い檻

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    ネタバレ

    2022/07/31リクエスト 4

    刑務所のすぐ隣にある総合病院に勤務する脳外科医の尾木敦也。彼はもう医者を辞めようと休職していた。
    そんな休職中のある日、院長の直々の依頼により、刑務所からクモ膜下出血で搬送されてきた「スペ患」の執刀をすることになる。
    緊急開頭手術で命を救うことはできたが、スペ患の正体が両親の命を奪った死刑囚・定永宗吾だったことを知る。
    尾木はその命を医者として救ってよかったのか悩み続ける。
    当の定永は、逮捕と死刑の判決以降も自身の犯行を一貫して否認していた。
    術後のリハビリを通して、尾木と妹の看護師長・尾木菜々穂は、定永という人間を観察ていたところ、ベテランのPT(理学療

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    2022年08月23日
  • 傍聞き

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    短編集であるが、ミステリーの面白さが詰め込まれており面白かった。特に最後の『迷走』では隊長である室伏の行動の不可解に何の意味があるのかが気になりスピード感が増した。

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    2022年08月22日
  • 教場 1

    無料版購入済み

    警察官のタマゴたち

    警察官って憧れてなっちゃダメなんだ
    人を見たら泥棒と思えって言うけど
    まさにそんな感じ…
    風間教官の義眼が怖い

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    2022年08月08日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    読みやすい長さだけど読み応えがある。初めて読んだ作家もいたが好きな作風だったので、長編も読んでみたい。特定の作家に偏りがちなのでオムニバスは新境地を見つけるのに役立つ。

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    2022年08月03日
  • 白衣の嘘

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    医者と患者の微妙な関係、患者同士のやり取り を扱う短編が6本.読破の後、「白衣の嘘」という題名は少し違うなという感じを持った.登場する医師はどなたも素晴らしい技術を持ち、人間的にも優れており、「嘘」というより「葛藤」かなと思った.「小医は病を医し」が良かった.角谷の心を純真なものに変えた喬木の行動の背後にあるやさしさと仕事に対する誠意が絡み合った素晴らしい短編だ.どの作品も最後の最後に解答が現れる構成で、非常に楽しめた.

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    2022年07月02日
  • 傍聞き

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     2008年に日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作含む4編収録の短編集。
     それぞれの作品に登場する人物の職業はバラバラ。救急隊員、女性刑事とその娘、消防士、元受刑者。どの作品も不可解な行動が描かれているが、その行動にはそれぞれに奥深いドラマがあって心地よい読後感を残す。ミステリーではあるが、それ以上に人間ドラマが印象に残る作品集である。

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    2022年06月04日
  • 傍聞き

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    ずっと前から気にはなってたけど短編ということで敬遠してた一冊。横山秀夫的なのを予想してたけど全く違って、主人公も警官や消防士など様々で、それぞれキャラクターが見事に魅力的。というか短く削ぎ落とした文章の中で魅力を感じさせる技術がすごい。
    やっぱり長編が読みたくなるな。3.9

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    2022年05月21日
  • 波形の声

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    短編集。さまざまな状況があり、それぞれの心情があり、解決になるほどという納得感がある。
    面白かった。

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    2022年05月14日
  • 119

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    石を拾う女/白雲の敗北/反省室/灰色の手土産/
    山羊の童話/命の数字/救済の枷/
    フェイス・コントロール/逆縁の午後

    消防署員をめぐる九つの物語
    要救助者の命も自分の命も同じ一度しかない いのち
    その重さにどうやって折り合っていくのか……

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    2022年04月18日