長岡弘樹のレビュー一覧

  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説を得意とする実力派作家にて固められた警察小説アンソロジー。
    一言で警察と言っても色んな組織があり、本作においても、公安刑事、警察犬担当、新任刑事、県警本部捜査刑事、交番勤務の警察官、県警本部刑事、公安刑事とバラエティ豊かな内容。
    短編ならではのキレ味鋭いオチ。短編らしからぬ味のある余韻を持つもの。シリーズ化してほしいなと思えるような魅力的なキャラクターや舞台設定のもの。いずれも読み応え抜群の7作品。

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    2023年04月07日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    風間の新米刑事育成時代の倒叙ミステリ連作短編集。どの事件も先が気になり、良くできていて純粋に面白かった一冊。シリーズにカウントされるがこれ一冊でも独立した刑事モノ作品だ。

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    2023年04月05日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    個人的には今や風間公親と言えば、木村拓哉が浮かぶほどだが、そうなる前からこのシリーズはお気に入りだ。
    今回は6話の倒叙ミステリで、どれも味がある。
    それぞれ風間道場で、鍛えられている只中、または卒業生の話だか、第二話 妄信の果て がお気に入り。
    何か他のものか忘れたが、同じような細工をしてあると言うのを随分前に知った気がする。あれは何だったかなぁ。この話と同じだったか?

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    2023年03月25日
  • 赤い刻印

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    「傍聞き」の続編やないんやろうけど、そこに登場して来た母娘が出てる。
    今度は、何かツラい結末やけど、刑事としては仕方ないんかな?
    今回のも短編集。
    しかも、重いテーマ…
    上記の
     シングルマザー☆
     自殺
     いじめ
     介護
    と。

    しかし、「サンクスレター」は、賢いやり方かもしれんけど、人間性を疑いそうな解決方法…
    仕方ないかもしれんけど…

    「手に手を」なんて、介護をテーマなんやけど、ミステリーとか以前に辛過ぎて何も言えん…

    前半、2作軽め、後半2作重め。
    特に最後のはやりきれん…

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    2023年03月19日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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     やはり面白い。
     風間刑事が、何に気付き、どういったヒントを与えてくれているのか。新米刑事が、苦悩しながら事件を解決していく物語。
     一見して冷酷な風貌・言動ながらも、どことなく人情味が感じられる風間刑事の姿に憧れる。

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    2023年03月11日
  • 猫ミス!

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    ネタバレ

    猫を撫でながら読みたくなる本かと思ったら全然そんな事なかった笑

    秋吉さんの「呪い」と菅野さんの「オッドアイ」が良かった!!



    ・黒猫ナイトの冒険 ★★★★
    新井素子さんという初めて読む作家さんの話。
    カラスのキングとの関係が良い!

    捨て猫だったのを保護されたけど、あったかいものを助けにまた迷い猫に。
    その後カラスのキングのおかげ?で元のお家に戻る事に。

    飼い主さんの心配な気持ちがクソわかる〜
    最後はほっこり。


    ・呪い ★★★★★
    イヤミスの女王、秋吉理香子さんの話〜
    この前の話がほっこり系やったしこの本はそーゆー系の短編かと思ったら通常通りの秋吉さんの話やった。
    大好き!!


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    2023年03月03日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    時系列的には『教場0』に続く話であり、刑事指導官風間公親が若手刑事を指導する6話からなる。
    風間の目的は、犯人逮捕だけでなく、後進の育成が本当の狙い。それゆえ、答えを教えず解決に繋がるヒントを、それとなく示すのみ。
    犯人の視点で事件が語られ、その現場に風間たちが臨場する。
    いわば倒叙ミステリーの一典型。風間が気づいた隠蔽工作等を、新米刑事とともに読者も探り当てることになる。
    テレビドラマ化が予定されており、「観る前に読む」ことにしたが、やはり風間公親には木村拓哉の顔が浮かんでしまう(笑)。

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    2023年02月18日
  • 風間教場

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    新任の久光警察学校長から、教官・風間公親に出された命令は、『退校者ゼロ』だった。

    もし、退校者が出た場合、責任者・風間もクビというものだった。

    備品の盗難。
    生徒の妊娠。

    自ら、辞めようとするものたちが…

    風間はいかにして、退校者を出さずに、全員を卒業させるのか…

    退校者を出さないということは、すべての生徒を受け入れようと、あたたかい目で見ることになるのか…

    風間にも人間味が増してきたような。
    暖かさというか。

    が、変わらずに優れた観察力、洞察力。
    何気ないしぐさや行動、大小さまざまな出来事から、生徒たちの問題を解決していく。

    風間は光を失ってしまうのか…
    これからの風間はどう

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    2023年02月17日
  • 教場2

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    何年か前にこの小説の一作目を読んだ後にテレビドラマ化され、主人公のキムタクのイメージがすっかり頭に入ってしまったのは、良いことなのか困ったことなのか…今回久しぶりに二作目を読みましたが、風間教官の姿はやっぱりあのひと。それでも、この小説の面白さは変わらずあります。
    警察学校という特殊な環境の中で繰り広げられる学生(といっても既に巡査)と指導教官の様々な場面は、学習した知識だけではなくその人間性を試される場面でもあります。警察官としての適性がないと判断されると有無を言わせず、退学届を渡されることにこの職業の厳格さが身に沁みます。

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    2023年02月14日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    ●第1話 硝薬の裁き
    益野紳佑の妻才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。
    ●第2話 妄信の果て
    大学四年生の戸森研策は、地元新聞社から内定を得た。ゼミ論文の単位が取得できれば卒業も確定する。前途洋々の戸森のもとへ、担当教授から突然の連絡が入る。
    ●第3話 橋上の残影
    経理事務の仕事をしている篠木瑤子は、十年前に恋人を自死により失っている。その死の原因となった男は刑期を終え、娑婆でのうのうと暮らしていた。
    ●第4話 孤独の胎衣
    短大生の萱場千寿留は工芸家の浦真幹夫と関係を持ち、妊娠した。浦真

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    2023年02月06日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    硝薬の裁き/妄信の果て/橋上の残影/孤独の胞衣/
    闇中の白霧/仏罰の報い

    刑事としては新人の指導をする風間。実際の事件捜査をしながら指導する。目の付け所が違うスーパーな先生に指導されるのはきっと辛いだろうな。失格とされたら交番勤務へ?
    むむむ 刑事は務まりません、私には。

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    2023年01月31日
  • 傍聞き

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    傍聞き(かたえぎき)
    かたわらにいて、人の会話を聞くともなしに聞くこと。

    確かに、直接聞くより効果あるかも?
    例えが間違ってるかもしれんけど、本人に直接褒めるのも良いけど、それより周りの人に言って、また聞きする方がより嬉しい(説得力がある)

    ここでは、女刑事さんの娘が、その手法を利用する。でも、こんなの娘から言われるとツラい。
    狙いが違ったとこにあるのが分かった瞬間、ホッとする。
    何も殺人事件だけが、刑事の仕事ではないからね。

    この作品をメインに、自分を犠牲にしても他人を助ける職業の人(消防士とか)のミステリー4編!

    なかなか、読み易く面白い(^_^)v

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    2023年01月28日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    刑事指導官時代の風間公親
    刑事になって間もない警察官に、事件の主要な部分を任せる手法は風間道場と呼ばれる。

    犯人も、学生、妊婦、元大学教授など多岐にわたる。全てに共通するのは風間が右目を失う原因になった千枚通しによる無差別犯による犯行。これが次回作への伏線の予感。
    最終話で風間と優羽子が飲みにいく場面がありますが、厳しい風間からは想像できない。ただ、風間の優羽子へのもう教えることはないという言葉は、何だか寂しくもあり。

    なんとなく、風間=キムタクのイメージ。
    4月からのドラマも見るのだろうなと思います。

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    2023年01月11日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    シリーズ5冊目。時系列でいうと2番目。うまくパズルが完成した。
    新しいシリーズも出るみたいで楽しみ。2023年4月からのドラマも楽しみ。

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    2023年01月09日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

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    ネタバレ

    風間さんがいれば、
    未解決事件などなくなるのではと
    思わせるぐらいの万能さ。

    ただし、完全な通り魔的な犯行は、
    難しいのかな?



    本書から、警察学校編に
    繋がっていくんですね。

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    2022年12月18日
  • 教場0 刑事指導官・風間公親

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    風間公親が、警察学校になる前の話。

    教場シリーズだからこそ、
    面白い作品だと思った。

    ミステリとして事件を解決するというより、
    風間公親が部下に考えさせて、結果を出させる。

    それこそ教場シリーズだなと感じました。

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    2022年12月13日
  • 風間教場

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    「退校者0」校長から与えられたミッション。一癖ある学生たちを相手に風間教官の厳しく思慮深い指導。
    読んでいる間、風間教官はずっと木村くん、宮坂さんは工藤阿須加くんだった。ドラマ楽しみ。

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    2022年12月11日
  • 傍聞き

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    ネタバレ

    4つの短編で構成されるミステリー。どの作品にも僅かな謎や違和感が散りばめられており、それらの要素を回収しながら、でも終わりでは(イヤミスのようではなく)少しほっとさせてくれるストーリー。

    【迷走】
    救急隊員隊長の室伏と、同じチームの隊員蓮井が主人公。蓮井の婚約相手かつ室伏の娘を車で撥ねた加害者の元検察官が刺傷を負い、彼を病院に搬送するというのが全体の流れだが、室伏の謎の言動と行動により、なかなか病院に送り届けることができない。ここまでで「私怨に取りつかれた救急隊員」という嫌な筋書きを最初は想像したが、「携帯電話を耳にあてながらサイレン音を鳴らし続ける」という行動から室伏の狙いとオチが少し読め

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    2022年10月19日
  • 殺人者の白い檻

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    作者さんには珍しい長編。刑務所の隣にある病院へクモ膜下出血死刑囚定永が搬送される。主治医はその死刑囚に父母を殺された主人公である脳外科医尾木だった…。因縁のある患者とどう向き合うのか、定永は冤罪なのか?事件の真相は?

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    2022年09月19日
  • 血縁

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    父の本棚から拝借した一冊。
    長岡さんの作品は恐らく初めて読みますが、教場の作者と知りなるほど納得。

    短編集は久しぶりでしたが、ゾクリとする人の怖さを描いたもの、ほっこりと心が温かくなるもの、それぞれにレベルが高く、全体のバランスもよいと思います。

    文体も好きだったので、他の作品も読んでみたいです。

    2020年17冊目。

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    2022年09月09日